【三次創作】NARUTO うちはオビト1日討伐 RTA 作:言寺速人
・ゲイちゃんイタコ説
・カカシこんらん中
・水影様の夫動画、見てみたい(願望)
さて、無事カカシへの説明も終えて我が家に戻って参りました。
おお、懐かしの我が家!今日しか使いませんけど。
戻ったらまず両親の目を盗んで行動することを心がけます。
ここで両親と話すと初回の会話イベントが必ず発生してしまいますのでタイムロスです。
なので親とは口を聞かないまま一生を終えることになります。ごめんねゲイちゃん。
さて、プレイ1日目のゲイちゃんは当然ながら忍術も体術も出来ませんから、必然的に道具に頼らざるを得ません。
というわけで家探し開始です!
道具ですが、必要なのは忍具。しかもチャンスは1回っきり。この時点でクナイや手裏剣は選択肢から外れます。
つまり何が欲しいかと言うと、もうお分かりですね。
【起爆札を手に入れた】
よし、メインウエポン()ゲット。
原作では回避されたり防御されていまいち活躍しきれていない印象ですが、これ普通に強い忍具です。
要は回避したり防御しなければ致命傷、ということですから。
例え幼女のゲイちゃんでも至近距離かつ急所に当てれば十分いけます。
ただし、ゲイちゃんの実力ではオビトに近づくことは出来ません。
いえ、正確には近づくだけなら出来はするんですけど、触れることが出来ません。
あのすり抜け神威はラスボスの攻撃ですら回避可能というチートっぷりですから。
しかも5分間という制限も合計ではなく連続、ですからそれだけの攻撃を一方的にし続けるとか小南姉貴の10分間6千億枚起爆札10分耐久レベルじゃなきゃ無理でしょう。
というかどうやって6千億枚も集めたんでしょう小南姉貴?
まあ手に入って良かったです。今回は自宅で見つけることが出来ましたが、なかったり孤児院出身だった場合どこかの家に盗みに入る必要がありました。
盗んで平気かって? 駄目です。後で発覚して行動に制限、周囲からの好感度マイナスなどのデメリットが発生します。
まあ今回は今日の夜に使用出来ればそれで終わりなので、どちらにせよ(問題)ないです。
話変わりますけど、よくあるRPGでよその家のタンスやツボを平気で漁りますけど、あれ平気なんでしょうかね?
さて、これで家でやることは終わり。さよなら我が家。
この後ですが里の外に出る必要があります。夜にオビト達が戦闘を行う場所が里外ですから、先回りしておかないとゲイちゃんの足では間に合わないので。
門に到着。あ、んの文字が大きいぜ!
では開けてももらいましょう。
【『おじさーん。お外に出たいから門あけてー』】
「ん? あーお嬢ちゃん。お外は危ないから一人で出ちゃいけないんだ。ごめんね」
駄目でした。当然ですね。
ですがこのままおめおめ帰るわけにはいかないんだ!
実は出る方法はそんなに難しくはありません。
外に商売に出る人や依頼人の荷車の影に隠れて出るだけです。それでいいのか木の葉の門番?
まあコレあくまで体が小さい子供だから出来る方法な上に、アカデミー入れば別の手がいくらでもあるので使う機会はそうないと思います。
では物陰に隠れて商人さん達が来るのを待ちましょう。
お、割とすぐに来てくれましたね。下手したらこれで大分待つ必要があったので今回の私は憑いていますね。
はい、門番さんが商人と話し終えて門を開けるよう指示するタイミングで荷車の影に入り込みます。
隠密があるおかげで隠れやすいですが、なくてもこのくらいは簡単に出来ます。
門を出た後はしばらく荷車に合わせて移動して、目印にしている岩のあたりで横の森に入ります。
ここからゲイちゃんの足で西に2854歩。北に10060歩はしります。
なんでこんな歩数わざわざカウントするのかというと、そこがオビト達が戦い終わる場所だからです。
敢えてここまで説明していませんでしたが実は今回、ゲイちゃんは戦闘自体はほとんど何もしません。
戦うどころか超スピード&時空間忍術による戦闘なんて目で追うこともゲイちゃんには出来ません。
じゃあ討伐出来ないじゃないかと思ったそこの兄貴達。ご安心を。
今回の討伐はあくまでオビト討伐のみが目的なので単独撃破する必要もありません。
よってオビトのHPを削りに削る役目は別の方に任せます。
そう、先ほど慰霊碑でお話したカカシ先生!
