以下の( )に当てはまる歴史上の人物を答えなさい。
楽市楽座や関所の撤廃を行い、商工業や経済の発展を促したのは( )である。
姫路瑞希の答え
『織田信長』
教師のコメント
正解です。
島田美波の答え
『ちょんまげ』
教師のコメント
日本にはもう慣れましたか?
この解答を見て先生は少し不安になりました。
吉井明久の答え
『ノブ』
教師のコメント
ちょっと慣れ慣れしいと思います。
岡崎大悟の答え
『ノッブ』
教師のコメント
是非もナイヨネ!
第五十一問 俺とプールと水着回ッッ! ~前編~
―――明久視点。
いつもどおりの平穏な週末の夜。
僕の家には悪友である坂本雄二と岡崎大悟が泊まりがけで遊びに来ていた。
「あれ? 雄二と大悟、何か買ってきたの?」
「食い物だ。お前の家にはろくな物がないからな」
「普段のお前みたいに晩飯が塩水なのはごめんだ」
「失礼な。ちゃんと砂糖と油だってあるさ」
全く、僕をバカにするのも大概にしてほしいものだ。
そう思っていると、雄二と大悟はテーブルに買ってきたものを並べた。
「へぇ~。差し入れなんて気が利くね」
ガサゴソ僕はビニール袋を開け、中に入っている物を取り出す。
雄二の中身
・コーラ
・アイスコーヒー
・カップラーメン
・カップ焼きそば
大悟の中身
・冷やし中華
・きつねうどん
・カツ丼
・ドクターペッパー
・フルーツゼリー
食べ物と飲み物がたくさん入っている。これはありがたい。
それにしても、大悟の方はやけに食べ物が多いな。知ってはいるけど、本当によく食べるヤツだなぁ。
「それで、二人はどれを食べるの?」
「俺か? 俺はコーラとコーヒーとラーメンと焼きそばだ」
「冷やし中華と弁当とドクターペッパーときつねうどんとフルーツゼリーだ」
残り→割り箸
「キサマら! 僕には割り箸しか食べさせない気だな!?」
「待て! 割り箸だけでも食おうとするお前の思考に一瞬引いたぞ!?」
「そもそも割り箸って人間は食えるのか?」
無機物のビニール袋よりは食べ物に近いから多分いけると思う。お腹は壊すかも知れないけど。
「割り箸はやらん。俺が素手でラーメンを食う羽目になるだろうが」
「それはそれで面白い光景だな。雄二、試しにやってみろよ?」
「しばくぞキモオタ」
確かに、親指と人差し指で麺を挟んで『熱い、熱い』と言いながらラーメンを食べる雄二の姿は実にシュールだ。
「まぁ冗談はさておき、安心しろ。明久の分も買ってある」
「え? そうなの?」
そう言うと、大悟がもう片方の手に持っていたビニール袋をテーブルに置いた。確かに中身からチラッとペットボトルと弁当箱のような平べったい物体が見える。
「なんだ。やっぱり僕の分も買ってきてくれていたんじゃないか」
「まぁな。如月ハイランドパークでは世話になったからな。俺と大悟からの感謝の気持ちだ」
「久しぶりのまともな食事だろうから、ありがたく食べろよ?」
二人が僕に感謝の言葉を次々と告げる。うんうん、そう言って貰えると僕も苦労して根回しをした甲斐があったというものだ。
そして僕はそのビニール袋から中身を取り出して並べた。
・こんにゃくゼリー
・ダイエットコーラ
・ところてん
「「プレゼントフォーユー(ニヤニヤ)」」
「僕の貴重な栄養源がぁぁーっ!!」
全てカロリーオフ。その事実に僕は思わず泣いた。
「メタボにならないよう俺と大悟からの気遣いだ。喜べ」
「絶対に嘘だ! だいたい僕の食生活のどこにそんな心配があるっていうんだよ!」
「だってお前、糖分と脂肪ばっかり摂ってるんだろ?」
「それしか摂ってないんだよ!!」
当然のごとく文句を放つ僕に対して、大悟がやれやれと肩を竦めた。
「しょうがねぇな。なら俺のを分けてやるよ」
「え、本当?」
「ああ。さすがにおふざけが過ぎたからな。ほれ」
そう言って大悟はカツ丼にスッと手を伸ばした。なんだ、それなら良かった。やっぱりなんだかんだ言って大悟はそんな酷い真似を本気でするヤツじゃなかったん―――
スッ←カツ丼についていた七味
