悪堕ちなえちゃんは諸悪の根源の補佐をするようです   作:日差丸

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 ちょっとデータが消えてしまって投稿が遅れてしまいました。


むしゃくしゃしてやった、今は超後悔している

 ピー、ピー、ピー! というホイッスルの音がやけに間延びして聞こえる。

 いつもと違って、私の心には不満が溜まっていた。

 私が、勝ってたはずなのに……。

 零式が完成した時、私の目には勝利のビジョンが明確に浮かんでいた。でも、それも全てあいつらのせいで台無しになった。

 私にもっと力があれば……!

 いや、やめておこう。たとえ十一人を私一人の力で倒したとしても、それはサッカーと言えるのか?

 

「……総帥の嘘つき」

 

 悔しさからか、涙が溢れてくる。

 今にして思えば不思議だった。力を与えるのならあんな野良犬どもよりももっと適した人たちがいたはず。たとえば代表候補生とか。

 たぶん、総帥はこの試合負ける予定だったのだ。

 それがどんな意味を持つのかはわからない。

 ガルシルドに命じられてRHプログラムのデータを集めたかっただけなのか、はたまた私の成長を促したかっただけなのか。

 そもそもこの試合自体、円堂君たちを誘き出して封じ込めるためのものだし。

 

 でも、総帥は約束を破った。

 『最高のチームを作り上げ、最高の試合をマッチメイクすること』。それが私と総帥の間に交わされていた契約だったのに。

 

 総帥にとってこの試合は最高の試合には値しないものだったのかもしれない。

 でも私は……! 私は、円堂君たちとの試合にこそ勝ちたかった……!

 

 気がつけば私は彼らと握手も交わさず、グラウンドの外へ駆けていた。

 どうしてこんなことをしているのかはわからない。

 でも、とにかくここから離れたかった。

 

 ヴェネチア風の水路街をあてもなく走りつづける。

 濡れた目の周りに当たる風がとても冷たく感じた。

 

 

 ♦︎

 

 

 走り去っていってしまったなえを追う余裕は円堂たちにはなかった。

 試合後、影山が語った話は卑怯極まりないものだった。

 なんとかの男は大会委員へ圧力をかけ、イナズマジャパンの試合を明日から今日に変更していたのだと明かしたのだ。

 実際、彼が見せた映像にはヤマネコスタジアムに集うイナズマジャパンとアルゼンチンの代表たち、そして大量の観客たちが映っていた。

 

 それを知った円堂たちは船乗り場に急いでいた。

 しかしバスを使ったものの、またもやトラブルが発生。影山による工作かはわからないが、船乗り場への道で事故が起きたらしく、道が渋滞で塞がれていたのだ。

 彼らはそこからは走ってそこに向かうも、たどり着いた時には船はもう離れていた。

 途方に暮れる円堂たち。

 次の船は約二時間後だ。待っても到底試合に間に合うはずがない。

 

 そんな時、円堂のケータイに非通知で電話がかかってきた。

 彼は訝しながらも、することがなく暇なため仕方がなくそれに出る。

 

「誰だ? 俺たちは今……」

『繋がったね円堂君。話は後だよ。そこから東へ十分ぐらい進んだところにあるL5の倉庫に来て』

 

 その明るく可愛らしい声に円堂は聞き覚えがあった。

 むしろさっきまで聞いていたものだ。

 

「なえかお前!? ……って、切れちゃった」

「どうした円堂?」

「いや、それがさ……なえが今からある倉庫に向かえって言ってきたんだよ」

 

 突然さっきまで敵だった者からの誘いを怪しいと思わないわけがない。

 円堂たちはどうするべきか、しばし黙って考え始める。

 一番初めに意見を出したのは、やはり鬼道だった。

 

「行ってみるしかないか」

「罠の可能性はないか?」

 

 フィディオが尋ねる。

 

