崩壊3rdが楽しいっていうのと、ありふれた職業で世界最強自身の檜山に救いはないかと考えて作った作品
といっても、最終的に空の律者が当たってその影響っていうのがでかい

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独自解釈あり
若干Fateによっていたりよっていなかったり
そもそも崩壊ってシステム自体がほぼガイアに感じまして
律者の存在を半永久的に人類と共に歩むものだという解釈。



崩壊降臨~文明特効~

俺、オスカー・ヨウは一般人である。

特に魔法も使えるわけではなく、超能力の類もない。似たような力はあるが、発動したら本気でまずいの抑えてます。

 

ただし、どこにでもいる一般人ではなく、前世の記憶があるタイプの一般人。これって創作者でよく聞く転生ってやつなのかなぁと思ったけど、違うみたい。

だって、転生って自分の知る物語の世界や剣と魔法時々科学の異世界に行くことでしょ?

今、俺がいるところ普通の日本だもの。特に代わり映えのない日常がその目に映ってるんですよねぇ。

 輪廻転生前は普通に寿命で死んだので、苦しむこともなく安定した日々を送っていた人生。生まれてから1年ごとにちょっとずつ記憶が流れ込んでいき、5歳のころには完璧に前世を思い出した。

前世について何か考えることはないのかと言われると、やっぱり妻は大丈夫なのかとか、孫は元気でやっているのかとか、心配事は絶えないよね。

だけど、そこんとこはバッサリカットして今のところは自身の新しい生として人生を堪能しています。

といっても孤児なんですけどね、初見さん。前世持ちは孤児にしないと気に食わないのか…(恐怖)

 見た目も名前も外国人、中身と経歴は日本人とかいう奴が完成したわけだ。

 

 特に今は趣味もなく手当たり次第に娯楽に手を出しているがなかなか長続きしないのが現状。

現在は高校生をやっている。前世での知識と今持っている能力の一部を使って中の上程度の成績をキープしている。

前世の知識はそりゃ有用だが、もう一方がまずい。やろうとしなくても宇宙を基準とした地球の座標が分かる時点で普通じゃない。

そうそう。この能力のことを何というかだったな。ん?ヴェルトさん?これが何なのか分かるのですか?

“空の律者”?

 

……うん。おいしい(思考停止)

 

空の律者。この世界に存在するゲーム、崩壊3rdの中で主人公の一人、キアナ・カスラナがラスボスのごとく立ちはだかるときの名称。

その力は圧倒的で、ちょっと力を開放しただけでその場を消し去った、人の力では絶対に敵わないと思われる存在。

能力は読んで字のごとく空。簡単に言えば異世界への窓を開けるといったようなもの。特に律者たちの力の元、世界と世界の狭間、虚数空間の道を開けて攻撃する様はまさにチート。

そんな能力が備わっていました。当たり前だけど、人類特攻。人類特攻というよりかは、文明特攻。

 

もうさ、輪廻転生って崩壊っていうシステムによって選ばれた人類によるものだと思っちゃうよね。

ただし、調子に乗りかけていた時に一人の存在と出会った。

それが今の俺の保護者、ヴェルト・ヨウである。

なんとこのヴェルトさん、律者だったのだ。

 

“理の律者”

 

構造を理解している物を、無から創りだす能力である理は一見地味であるが、十分危険領域である。自身の想像する最強の武器を想像するだけで作れるんだぜ?やべーい!(今更)

かくいう俺もしばき倒されました。

 

 そもそも律者という存在はいうなれば現代版逆シャアである。人類は調子に乗りすぎた、やれっていう地球意思の元作られる存在で、人類粛清システムの代弁者とのこと。

ここって平和な地球でしたよね?(白目)

 ただ、今のところ地球意思は反応しておらず、早くても3万年はかかるかもとのこと。だいたい5万年周期で崩壊というシステムは動いているらしい。人ってすげぇな。

なのでゆっくり休暇を満喫中のヴェルトさん、空の律者である俺の存在を知覚してから接触の機会を伺っていたらしい。

 そしたらなんとまぁ大変、空の律者がやりたい放題かましているではありませんか。これはいけないと思って拉致、もとい招待しきたんだって。

おかげで私も落ち着きを取り戻し、ほぼ無限という月日を過ごすため人として楽しんでいる。

 ほかに律者がいないかと聞けば、ヴェルトさん以外は存在しなかったとのこと。

無限に近い命か。今の俺には想像もできないが、ヴェルトさんはまったく気にしていなかった。

人としての感性を持ちながら律者となった時点で人と感覚は超越しているらしい。

ま、今後は俺もいるんだ。ヴェルトさんと馬鹿やって楽しもうと思う。

そんなこんなで俺はヨウ家の養子となっているのでした。

 

