戦艦<武蔵>艦長 知名もえか(High School Fleet & Red Sun Black Cross)   作:キルロイさん

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第一六話

トリニダー市北方、サンクティ・スピリトゥス州、キューバ島

同日 午後二時二八分

 

 

 

 ドイツ陸軍における兵器分類番号Pak45/1、一般的呼称では七五口径八八ミリ砲と呼ばれる長砲身砲は、Ⅴ号中戦車H型パンテルⅡの主砲として搭載されている。

 

 ドイツの工業技術を研鑽して製作されたこの主砲は、砲戦距離一〇〇〇メートルで垂直に立てられた二〇〇ミリの鋼板を貫く威力があった。

 

 その砲から発射された対戦車用徹甲弾は、砲口から射出された段階で音速を超えている。そして、人間の動体視力でも見分けることが難しい速度で飛翔し、目標に衝突すると衝撃力によって破壊していく。

 

 目標内部に強固な部品があれば、固いゆえに衝撃に弱いので床に落とした陶器のように砕く。軟弱な部品があれば、原型をとどめないくらいに変形させる。

 

 さらに、弾薬庫に収納されている砲弾内部の炸薬を加熱することも出来た。それがどのような結果を生むのか、砲弾と炸薬の知識を持つ者なら誰もが知っている結果となった。

 

 砲弾は誘爆を引き起こしたのだ。こうして、対戦車自走砲車アンブッシュ2号車は最期を迎えた。

 

 その炎は車外へ激しく噴き出し、冥界への道しるべとなる燈火台を彷彿させた。

 

 このアンブッシュは集落ではなく、灌木の影に隠れて射撃していた。だが、発砲炎に気づかれてしまい、射撃位置を変更する前に被弾してしまったのだ。

 

 アンブッシュ隊はパンテルⅡの猛攻によって、車両を相次いで損失していく。

 

 とうとう、アンブッシュの隊長は迎撃態勢を立て直すために後退を決断した。彼は歩兵大隊の残余兵力を指揮するトマス中尉を呼び出す。

 

「ウィケットキーパー、ボウラー01、応答せよ」

 

「ウィケットキーパー、どうぞ」

 

「待たせたな。君たちの出番が来たようだ。これよりボウラーは、君たちを後方から援護するために移動する」

 

「了解。あまりにも待ちくたびれたので居眠りしてしまったぜ。注意して欲しいことが一つ、こちらが仕掛けた地雷に気をつけろ」

 

「暇を持て余したようで済まぬ。こちらからも一言だけ言わせてくれ。キャベツ野郎と間違って撃たないで欲しい。君たちでは俺のハートを撃ち抜けないのでね。終わり」

 

 それまで、巧みにドイツ軍装甲大隊を牽制していたアンブッシュが、一斉に後退を始めた。いや、主砲が後方を向いているので前進していると言うべきかもしれない。

 

 土煙を盛大に巻き上げながら街道を疾走する車両や、雑草を踏み潰して青草の匂いを盛大に拡散させながら走行する車両が、トマス中尉がこもる蛸壷に接近して来る。

 

 その蛸壷では、アスカリたちがドイツ軍を迎撃する態勢を整えていた。

 

 アスカリたちのうち三名一組が大きな塹壕に入り、携帯式対戦車噴進砲もしくは迫撃砲で攻撃する。さらに、大きな塹壕を援護できるように周辺に小さな塹壕を掘り、そこから他の兵士が機関銃もしくは小銃で接近する擲弾兵を撃つ。

 

 残る問題は、彼らが降り注ぐ鉄の雨にどこまで耐えられるかである。

 

 そもそも、英連邦陸軍が彼らの様なアフリカ黒人兵士(アスカリ)を、キューバ島に配置したのは枢軸軍の内部事情による。

 

 英国としては、キューバ島の地上戦には積極的に関与したくないのだ。

 

 英国にとって、この島が連合軍に占領されたのは合衆国に原因があり、合衆国が責任を持って地上戦を行うべきだと主張している。

 

