文字数が少ないとはいえ、すごい、頑張ったと自画自賛w
「おおおおおぉぉぉーーーーー!!!!」
初手は阿修羅が取ります。
六腕で六刀を構えたまま、猗窩座様へと向かう。
対する猗窩座様は、スッと構えをとる。
…術式展開…
猗窩座様を中心に、地面に雪の結晶のような美しい模様が浮かび上がる。
そこへ、阿修羅の脇から山坊主がまわりこむ。
コォオォォーン!
山坊主の不動金縛りの術!
猗窩座様は両足を地面につけたどっしりとした構え、そのまま金縛りの術が入ってしまう!
ダァァアァァンッ!!
猗窩座様が、大きく右足を上げ、地面を踏みしめる。
…いやいや、電気って、そんなので無効化できるものじゃ…
…闇月・宵の宮…
…破壊殺・乱式…
阿修羅の必殺技に、猗窩座様が真っ向から打ち合う。
山坊主の不動金縛りの術は、本当に打ち消されてたみたいだ。
「まだまだ、甘いぞ!」
完全に打ち勝った猗窩座様が、阿修羅の懐へと飛び込む。
…破壊殺・脚式・冠先割(かむろさきわり)…
顎に入った、猗窩座様の蹴りが、そのまま阿修羅を跳ね飛ばす。
「阿修羅!」
山坊主が阿修羅に気を取られる。…それは、致命的な隙に間違いない。
…破壊殺・砕式・万葉閃柳(まんようせんやなぎ)…
一瞬で山坊主に飛び込んだ猗窩座様の拳が、山坊主の頭を砕く。…そのまま地面も砕き割る。
「山坊主!」
上空に跳ね上げられ、落下していた阿修羅が山坊主に気を取られる。
…破壊殺・脚式・飛遊星千輪(ひゆうせいせんりん)…
阿修羅の落下地点に先回りした猗窩座様が、再び阿修羅を蹴り上げる。
阿修羅の振り下ろす刀を、腕ごと蹴り飛ばして行き、最後に頭を蹴り飛ばす。
二人がかりでも、ものともしない! 圧倒的だ!! 好き!!!!
「猗窩座様の勝ちぃっ!!!!」
私が決着を告げる。
ハッキリ言って、圧倒的大差だった。
山坊主と阿修羅に何もさせないどころか、それぞれの必殺技を出させた上で、真っ向からそれを打ち破り、叩き潰した。
上弦の上位の鬼には、下弦の壱と弐が二人がかりでも、話にならないということだ。
えっ、三人がかりではやらないのかって? …いや、もちろんやりませんよ。
正直、三人がかりでもどうにかなるとは、とてもではないが思えなかった。
おそらく、下弦の鬼全てでかかっても、猗窩座様は何の問題もなく蹴散らすだろうと確信できた。
これが、無惨様が十二鬼月に求める強さなのだろうか?
…だとすれば、私ではとても到達することは叶わないだろう。
しょうがないので、私は強さ以外のことで、お役立ちになろう。
えっ、例えばどんなところかって? …この私の、可愛さ…とか?
…わかってるよ! ちょっと言ってみただけだよっ! へへーんだ!!
私が無惨様だったら、その可愛さだけで零余子ちゃんはお気に入りです。
鳴女さん同様、無限城から出さないんですけどねえ。