 

 

 ヴェルトさんはドイツに住んでいたが、日本人としての感性がこの場にとどまらせた。ヴェルトさん家には毎日帰ってきています。そこはほらパカッとね。

 いつも通り始まる月曜日に学校へ登校し、集団を作って友を作り語り合うことの楽しいこと楽しいこと。特に檜山とは仲良くしている。中学の頃に荒れていた檜山だったが、心のどこかに自分の誇りがあったのを見えたので殴りあいました。

 

これにはコメントもにっこり。殴りあり、空。(誤字にあらず)、よし、空戦で確かめるぞ(ベルカ式対話術)などと言われても納得である。

 

 俺も能力なしの全力全開(誤字に(ry)。そこで心の奥を聞くことができた。

彼、惚れている人がいるらしい。だけど、周りにはその最強の幼馴染's。俺は敵わないと悟り荒れてしまったとのこと。

これに俺は大爆笑。

檜山は怒りをあらわにするが、俺は大人。俺の経験談を話すことにした。

 

 あれは今から36万…いや、1万4000年前だったか、まあいい。私にとっては最近のことだが、俺も荒れていた時代があった。

調子に乗っていた時期だから俺にとっては黒歴史だが、その時にかわいい子がいたんだよ。

一目惚れだったのかな。そこから一方的なアプローチ。俺が主人公だと疑わない行為で迷惑ばっかりかけていたのにもかかわらずさ。

その時に俺の親が来てさ、頬をたたかれたよ。

そこからは国一つ巻き込んだ親子喧嘩さ。人を愛する父と自己中心な息子。もちろん勝ったのは父だ。

そん時に俺はひねくれたんだが、親父の言う言葉に文字通り震えたんだ。

「自分が主人公?勘違いするなよ。主人公は人だ。お前の在り方は今や人ではない。それはただの獣だ。人になりたいなら周りを見ろ」

まさかの人じゃない宣言。びっくりしたよね。ただ、その通りに行動してみるとその子が浮かべるのはただの恐怖。

俺がしたことが返ってきてね。そしたら周りの目が怖くなってさ。謝り倒して、救済を願って伸ばされた手は大小関係なくつかんださ。

中学生最後にさ、俺の行いは評判になってきてね。人としての模範とか言われたこともあるんだぜ?こんな人の成り損ないがさ。

お前はあんときの俺だよ。

周りが見れていなくて自分本位になっている。お前に関しては自棄になっているかな?

声に出さないとわかんないものもあるぜ。幸い俺がいる。

任せなって。

 

そんなことをぬかした私の黒歴史、御開帳である。これ、一応前世の話だからな!檜山に話したのは初めてさ!

それからは檜山とはいい関係を築けている。周りの評判を聞く限り、あの時はただの反抗期だったんだな(温かい目)で見られているだけ。

いい子に育ってくれたよほんと。

今の檜山はちょっとツンとしているけど面倒見のいい兄貴分。俺にはツンしか見せてくれがな!

 

とまぁ、前世の両親、ヴェルトさん、地球さん(!?)私は今元気で幸せです。

 

 

 

 

檜山大介にとって、そいつはただの石ころと同じで目を向けていなかった存在だった。

あの時に檜山は片思いをした。していた。その片思いの相手は超絶美人で性格もよし、まさに誰からも愛される姫を体現したような人だったのだ。親友曰く、アスナェ…といった後に正ヒロインの貫禄とかいう単語を連発するであろう。実際していた。

ただ、姫様のとなりには王子はいた。天之河光輝。イケメンの中のイケメン。成績もトップクラスのスポーツ万能。まさに完璧を体現したかのような男だった。

その存在を一目見たときから自身の敗北は必至だった。

檜山大介は簡単に言ってしまえば硬派だった。一目惚れしたらその他一切には目を向けない。それだけに一直線になってしまう節がある。

天之河光輝がいなければなどという妄想も幾らしたことやら。確かに彼の片思いの相手、白崎香織のとなりには八重樫雫というこれまた姉貴分のような美人もいたが、彼は白崎香織が欲しかったのである。

だけれど時間が過ぎていくたびに状況は悪くなっていく一方で、自分は白崎香織と話してすらいない。

諦めたくても諦めきれない。

故に荒れた。

恋なんてこの方一度もしたことがなかった。誠実な恋にあこがれ、また運命的な恋に焦がれた。

だけど運命は檜山に味方しなかった。

話していないから、恋もくそもねえじゃねえかと思われがちだが、これがまた恋するという行為が怖いところである。

それを忘れさせるために心の中を埋めてくれる別のものをさがした。

恋に向けるキャパシティはかなり大きく、何をしても埋まらなかったが、たった一つだけ心の空洞が埋まることがあった。

愉悦(他人を虐める)である。

あいつは運命に見定められた存在。俺にとってはあいつは上の存在。ただ、ほかに人は?

