戦艦<武蔵>艦長 知名もえか(High School Fleet & Red Sun Black Cross)   作:キルロイさん

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第三章 豹の狩人
第一三話


シエンフエーゴス市南方、シエンフエーゴス州、キューバ島

一九五〇年四月二四日 午前八時

 

 

 

 俺にとって理想の朝は、焚火で沸かした淹れたて珈琲の香りが漂う空間を独り占めにして、夜明けの空を満喫できる朝だ。

 

 そんな朝を迎えるために準備すべきことがある。前日の日暮れまでに人里離れた草原にテントを張って、星空の下で晩酌を楽しんで自然の息吹を子守歌代わりに寝袋に潜り込んで寝るのさ。

 

 眼が覚めた時には澄み渡った空の下で日の出を眺めることができるか、雨に降られて散々な目に遭うかは時の運だ。だが、それもキャンピングの醍醐味だ。

 

 軍隊の野営訓練でも同じような事をするが、あれとは違う。上手く説明出来ないが、何かが違うのさ。

 

 まあ、騙されたと思いながら一度でも朝焼けの空を見るがいい。眼が眩むくらい圧倒的な光量で山影から現れ、鮮やかなオレンジ色に輝く朝日だ。一度でも見たら誰もが心を奪われるぜ。

 

 大切なことだからもう一度言うぜ。眩いばかりに輝く朝日は、それを見たすべての人間の心を掴み、くだらねえ悩みなんかを奪っていくんだぜ。

 

 そんな朝日の光を浴びながら飲む珈琲は格別の味だ。目覚めた小鳥のさえずりが聞こえれば、更に素敵な朝になる。可愛い女の子が隣に座っていれば、もっと幸せな気分になるだろう。

 

 だけど、ワタリガラスの鳴き声だけは駄目だ。気が滅入る。あの鳴き声が聞こえたら、俺はためらわずに銃を握るだろう。あの鳥は英国王室の象徴だと耳に蛸ができるくらい指導を受けていたが、それでも撃ち殺したくなる。

 

 砲弾の爆発音はもっと駄目だ。静かな朝をぶち壊す。戦車のエンジン音も許せねえ。もう、我慢出来ない。

 

 

 

 だから、俺は決めたぜ。

 

 奴らを撃つ! ドイツ人(キャベツ野郎)、くたばりやがれ! 

 

 

 

 俺の視線の先には戦車が一両だけで走行している。それは、俺が所属している分隊が守備配置についていた塹壕を超えて進んでいた。

 

 他の戦車や戦闘車両の姿が見えないが、何らかの理由で遅れているらしい。

 

 それは絶好のチャンスだった。俺は肩に乗せていた対戦車噴進弾発射機(M20スーパーバズーカ)の照準を、その敵戦車の側面へ合わせると躊躇いなく引金を引いた。

 

 発射機の後方から爆風が吹き出し、大地に還ろうとしている木の葉や土を舞い上げる。そして、前方からは敵戦車の車体側面に食い破る威力がある口径三・五インチ(八九ミリ)のロケット弾が飛んでいく。

 

 そのロケット弾の針路は敵戦車の車体側面の後方、エンジン区画だ。

 

 俺は思わず叫んだ。

 

 

 

 当たれ! 俺は一目散に逃げるが当たってくれ! 

 

 

 

 発射機から吹き出した爆風で色んな物が舞い上がるので、俺が隠れている位置が敵兵に気づかれてしまうからだ。

 

 だから、一目散に逃げないと撃たれてしまう。こんな小さな島で死ぬのは御免だからな。

 

 俺は足場の悪い林の奥に向かって走る。たまたま視界に入った老木の裏側に隠れてから、敵戦車の方向を覗いた。敵戦車は俺が狙いを定めた所で停止している。

 

 俺の渾身の一撃が、敵戦車の駆動系に損害を与えた。間違いなかった。

 

 だが、霞んでいない俺の目には戦車の砲口が真円に見える。主砲を俺に向けているのは間違いない。どうやら、俺の人生のカウントダウンがスタートしてしまったらしい。

 

 ついでに言うと、敵戦車の砲口が俺に向いているということは、敵戦車の車内から幾つもの眼差しを浴びていることでもある。

 

 光栄だね。タンザニア自治領名物のキリマンジャロ山の麓で生まれ育ってきた俺が、キャベツ野郎の注目を浴びる存在になるとは嬉しいぜ。

 

 ならば、俺の雄姿をしっかりと眼に焼き付けさせようじゃないか。

 

 

 

 Ⅴ号中戦車H型パンテルⅡの車長と砲手よ、今回は俺の負けだ。

 だが、俺の仲間たちが貴様を煉獄に送り込んでやる。

 それまで精々足掻いてみせろ。畜生め! 

