せっかくだからと、前のモニターよりサイズアップ、27型になりました。
ゲーミングモニターにはしませんでした。高いねえ、アレw
さーて、やっちまったね。…ていうか、殺(や)っちまったね!
ついカッとなって、やってしまった。
これは、あれだ。酔ってたせいだね!
稀血が悪い! もっと言えば、童磨が悪い!!
「コホン…」
咳ばらいを一つ入れて…
「蛇柱の勝ちぃー!」
「「「いやいやいやいや」」」
みんなに突っ込まれた。
「さすがに、あの方も見られていたから、それは通じないぞ」
「おぉぅ…」
頭を抱える。やっぱり、誤魔化せなかったよ。
「…これが、上弦の零? …いや、だが、さっきの技は…」
「…伊黒さん、詳しい話は、また後で…」
「…お前が怒った理由もわかるし、あれは奴の自業自得だ」
「うりゅぅ、猗窩座さまぁ…」
猗窩座様の優しさが胸に沁みます。
「よーし! 気を取り直して、最後だー!!」
「あああぁぁ!! いい加減に死になさいよぉ!!」
多数の帯が奴へと襲い掛かる。
それに合わせて…
…血鬼術 円斬旋回・飛び血鎌(えんざんせんかい・とびちがま)…
妹の帯の死角をなくすように、帯を縫うように血鎌を飛ばす。
…音の呼吸 伍ノ型 鳴弦奏々(めいげんそうそう)…
またまた喧しい技で、防御をしてくる。
抜け目なく、妹の頸を狙ってやがるが、俺の目がついてる以上、やらせはしねぇ。
「おらぁあぁぁ!!」
「くそぉ! アタシばっかり!!」
俺の攻撃を無視するかのように、妹ばかりをつけ狙うかのように、妹から間合いを離さない。
…違うな、俺の攻撃が無視できないから、妹にくっついて、攻撃を出しづらくしてやがるんだ。
「うっとぉしぃんだよっ!!」
…血鬼術 八重帯斬り(やえおびぎり)…
妹が多数の帯を放つが、それじゃあ駄目だ。ある程度距離を取ってないと、あまり効果はない。
案の定、技も使わずに、懐へと飛び込んで来やがる。
「ちぃっ!」
血鬼術を出すのを止め、奴が妹の懐に飛び込むのに割り込む。
またまた馬鹿の一つ覚えのように、火薬玉がばら撒かれる。
だが、馬鹿の一つ覚えでも、めんどくせぇのは変わらない。
…血鬼術 跋扈跳梁(ばっこちょうりょう)…
火薬玉が至近距離で爆裂するが、その衝撃も防ぎきる。
奴は…
…飛び込んでは来ない。距離を取る。
鬼よりも持久力がない人間のくせに、短期決戦に持ち込もうとはしてこない。
連携なんてありえない鬼の中で、俺たちだけは連携が得意なんだが、それでもうまいことその連携を崩されているのは認めないといけない。
何よりも、妹の帯は喰らっても、俺の血鎌だけはなんとか防いだり躱したりしているところが抜け目ねぇ。
肝心なところで、奴が一歩引くから、こちらの致命の一撃は届かない。
だが、肝心なところで一歩引くからこそ、こちらにも致命の一撃は届かない。
「…長期戦、上等ってわけか?」
俺たちとの戦いだけでしまいってつもりじゃねえってわけだ。
…その次も見ているのかもしれねぇが、そんなことはありえねぇだろう…
「はぁい、そこまでぇ! 時間切れでぇすっ!」
「あぁっ?」
「はぁっ!」
「……ふぅ」
…案の定、上弦の零から中断命令が入った。
「なんでよっ! これか…もがもがもが…」
余計なことを言わないように、妹の口をふさぐ。
「…宇随さん」
「…無事だったことは喜ばしいが、いろいろと気になる登場の仕方だな」
こっちは、なんとなくそうなるんじゃねぇかと思ってたから、特に驚きはないが、向こうは逆に警戒を更に上げたみてぇだな。
さぁて、どう転ぶかな?
「…味方だと思いたいが、どういうことなのか…それによっちゃあ」
「……」
「…そういうの、後にしてくれません? めんどくさい」
バッサリと断ち切って来た。
「…ここでの時間切れ引き分けは、音柱のほうが得な提案だと思いますけど?
…それとも…
…これから上弦の零と参が加わったとしても、なんとかなるとか…そんな風に、楽観的に考えてるんですか?」
明確に脅して来やがった。…第一印象とは、だいぶ変わって来たな。
底が知れねぇ。…これはアレだ。童磨と同じ気配がしやがる。
「…なるほどな。…後で話を聞かせてくれ」
「…わかりました」
…退いた。…いや、退かせたか。
そして、こちらを見てくる。…要は、俺らはどうするんだって聞いてるわけだ。
「もちろん、言う通りにするさ」
「はい。双方共に納得してくれて、なによりです!」
零余子ちゃんも、何気にパワハラ気質ですなw
それが鬼の社会なんです! ちかたない!!