俺以外の存在を下に見、愉悦(虐める)することに心が満たされた。

愉悦していると仲間も増えた。なんだ、俺だって上の存在ではないか。他の人は下の存在なんだと思い知った。

思い知ったと思っていた。

 

そんなある日、彼は現れた。特に接点もなければ関わろうとも思っていなかった存在。

目が金色と青色のオッドアイでありながら顔は普通よりちょっと上ぐらいの同級生。

噂は聞いたことがある。そこまで大きくはないが、とにかく優等生らしい存在だと聞く。

教師の言いなりになる彼がここに来たということは注意をしにきたぐらいだろう。ここは流そう、あわよくばこいつで遊ぼうと考えていた時に聞いた言葉。

「こんな屋上にシケた面しているかと思えば、なんだ、男か」

最初聞いたときははぁ?だった。何をどう見ても男だろうが。それが口に出てしまったのか。彼は返事をした。

「いつまでもうじうじ女々しくない?玉金ついてる?」

よし、死ね。

 

結果から言えば負けた。10対1だとしても圧倒的な力だった。本気でこいつ優等生かと思ったほどだ。

「負けたなら俺の欲しい情報をくれ。」

そんなことを聞いてきたが俺は無視。わざわざそんなことを言うまでもない。

「この時期だしな。もしかして失恋?」

思わず殴ったがそれも躱されてしまった。今の行為から図星だと確信されたのだろう。憐れむように笑ってくるかと思ったが、爆笑はしていたが、彼は真剣に語った。

それは彼の過去、恋に焦がれて周りを見失ってしまった自分の行動。

それは俺と合致するような行動で。

 

「お前を見てくれる人は絶対にいる。彼女が彼を見なかったようにお前も誰かが見てくれている。ここにもいるしさ!」

 

それから俺は変わった。周りを見てみればやっぱり怖がられ、仲間たちもどちらかと言えば楽しいからついてきているといった感じでとても軽い仲間意識だった。

まずは虐めていた相手に誤った。何度も謝り続け、そしていつの日か許してくれた。その日からは仲間たちと一緒に地域ボランティアや、清掃、軽い雑用も受けてみた。

彼はいった。

「大人に媚を売れるようになれ、同学年の戯言など聞き流せ、媚を売るというよりかはその人のしてほしいことを察して手伝いをしてやってみろ。いいことが起きるぞ。」

自身の心は埋まらず、荒れていた時期だった俺にとって、その期間は地獄だった。なんで俺はこんな奴らの為にと舌打ちをしたこともあった。

だけど彼を見ている人たちの目は自分たちに向けている目と違って信頼がにじみ出ていた。

ふと思った。彼らの目を、自分たちに向ける眼をそんな風にしてみたいと。

それが活動の主な目標となった。仲間たちもずっと少なくなったがついてくる人もいた。彼らは言う。

「己の道をまっすぐ行く貴方だからこそついていきたい」

違う。俺はそんなできた存在じゃない。俺は逃げ出した存在なんだ。

 

「なら、叶えてやれよ。」

 

そんな時心を見据えたように彼は言う。そこで決心をつけた。彼らが誇れる兄貴のような存在になってやると。

そこから彼の行動は早かった。俺たちがいじめ対象にしていたとある趣味、オタク趣味というとんでもないものを彼は差し出した。

当たり前だが、この時は否定していた。誰がこんな幼稚臭いもんを見るかと。

 

「一緒に見ようぜ!お前の目指すべき兄貴の姿もこの映像に映っているはずだぜ!」

 

その一言でそのビデオを見始めた。

まったく、今まで俺たちは何をしていたのか分からなくなった。幼稚臭い?これが?