「試合後ああいう風に逃げたのを見るのは初めてだが、基本やつはサッカーにはサッカーで応える。復讐はないと俺は思う」

「いいんじゃねえの? どっちみちやることねえんだしよ」

「……マモルは?」

「よし、それでいこう!」

 

 円堂は迷いもせずに決めた。

 試合中の時もそうだったが、そこにフィディオは絆のようなものを感じる。

 

 指示通りに進むと『L 5』のプレートが張り付けられた倉庫が見えた。

 若干錆びついたシャッターを五人で協力して開け、中に入っていく。

 暗かったが、少女の桃色の髪はそのわずかな光すらも反射して輝いていたのでよく目立っていた。

 

 なえは円堂たちを見るとニッコリと笑いかけてくる。

 そこに先ほどまでの泣き出しそうな雰囲気はない。

 よく見たら服もユニフォームから私服に変わっていた。

 

「おー、来たねみんな。さ、これ押し出すの手伝ってよ」

「それって……ボート!?」

「ビンゴ!」

 

 何がなんだかわからないまま円堂たちは急かされ、なえとともにボートを倉庫の外に押し出す。

 日の光に照らされてボートの全貌が露わになる。

 六人が乗っても大丈夫なほど大きく、倉庫の錆びつき具合と比べて古めかしいところは何一つ見当たらなかった。

 後部についている機械から、それがモーターボートであることがわかる。

 

 ズッシリと重たいそれを悪戦苦闘しながら押していき、とうとうボートは海面に落とされて浮かんだ。

 

「よし、じゃあヤマネコ島まで一気にいくよ!」

 

 予想通りの言葉だが、驚かずにはいられない。

 呆れた顔で佐久間は問いかける。

 

「いくって……操縦はどうするんだ?」

「大丈夫! 私免許持ってるから!」

 

 他にも……となえは次々と財布から免許証を出していく。

 中には明らかに中学生じゃ取れないものもあったが、今さらそこに突っ込むのはやめた。

 

 時間もないので、何も聞かずに円堂たちはボートに乗り込む。

 なえがエンジンを入れると、それは大きな音を立ててグングン進んでいった。

 

「たぶん、試合が始まるまでには間に合わないね。よくて後半からだと思う。それまでは暇そうだし、これでも見ててよ」

 

 ポイっと彼女は自身のスマホを円堂に投げ渡してくる。

 そこには試合前のヤマネコスタジアムの様子が中継されていた。

 試合開始まであと十数分。たしかに間に合う時間ではない。

 映し出されたイナズマジャパンの選手たちは皆不安げな顔つきをしていた。

 

「助かるけど……こんなことして大丈夫なのか?」

「ああ。あの影山が裏切りなど許すわけがない」

「裏切りじゃないもん! 先に契約破ったのは総帥だもん!」

 

 プイッと拗ねてなえは顔を逸らす。

 彼女は相当キレていた。

 試合に関しては毎回全力を尽くす主義である彼女にとって、今回の手抜きは納得のいくものではなかった。

 自分自身でもまずいことをやっている自覚はあるが、そのことへの反発心が行動を起こさせていた。

 

 影山という人間は口数が少ない。

 今回も説明不足ですれ違いが起こっているのだろうと、鬼道は推測し、納得する。

 

 しばらくボートで波を切っていくと、小さくだがヤマネコ島が見えてくる。

 その時、スマホから突如大歓声が湧き上がった。

 

『決まりました! ジ・エンパイア先制点です!』

『やはり正ゴールキーパーじゃないのがつらいですね。ジャパンの巻き返しは難しそうです』

 

「立向居……!」

 

 円堂は歯痒そうに顔を歪める。

 立向居も頑張ってきた。しかしムゲン・ザ・ハンドでは、借り物の技では力不足なのだ。

 凶報はまだまだ続いていく。

 

『またもやイナズマジャパン、ゴールを奪われました! 2対0!』

 