 だから、英国がこの島にアンブッシュを配備したり、精鋭部隊とは言い難いアスカリたちを配備した。

 

 一方、合衆国にとってメキシコ湾岸から領土を奪還するための拠点として、この島を必要としていた。

 

 「剣」号作戦に失敗したとはいえ戦略上観点からでは、その作戦は間違っていない。だから、その作戦を再実行するためにはこの島が必要であり、何としてでもこの島からドイツ軍を蹴落とさなければならなかった。

 

 合衆国はそれを声高に主張するだけではなく、実行に移している。

 

 彼らは北米戦線に送り込む予定だった歩兵師団をこの島に配備した。また、戦力を消耗させた戦車隊を苦心して再建し、第201独立機甲旅団としてこの島に送り込んでいる。

 

 合衆国の本気度と比較すれば、英国は明らかに低い。そのような事情をドイツ軍に付け込まれてしまい、戦線突破に繋がってしまったとも言えた。

 

 トマス中尉たちが改めて武装の確認をする最中にも、アンブッシュは近づいてくる。

 

 街道をアンブッシュ3号車が疾走している。その遥か後方にはドイツ軍装甲大隊の、パンテルⅡ戦車隊先頭集団が路上で停止していた。アンブッシュを照準器に捉えようとしていたのだ。

 

 そのパンテルⅡから閃光が次々に瞬く。遠距離で撃ち出された徹甲弾は、アンブッシュの未来位置へ目指して飛翔する。

 

 そして、パンテルⅡの砲手たちが計算したとおりに、徹甲弾が命中する。

 

 いや、する筈だった。

 

 アンブッシュは被弾する直前に路上で急制動を掛けたのだ。着弾点に向けて飛翔する砲弾はアンブッシュの上空を通過してしまい、間一髪だったが全弾回避に成功した。

 

 あり得ない回避に驚愕したパンテルⅡは次弾を発砲していく。しかし、それを見越したアンブッシュは急激に車体を変針させて、再び全弾回避してしまう。

 

 アンブッシュはそのまま路外へ進むと雑草が生い茂る平野に分け入り、家畜が逃げ去った畜舎の影に隠れた。そして、パンテルⅡへの砲撃を再開する。

 

 パンテルⅡにとって、このアンブッシュは目障りな存在になった。

 

 これに攻撃を続け、完全に沈黙するまで手を抜くつもりは無い。だが、畜舎自体が障害物なので砲撃するには邪魔が多すぎる。

 

 現状の位置で射撃すれば遠距離射撃になり、着弾点がばらつき目標に命中しづらい。

 

 飛翔する際の空気との摩擦、肉眼では測定出来ない砲弾のゆがみ、砲塔旋回盤(ターレットリング)の機械的裕度、その他の様々な要因によって命中精度が低下しているからである。

 

 そのため、戦車隊は射撃精度を高めるために前進していく。障害物ではなく自走砲車だけに命中させるためには、砲戦距離を詰めて射撃精度を高めるべきだからだ。

 

 英軍との戦闘で半壊した集落を通過していく。そして、あたり一面に広がる葉タバコ畑へ小刀で割いたかのように、一直線に続く街道を地響きを立てながら驀進していく。

 

 それはドイツ軍が油断した瞬間でもあった。

 

 突然、パンテルⅡ先頭車の車体側面へ、徹甲弾命中による大穴が開いた。そして、弾薬庫の砲弾が誘爆して、ハッチだけではなくターレットリングからも炎を噴き出していく。

 

 間もなく、その戦車は焼け焦げた鉄屑と化した。

 

 ドイツ軍は半壊した集落に、アンブッシュ1号車が残っていることに気づいていなかった。だから、戦車の弱点である側面を不用意に晒してしまい、攻撃されたのだ。

 

 そのアンブッシュは後続戦車に照準を合わせると射撃する。その照準は正確で戦車の砲塔側面に命中する。

 

