戦艦<武蔵>艦長 知名もえか(High School Fleet & Red Sun Black Cross)   作:キルロイさん

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(幕間)とある月刊雑誌の編集局長による随筆(5)

 彼女が証言するねずみ輸送作戦は、目的地で貨物を揚陸する段階に入っていく。

 

「揚陸作業に入る前に幾つか注意したことがあります。一つ目は目的地へ荷下ろしする時刻を、満潮時刻を過ぎてから始めるようにしたことです。戦車揚陸艦は艇首を開くと前進できなくなります。潮が満ちていく最中に開くと波打ち際がどんどん遠ざかってしまいますし、水深が深くなるので軍属の人夫たちが溺れてしまうからです。最初の頃は、すべて人夫が手で抱えて貨物を運んでいたので、そのような事まで考慮しなければなりませんでした」

 

 彼女の証言のうち、軍属の人夫だけで貨物を運んでいたという証言を聞いた時、わたしは「おやっ?」と思った。

 

 日本海軍は敵前強襲上陸作戦のために、聯合陸戦師団を二個も編成しているからだ。この師団には水陸両用のトラックがあるし、軍用トラックもある。それを使わなかった理由が気になったのだ。

 

 その点を質問すると、彼女はすぐに答えてくれた。

 

「それらの車両は聯合陸戦師団の専用機材でしたし、戦況が厳しいので貸してくれる余裕が無かったからですわ。それが使えれば荷下ろしが楽になったのですが……。まあ、年が明けた頃からトラックで、貨物を降ろせるようになったので楽になりました」

 

 つまり、日本海軍の内部事情によるものだったのだ。

 

 事実、この年の九月後半に「剣」号作戦が決行されていた。その作戦のために機材を温存し、撤退戦によって失った機材を揃えるには時間が掛かる。

 

 その期間中、ねずみ輸送隊は軍属となった地元住人たちの力を借りなければ、民需物資さえ思い通りに運べなかったのだ。

 

 明乃は小首を傾げつつ、証言を続けていく。彼女は脳内に蓄積された記憶を引き出しながら話していた。

 

「二つ目は、どの貨物を最優先で降ろすかということです。ナチスの艦隊が接近してきたら、揚陸作業を中断して一目散に逃げなければなりません。そうなっても島の住人が一ヶ月間生活できるように、最低限の貨物を降ろしておきたかったのです」

 

「それを揚陸直前に指示したのですか?」

 

「最初に説明すれば良かったですね。もちろん、それが出来るようにグアンタナモでは貨物の積み方まで指示しました。ちゃんと、船の左右バランスが崩れないように貨物の重さまで計算しています。面白いことに兵学校を卒業した将校たちは、わたしの計算を誰一人理解出来ませんでした。しかし、商船学校を卒業した予備士官たちは、わたしがやろうとしていることを一瞬で理解してくれました」

 

「わたしは船を動かす人たちの世界に詳しくありませんが、優秀な成績を持つ兵科将校たちが理解できないという事実が理解できないのです」

 

「わたしの主観ですが艦艇の乗組員は、銃火器を最良の条件で撃てるようにすることを重視しています。それに対して貨物船や貨客船の乗組員は、前後左右のバランスが取れるように貨物を積むことと、燃費を最小に抑えることを最優先で考えています。ちなみに、国鉄の鉄道連絡船乗組員は、猛吹雪の津軽海峡でも定刻通りに到着することに人生を賭けています。はっきり言って、あの人たちは頭がおかしいです。良い意味ですけどね」

 

「なぜ、あなたは貨物船の乗員が扱う計算式を扱えたのですか?」

 

「わたし、もかちゃんと一緒に兵学校を卒業したのに、数年で予備役になっちゃったのです。再就職先が瀬戸内海で貨客船を運行する船会社だったので、そこで貨物の扱い方に関するイロハを学びました」

 

 その時、わたしは取材前に調べた明乃の経歴を思い出した。彼女はもえかと一緒に兵学校を卒業してから数年後、病気療養のために予備役になっているのだ。

 

 その後、瀬戸内海や日本海で貨客船を運行する海運会社に就職し、ここで高速旅客船や貨客船の航海士を務めている。戦争が勃発すると、彼女は予備役招集を受けて海軍に復帰していた。

 

 だから、彼女は海軍の艦艇と民間の貨物船では、重視すべきポイントが異なることを理解しているのだ。それにしても、彼女が予備役になった事情が気になったので尋ねてみた。

 

