バカとオタクとリーゼント   作:あんどぅーサンシャイン

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特別編 清涼祭アンケート

学園祭の出し物を決める為のアンケートにご協力下さい。
『喫茶店を経営する場合、制服はどんなものが良いですか?』


姫路瑞希の答え
『家庭用の可愛いエプロン』

教師のコメント
いかにも学園祭らしいですね。コストもかからないですし、良い考えです。 


土屋康太の答え
『スカートは膝上15センチ、胸元はエプロンドレスのように若干の強調をしながらも品を保つ。色は白を基調とした薄い青が好ましい。トレイは輝く銀で照り返しが得られるくらいのものを用意し裏にはロゴを入れる。靴は5センチ程度のヒールをーー』

教師のコメント
裏面にまでびっしりと書き込まなくても。


岡崎大悟の答え
『ーーー長すぎて全カットーーー』

教師のコメント
軽率な質問をしたことを謝罪します。ですからアンケート用紙を59枚に渡って書いてくるのを止めてください。


吉井明久の答え
『ブラジャー』

教師のコメント
ブレザーの間違いだと信じています。



第二十問 必殺料理人姫路瑞希

ーー明久視点ーー

 

 

「兄貴! このテーブルの場所はここでよろしいでしょうか!?」

「待て! そこは窓から日光が当たって客の目が眩しくなっちまう! もう少し右にずらすんだ!」

「了解!」

「兄貴! 教室内の飾り付けも完了しました! チェックをお願いします!」

「おい! 壁の装飾の位置が左右非対称になってんぞ! これじゃあ見映えが悪くなっちまうだろうが! やり直せ!」

「すいません! すぐやり直しますっ!」

 

 

清涼祭初日の朝、クラスメートの皆は大悟の指示のもと、あわただしく教室の内装準備に取り掛かっていた。

 

「いつもはただのバカに見えるけど、坂本の統率力と岡崎の指導力って凄いわね」

「ホント、いつもはただのバカなのにね」

 

隣で美波が感心したようにそう言う。それに僕もうんうん、と頷いた。

僕らの教室はいつもの小汚ない様相を一新して、中華風の喫茶店に姿を変えていた。

 

「それに、テーブルだってちゃんとした物が用意出来たしね」

 

そう、教室内のいたるところに設置されているテーブル。その上に秀吉が演劇部から借りてきた綺麗なクロスをかけるとたちまち立派なテーブルに大変身。

更に周りには龍の置物や掛け軸、観葉植物や提灯などの装飾が施され、どこからどうみても立派な中華風の内装になった。

 

「ありがとうね、岡崎。こんないい設備まで用意して貰っちゃって」  

 

美波がそう言う。

この立派なテーブルを全て用意したのは、我らがFクラスの兄貴こと、岡崎大悟だった。

 

「気にするな。どうせ総取っ替えする時に邪魔になるし、母さんも自由に使ってくれて構わねぇよって言ってくれたしな」

「でも助かったよ。もうこれが僕達のクラスだとは思えないぐらい豪華な店内になったじゃないか!」

 

大悟はそう言うけど、本当に凄いと僕は思っている。

最初はテーブルを用意するだけの予算が無いので、教室のミカン箱を積み上げてその上からクロスを掛けて誤魔化そうとしたのだが、「待て。いくら学園祭とはいえ食品を扱うんだぞ? そんな不衛生な真似は許さねぇ。やるんなら‥‥‥徹底的にだ! それこそが、プロフェッショナルの心意気!」と言った大悟がわざわざ実家の中華料理店から使わなくなったテーブルやインテリアを持ってきてくれたのだ。なんでも店内の内装を一新するらしく、その為に古くなったテーブルを棄てなくてはならないが、それにも金がかかるのでタダで譲ってくれたとのこと。けれど、それらをトラックに積んで持ってきてくれたあの顔の厳ついオジサン達は誰だったんだろうか? やけに大悟や秀吉と親しげだったけど‥‥‥。

 