 しかし、虚しく弾かれてしまった。命中角度とパンテルⅡ砲塔側面の装甲厚との関係で、徹甲弾が貫通出来なかったからだ。

 

 アンブッシュに狙われていることを悟ったパンテルⅡは、すぐに砲塔を旋回させて発砲する。そのアンブッシュは発砲直前に前進しており、難なく徹甲弾を回避できた。

 

 ドイツ軍としてはアンブッシュが一両だけとはいえ、そのまま逃がす訳にはいかなかった。これ以上、戦力を削がれる訳にはいかないからだ。

 

 だから、戦車隊の車列からパンテルⅡが何両も飛び出し、アンブッシュを照準に収めようとする。

 

 そのような展開もアンブッシュ隊は予想していた。

 

 畜舎の影に隠れていたアンブッシュが、逃走中のアンブッシュを援護するために追撃中のパンテルⅡへ射撃する。

 

 砲戦距離二六〇〇メートル、この距離ならば徹甲弾でパンテルⅡの車体側面を貫通できる。

 

 アンブッシュの主砲は日本海軍の高角砲として、Ju87(シュトゥーカ)を撃墜した実績を持つ砲を改造したものだ。もちろん、照準器も精度が高い部品が搭載されている。

 

 そのような能力を持つアンブッシュにとって、パンテルⅡの運命は確定していた。

 

 音速を超える速度で飛翔した徹甲弾は、パンテルⅡの車体側面に命中するとエンジンを炎上させる。

 

 アンブッシュ隊は再びパンテルⅡを一両屠った。

 

 だが、アンブッシュ隊の善戦はここまでであった。アンブッシュ三両に対してパンテルⅡは三七両も健在だからである。

 

 この戦闘に参加している車両数だけで比較しても圧倒的劣勢であり、それを逆転させることは厳しかったのだ。

 

 最後に集落から脱出したアンブッシュは、街道ではなく葉タバコ畑を走行していく。その行き先は、蛸壷で待機しているトマス中尉たちの後方にある集落である。

 

 それはトマス中尉も視認したが、アンブッシュの針路に違和感を覚えた。事前の打ち合わせと異なる針路を進んでいることに気づいたのだ。

 

 急いで無線機を操作すると、アンブッシュ隊の隊長を呼び出そうとする。

 

「ボウラー01、ウィケットキーパー、後退中の一両が針路を間違えている。旗竿の右側を進め」

 

 アンブッシュ隊が後退する針路の目印として、葉タバコ畑に赤い布を括り付けた旗竿を幾つか立てている。その右側を走行するべきなのに、左側を走行していたからだ。

 

 だが、その警告は間に合わなかった。

 

 アンブッシュが旗竿の左側を通過した途端、爆音とともに履帯が引き千切られた。

 

 埋設した地雷を踏みつけてしまったのだ。

 

 トマス中尉はアンブッシュ隊の失態に困惑しつつ、その隊長へ応答を求めた。

 

「ボウラー01、ウィケットキーパー。部下たちの状況を把握しているか? 一両が地雷を踏んでしまったぞ」

 

「ウィケットキーパー、済まぬ。地雷を踏んだのは01だ。小隊長車だ」

 

「何!? すぐに脱出しろ。敵戦車が追って来ているぞ」

 

「地雷原からどうやって脱出しろと」

 

「地面にある履帯の跡を踏んでいけばいいのさ。早く!」

 

「キャベツ野郎が来る方向だぜ。おまけに、奴ら俺たちを逃がすつもりはないようだ」

 

「おい、話を聞け! 今なら」

 

「ボウラー01から全車へ告ぐ。我に代わり、指揮継承順に従って指揮を取れ。ウィケットキーパー、勝利の祝杯はお預けだ。英国と貴隊に栄光あれ。さらば」

 

 擱座したアンブッシュは無線を切ると、砲身の角度と仰角を修正する。そして、アンブッシュへ狙い定めているパンテルⅡに向けて射撃した。

 