「美味しく食べろよ(ニッコリ)」
「表出ろやコラァ!」
―――前言撤回。コイツはやっぱりただのクズ野郎だ。
「くそっ! やっぱり全然感謝なんてしていないじゃないか! もう怒ったぞこの妻帯者共!!」
僕は袋からダイエットコーラを取り出して構える。
そんな僕の様子を見た二人は怪訝そうに眉をしかめた。
「なんだ、やる気か?」
「ああ。いずれは二人と決着をつけなきゃと思っていたところだよ」
「ほう……? いい度胸じゃねぇか」
「いいだろう。のぞむところだ。返り討ちにしてやるよ」
「上等! 早撃ちで僕に挑んだことを後悔するがいいさ!」
「ハッ! 口だけは達者だな!」
「いいねぇ! ならここは三つ巴の戦いといこうじゃねぇか! まとめて吠え面かかせてやるから覚悟しろ!」
雄二と大悟もそれぞれ袋からコーラとドクターペッパーを取り出して構えた。
三人の間に剣呑な空気が流れる。
「「「……………」」」
三人がそれぞれ敵を睨み付け、牽制しあう。相手は雄二と大悟だ。下手な手は通用しない。
一触即発の状況の中、キッチンから水が一滴落ちる。
―――ピチョン
戦いのゴングが鳴った。
「「「―――っ!!」」」
シャカシャカシャカ(僕と雄二と大悟がペットボトルを振る音)
ブシャアアァァァァ(敵に向けてコーラとドクターペッパーを射出する音)
バタバタバタバタ(僕と雄二と大悟が目を押さえてのたうち回る音)
「「「目が、目がぁぁぁああっ!!!」」」
染みる! コーラが目に染みてシュワシュワとした炭酸が弾けたぁぁああっ!!
「やってくれるじゃねぇか、テメェら!」
「ああクソッタレ……効いたぜチクショウ!」
「そっちこそ。さすが僕がライバルと認めた男達……!」
「だが、ここからは本気だ!」
「手加減はしないぞ……!」
「面白ェ! ならとっとと戦いを再開しようぜ!!」
そして、雄二はコーヒー、僕はところてん、大悟はフルーツゼリーを武器に、それぞれの尊厳を賭けて戦いに身をゆだねた。
――――――
「……ねぇ二人共。一時休戦にしない?」
「……そうだな。この戦いはあまりにも不毛だ」
「……異議なし」
気がつけば全身がゼリーやところてんやコーラでベトベトになっていた。物凄く気持ちが悪い。(※使った食材は勿論残さず食べました)
「ああ、食材粗末にしちまったか。こりゃ母さんにバレたらバックブリーカーからの腕ひしぎじゃ済まねぇかもなぁ……」
大悟が頭のリーゼントについたゼリーを取りながらそう呟く。確かに凛花さんならそこから僕らを二回の窓から地面に向かって突き落とすところまでやりかねない。
「明久。悪いがシャワーを借りるぞ」
「うん。タオルは適当なのを使っていいよ」
「言われなくてもそうする」
「俺も後で借りるぞ」
そう僕に告げた雄二はそのまま脱衣所へと向かっていった。
「……あ。そういや明久よ」
それを後ろから見ていた大悟が、突然何かを思い出したかのように手をポン、と叩く。
「ん? なに?」
「お前、今普通に雄二に風呂貸したけどよ。今月ガス代払ったのか?」
「いや~、それがまた払えてないんだよ。今月はめぼしいゲームがいっぱい出ちゃってさ。だから今ガスは止められて―――あ」
僕が気づくとほぼ同時に、風呂場で蛇口を捻る音が鳴る。
『ほわぁぁっーーーっ!?』
そして雄二の悲鳴。
ガチャッ ズカズカズカ
「……もっと早く気づけコラ」
腰にタオルを巻いて出てきた雄二は寒さで全身に鳥肌を立てていた。
「ごめんごめん。今思い出したよ。えっとね、心臓に近い位置にいきなり冷水を当てると身体に悪いから、まずは手や足の先にかけてから徐々に―――」
「誰が冷水シャワーの説明をしろと言った!?」
「おい雄二。まずそのタオルの下からそそりたつネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲なんとかしろよ。見るに絶えねぇ」
「うっせぇ!! 寒いんだから仕方ねぇだろ! つうかお前はどこ見てんだこの変態野郎!」