兄貴分?なんだこいつは、理想の兄貴分じゃないか…

そこから俺の趣味にアニメ鑑賞が追加された。

時にはアンパ〇マンで勇気を讃え、クレヨ〇しんちゃんで家族愛に涙を流し、ゆ〇ゆで友情と気高き志を見て心を熱くし、俺ガ〇ルで本物とはなにかを探した。

ふと気づいた。俺の心にあった愉悦がなくなり、このアニメで心が満たされていた。

 

恋も割り切れていた。余裕ができたときに一度告白しに行ったが、煮え切らない返事をもらったがこれではだめだと思い、正直に断ってくれと頼んだ。

彼女はびっくりしていた。今までこういえば流せたからなのかもしれない。人のいい彼女なりの気遣いだったのだろう。

そのあと正式に断りの返事をもらい、いい顔で俺が去ったからなのだろう。彼女は友達でいようといってくれた。それを俺は飲んだ。

今もその関係は続いている。例の王子が勘違いやばい奴なんだとか、今日の告白でこんなことがあったなんでことだ。

本来そんなことは別人には言わなければいいのだろうけれど、君は絶対に口にしないし、信用できる唯一の男だからということでよく相談に来てくれた。

 

そんな生活の中、隣にはいつも彼がいた。ふと思えば殴り合ったあの時が俺の奇跡だったのかもしれない。

そうじゃんかったら、俺は今こうしていない。

認めなくてはならない。彼は、オスカーは俺の親友なのだと。

恥ずかしいが言ってみた。次のアニメはなんだ親友、と。

彼は超絶怒涛な笑顔で言い切った。

「次はこれだ、ロウきゅーぶ!早く見ようぜ!親友!」

 

まったく、親友は最高だぜ。

ところであのとき話した内容っていろいろ矛盾してるんだが?

 

 

 

 

そんなこんなで今高校生でございます。

大介とは同じ高校へ進学し、学生生活を満喫しています。ヴェルトさんまじヴェルトさん

相も変わらず俺の立ち位置は優等生で大介も似たような立ち位置になっている。優等生というよりは信用できるって感覚なんだろうけど。

さらに最近は兄貴分としての貫禄がついてきて、面倒見がいいから多くの生徒の相談に乗るようになっている。

片思い相手にもきちんと気持ちを伝えたそうな。

その子と今は相談仲間、つまりは友達らしい。大介、お前十分主人公な気質あるよ。んで、その大介からもたまに聞くんだけど、相談相手の白崎曰く、幼馴染の一人、天之河光輝は勘違いがひどいらしい。

白崎のその話を聞いて、何の関係からか八重樫とも話を聞くが、こっちも天之河の思い込みには手を焼いているそうな。

幼馴染とかなんとも言っているが、それを正直に言うのも君たちの役目であるといっておいた。なにせ、天之河には若干苦手意識がある。

何故だろうかとんと見当がつかない。話したことはないが、先生たちの話では本気の優等生らしいし、ただ、生徒指導の先生からはあいつはいつか周りを巻き込んで自爆する。という何とも言えない言葉を聞いた。

だから、任せている。放置しているといってもいい。

俺の役割じゃないんだよなぁ。

それと、大介と俺の間にもう一人友達ができた。

南雲ハジメだ。俺たちが移動していた時、ハジメが落としてしまった物の中にS〇Oがあったのだ。それを大介が拾い、話が広がって今や土日の休みで用事がなければ一緒に遊びに行く仲だ。

家族編成もすごい。ゲームクリエイターの父と少女漫画家の母という編成である。だからハジメの家にはこれほどまでかというレヴェルで漫画とゲームソフトが置いてある。

どれもこれも資料用とのことだが、これは俺たちにとって宝島のようなもので、たまにお邪魔することがある。

そして、ハジメの母の少女漫画作成を手伝うことがある。

いやぁ流石律者ボディ。人ができることは当たり前のようにできる。ハジメとハジメ母は驚愕し、大介はまたか…と呆れたような顔を。

だから言ったじゃん。俺は器用貧乏なんだって。

は?なんでもかんでもできる人は器用貧乏とは言わない。ただの超人だと言われてもなぁ。

確かに超人だし反論はしないが。

 

ただ、最近ハジメはよく弄られている。もちろんいじめではない。だって弄っているの大介だもん。なんでかと大介自身に聞けば、なんと白崎がハジメのことを好きになったらしいのだ。これにはびっくり。

経緯を聞くと中学時代に一度見かけたことがあり、身を挺しておばあちゃんとそのお孫さんを守ったらしい。これが原因か?と聞かれれば首をかしげるほどの経緯だが、まぁ彼女がいいのならいいのだろう。

