【外伝開始】メソポタミアの冥界でエレちゃんに仕えたいだけの人生だった…。 作:土ノ子
■登場キャラクターのその後
主人公
冥府の太陽だったり《名も亡きガルラ霊》だったり冠位英霊だったりとせわしなく役柄を変えつつ第二部を走り切った主人公。でも中盤あたりから影薄かったよねと言われると傷つくかもしれない。
総合性能に優れ普段使いも可能な『最優』のアーチャー。
エレシュキガルとのシナジーが凶悪な『最弱』のキャスター。
ごく限られた状況下においてのみ世界を救いうる『災厄』のアヴェンジャー。
燃費は極悪だが一戦限りの決戦力なら間違いなく『最強』のライダー。
主人公について、ほぼ全部の側面を書ききれたので結構満足。
なお仲間外れにされた『最悪』のアサシンについては起こさないでやってくれ。死ぬほど疲れてるんだ。
人理修復後もオルガマリー・アニムスフィアに付き従い、カルデアの運営に尽力する。最早英霊としての力はほぼ失ったが、とある緊急事態が発生した際にただ一度だけその宝具を開陳した。世界が卒倒した。
オルガマリーの死後、メソポタミア冥界で一世一代の覚悟を決めて死地に赴かんとする姿が見られたらしい。
オルガマリー・アニムスフィア
第二部で最大のバタフライエフェクトを受けた人。原作死亡組。ご存じ我らがカルデアの所長にして主人公と契約を結んだマスター。
《天の鎖》の裔、キングゥの姉、冠位英霊の主、人理を救ったカルデアの所長と数々の称号を獲得したおもしれー女。魔改造ともいう。
実際彼女の下に集まった神秘の数々を思えば魔術協会が発狂するレベルの代物なのでむべなるかな。
その内面においては原作通りの豆腐メンタルを如何に成長させるかを常に作者は頭を悩ませていた。彼女の長所はその『弱さ』の裏表であるので、そこをスポイルさせずに彼女の成長を描き切れたか正直自分でも自信はなかったり。
それでも最後の最後で確定敗北から引き分け⇒延長戦にもつれこんだのは確かな彼女の成長であった。その長い長い戦いの結末はごく限られた者だけが知る。
第二部は事実上彼女と主人公によるダブル主人公構成だった。
『主人公』の軸を少しずつ主人公からオルガマリーへ移していき、バビロニアのラストでバトンタッチする構成。Fateシリーズの根底は『出会いと別れの物語』であるので、第二部ではそこを書けて結構満足。
惜しむらくはそのタイミング。できるなら物語の中盤あたりでそれをやりたかったが、構成の都合上難しかった。単純に時系列にしたらバビロニアで別れ⇒直後にソロモンで再召喚になるので絶対ネタにされる(確信)。
でもバビロニアもソロモンも終盤は我ながら燃える展開になったと思う。
人理修復後もカルデアに幾つもの大事件が降りかかるが、オルガマリーは泣きながらもくじけずにその解決に尽力し続けた。
ちなみに本作において人理漂白やレムナントオーダーは発生せず、従って原作1.5部、第2部に相当する物語も発生しない。
オルガマリーの末期、彼と彼女の間でどのようなやり取りがあったかは分からない。だがきっと二人の顔には笑顔があったことだろう。
なおメソポタミア冥界は死後の彼女を招く気満々である。再会の時は近い。
キングゥ
バタフライエフェクトその二。原作死亡組。
人類の観察と嘯きながらオルガマリーの傍で彼女を助けていたが、彼もまた人理修復後の混乱がひと段落するとカルデアの外の世界を見に旅立った。彼自身の人生の目的というオーダーを果たすために。
なおオルガマリーと《名も亡きガルラ霊》による組み合わせに無意識にイラっとしたからという事実はどこにもない。
当初は漠然と『継承躯体』を通じたオルガマリーとの関係を書くつもりだったが、執筆中にネタが下りてきたので色々書き込んだ結果ああなった。どうしてこうなったと作者も首を傾げた。
オルガマリーの弟入りすることを読めた人は予言者を名乗っていいと思う。
ロマニ・アーキマン
バタフライエフェクトその三。原作死亡組。
元魔術王ソロモンにして現カルデアスタッフ。オルガマリーを支える頼れる大人の一人。
帰還後は全ての有給を取得するなどと嘯いていたが、人理修復後のあまりの混乱ぶりに発言を即時撤回。カルデアのNo2としてオルガマリーに劣らぬ勢いで、だがどこか楽しそうに働いている。
それでもやがて落ち着いた頃を見計らって長期の休暇を取得し、今度こそ『人間らしい』自分だけのための時間を楽しんでいる。
その正体を知る者はともに人理修復を駆け抜けたカルデアのスタッフのみであり、あらゆるデータからその事実は消去された。