「なに熱くなってるのさ雄二。そうだ。冷たいシャワーでも浴びて冷静に」
「たった今浴びたから熱くなってるんだボケ!!」
ライオンの鬣のようなツンとした髪を逆立て、僕らに怒鳴る雄二。どうやら冷水シャワーはお気に召さない様だ。
そして確かに大悟の言う通り雄二のソレは結構デカかった。
「くそっ。このままじゃ風邪引いちまう」
「大丈夫だろ。だってバカは風邪を引かないって昔から言うし」
「おい大悟! 俺を明久と一緒にするんじゃねぇよ! それが通用するのは極上のバカであるコイツだけだ!」
「おっと! それもそうか。明久は至高のバカだもんな。済まんなバ―――明久」
「「あっはっはっはっは!」」
うん。このクソヤロウ共は後で絶対しばいてやる。
「まぁそれはさておき……。仕方ない。明久、大悟、外に出るぞ」
服を着ながら雄二がそう言った。
「外? 雄二か大悟の家でも行くの?」
「ウチは無理だ。生憎天も母さんも遊びやら飲み歩きで出掛けてて鍵が閉まってるからな」
「いや、そうじゃない。どうせなら温水シャワーだけじゃなくプールもあるところに行こうぜ」
「プールも? そんなとここの近くにあるか?」
雄二の言葉に大悟と僕が首をかしげる。
「ああ。そして尚且つ金もかからないところがある」
シャワーもプールもあって、近場にあって尚且つ無料で使えるとなると―――
「―――ああ。あそこか、オッケー。すぐに準備するよ」
「え? 明久分かったのか。俺は全然思い付かないんだが」
「大悟もついてくればすぐに分かるよ」
『は?』と頭に疑問符を浮かべている大悟を他所に僕は雄二に訊いた。
「雄二は水着は持ってくるの?」
「いや、俺はボクサーパンツで泳ぐさ。大して変わらんだろ」
「りょーかい」
「あ、おい。ちょっと待てよ。俺もすぐに用意する」
そして準備を終え、僕ら三人は目的地へと向かった。
―――大悟視点。
「……なるほど。それで勝手に忍び込んでシャワー浴びてついでにパンツ一丁で泳いでいたというワケだな?」
「「「……………はい」」」
どうしてこうなった。
現在俺達三人はパンツ一丁でプールサイドに正座させられていた。そして俺達の前には鉄人こと西村教諭が筋骨隆々の腕を組んで仁王立ちしている。
そう、つまり雄二の言っていた場所はここ。文月学園のプールだったのだ。
「何か言い訳はあるか?」
鉄人がドスの訊いた声でそう訊く。
「「「コイツらが悪いんです!」」」
三人は声をハモらせ、自分以外の二人を主犯として売り飛ばした。
「雄二と大悟がマトモな食材を買ってこないからだろ!」
「それは違うぞ! 俺はただ会計に通しただけだ! 計画したのは雄二の方なんだよ!」
「なっ! 汚ぇぞ! テメェだって意気揚々と『面白いからやるか!』って言ってたじゃねぇか!」
「ええいうるさい! 僕からしたら二人共同罪なんだよバカ野郎!」
「なんだと明久! というかそもそもお前がガス代払ってないのが悪いんだろうが!」
「そうだ! 光熱費を滞納した明久こそ全ての元凶だ!」
「何をいうのさ! 水が出るだけマシじゃないか!」
「水すら出ないことがあるのか!?」
「やっぱりお前は究極のバカだ! 趣味に金使いすぎなんだよ!!」
「「お前が言うなキモオタ!!」」
自らの弁明と相手への罵り合いを繰り広げる俺達。おのれ……なんて往生際が悪いんだ。さっさと自分の罪を認めやがれこのバカ共が!(※人のこと言えない)。
「……………もういい。わかった」
鉄人がそう言って溜め息をつく。
「でしょう? 悪いのは雄二と大悟ですよね?」
「いやいや、俺の清廉潔白さは証明されたんだ。つまり悪いのは明久と大悟だ」
「おいおい、寝言は寝て言えよ。どう考えたって今の流れなら明久と雄二に決まってるよなぁ?」
「「「アァん!? いい加減にしふぐぉぉっ!?」」」
いきなり鉄人のデカい掌が俺の顔面を鷲掴みにした。そしてもう片方の腕で明久と雄二の首を抱え込む。
ぎゃぁあ痛ぇぇええーーっ!!ミシミシと俺の頭蓋骨が軋む音が鮮明にぃぃぃいいーーっ!!?