 即座にパンテルⅡも射撃し、それぞれの徹甲弾は同時に目標へ命中する。

 

 パンテルⅡは砲塔前盾を貫通され、乗員が死傷して沈黙した。

 

 アンブッシュは車体後部に被弾してエンジンを破壊され、対戦車自走砲としての機能を失った。

 

 さらに、小癪なアンブッシュを撃破するために、他のパンテルⅡが射撃に加わる。

 

 被弾するたびに車体に大穴が開き、砲身はへし折られ、転輪や駆動輪は砕かれていく。その様子を、トマス中尉は見続けることしか出来なかった。

 

 そして、遂に搭載されている砲弾が誘爆した時、トマス中尉は悲鳴を挙げるかのように言葉を発した。

 

「格好つける余裕があれば、何故さっさと脱出しないんだ!」

 

 彼の目の前にあった対戦車自走砲車アンブッシュは、元の姿が想像出来ないくらいに変形した鉄屑に成り果てていた。

 

 こうして、アンブッシュ隊は一両と有能な小隊長を失った。

 

 

 

       ◇◆◇◆◇

 

 

 

 圧倒的な火力をぶつけてくるドイツ軍装甲大隊に対して、アンブッシュは短時間で何両も失った。

 

 それを考慮すると、歩兵大隊による防御戦闘は熾烈という言葉すら生ぬるいものになるだろうと計算出来てしまう。

 

 彼は臆病風に吹かれた訳ではないが、冷静に計算すればそのような解答が求められるからである。そして、ここから逃げることは許されなかった。

 

 なぜなら、彼らは英連邦政府と英国国王に忠誠を誓ったからだ。

 

 例え、それが強制的だったとしても、状況に合わせて自分の発言を都合よく変える人物は誰にも信用されない。

 

 信用とは、人間社会で生き抜くには必要な素質だからだ。

 

 そんな彼はドイツ軍の砲声に負けぬ声で、自らを鼓舞するかのように指揮下の兵士たちに指示を告げていく。

 

「諸君、待たせたな。タンザニア歩兵連隊の出番が来たぞ。戦車を一両でも多く屠れ。ついでに擲弾兵も倒せ」

 

 ドイツ軍はパンテルⅡを街道から歯タバコ畑に逸れて、横一列に戦車を並べていく。その横隊が組み上がると、トマス中尉たちの後方にある集落へ射撃を始めた。

 

 それは事前に火点を潰すためである。ドイツ軍としては不注意による兵力の損失を避けたいからだ。

 

 ここではアンブッシュ5号車が迎撃戦闘をしていたが、相次ぐ砲撃によって崩れた民家の瓦礫に埋もれてしまう。射撃も移動も出来なくなってしまったのだ。

 

 そして、畜舎を遮蔽物として射撃していたアンブッシュ3号車は、後方へ避退しつつ反撃する機会を伺っていた。二両のパンテルⅡによる執念深い追撃を受けており、後方に追いやられていたからだ。

 

 アンブッシュ隊による反撃が潰えたことを把握すると、ドイツ軍は射撃を停止する。そして、数両のパンテルⅡが挺身隊として前進を始め、躊躇せずに地雷原に進んでいく。

 

 それだけではなく、擲弾兵たちが前進中のパンテルⅡの後方に駆け寄り、それを盾にしながら追いかけていった。

 

 既にドイツ軍機甲大隊の目標はアンブッシュ隊ではなく、トマス中尉率いるアスカリ隊になっているのだ。

 

 そのパンテルⅡの車体前面からは、土煙がもうもうと立ち上がる。それは、一見すると奇妙な状況である。エンジンの紫煙は車体後面にある排気管から噴き出されるし、前進走行による土煙や泥のはね上げも車体後方からだ。

 

 このパンテルⅡを観察すれば、車体前面に何かの装置が装備されていることに気づく。実は、その装置が金属製の鎖を地面へ何度も叩きつけていたのだ。

 

 それは、ドイツ軍が合衆国軍の遺棄兵器を参考にして製作した、地雷原開削兵器である<パイチェ>だった。

 