「ああ、あれはうちの店の常連のおっちゃん達だよ。近くに運送会社やら土建会社があってそこの社長だかをやっててな。今回学園祭をやるんだって話したら協力してくれるっていうから持ってきて貰ったんだよ」

「あの人らは見た目は厳ついが中身は気の良いお父さんって感じじゃからな。儂も親しくさせて貰ってるのじゃ」

「でも、本当に綺麗ね‥‥‥もうここがFクラスって言われても信じられないわ」

 

美波が内装を見渡してそう言葉を漏らす。テーブルは若干使い古されたような感じはするものの、まだ全然使えるほど綺麗に磨かれていて、提灯の灯りや昇り龍が描かれている掛け軸が更に中華といった雰囲気を演出しており、最早喫茶店というよりも高級料理店に近いかもしれない。

 

「流石過ぎる作りじゃの。これなら評判に関しては問題はないじゃろうな」

「そうね。どうせ棄てるものだったんだし、本物の中華料理店のものを使っていますって宣伝すれば、十分過ぎる集客効果になるわね」

 

確かに、これなら中華喫茶店のイメージアップは間違いなしだ。ホント、大悟と大悟のお母さんには感謝してもしきれないなぁ。

 

「‥‥‥‥‥飲茶も完璧」

「おわっ」

 

いきなり後ろから響くムッツリーニの声。いつもながら存在感を消すのが巧いなぁ。そう思っていると、

 

「‥‥‥‥‥味見用」

 

そう言って差し出してきたのは、木のお盆。その上には陶器のティーセットと胡麻団子が載っていた。

 

「わぁ‥‥‥。美味しそう‥‥‥」

「土屋、これウチらが食べちゃっていいの?」

「‥‥‥‥‥(コクリ)」

「では、遠慮なく頂こうかの」

 

姫路さん、美波、秀吉の三人が手を伸ばし、作りたてで温かい胡麻団子を勢いよく頬張る。

 

「お、美味しいです!」

「本当! 表面はカリカリで中はモチモチで食感も良いし!」

「甘すぎないところも良いのう」

 

と、大絶賛。やっぱり女の子。甘い物が好きなんだなぁ、三人とも。

 

「お茶も美味しいです。幸せ‥‥‥」

「本当ね~‥‥‥」

 

姫路さんと美波の目がトロンと垂れる。トリップ状態だ。そんなに美味しいんだろうか?

 

「‥‥‥‥‥材料とレシピは全部同志が用意してくれた」

「えっ!? このレシピ岡崎が考えたの!?」

「す、凄いです。専門店に負けないくらいの美味しさなのに‥‥‥」

「あやつは料理も相当の腕前じゃからのう、母親譲りというか、流石は中華料理店の息子だけあるわい」

 

三人がムッツリーニの言葉に驚く様子を見せる。大悟が料理が上手いのは僕も実際にヤツの手料理を食べたから知っている。それにあそこの店は、材料も本場の中国などから取り寄せてるものもあると聞いたから、本格的な味わいなのは確実だろう。

 

「ま、最初は店のレシピをそのまんま使おうとも思ったんだがな。けど人様の考えたモンよりも自分で一から考えた方が売り切った時の達成感が違ぇと思ってな。苦労したぜ、その為に今季アニメを全部録画に頼ったんだならな‥‥‥」

「へえ。じゃあ僕も貰おうかな」

「‥‥‥‥‥(コクコク)」

 

ムッツリーニが残りの二つを僕に差し出す。その内の一つをつまんで一口だけ頬張ってみた。

 

「ふむふむ。表面はゴリゴリでありながら中はネバネバ。甘過ぎず辛すぎる味わいがとってもーーんゴパっ」

 

僕の口からあり得ない音が出た。

 

「さて、俺も最後の味見チェックといこうか‥‥‥。ほうほう。表面はゴリゴリでありながら中はネバネバ。甘過ぎず辛すぎる味わいがとってもーーんゴパっ」

 

隣では、大悟が僕と同じように胡麻団子を一口食べ、口からあり得ない音を出していた。

そして目に映るのは僕の十六年間の人生の軌跡。ああ、あの頃は良かったなぁ‥‥‥って、これ走馬灯じゃないか!