ではなく、カカシから情報を聞き原作よりさらに警戒を強めていた四代目火影、波風ミナト先生にです。
元々原作でも初見でありながら神威によるすり抜けの穴を見抜き攻撃、避雷針のマーキング、九尾との契約解除を行える程の猛者です。
そこから情報を受け取っていればまだまだ経験不足なオビトでは相手にならないようです。
もっとも、さっきも言いましたが超スピード過ぎてゲイちゃんには戦闘内容分からないのですが。
あ、勿論カカシも必要ですよ。神威空間の事は伝えてありますので、彼も夜までに万華鏡写輪眼をギリギリ使えるようになります。
戦闘に使ったかどうかは知りませんが“その後”の事を考えるとカカシが神威使えなければオビト討伐が出来ません。
そういう理由から慰霊碑の前でカカシにネタバレする必要があったんですね。
はい、話しているうちに目当ての場所まで到達しました。
見渡す限りに木、木、木。特に周りに目印になるものがありません。なので先ほどの歩数カウントをしっかり守る必要があります。
先ほどの歩数カウントですが、アレはこの場所を確認するために何度も試走している際にカウントした結果です。
辿り着いてしまえば私からすればもう見慣れた場所なので、ほぼ確実にここでOKです。はっきり言ってゲイちゃんの我が家よりも帰ってきた感があります。
ほぼと言ったのは何かガバっていた場合決着がつく場所が変わってしまう可能性があるからです。
さて、これでもうやることはありません。
【休む】コマンドを選択、してはいけません!
ええ画面内の私が今やろうとしたことです。危ない危ない。
最後の準備として家から持ち出した起爆札を服の内側に貼っておきましょう。
これで仕込みはOK。セーブも一応して今度こそやることはありません。
【休む】コマンドを選択。家でやればベッドで、外でやれば野宿扱いになり通常はそのまま翌日になります。
が、直近でイベントが発生した場合には目が覚めます。襲撃や爆破などでも同様です
何事もなく明日を迎えてしまったら後日オビトを止めることが出来たとカカシが心底嬉しそうに報告しに来るので再走確定です。
ではおやすみなさい
眼を瞑り印を結びチャクラを練る。
左目にチャクラが集まるのを感じながら先ほどまでの事を思い出す。
荒唐無稽なオレの話をミナト先生は信じてくれた。
自分でも信じられないような話なのに「君がオビトやリンについて嘘をつくはずがない」と言われた時には思わず涙が出そうになった。
三代目にも事情を説明した後でオレは待機を命じられたが護衛に入れてもらえるよう嘆願した。
渋る二人に出された条件は『その万華鏡写輪眼、神威を使えるようになること』
故に今はひたすら開眼を試みている。
“リン”は言っていた。
万華鏡写輪眼の開眼条件は最も親しい者を失う事。
つまりあの時の事が原因だと。
“リン”は「あれは私が自分でやった事」と言ってくれたがオレは覚えている。
千鳥を纏った右手がリンの胸に突き刺さる瞬間を
追手の敵を倒すはずだったのに彼女を貫いてしまったと分かった時の絶望を
オビトとの約束を果たせなかった事を
オレは覚えている!
左目が熱くなった
何かが根本から変わるのを感じる
ゆっくりと瞼をあけ鏡を見やる
そこにはいつもの3つ巴とは違う、目にしたことのない形状になった写輪眼があった
ああよかった
これで今度こそ、約束を守ることが出来る
実は火影達はカカシ程信じていたわけではありません。
ミナトも“カカシは”嘘を言ってはいないとは思っていますがその内容に関しては十分気を付ける程度の半信半疑でした。
条件もカカシを遠ざけるための方便にすぎません。
ですがその説明の後で本当にカカシが万華鏡写輪眼を開眼したことで警戒心を強めることになりました。