「お前らが底抜けの馬鹿だという事が分かった!! 罰として来週末は、三人でプール掃除をするように!! 分かったか!!」
「「「ふぁ、ふぁい……わがりまじだ……っ!」」」
微かな声で返事をする俺達。
人間は本気を出せば頭蓋骨を破壊できることを知りました、まる。
――――――
「ということがあって、散々な週末だったよ」
時は過ぎ、週明けの教室にて。
いつものメンツで卓袱台を囲み駄弁っていた。
「それは災難じゃったのぅ……」
気遣いの言葉をかけるのはFクラスの美少女(♂)にして俺の相棒、木下秀吉だ。
「あんなに広いところを掃除するなんて気が滅入るよ。はぁ……」
「全くだ。明久がガス代をちゃんと払ってりゃ、こんなことにはならなかったんだがな」
「いや、僕にマトモな食べ物を持ってきてくれなかった大悟と雄二のせいだね」
「ははは、まだ言うか明久このクソヤロウ」
「いやいやいや、大悟こそいい加減素直になりなよバカヤロウ」
「「……………!!(俺と明久によるガンの飛ばし合い)」
コイツ……まだ自分の犯した罪を認めない気だな! ならその身を以て分からせてやろうか!
「喧嘩はやめい。そして手に持っているカッターとハンマーを置くのじゃ」
秀吉が俺と明久をそう優しく諌めた。チッ、相棒に免じてここは従っておくか。
「……………それにしても、重労働」
俺の隣で同志が愛用の一眼レフカメラを手入れしながらそう呟いた。
そして手元には女子生徒を盗み撮りしたであろう写真が数枚ある。どれもいいアングルだ。さすが同志。
すると俺の丁度前に座っていた雄二がこんなことを言い出した。
「でもその代わり、『掃除をするのならプールを自由に使ってもいい』と鉄人に言われたぞ?」
「え? そうなの?」
つまり見返りとしてプールが貸し切りになるってことか。確かにそれはメリットの方がデカイな。
「ああ。だから秀吉とムッツリーニもどうだ?」
「……………パス」
キッパリと断る同志。
そりゃあな。いくらプールが使えるといってもその対価が重労働。しかも周りは男まみれ。乗り気は起きないだろう。その気持ちはすんごい分かるぜ。
「ちなみに、姫路と島田にも声をかけるつもりだ」
「……………ブラシと洗剤を用意しておけ(キラッ)」
目の色が一気に変わりサムズアップ。ふっ……欲望に忠実な男よ。いい表情をしやがって。さすが同志。
「面白そうじゃのう。ワシも掃除を手伝うから相伴させてもらえぬかの?」
「勿論!」
秀吉も参加を表明した。ふむ、秀吉の水着か………そういえば今まで俺も見たことなかったな。これは楽しみだ。
「ねぇ、何の話?」
「面白そうですね?」
すると、タイミングのいいところにやって来た二人の女子。
暴力系ツンデレヒロインの島田美波と、おっとり系隠れヤンデレヒロインの姫路瑞希だ。二人とも三次元の割にはハイスペックかつキャラクターの立った性格をしている。その為ダイゴブックスのイラスト公認モデルをやってもらっている。勿論報酬は明久のイラスト(一般&成人向け)だ。
「週末。俺達だけでプールを借りられるんだ。良かったら二人もどうだ?」
「「え………っ?」」
プールと聞いた二人が微妙な反応をする。
「あ、まさか二人とももう別の予定があったりする?」
「い、いえ。でも……プールって、水着ですよね………?(腹に目をやる姫路)」
「プールって、水着だし………(胸に目をやる島田)」
ああ。それぞれコンプレックスがあるのか。別にそこまで気にするほどでもないと思うがな。
「ちなみに、秀吉は明久に水着姿を見せに来るぞ」
「なっ! 卑怯よ木下! 自分は自信があるからって!」
「そうですっ! 木下君はズルいです!」
「??? お主らは何を言っておるのじゃ?」
一気に姫路と島田から責め立てられる秀吉。
まぁ当然といっちゃ当然の反応だろうな。男の娘というのは常に女子からはライバル視されてしまう存在なのだから。悲しきかな悲しきかな。
ただ明久に見せるというところは俺も気にくわない。豚に真珠もいいとこだ。
「で、どうするんだ二人とも」