 

「あ、それはさっき姫路が作ったものじゃな」

「‥‥‥‥‥!!(グイグイ)」

「ど、同志! 止めるんだ! そんな切羽詰まった顔で俺にそれを押し付けないでくれ! それは臨死体験の出来る一般人には耐性のない特殊な飲茶なんだ!」

 

ムッツリーニが大悟に胡麻団子の残りを押し付けている。大悟はそれを全力で拒否していた。

恐らく前回(ドーナツ&お弁当)のことがかなりトラウマになっているのだろう。

 

「うーっす。戻ってきたぞー。おお、豪勢な内装じゃないか」

 

と、そんなところに雄二が帰ってきた。

 

「ん? なんだ、美味そうじゃないか。どれどれ?」

 

そして、何の躊躇いもなく僕の食べかけのバイオ兵器を口に運ぶ。

 

「‥‥‥たいした男じゃ」

「雄二。キミは今、最高に輝いてるよ」

「俺、お前と過ごした日々をぜってぇ忘れねぇからな」

「‥‥‥‥‥ズッ友」

「? お前らが何を言っているのかわからんが‥‥‥。ふむふむ。表面はゴリゴリでありながら中はネバネバ。甘過ぎず、辛すぎる味わいがとってもーーんゴパっ」

 

あ、なんかデジャブ。

 

「あー、雄二。とっても美味しかったよね?」

 

床に倒れ伏した雄二にそう投げかける。

まさか姫路さんがいる前で酷い言葉なんて言わないと思うけど‥‥‥。

 

「ふっ。何の問題も無い」

 

床に突っ伏したまま、雄二が返事をしてきた。

 

「あの川を渡ればいいんだろう?」

「ゆ、雄二! その川はダメだ! 渡ったら戻れなくなっちゃう!」

 

それはきっと三途の川だ。まさかあの一口で致命傷だったなんて。

 

「え? あれ? 坂本君はどうかしたんですか?」

「あ、ホントだ。坂本、大丈夫?」

 

まともな方の胡麻団子を食べてトリップ状態になっていた二人がようやくこっちの様子に気がつく。見られていなくて良かった。

これはもしかすると、失敗していない方の大悟が考えたレシピの胡麻団子は僕の予想以上にイケているのかもしれない。売り上げへの期待大だ。

 

「大丈夫だよ、ちょっと足が攣っただけみたいだから。おーい、ゆーじー、おしろー」

「そうだな。全く、ちゃんと常日頃から鍛えていないからそうなるんだ。はっはっは」

 

とりあえず、おどけた口調で雄二を起こす仕草をしてみる。ただし、手は必死に心臓マッサージをしながら。大悟はこっそりとAEDのセッティングを始めようとしていた。こうなると生死は五分五分だ‥‥‥!

 

「六万だと? バカを言え。普通渡し賃は六文と相場が決まってーーはっ!?」

 

よしっ、蘇生成功。これで、人知れず尊い命がまた一つ救われたのです。

 

「雄二、足が攣ったんだよね?」

「足が攣った? バカを言うな! あれは明らかにあの団子のーー」

「‥‥‥もう一つ食わせるぞ」

「足が攣ったんだ。最近運動不足だからな」

 

雄二が頭の良い奴で本当に良かった。

 

(‥‥‥明久、いつかキサマを殺す)

(‥‥‥上等だ。殺られる前に殺ってやる)

 

笑顔を貼り付けて小声のやり取り。こんな僕らは仲良し二人組。

 

「ふーん。坂本ってよく足が攣るのね?」

 

あ、美波がまた怪しんでる。ここは上手くフォローしておかないと。

 

「ほら、雄二って余計な脂肪がついていないでしょう? 大悟みたいにゴリゴリに筋肉がついている訳でもないからそういう身体って、筋が攣りやすいんだよ。美波も胸がよく攣るからわかるとぐべぁっ!」

