にじさんじ的世界線です。

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にじさんじの事が好きなのに読みたい物が無いから書いた。素人にはこれが限界。


僕らの住む街

私が住む街は不思議な所がある。

 

自分は、田舎から上京してきてまだ数ヶ月。とある会社にSEとして入社したばかりの新人だ。

昨日、仕事終わりに自分に良くしてくれている男性の先輩に連れて行っていただいたとあるBARで自分の常識を変える出会いを果たしたのだ。 

 

そのBARの主人は、耳が長くミニスカのメイド服を着たガタイの良い方であった。にも関わらず、全く怖そうな雰囲気を感じることはなかった。また、普通の男口調で話をしており、自分が想像するオカマとも違うようだ。他にもいるお客さんが、彼(彼女?)のファンである事は見て取れる。

 

主人が口を開けば、いつもは固い口調の上司がオタクな会話を繰り広げ始めた。どうやら私の上司は相当なオタクであるようだった。ここに来て私の上司の新しい一面を目の当たりにすることができた。彼は、なかなかに子供っぽくとても愛らしかった。

 

私も酒が進み、酔いがまわって来た時、大きな尻尾と二本の角が生えた女性が入って来た。最初はコスプレかなとも思えたが、どうやら違うらしい。こんな存在初めて見た。しかし、他にもいるお客さん達は彼女のことを全く気にした様子は見られない。

彼女が私の上司に軽く挨拶をした。彼女は私の上司と、とても気軽な関係で、なんだか簡単には間に入れない空気が漂っていた。なんだか分からないけど寂しい気持ちが湧いてきて、同時に羨ましい気持ちも湧いてきた。

 

落ち着いて考えてみると、疑問が湧いてきた。確実に人間じゃないあの人は?もしかしてマスターさんも人間じゃないのでは?疑問には思っても口には出せない。しかし、そんな事どうでも良いや周りも気にしてないしと酒をあおった。

 

暫く飲んでいると、体がフワフワしてきた。これ以上酔って帰れなくなってしまう前に、上司に一言声をかけてお会計をしようと席を立った。

すると、上司から声をかけられた。彼は、ここが自分のお気に入りの場所で、私にも気に入って貰えたらなと思って連れて来てくれたことを聴いて、嬉しい気持ちでいっぱいになってしまった。彼には、今日この場所に連れて来ていただいたお礼を述べて、自分は帰る旨を伝えた。

 

帰宅して、思い返してみる。あのBARの空気は独特でとても心地よいものであった。また今度、仕事が忙しくない時に行ってみよう。また、上司のお時間がありそうな時にあの主人のことや立派な角と尻尾を持った女性の事を聞いてみよう。そう決めて、床に就いた。

 

 


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