 

 

 

 俺は覚悟を決めると木陰から飛び出した。撃たれるのであれば堂々と撃たれるべきだと考えたからだ。

 

 だけど、次の瞬間に俺が隠れていた老木の根本が砕けて弾けた。敵戦車の砲弾が直撃したのだ。

 

 間一髪で逃げる格好になった俺の背中やケツを、老木の破片がチクリと刺してくるが俺の心は傷一つ無し。

 

 

 

 これは愉快だ。

 ならば、予定を変更して逃げ切ってみせようじゃないか。

 

 

 

 俺は無造作に樹木が林立する林で、右へ左へとジグザグに走りながら敵戦車から逃げていく。

 

 六キロ以上の重さがある発射機を、抱えながら走るのでスピードが出ない。だが、俺の武器はこれしかないから、大切に扱わないといけない。

 

 足場が悪く薄暗い林の中で必死に走った甲斐があり、俺の遁走は成功した。遂に敵戦車は俺を殺し損ねたのだ。

 

 もし、戦車の主砲だけではなく車体前面にある機銃が撃っていたら、俺の身体に幾つもの大穴が開いた筈だ。だが、何故か撃たれなかった。偶然にも故障したらしい。

 

 俺は機嫌が良くなったので発射機を肩に載せて、駆け足で林の中を進んでいく。

 

 目指す先は先程の小道の隣にあるもう一本の小道だ。そこにも塹壕が掘られていて、俺が所属する小隊のうち別の分隊が守備配置についている。

 

 それが木立の隙間から見えるくらいまで近づいた時、俺は我が目を疑ってしまう。

 

 俺が目指していた別の小道を、何両もの戦車や兵員輸送車が走っていた。その車両の側面には鉄十字がマーキングされている。どう見てもキャベツ野郎の軍隊だ。

 

 

 

 マジ、ヤバい。ホントにマジにヤバいって。

 俺、敵中に取り残されちゃったよ。

 

 

 

 慌てて引き返そうとしたが、さっきまで俺がいた塹壕に戻るだけだと気づいたので立ち止まる。俺が守るべき塹壕は無残な姿になっているからだ。

 

 こうなったら、キャベツ野郎が通り過ぎるまで待つしかない。その後は考えよう。

 

 俺は地面に倒れている丸太のうちベッドに最適な太さの丸太を見つけると、そこに横たわる。そして、いつの間にか睡魔が襲ってきて眠ってしまった。

 

 

 

          ◇◆◇◆◇

 

 

 

 ほんの少しの時間だけ寝たつもりだったが、時計の針は正午前の時間を指している。俺は小道に敵影が無い事を確認すると、薄暗い林から日差しがさんさんと降り続く小道に出た。

 

 友軍陣地がある方向は幾つもの黒煙が立ち上り、戦場音楽も聞こえてくる。上空では戦闘機が空中格闘戦(ドッグファイト)を繰り広げてられていた。

 

 偶然にもドッグファイトをしている二機の戦闘機が俺の頭上を通過するが、その光景を見て顔をしかめた。

 

 友軍のジェット戦闘機がキャベツ野郎のジェット戦闘機に追われていたからだ。

 

 悔しいが、このあたりの制空権は奪われつつある様子だ。

 

 だが、俺はやるべきことを済ませなければならない。敵機や敵兵に見つからないようにするため、足元が悪く薄暗い林の中に戻って歩き出す。

 

 その行き先は俺が守備配置についていた塹壕だ。気が滅入る作業だが、仲間たちの首に吊り下げた個人識別札(ドッグタグ)を回収しなければならないからだ。

 

 俺が居た塹壕は砂糖きび畑にある。そこを接収して射界を確保するために砂糖きびを刈り取り、敵の戦闘車両が容易にグアンタナモに進めないように小道の両脇に塹壕を掘り抜いていた。

 

 その塹壕へ敵が襲撃してきたのは、偶然にも俺が塹壕から離れて後方の林にある仮設トイレにいる最中だった。それは教本どおりの完璧な奇襲攻撃だった。

 

 予告無く迫撃砲弾が撃ち込まれると、仲間たちはその破片を避けるために塹壕の底に身を伏せてしまう。だから、キャベツ野郎の擲弾兵(てきだんへい)が接近していることに気づけず、あっという間に制圧されてしまった。

 

 その間、俺は奴らによる殺戮を見続ける事しか出来ず、俺自身が招いた無様な状況を嘆く事しか出来なかった。何故なら「クソッタレ!」と言葉を喚きながら、糞を垂らし続けるだけで精一杯だったからだ。

 

 そして、その塹壕は俺と一緒に戦っていた仲間たちの墓地となった。だから、仲間たちが勇敢に戦った証拠として、ドッグタグを回収しなければならなかったのさ。

 