第二部における裏ヒロイン(意訳)であり、彼とオルガマリーの救済こそが第二部をスタートした動機の一つ。
初期に『報われぬ者に報いあれ』と冠位指定を発令したのもそのためである。原作を読む限りどう考えてもロマニの十年間が『報われたもの』であるとは思えなかったので。
藤丸 立香
原作主人公にしてカルデアのセカンドマスター。ついに逸般人にならなかった男。
オルガマリーが生存しており原作ほど人理修復の重みを感じていなかったため、テンションが割と軽め。天然なマシュと違ってこちらは半分くらい意図してムードメーカーを演じていた。
人理修復後、マシュを伴って日本へ帰国するが、両親の説得や必要な学歴や資格の取得などを数年間で済ませ、カルデアへ帰還。オルガマリーが最も信頼するレイシフトチームのリーダーとして人理修復の経験を生かす。恐ろしく癖の強いメンバーをその人柄でまとめ上げた、目立たない傑物。
ちなみにムニエルから薫陶を受けたドライビングテクニックはプロ級だが日本の道路交通法は理解していないため、免許取得の時に苦労することとなる。
最初から最後までただの一般人だったが、だからこそ信頼できる友人や愛すべき人を守るために全力を尽くすことを躊躇わなかった。
後年に蘇生したAチームメンバー、ベリル・ガットとマシュを巡って対立。ある特異点で彼と二人きりとなるレイシフト事故が発生。その事故の生還者は一名のみであった。
マシュ・キリエライト
ほぼ原作通りに人理修復を迎えた無垢なる盾の乙女。
死と蘇生を経て英霊としての霊基は失われ、遂に取り戻すことはなかった。その代わりにありふれた一人の少女としての人生を手に入れた。
藤丸のそばで常に彼を支え、後にレイシフトする彼をサポートするためカルデアの管制スタッフに就く。もちろん人理修復を知るスタッフ達からは大歓迎された。
時折その近くにフォウと鳴き声を上げる小さな獣が姿を現したという。
エレシュキガル
第二部でも要所で存在感を示していた主人公の愛妻/恐妻。
オルガマリーの死後、彼と彼女を交えて三人だけで話し合う機会を設けた。冥界がただならぬ緊張に包まれた。
とはいえ彼女自身はオルガマリーをどこか歳の離れた妹のように思っており、加えてあの
なお主人公へ向けた折檻は容赦のないものだったことも付け加えておく。ただし一度ケジメをつければそれ以上引き摺らないのが彼女の良いところなのでなんだかんだ死後の三人はメソポタミア冥界で上手くやっていたらしい。
たまにちょっかいをかけにくるネルガル神を〆つつ、オルガマリーを侮辱する輩には容赦なく女神の神罰を下す優しい女神様。
ガルラ霊s
縁の下の力持ち。僕らの名誉ガルラ霊。
主人公とオルガマリーがメインである第二部においては徹頭徹尾脇役に徹してもらったが、いなければ地味に物語が破綻していた。カルデア最大の欠点である人手不足を埋める最大要因。
オルガマリーは人理修復中や修復後の混乱を彼らの手を借りることで乗り切った。
霊基出力は一般人並みだがそれ以外の能力は冥府にいた頃と変わりがない超優秀な官僚団であったため、魔術協会からは振れば幾らでも人材が湧いて出る
■第二部後書き。
昨年末頃、地球大統領に脳を焼かれ走り切った第二部のエピローグをもって本作は本当に完結となります。相も変わらず更新を何か月も空ける作者にお付き合いいただき誠にありがとうございました。
原作1.5部や2部については様々な点で整合性が取れないため、執筆予定はございません。もし楽しみにしてくれていた方がいれば申し訳ないのですが、どうかご理解をお願いいたします。
ただしちょっとした外伝や短編を投稿することはあるかもしれません。ちなみに今頭の中で浮かんでるのは大分カニファン時空やユニバース案件風味のトンチキな奴です。お楽しみに。
並行してオリジナルの次回作も考え中。そちらも書き上げたら告知したいと思います。
最後に。
我らが主人公がオルガマリーとともに駆け抜けたこの第二部はいかがでしたか。
FGO第一部、なんだかんだもう6年前のお話ですが、見返すと今も感動を覚える名作でした。
その素晴らしい原作を土台としつつ、面白く、熱くなれるよう必死に書き上げた約10か月でした。
第二部はアンケート企画なども少なく、
ここまで読んでくれたあなたに最大の感謝を。そして外伝や次回作でまたお会いしましょう。
最後の最後でお願い。
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追記2
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