大介もそう思っていたらしく苦い顔をしていたが、まぁ彼女のことは彼女に任せるというスタンス。多分一目惚れだと思うんですけど。

ハジメはいい奴だって俺たちが直に知っているし。

あ、そうそう。ヴェルトさんに長期休みを利用して会いに行ったけど、元気そうだった。いや、確かに律者は怪我もしないし、心配ないんだけど、それはそれ。

ヴェルトさんは政府機関に勤めているらしく、話が通じる人が数名はいるとのこと。

崩壊といっても人類滅亡まで行うことは稀で、基本的には文明を少し放棄するだけで済む。文明放棄とか難しいことを言いよってと思うが、人類が滅亡するよりかはましである。

そんなこんなでヨーロッパを中心に各国にそういう話ができる人が数人はいる。

日本にももちろん存在していて、内閣総理大臣とその他周りである。実際に会って話したが、あれは無暗に力を使ってはいないかという確認だった。

サーセン!少し調子乗ってましたてへぺろをかましたところヴェルトさんから鉄拳を食らった。あれは俺が全面的に悪かったと思っている。

 

話がそれた。

 

今は大介とハジメの三人でとあるゲームをしている。

その名も崩壊3rd。めちゃくちゃ冷や汗を流している俺がいる中、二人はチームとなって着々とS級任務を片付けている。

 

「そりゃあやっぱり理かなぁ」

 

「律ブロね。僕も好きだよ。強いし何よりかっこいいよね。バイクとか」

 

それ、ヴェルトさんの跡継ぎになるかもしれない人やん。てか、ヴェルトさんまじでヴェルトさんしている。

え?なんでこれがゲームとして存在してんの?マジで。

 

「でもぶっちゃけ芽衣さん最カワだと思うんだ俺は。リタもいいけどメイド属性はそこまでなんだよな」

 

「そういえば大介はしっかりした清楚系が好きなんだっけ」

 

「おう。自分の背中を任せられる妻っていうのもあこがれるもんよ」

 

「わかるなぁ。僕はゼーレかな。まだまだ子供っぽいところが良き」

 

「「分かるまーん!」」

 

ゼーレたんは正義。全面的に同意する(パイロット支援啓発インターフェイスシステム)

 

「強さで言えば理、彼岸花、空でいいかな?」

 

「僕もそういう感じだと思う。」

 

ヴェルトさんやっぱり俺より強いって。実際つよいし。

 

「オスカーはどう思う?」

 

「俺は…空だな。」

 

「へぇ、お前M属性あったっけ?」

 

「ないです。ただ自分に重ねてさ。」

 

「?全く違う性格だと僕は思うんだけど」

 

「まぁ今度話すさ。」

 

だって俺、その空だし。

 

 

 

南雲ハジメはオタクである。

自分でその認識はもちろん持っている。ただ、そのせいで友達があまりいないということも自覚している。

なにせあのオタクである。世間からの評判は常に冷たく、時にはいじめの対象になることだってある。

ハジメは親がその関係の職に就いていたのもあって抵抗はなかったが、やはり趣味を共有できる友達は欲しいものである。

最近よく読んでいるS〇Oだって普通に読んでも面白いのにそれを表紙で拒否する人ばかりだ。

そんなこんなでハジメも中学生を卒業して高校生へと進学した。高校でも同じように灰色の生活をするのかと思ったが、それは1年目の5月に終わりを告げた。それもいい方向へ。

その時ハジメは寝不足であった。理由は母の手伝いをしていたからである。

母は少女漫画家ということで徹夜までして作品を完成させることもしばしば。その親の負担を減らそうと思うのが子供。ハジメ自身も徹夜を敢行して朝日が昇り切る前に完成させた。

母は感謝していたが、その時のハジメは睡魔と戦っていたので手を振る以外にすることができずに3時間だけベットへ身を委ねた。

もちろん、学校はあり、以前はある程度話していた清水とは同じ学校であるにもかかわらず話し相手としては存在しなかった。

今日も一人ぼっちでゆーらゆらと漂っていたところへ3大漢の内二人、檜山大介とオスカー・ヨウが現れた。

この3大漢とは天之河光輝が王子とするならば、真の漢とはなんぞやという疑問に答えるために作られた部門である。

かっこいいだけではなく、同性にも惚れるような性格をした男子のことを言い、一人は天之河光輝の親友、坂上龍太郎。あとの二人が、兄貴分として有名な檜山大介と、大人の貫禄、オスカー・ヨウである。