 

グーで殴られた。

 

「‥‥‥俺が手を下すまでもなかったな」

 

そんな僕に、雄二が哀れみの視線を送ってくる。なんだか最近こんなのばっかりだ‥‥‥。

 

「‥‥‥おい、姫路」

「は、はいっ」

「何勝手に厨房に入ってんだ?」

 

そう言って姫路さんに詰め寄る大悟。その表情が朗らかなのが怖かった。

 

「俺ァ言った筈だぜ? 姫路は可愛いさがウリだからそれを最大限活かせるホールだけで頑張ってくれってよ? そして調理場は料理長の俺が許可しねぇ限り調理班以外のヤツラは入るなってな?」

「あ、あの~‥‥‥そ、それは~‥‥‥」

「まさか‥‥‥聞いてなかったワケじゃああるめぇな?」

 

大悟の威圧的な言葉に、姫路さんは気まずそうに視線を逸らしながら冷や汗をかいていた。

 

「‥‥‥うぅ。ごめんなさい、岡崎君‥‥‥」

「ちょ、ちょっと岡崎。あんまり瑞希を責めないであげて。この子だって悪気は無いんだから‥‥‥」

 

見かねた美波がそう姫路さんをフォローする。

 

「別に怒っちゃあいねえよ。材料はたんまり用意してっから少しくらいなんてことはない。けど、一度交わした約束を破ったってことは、それに対しての『落とし前』をつけなくっちゃあな、姫路?」

「は、はい‥‥‥」

「ま、別に暴力とか無茶ぶりとかはさせねぇから。というワケでちょっと姫路、こっち来てくれ」

 

大悟は姫路さんを連れて教室の隅へと移動し、何かひそひそ話を始めた。一体何を話しているんだろうか?

 

 

「‥‥‥夏のこの日に‥‥‥エルちゃんのコスプ‥‥‥報酬は明‥‥‥」

「‥‥‥当ですかっ!? なら‥‥‥頑張りま‥‥‥」

 

 

何だろう。ちらちらと姫路さんが僕の方を見てくるけど?

 

「ところで、雄二はどこに行っておったのじゃ?」

「ああ、ちょっと話し合いにな」

 

秀吉がそれとなく話題を逸らしてくれた。そして雄二にしては珍しく歯切れの悪い返事。

実は学園長室に行って例の試験科目の指定をしてきたところだ。でも、フェアなことではないので正直には話せず、雄二が適当に誤魔化していた。

 

「それより、喫茶店はいつでもいけるな?」

「バッチリじゃ」

「‥‥‥‥‥お茶と飲茶も完璧」

「よし、少しの間、喫茶店は秀吉とムッツリーニと大悟に任せる。俺は明久と召喚大会の一回戦を済ませてくるからな」

 

そう言って秀吉とムッツリーニの肩を叩く雄二。

 

「あれ? アンタたちも召喚大会に出るの?」

「え? あ、うん。色々あってね」

 

適当に言葉を濁す。学園長から『チケットの裏事情については誰にも話すな』と言われているので、下手なことは言えない。けど、どうして話しちゃいけないんだろう?

 

「もしかして、商品が目的とか‥‥‥?」

 

美波の探るような視線が刺さる。

 

「う~ん。一応そういうことになるかな」

 

詳しく言うと商品と設備の交換が目的だけどね。

如月ハイランドパークのチケットは雄二と大悟に渡すとして、もう一つの賞品の白金の腕輪ってどんなものなんだろ? 噂だと召喚獣を二体同時に喚び出せるタイプと、先生の代わりに立会人になれるタイプの腕輪があるらしいけどね。

 

「‥‥‥誰と行くつもり?」

「ほぇ?」

 

美波の目がスッと細くなった。こ、これは‥‥‥攻撃色!?