 道中で俺が狙った戦車を見かけたが、それは黒焦げになり焦げた匂いが漂っている。面白い事に、その周囲には戦車兵だけではなく擲弾兵も倒れていた。

 

 戦車を修理中に友軍機の爆撃を受けて炎上したらしい。それを見て、俺は呟いた。

 

 

 

 ざまあみろ。

 もし、俺が天国で貴様らと会えたなら、キャベツをぶつけてやるから覚悟しとけよ。

 まあ、天国に行ける可能性は万でも億でも那由他(なゆた)の彼方でも、あり得ないだろうがな。

 俺も貴様もだ。

 

 

 

 俺はそんな言葉を吐き捨てて、先へ進んでいく。

 

 間もなく俺は塹壕に辿りついたが、人影に気づき木立の影に隠れる。制圧された塹壕に誰かがいると想像していなかったからだ。

 

 そこでは数人の兵が怪しげな行動をしていた。俺は腰に下げている小型ナイフで刺し殺そうと思ったが、それは早とちりだった。彼らは仲間たちのドックタグを回収したり、祈りを捧げながら遺体を埋葬したりしていたのだ。

 

 俺は彼らが銃を向けたりしないように、身振りや大声を出しながら林から現れた。だが、怪しげな連中の姿を見た途端にどのような応対をすべきか困ってしまった。

 

 俺が袖を通している英連邦陸軍将兵の軍服ではなく、合衆国陸軍の軍服を着ているので友軍だと判別できる。

 

 詳しく見ていくと、出世に縁が無さそうな風貌をした肥満体で眼鏡を掛けた白人が一名と、その助手らしい背の高い白人が二名いる。

 

 更に人生に辛いことなんて無いと信じているような黒人が一名いる。正直に言うと得体のしれない連中だ。

 

 とりあえず自己紹介から始めるかと考え直し、国王ジョージ六世の閲兵を受けているかのように姿勢を正すと、敬礼して話し始める。

 

「始めまして。英連邦陸軍、王立アフリカ小銃隊師団(KAR)、第1タンザニヤ歩兵連隊、第1中隊、第2小隊、第2分隊、コンド軍曹であります。ここを見ればお判りでしょうが、既に第2分隊は書類にしか存在しません」

 

「激戦を生き抜いた勇者に会えて嬉しいよ。一昨日にこの島へ上陸したばかりなので、色々分からないことだらけなんだ。技術系の士官だから戦闘は苦手なのさ。助かるよ」

 

「お名前を伺ってもよろしいでしょうか」

 

「ああ、忘れてた。合衆国陸軍武器科連隊、シアトル隊、某兵器開発班のマックス少佐だ。他の三人はわたしの部下だ。こちらこそ宜しく」

 

「シアトルから南の島へようこそ。もしかして小官が近寄ってはいけない兵器の試験をされていたのでありますか?」

 

「別に隠している訳ではないさ。使い物にならない兵器を見せても時間の無駄だよ」

 

「はあ、そうで……、敵です! 塹壕に飛び込んで死んだふりをしてください!」

 

 俺は接近する土埃に気づき、すぐに塹壕に飛び込んで死体の真似をする。

 

 俺の行動を見た合衆国軍人も真似ると、間もなくキャベツ野郎の戦車隊から後方に向けてトラックが何両も通過していった。友軍陣地を攻撃するキャベツ野郎が、銃弾や燃料を後方の補給所へ受け取りにいく輸送隊のようだ。

 

 キャベツ野郎に一撃でも加えたいがあまりにも条件が悪い。仕方が無いが今は我慢する時だ。その時、少佐が口を開いた。

 

「軍曹。もしかして、わたしたちは敵中に取り残されてしまったのか?」

 

「その認識は正しいです。常夏の島で繰り広げられている熱い戦場へようこそ」

 

「ホントかよ。こんな事になるなんて想像していなかったぜ」

 

「ここは戦場なので、何が起きても不思議ではありません。少佐殿」

 

「それはそうだが……」

 

「ご存知かと思いますが、紀元前一三世紀に苦役から逃げ出した浮浪者集団が、荒野で食い物が無い、水が無いと文句を言いながら彷徨っていました。それなのに、数十年後にはナイル川を越えて約束の地へ侵攻したのです。古今東西、戦争に関わる予想なんて常に覆されるものですよ」

 

「ほほう、世界最古の書籍(せいしょ)に詳しいとは。キリスト教徒に正面から論争を挑むつもりかね?」

 

「こう見えても、キリスト教徒なんです」

 

 俺は首にぶら下げている十字架(ロザリオ)を見せた。このアクセサリーは敬虔なキリスト教徒が多くいる地域では身分証明代わりにもなると聞いていた。少佐は納得してくれたが、余計な事を言い出した。