この二人は当然仲がいい。聞けば中学生からの仲だという。一部の女子が興奮していたがそういうことだろう。

僕には関係ないと通り過ぎようとしたハジメに災難が起こった。

一つは寝不足の為にちょっとふらついたこと、二つは足が引っ掛かったこと、三つめは転んだこと。見事に1、2、3のステップをふんでいる。

そして本の中に隠していたS〇Oが檜山大介の前に転がってしまったこと。目を見開きそれを拾い上げる大介。

ああ、高校生活終わったなと感じたハジメだったが、大介の言葉で灰色の高校生活は確かに終わった。

 

「俺はアスナよりもリズベットが好きだな。お前はどう?」

 

この時の檜山の差しだす手と笑顔にハジメは心底救われたと後に語る。

 

 

 

そんなこんなで高校生活2年目に突入した俺たち。

この2年間何したのかと言えばゲームにアニメにアキバ、時にはスポーツを行い、時にはナンパし、ハッチャける分はハッチャけた。

高校入学時には陰湿な影を若干背負っていたハジメだが、今や元気なスポーツ少年。

何のスポーツを行っているのかというと、eスポーツというものだ。ゲームにもスポーツってあるんだな!

大介は早くも大学へ進学するための勉強を始めている。彼女もできたようでめちゃくちゃ張り切っている。

一緒の大学に行くために!とのこと。

大介自身、頭は努力の結晶で上位20位には入れるようになっているし、ますます漢らしくなってきている気がする。

俺自身は高校卒業したらヴェルトさん家にお邪魔して、ドイツの大学へ行くのでその勉強中である。

ドイツ語に関してはヴェルトさんから律者、ON!と許可をもらっているので言語に関しては全くノータッチ。バベルの塔がなくても律者は万国の言葉を理解するのでまじ律者って感じ。

空の方も制御はできている。卒業試験的なもので虚数空間へ自分の力でいって帰ってこいって言われたときはビビったけど、やっぱりそこは空なんだなぁと。

余裕でしたよ。異世界へのゲート開通。

試しにいろんな世界を回ってきたよね。なんか赤いドラゴンと白いドラゴンが戦っている世界だったり、吸血鬼がまじで存在する世界だったり、魔法という科学を使う世界だったりといろいろと。

魔法化学って言えばいいのかな。あの世界だけ若干へんな構造してたんだよね。うっすい膜があってその中にそれぞれ別の宇宙が展開していたし。なかにはそれを移動できる船もあったし。

ドラゴンの世界だって裏世界的なものもあった。

世界って広いなぁ。

 

 

閑話休題

 

 

今日も今日とて学校である。

 

「おはよー」

 

っていうと

 

「おはよー」

 

っていう。

 

「昨日のあれ見た?」

 

というと

 

「見た見た」

 

っていう。

 

金子みすゞごっこは置いといて、登校すると大介と話合う。ハジメはいつも遅れてくるからこの会話にはあまり参戦できていなかったりする。

 

「ラ〇ムぱないって」

 

「分かる。生理的嫌悪感がマッハだった」

 

だいたいゲームとかの話なんだけどな!

 

そんなこんなで時間が過ぎ、ハジメが登校する。

 

「おはよう」

 

「おう!おはよう!」

 

「おっはー!どうだ?進捗は?」

 

「まぁまぁかな。今回はお母さんもゆっくり計画立てて作っているし」

 

前にも言ったと思うが、ハジメは少女漫画家のお母さんのお手伝いをしている。

昔から割と頻繁に手伝っていたらしいので腕はかなりいい。この前感謝のしるしとして俺と大介とハジメの絵を描いてきてくれたからな。

速攻でLI〇Eのグループ画像に設定してやったわ。

そんな感じで朝の会話を続けているともう一人その会話に現れる人が現れる。

 

「ハジメ、おはよう」

 

「おはよう、清水君」

 

彼は清水幸利。彼もオタクであったがいじめとかが怖くて隠していたそうな。そして二年のクラス替えの時に俺たちと同じクラスになって話す仲になった。

 

「そういえば昨日、星5当たったわ」

 

「「「なんだってぇ!」」」

 

「マ〇リン」

 

「「「野郎ぶっころしてやるぅ!」」」

 

「HAHAHA!」

 

こんなバカな会話を続けていると、

 

「おはよう!南雲君、檜山君、ヨウ君、清水君」

 

二大美少女だっけ?の一人、白崎香織 が あらわれた。

俺と大介は普通に返すが、ハジメと清水は若干どもっていた。

もちろん清水には白崎はハジメが好きだという情報は伝わっている。その時に感じた感情、嫉妬なんだけど、彼と一対一で話して解決した。

やっぱり自分と同じオタクでありながら美少女とそういう関係になれるハジメにうらやましいという感情があるけれど、自分はそれよりももっといい人を見つけてやるんだと意気込んでいた。

この世界聖人というかまっすぐな人しかいないのでは?