 

「だ、誰と行くって言われても‥‥‥」

 

きっと美波が言っているのはペアチケットのことだろう。

困った。誰と行くも何も、学園長に渡すだけなんだけどな。でも、約束したからには正直には言えないし‥‥‥。

 

「明久は俺と行くつもりで、もうワンセットは大悟と木下姉に渡すつもりなんだ」

 

答えに詰まっていると、すかさず雄二のフォローが入った。すると向こうの方で大悟がビクッてなってるのが見える。

それを聞いて目を丸くしている美波。ふふっ。驚くのも無理はない。

 

「え? 岡崎は分かるけど、アキは坂本とペアチケットで『幸せになりに』行くの‥‥‥?」

 

なぜなら、僕自身ですら驚きの新事実ーーってバカぁっ! 誰が雄二と幸せになりに行くんだよ! 誤解だ!

 

(明久、堪えるんだ。事情を知られたら、ババアに約束を反故にされるぞ)

 

雄二から小声のメッセージが届く。くっ! これ以上ないくらい不本意だけど、これも姫路さんの為。雄二も我慢するみたいだし、ここは僕もグッと堪えて‥‥‥

 

「俺は何度も断っているんだがな」

 

え? 何? 裏切り?

 

「アキ。アンタやっぱり、木下よりも坂本の方が‥‥‥」

「ちょっと待って! その『やっぱり』って言葉は凄く引っかかる! それと秀吉! 少しでも寂しそうな表情をしないでよ!」

 

マズい。このままだと同性愛の似合いそうな生徒ランキングがまた上がってしまう!

 

「ねぇアキ? アンタも一応男なんだから、できれば女の子に興味を持った方が‥‥‥」

「それができれば明久だって苦労はしてないさ」

「雄二、もっともらしくそんなことを言わないで! 全然フォローになってないから!」

 

コイツとはいつか決着をつけねばなるまい。

と思っていると、話し合いが終わったのか、大悟と姫路さんが戻ってきた。

 

「大悟、姫路さん。何の話をしてたの?」

「ん? ああ、ちょっと姫路に頼み事をな。な、姫路?」

「はいっ! 岡崎君には迷惑をかけてしまったので、頑張って夏に本を売りたいと思いますっ!」

 

夏に本を売る? それが大悟の言う落とし前ってやつなの? でもなんでそんなことわざわざ姫路さんに頼むんだろうか。

 

「っと、そろそろ時間だ。行くぞ明久」

「うん、分かった。それと美波! さっきのは誤解だからね!」

 

まるで小悪党の捨て台詞のように弁明し、僕と雄二は教室を後にした。

 

 

 

 

 

ーーー

 

 

 

 

 

 

 

「‥‥‥‥‥げっ! 嘘だろ‥‥‥!?」

「どうしたのじゃ? 大悟?」

「‥‥‥‥‥何かあった?」

「‥‥‥やべぇぞ。秀吉、ムッツリーニ。とんでもねぇ事態が起こっちまった‥‥‥」

 

 

「‥‥‥母さんが、来る‥‥‥!」

「「っ!?」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー

 

『おい、見ろよあの人。すっげえ美人じゃねえか?』

『多分ウチの生徒の姉かなんかかな? にしても大人びてて綺麗だな‥‥‥』

『でも凄い目つきが鋭いね‥‥‥まるで岡崎君みたい』

 

 

「‥‥‥あぁ~、クソが。頭痛ぇ‥‥‥流石に朝までは飲み過ぎたか‥‥‥」

「んで、ここが文月学園か‥‥‥噂には聞いてたがでけぇ校舎だな。確か‥‥‥アイツはFクラスって言ってたよな‥‥‥さてと!」

 

「うちの『馬鹿息子』の頑張りを見に行くとすっか!」

 

 




いやー、ノリと勢いで書いた作品なのにこれだけ好評なのは嬉しいですね。本当にありがとうございます。

ということで、次回からまた新たな災いの種? が登場します。

原作七巻の野球大会編、入れるかどうか迷ってるんですけどどうしましょう?

  • 入れろ、絶対に
  • 別に入れなくてもいいよ

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