 

「君が見せてくれたのが鉄十字だったら、わたしはドイツ式敬礼をして『ジーク・ハイル』と挨拶してあげるよ」

 

「その時はキャベツ野郎が世界を支配しているのですから、戦争自体起きないと思います。わたしのような黒人は、家畜として動物農場に囲われている筈ですからね。もしかしたら屠殺場に直行しているかもしれませんが」

 

「ドイツ人が、ビールとソーセージをこよなく愛する理由が分かった気がする」

 

「口にしてもいい冗談を区別出来ない男は、この世界の半分を占める女さえ制することが出来ませんよ。ラジオ放送によると合衆国陸軍の士官は、そのような下品な冗談を言わないそうですが」

 

「……そうだね」

 

 俺の嫌味を聞いて渋々立ち上がった少佐は、俺に命令するように言葉を放った。

 

「まず、君の仲間たちを安らかに眠らそう。それから俺たちを友軍陣地まで道案内してくれ」

 

 

 

        ◇◆◇◆◇

 

 

 

 再びキャベツ野郎が通り掛かるのか分からないので、簡易的だが仲間たちの遺体を塹壕の片隅に積み上げて土を被せる。

 

 これで、彼らの無残な亡骸を見たキャベツ野郎が、嘲笑するような屈辱は避けられそうだ。

 

 同時に使えそうな武器として小銃とその銃弾も回収する。この塹壕には軽機関銃も配備されていたが、軽機分隊と一緒に行方不明になっていた。

 

 それが終わると少佐は、部下たちと俺を引き連れて林に入っていく。

 

 はっきり言うと、俺は英連邦陸軍の兵士だから合衆国陸軍の士官の命令や指示に従う責務は無い。

 

 だが、友軍陣地まで同行する程度ならば、この士官の命令を受け入れた方が得策だから、素直に従っている。

 

 俺たちは相変わらず薄暗い林の奥へ進んでいくと、目の前に一両のトラックが現れた。その荷台に乗り込み回収した武器も載せると、俺は少佐に尋ねる。

 

「少佐殿、これからどこへ行けば宜しいのでしょうか」

 

「友軍陣地に向かおう。コンド軍曹、道案内を宜しく。ゴメス上等兵が運転するから彼に指示してくれ」

 

「少佐殿? キャベツ野郎、いやドイツ軍の先頭集団が何処にいるのかご存じですよね」

 

「君なら戦線を突破できる抜け道を知っているだろう? 難しく考えては駄目だよ。発想の転換をしなきゃ」

 

 敵味方が銃弾を飛び交わせている戦線を、こんな小さなトラックで突破しろだと?

 

 そんな発想自体が狂気の沙汰だ。本気で突破しようとしたら敵味方関係なく撃たれて蜂の巣になるだけだ。それに抜け道を知っていれば苦労しないぜ。

 

 俺はこの技術将校が不気味に思えてくる。何処か人生で大切な常識が欠け落ちているとしか思えない。

 

 技術将校とはこんな奴らばかりなのだろうか。それとも、俺が少佐の常識が通用する世界に辿り着けていないだけなのか。

 

 いろいろ考えても時間の無駄なので現実的な意見を伝えてみた。

 

「少佐殿、意見をしたいのですが宜しいでしょうか」

 

「いいよ」

 

「このトラックで進める所まで行きます。キャベツ野郎と遭遇する可能性があるので、射界を確保するために荷台の幌は外してください。また、少佐殿も含めて全員がいつでも銃を撃てるように荷台で射撃態勢を取ってください」

 

「ああ、わたしもそれを考えていたところだった。すぐに始めよう」

 

 俺たちは作業を終えると銃器を手にした。少佐たちはリー・エンフィールドNo.4小銃を手に取る。そして、俺はM20スーパーバズーカーに砲弾を装填した。

 

 英連邦の俺が合衆国の武器を持ち、合衆国の少佐たちが英連邦の武器を操作するのは妙に面白い光景だ。俺は肌が黒いゴメス上等兵に指示すると、トラックは自然に還る寸前のような林道を走り出した。

 

 目的地はグアンタナモの方向にある友軍陣地だ。辿り着けるか自信は無かったが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




さて、ここで作者から読者の皆様へお願いです。

作者は「パシフィック・ストーム」を既読済みですが、現在所持していません。

この第二巻か第三巻でテニアン島に爆撃する日本軍重爆指揮官が、合衆国軍へ無線妨害をするために何かの曲を流していたような記憶があります。

執筆するための参考として、その曲名(作曲者や歌詞も)をご存じの方がおられましたら、ご教示いただけるでしょうか。

今後も随時更新していきますので、どうぞ宜しくお願いいたします。

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