 

そうして白崎と話していると幼馴染たちが話に交じってくる。

 

「よう!檜山、今度運動部を見学しに来ないか?」

 

こう、いつも誘いをしてくるが坂上龍太郎。実直な性格をしており、また南雲ハジメを最初はただの努力をしない人とみていたのか、本当の南雲を知ると認めるようになり、たまに南雲にも運動部の勧誘を仕掛けている。

俺はもう断ったからな。抑えることはできるけど、どうせなら全力でスポーツってしたいし。

 

「今はきついな。やることもあるし」

 

「そうか。ならまた今度だな」

 

大介は時たま運動部に赴くんだけど、そん時に圧倒的なスコアをたたき出して立ち去る様から、最終兵器って言われている。本人は真ボスって言われたいらしいけど。

 

「まったく、香織はこの4人の世話をよくするね」

 

そんなかに若干空気が読めない人が一人。

天之河光輝だ。少し会話して分かったことだけど、こいつ幼馴染の白崎と八重樫を自分ものだと思い込んでいる節がある。

頭に邪気が入っているのかと思って世界に聞いたところ、ただ単に思い込みが激しく失敗したことがないので調子に乗っている、とのこと。

なまじスペックが高いとこういう弊害も持つんやなって。

ちょっと一対一で話してみたこともあったけど、正直救いようがなかなかない。自分が正義だと思っているのか、何だか知らないが意見を変えない、聞かない、取り入れない。ないないないの三連コンボ。

生徒指導担当の言葉を理解してしまった瞬間である。

 

そんなこんなで若干冷えた空気の中話していると、唐突に頭の中に座標が送られてきた。

しかもただの座標じゃない。宇宙よりも大きな座標。いうなれば平行世界の座標というべきだろうか。あの時の魔法化学の世界と似ている座標式だった。

急に黙り込んで周りを見渡した俺に怪訝な顔を向ける残りのメンバー。

大介が声をかける前にその答えは出てきた。

 

天之河の足元に魔法陣が存在していたのだ。

 

(これか、あそこの科学魔法とは違う純な魔法)

 

その魔法式は見たことがないが、少なくとも化学式でできたような魔法ではないのは確かだ。

どうしようかと考えているうちに魔法陣の光が一際輝いたかと思えば、その瞬間、世界を跳んだ。

 

 

 

 

たどり着いた先で目を開けるとそこは壁画がある一室だった。

前には爺さんがいる。ほかの人は寝ていたり倒れていたりしたので俺だけこうやって立っている姿を見て目を見開いていた。

ただ、なんとなく不愉快なのだ。訳は分かる。

 

見られているのだ。

 

別次元なのかどうか知らないが、こちらの様子を見ている存在がいる。その目線には愉悦が混じっていたので、念のため俺の特徴を人の状態にキープしといてその目線をやり過ごすことにした。

 

 

そのあと起きてきたクラスメイトと、俺たちがこの世界へ召喚されたとして城へ案内してもらったが、これが創作物でよくある異世界召喚ものだと大介とハジメ、清水は気づき、警戒度を一気に引き上げた。

召喚された部屋で待機していた爺さん、イシュタルというらしいが、この世界、エヒト神という唯一神の加護によって魔族と戦争中である人間側に勇者を召喚する儀式を行ったとのこと。

そしてその召喚されたが俺たちだったというわけだ。

 

だがもう知っている。エヒト神は神ではなく、亜神だということはこの世界の惑星から聞いた。

この世界に崩壊というシステムはないが、律者自身は惑星、星と会話することが可能である。

最初はできなかったけど訓練をし、律者の力を正しく持てばできるとヴェルトさんから教わりそれを可能としている。

同時にこの世界の座標も得た。空を使えば今すぐ帰ることができるので心配はしていないが、それは俺だけであり、クラスメイトは不安な顔をしている。

このクラスの担任、愛子先生だって怒り出す。

そりゃそうだ。無責任すぎる誘拐まがいなことをされたらたまったもんじゃない。

そのあとにイシュタルはエヒト様次第でしか帰れないと言い切る。

まぁ、俺は今すぎにでも帰れるが。

だが、その時に天之河は言い切った。

 