「まずいな……」

「ああ……。ジ・エンパイアは守備寄りのチームだ。実際に戦ったからわかるけど、あのテレスたちから3点もゴールを奪うのは難しいだろうね」

 

 予選大会では全試合無失点。

 それがジ・エンパイアというチームだ。

 キャプテンであり、ディフェンスのテレスを中心としたその鉄壁の守りは守備力だけでいったら世界最強クラスだろう。

 オルフェウスはフィディオが決死の突撃をしてなんとか1点をもぎ取り、勝利することができた。

 逆に言えばフィディオたちがそれほど頑張っても1点しか取れなかったのだ。彼が難しいというのは言葉の重みがあった。

 

「彼らで最も厄介なのはこの……」

 

『出ましたァ! アンデスの蟻地獄! 豪炎寺、テレスの下へ吸い寄せられていっています!』

 

 必殺タクティクス—— アンデスの蟻地獄

 一人の選手を七人ものプレイヤーが取り囲み、その中に流砂を作り出す。

 その流砂の流れと、選手たちの動きやプレッシャーによって対象のドリブルの方向をセンターディフェンスであるテレスの所へと誘導し、最後に彼がボールを奪い取るという大掛かりな戦術だ。

 

 映像を見ていると、その凄さがわかる。

 あの豪炎寺やヒロトでさえ、あっさりとこれに止められてしまっている。それも何度も。

 佐久間は表示された現在時刻を見て言う。

 

「フィールドに来れたとしても、これを突破しない限りは勝てないな」

「で、どうすんだ鬼道クン?」

「……今考えている」

 

 それっきり、全員黙ってしまった。

 それぞれが対抗策を考えるも、有効そうなものが見つからない。

 不動も状況の苦しさを悟り、煽ることをやめて真剣な表情をしている。

 

 フィディオは何かアドバイスをしてあげたかったが、何も言い出せなかった。

 彼がアンデスの蟻地獄を破ったのは完全な力技によるものだ。

 イナズマジャパンのメンバーにそれをやれと言うのは無茶があるだろう。

 

 黙々と時間が過ぎていく中、お気楽そうな声が突如聞こえた。

 

「へー、なるほどこうなってるのかあ」

 

 なえは円堂たちの輪の中にいつのまにか入って、ふむふむとしきりに頷いている。

 彼らは前をものすごい勢いで振り向く。操縦席には誰の姿もなかった。

 

「うおおおおおっ!? 誰も操縦してないぞ!!」

「何してるんだ!?」

「バカ野郎ォ!! 俺たちを殺す気かこのクソピンク!!」

「なっ、クソピンク!? お前が言うなクソトサカ!!」

「言ってる場合か!? 早く操縦席に戻れ!!」

「もんぶらんっ!?」

 

 あまりの出来事に珍しく鬼道の手が出た。

 ゴチンッ! という鈍い音が彼女の頭から響き、その音源がぷっくりと膨らむ。

 なえは若干涙目になりながら大人しく席に戻った。

 

「ぶーぶー、せっかく必殺タクティクスの攻略法教えてあげようと思ったのに……」

「……何だと?」

 

 その次に彼女が呟いた文句に、再び円堂たちは振り向いた。

 鬼道はその発言が本当なのか問う。

 少女はけらけらと笑いながら、意地悪そうな表情をして言った。

 

「ほんとのほんと、マジだって。でも殴られたし、教えるのやめちゃおっかなぁ〜?」

「なっ……! あれは元々お前が……!」

「え〜? そんな態度でいいの〜?」

 

 間延びするような少女の口調に、鬼道の額に青筋がいくつも浮かび上がる。

 それを面白がり、不動も煽りに乗ろうとする。

 

「だってさぁ鬼道ク〜ン? ここは漢気見せるところじゃないのかねぇ?」

「そうだぞ鬼道、ここは謝っておこうぜ? なっ?」

「たしかに、女の子を殴るのはどこの国でもよくないことだしね」

「……鬼道、謝った方が得だ」

「佐久間、お前もか……!」

 