「「行くわ!(行きます!)」」
姫路と島田、参戦決定! かなり増えたな。
「そうと決まればイロイロと準備して……」
「そ、そうですね。準備は大事ですよね! ご飯減らしてダイエットしなきゃ……」
ふむ。恐らく二人は明久に見せる―――いや、魅せる為の準備をするのだろうな。ヒロイン達が主人公の為に頑張るというのはなんとも捻りのない王道パターンな展開だ。だが嫌いじゃない。
なんて思っていると、突然姫路が俺に耳打ちで話しかけてきた。
「あ、あのっ。岡崎君」
「あん? なんだ姫路」
「その……お願いがあるんですけど、確か岡崎君って、ジムに通っているんですよね?」
「おう。ジムといっても普通のと格闘技の両方だがな。それがどうした?」
「それなんですけど……私も行って良いですか? その……えっと……」
「贅肉を落としたいと?」
俺の言葉に核心をつかれたのか、姫路は『はうっ!?』と可愛らしい声をあげた。
「あ、明久君の前でそんなこと言わないで下さいっ!」
「すまんすまん。んで、ジムの件についてだが……いいだろう。俺の紹介という形で参加させられるからな」
「ほ、本当ですか? ありがとうございます」
全く明久も罪な男だな。こんな可愛い子にここまでさせるなんて。うん、血を吐いて死ねば良いと思う。
だが、そう簡単に甘い蜜を吸わせてやるほど俺は安い男ではない。
「ただし、条件がある。姫路ならなんとなくわかってはいると思うが―――」
「はいっ。またコスプレのモデルをすればいいんですよね? お安いご用です!」
「話が早くて助かるぜ」
契約完了。俺と姫路はその証として固い握手を交わした。
やはり持つべきものは友。はっきりわかんだね。
「うし。後は翔子に声をかけて終わりだな」
「霧島さんに? へー、雄二も大人になったね」
「そうだな。てっきり俺は面倒事にならないよう黙っとくのかと―――」
ポンッ
「明久、大悟。もし後になって翔子にバレたら、俺の命はどうなると思う?」
俺と明久の肩に手を置き、諭すように言う雄二。
その時俺の脳裏に浮かんだのは
その手には釘バットと包丁がよく似合う。そしてその先には―――『自主規制』された雄二。
「……………ごめん」
「……………すまん」
「……………いいんだ」
俺達が謝り、それを許した雄二。
少しだけ、雄二への態度を優しくしてやろうと思った。
――――――放課後。
『ん? なぁ、あの岡崎さんのせがれが連れてる可愛い子、誰だ?』
『ああ、なんでも彼の紹介で体験入会してるんだってさ』
『へー、にしても凄い鬼気迫った顔をしてるな』
『まぁ、もう夏だし、引き締まった身体を作りたいんだろうな』
ドンッ! ドンッ!
「どうした姫路!? 腰が入ってないぞ! もっと姿勢をただせ!」
「はいっ!」
「なんだそのへなちょこパンチは!? そんなんで明久に振り向いて貰えると思うなよ!」
「はいっ!!」」
その後、姫路はなんとかベストの体重になった。
そしたら前までの姫路よりコスプレ姿が魅力的に見えたので大変良かった。
てことでプール回始まりました。話数としては三~四くらいで終わらせようと思っています。
今回の登場人物
明久←結局カロリーは摂れなかった。残念。
雄二←言及はされていないが、多分股関はそれなりにデカいんじゃね?
大悟←いつも通り。姫路を徹底的に鍛え上げた。
秀吉←プールは楽しみじゃな
ムッツリーニ←水着の女の子wktk
姫路←なんとか肉を減らせた。ワンチャン身体が弱くないのなら世界を狙えるかも知れない(大悟談)
島田←水着なのでどうやって胸を盛るか思考中。
次回もお楽しみに。
感想、意見などありましたらよろしくお願いいたします。
原作七巻の野球大会編、入れるかどうか迷ってるんですけどどうしましょう?
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入れろ、絶対に
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別に入れなくてもいいよ