 日本語で「鞭」と訳されるこの兵器は、埋設地雷の信管を誤作動させるために金属製の鎖を、鞭のように何度も地面に叩きつける兵器である。機甲大隊はこれを数両のパンテルⅡに装備していたのだ。

 

 なお、この装置が作動すると土煙が凄いので、それが砲身に侵入しないように予め手法を後方に回している。

 

 第一次世界大戦の敗戦まで存続した、ドイツ帝国の鉄血宰相(ビスマルク)による有名な政策に、飴と鞭(あめとむち)(独: Zuckerbrot und Peitsche)がある。それくらい、鞭はドイツ人にとって馴染みがある道具だったのだ

 

 だから、この兵器を見た者が鞭を連想するのは、ごく自然なことだったのである。

 

 パイチェが鎖を叩きつけると、対人地雷だけではなく対戦車地雷も爆発していく。

 

 トマス中尉としては、数少ない地雷を埋設した地雷原が開削されていくのを、座視する訳にはいかなかった。だから、命令を下す。

 

「あの車両を攻撃しろ」

 

 ただちに、機関銃が唸りをあげて銃弾を発射していく。それは次々と戦車に命中するが厚い装甲を貫通出来ず、火花を散らしながら弾き返されていく。

 

 バズーカー砲を構えた一人のアスカリも攻撃に加わる。蛸壷から狙いを定めて発射したが、距離の目測を間違えていたのでパンテルⅡの遥か前方に着弾した。バズーカー砲の射程では届かない距離だったからだ。

 

 トマス中尉と共に塹壕に籠る無線兵も、小銃でパンテルⅡへ撃ち始めた。

 

 戦車のキューポラにある視察口に命中すれば、車内から外部を覗いている車長を殺傷できるかもしれない。ターレットリングに命中すれば、砲塔が旋回出来なくなるかもしれない。いずれも命中困難な部位だが、それに賭けようとしたのだ。

 

 パンテルⅡは、それらに臆することなく地雷原を進んでいく。そして、啓開に成功すると、その後方から擲弾兵が続々と姿を現わしていく。

 

 トマス中尉たちにとって残された手段は、アスカリたちの携帯兵器による防御戦闘だけだ。

 

 彼は腕時計を見ると午後三時過ぎを指している。英独両軍にとっての決定的瞬間が刻一刻と近づいていたのだ。

 

 何分持ちこたえられるかな? 五分? 一〇分? それとも三〇分? その時間だけでも十分だ。英連邦陸軍の意地をキャベツ野郎に見せつけてやろうじゃないか。

 

 彼は塹壕の淵から様子を伺うと、擲弾兵が腰を屈めながら接近していた。そして、その上空では両軍の戦闘機が激しい空中戦を展開している。

 

 どちらが勝者になるのか、誰にも判断つかなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




さて、ここでアンケートを取らせてください。

実は本作では明記しておらず今後披露する予定でしたが、もかちゃんの年齢を三〇歳過ぎと設定していました。

ミリオタの皆様なら周知の事実ですが、大型艦の艦長職に就く大日本帝国海軍士官の年齢は、五〇歳代前半なのが一般的です。

つまり、元から無理がある設定なのです。

本作では、その点に触れないように書いてきました。しかしながら、このまま書き記進めていくと、そこを明確にしないといけません。

この後、もかちゃんが面倒事に巻き込まれるのですが、五〇過ぎのオバサンでは年齢に相応しくなく痛々しい展開になってしまうからです。

このため、もかちゃんの年齢についてアンケートを取らさせてください。よろしくお願いします。




読者の皆様にとって、本作のもかちゃんは何歳頃だと思いますか?

  • 作者の設定どおり三〇歳過ぎでも違和感ない
  • 戦艦の艦長は五〇歳前後じゃないとダメだ
  • 大佐であれば何歳でもいい
  • そんな細かい設定は気にしていない
  • R-18版を書けば見逃してやる。

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