 思わずブルータスと叫び出しそうになる。

 もはや味方は誰もいなかった。

 観念し、震える拳を抑えて鬼道は頭を下げる。そして小さく呟く。

 

「ぐっ……! すっ、すまなかった……!」

「うんうん、許してしんぜよう! いやー、総帥にもこんなことしてみたいなぁ!」

 

 なえはそれを聞いてスッキリしたようで、満面の笑みを浮かべていた。

 

「あとで恨むぞお前たち……」

 

 その呟きに、全員は顔を逸らした。

 

「それで、これで教えてくれる気にはなったか?」

「いいよ、教えてあげる! じゃあよーく聞いてね……」

 

 なえは顔だけを鬼道たちに向けて、さっそく戦術を語り始める。

 それを聞いて円堂たちは感嘆の声をあげた。

 試してみる価値はある。鬼道がそう思った時、ヤマネコ島の港が間近に迫ってきていた。

 

 

 ♦︎

 

 

 円堂君たちを無事送り届けたあと、私とフィディオはスタジアム内の観客席に入っていた。

 私たち選手やその関係者は席にはつけないものの、ただでスタジアム内に入る権利がある。

 掲示板を見る。

 今は後半の15分か。

 スコアは2対1。

 向かってる途中に見たんだけど、どうやら壁山や栗松などの一年生たちがなんとかアンデスの蟻地獄を破ってみせたようだ。

 しかしそれは力技。もう一度は使えない。

 ここからは鬼道君の仕事だ。

 

 ボールはラインを超えて外へ。

 ジャパン側の観客席から歓声が沸き立つ。

 選手交代を告げる電子版には八つの数字が並んでいた。

 

『ここで選手交代!? 栗松、土方、染岡、立向居に代わって入るのはこの四人! 佐久間、不動、鬼道、そして円堂だぁ!』

『キャプテン円堂をはじめ、イナズマジャパンの主要メンバーがようやく入ってきましたね。何があったかはさておき、ここから先の展開はまだ読めませんよ』

 

 これでイナズマジャパンの完成だ。

 アルゼンチンはさっき豪炎寺君たちが撃ったグラウンドファイアをマークするだろうけど、鬼道君たちにはそれに匹敵する威力を持つ3号がある。

 おまけに今日一試合したとはいえ、一時間以上休んだので交代メンバーの体力は満タンだ。

 試合をひっくり返す要素は十分揃っている。

 

「面白くなってきたね」

「……ありがとうナエ。彼らをここまで連れてきてくれて」

 

 うずうずしながら見ていると、ふと横からそんな言葉を言われた。

 はて……? 彼が感謝するようなことってあったっけ?

 

「敵だったのに感謝を言うなんて、変わってるね」

「それでも助かったのならお礼を言わなくちゃ」

「ふーん。ま、別にいいけどさ」

「……勝てると思うかい?」

「誰に言ってるのさ」

 

 あの円堂君たちだよ? これだけ勝てる要因が揃ってて負けるわけがない。

 そのことを証明しろというように、ホイッスルが鳴った。

 

 ジ・エンパイアの選手たちは獣のような低い姿勢と素早さでグングンゴールへと迫っていく。

 

ヘルファイア!」

 

 エンパイアフォワードが炎を纏ったシュートを放つ。

 円堂君に撃つには明らかに威力不足だ。

 ゴール前に気で作られた結界が発生する。

 

イジゲン・ザ・ハンド!!」

 

 結界にコースを外されて、ボールはバーに激突。跳ね返ったところを円堂君がガッチリキャッチする。

 パスが回っていき、鬼道君にボールが渡る。

 しかし一瞬でジ・エンパイアの選手たちは鬼道君を取り囲んだ。

 

「必殺タクティクス—— アンデスの蟻地獄!」

 