「俺は、俺たちは戦おうと思います。」

 

まじかあんた。

今の状況だと多数決で戦いたくないって意見でまとまるところを、たちっていう言葉も付けて、戦うって宣言しやがった。

これには俺も耐えかねない。

 

「ちょっとまて、ちょっとまて天之河。その前に一つイシュタルさんに話がある。」

 

そうしてイシュタルさんに目線を向ければ首を掲げるイシュタルに俺は告げる。

 

「もし、仮に俺たちに帰れる力があれば帰ってもいいのか?」

 

その言葉に目を閉じ考え始めるイシュタルさん。数刻後に目を開け、

 

「エヒト様から、帰れるのであれば帰ってもいいそうです。」

 

「そん時はまた別の勇者呼び出しになるのか?」

 

「そうなります」

 

……そっか。

 

「分かりました。ありがとうございます」

 

俺のすることは決まった。

エヒトに話をしにいこう。多分話ができなくなっているほどくるっているとは思うが。

 

その前に、

 

「今、帰りたいって人はいますか?」

 

帰りたい人は帰す。まずこれからだ。だが、そこで待ったをかける人が現れる。

 

「ま、まてオスカー、この世界の人々は助けを求めてるんだぞ!」

 

正論というかなんというか、自分がしたいだけなのを人に押し付けるなと言いたいところだが、それが聞かないのが彼である。

 

「闘うのが嫌な人だっているさ。そういう人たちに戦うことは強要させることはできんさ。力があろうとなかろうと」

 

だって俺も含めて平和な日本生まれの学生なんだぜ?そんな感じで話を進める。

だがいくらたっても天之河は意見を変えない。だから、それは意見の押し付けだって何度言ったら…

 

「とりあえず!帰りたいっていう人手をあげてー!」

 

「おい!まだ話は終わってないぞ!」

 

そんな声を無視して意見を取ると、3分の2ほど帰りたいという挙手をもらった。

 

「ほら、やっぱり戦うことは嫌な人だっているさ」

 

「みんな!力を持っている俺たちがこの世界の人たちを救わなくてどうする!」

 

こういうところでカリスマは発揮しなくていいのに…

 

ここはカリスマでも敵わない威圧感を出すのが効果的だと思うんだけど、多分これしたら、エヒトと全面戦争するからなぁ。

 

『まあ、まて。』

 

その言葉に天之河も言葉を止める。

 

『汝らは戦いたいのか、帰りたいのかどっちかを選べ、最悪我一人で事足りる。』

 

そりゃぁ律者って地球の代弁者みたいなところあるし大きすぎる威圧感は仕方ない。

 

『それにこの召喚に隠されたエヒトの考えは我はとっくに見抜いている。』

 

惑星に聞いて仮説を立てただけだけどね。

 

『故に私が力を貸すといっているのだ。今回はこの惑星からも救援依頼が来ている故な』

 

文明特攻だし、一瞬で終わると思うけど。

 

『さあ、我が今この地に降りたぞ。崩壊の代弁者である律者、その2、空の律者。エヒト、貴様を葬り去ろう』

 

さてと、いっちょ行きますか(主任)

 

 

 

「…まじかオスカー、お前、空の律者だったのか…」

 

 




崩壊3rdで空の律者が基地補給からきてその場で阿波踊りしてしまったのでその勢いで書いた。
もうがばっがばなのは許してね。
あとは想像つくでしょ?クラスメイトを空の能力で空間開けて地球に帰した後、今こそ、裁きの時をエヒトめがけてドーン。
独自理論展開しているので、無理矢理感があると思いますが、この作者頭おかしいとかバカとか心の中で思ってください。作者のメンタルは豆腐です。

檜山大介の原作の小悪役感がパなかったので、ここでは檜山をクーフ〇リン兄貴のような人にしたいなと思ってこうなりました。同時にオタクです。オタクというよりライクです。
原作ヒロインズは知らん。アレーティアはこのあと解放者の住処を見て回るオスカー君に助けられ、一生一緒にいる予定です。ヒロインかよ!
原作改編の改編で、もっとやばいことになる人たちもいますが、そこはまぁガバ設定故に。
崩壊3rdの強さ順は個人的な感想なので本気にしないでください。
この小説本来は、なのはVividで流派東方不敗マスターアジアが無双する予定だったんですけどプロットの変更に変更を重ねてこうなりました。
許して。

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