 これが、アンデスの蟻地獄。

 実際に見ていると凄まじいね。プレッシャーに押し潰されそうになって、普通の選手じゃまともにプレーもできなくなりそうだ。

 だけど、鬼道君は余裕そうな表情だ。

 笑みを浮かべて彼が手を振り上げる。

 するとさらにイナズマジャパンの選手たちが七人、アンデスの蟻地獄を発動している選手たちをマークするように内部に入っていった。

 

 テレスたちは驚愕の表情を浮かべる。

 

「なにっ!?」

「必殺タクティクス—— ダンシングボールエスケープ!」

 

 七人の選手たちは蟻地獄内を押し広げるように敵に背中を預けながら、パスを回していく。一方のジ・エンパイアはそれと行動阻害にペースを乱され、連携が取れなくなっていく。

 上から見ていればよくわかる。あれだけぎゅうぎゅう詰めだったフォーメーションが、今じゃ膨張したかのように広くなっていて歪な円を描いている。選手同士の間隔だってバラバラだ。

 もはやアンデスの蟻地獄は機能していなかった。

 

「すごい……これが、君の戦術か」

「考えたのは私じゃないよ」

「えっ?」

 

 そりゃそうだ。こんなの基本脳筋な私が思いつくはずがない。

 

「私は総帥がメモしてた書類を盗み見ただけ。あの人、自分が担当するわけでもないのにアルゼンチンの攻略法を考えてたんだよ」

「ミスターKが……」

「たぶんあの人の頭の中には全部のチームの情報が入ってるんじゃないの? 努力とかそういう汗臭いことを言うのが嫌いな人だから、研究してることは私には隠してたみたいだけど」

 

 こういうところがあるから憎めないのだ。

 フィディオが驚いている顔を見てると、なぜだか鼻が高くなった。

 

 鬼道君は選手たちの間にできた大きな穴から蟻地獄を悠々と脱出する。そのあとから佐久間と不動も続いていく。

 コースは左サイド。

 テレスの守備範囲外だ。

 

皇帝ペンギン3号!!』

「くそっ! くそぉぉぉっ!」

「ぐわぁぁぁぁぁっ!」

 

 テレスが走るも間に合わず。

 鉄の壁の横をすり抜けて、紫のペンギンたちがゴールネットを食い破った。

 

『ゴール! 同点! 追いつきましたイナズマジャパン!』

 

 大歓声の中、スマホからバイブ音がする。

 ……総帥からのメールだ。すぐに来いとのことらしい。

 私は立ち上がり、席を後にしようとした。

 

「どこ行くんだい? まだ試合は終わってないよ?」

「ちょっと野暮用。どうも外せない用事らしくってね」

「まさか……ミスターKに関することか!?」

「大丈夫、消されたりはしないって。なんせ私は替が効かない総帥秘書だからね」

 

 なおも不安そうなフィディオに手をプラプラと振りながら、スタジアムを出て行く。

 ああは言ったものの……正直不安だ。

 あれはガルシルドとの共同作戦だったはず。

 総帥が許してくれるかどうか。

 ……許してくれないのは、ちょっと嫌だな。

 

 ワァー! と大歓声がここまで響いてくる。

 スマホの時計はまだ試合終了時刻じゃない。

 それなのにこの盛り上がりようは……どうやら彼らはやったようだ。

 

 ……そうだ。こんなところで終わったら彼らと戦えない。

 まずは謝ろう。

 口論するのはそのあとだ。




 ♦︎『ダンシングボールエスケープ』
 ゲーム3にて、ビッグウェイブス戦で最初に覚える必殺タクティクス。本来はボックスロックディフェンスを撃ち破るのに使われていた。
 絵面が地味なためか、アニメ未登場。
 しかしぶっちゃけて言うとこの技の需要はほぼない。周りの敵を少し行動不能にするのにTTPを40も使うのなら、普通にアマゾンリバーウェーブやローリングサンダーを使った方がいい。
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