「少々脱線しますが、予備役になった時の病気は治ったのですか?」

 

「そうねえ、一生治らない病気だわ。だって、女心を患っちゃったんだもの」

 

「はい?」

 

「女であれば誰もが一度は体験したくなる本能的な病気かも。詳しく知りたい?」

 

「ええ、お願いします」

 

「子供が出来たからよ」

 

「えっ? いま、何と言われましたか?」

 

「こ・ど・も。今は『出来ちゃった結婚』って言うそうね。わたしも驚いちゃった。だって、結婚前に旦那と一緒に海辺を歩いた時に、岩陰で初めて」

 

「ミケちゃん! 今日はいつものお茶会じゃない!」

 

 間髪入れずましろが遮ろうとする。

 

 しかし、明乃の艶やかな唇は閉じることなく、ましろを赤面させるような言葉まで呟いていく。

 

「皆から順番が逆だって言われたよね。シロちゃんにも怒られたし……。でもね、シロちゃんがわたしの出産に立ち会ってくれた時は、本当に嬉しかったな。凄く心強かったもん」

 

「だ、だって、わたしだって、ミケちゃんの赤ちゃんを見てみたかったし……」

 

 それまで生真面目な表情を保っていた彼女は、明乃の言葉を聞いた途端にそれを崩して顔を赤らめる。予期せぬ言葉を受けて、しどろもどろに答えるのが妙に面白い。

 

 この二人の仲は同期生の絆より深いようだ。

 

 このまま放置すれば、明乃の証言が明後日の方向に進んでしまい、本誌へ記載できない話題になってしまうだろう。それはそれで、面白い読み物になるが。

 

 それにしても、彼女の出産と予備役編入が繋がらない。それを質問すると、明乃は簡潔に語ってくれた。

 

「当時の日本海軍には、産前産後休業や育児休業の制度が無かったの。だから、わたしには子育てするために、病気療養という理由で予備役になるしか出来なかったのよ」

 

 当時は国家公務員だけではなく民営企業でも、女性従業員が結婚したら寿退社して育児に専念する時代だ。その思想は現在でも色濃く残っているが、当時は絶対的な思想だった。

 

 だから、明乃は海軍の現役士官として残ることが出来ず、泣く泣く予備役に編入されたのだという。

 

 一方、ましろも明乃に続いて結婚と出産を経験しているが、名家の出身なので子育ては乳母に任せられた。だから、彼女は早々と復帰できたので現役将校のままだった。

 

 だが、ましろの心境は複雑だったようだ。

 

 彼女は自虐するように呟いた。

 わたしは、母親失格だと。

 

 それを耳にした時、わたしたちは言葉に詰まり微妙な空気が漂ってしまう。

 

 そんな空気を押し出すように、明乃へねずみ輸送作戦の続きを語ってくれた。

 

 

 

        ◇◆◇◆◇

 

 

 

 明乃は本題に戻り、目的地で揚陸作業中における注意点を語っていった。

 

「絶対に忘れてはならない点は、夜明けまでに目的地から離脱しなければならなかったことです。ケイマン諸島やカイゴス諸島では入り江や湾が無いので、外洋からまっすぐに浜辺に向かい揚陸作業を始めました。これはUボートにとって絶好の機会です。Uボートは海中で待ち伏せしていますし、作業中の戦車揚陸艦が陸地や珊瑚礁に遮られずに丸見えになっています。その気になれば、海中のどこからでも魚雷を撃たれる状況でした」

 

「夜明けを待ってから離岸したほうが安全ではありませんか?」

 

「Uボート艦長の立場になって説明しますが、夜間は島影に揚陸艦が溶け込むので目視で位置を掴めません。ですが、日が昇れば島影と揚陸艦の区別がつくので、目測で雷撃し易くなるのです。だから、わたしたちは夜明け前までに離岸しなければなりませんでした」

 

「航海中と揚陸作業中では、どちらが危険でしたか」

 

「揚陸作業中が一番危険でした。航行中に通過するUボートの潜伏ポイントには哨戒中の艦艇や対潜哨戒機が助けてくれますが、揚陸作業中は<晴風>と随伴した僚艦だけで守らなければならなかったのです」

 

 彼女はUボートの雷撃を避けるために、考えられる限りの手を打っていた。

 

 ケイマン諸島を例にすると、ねずみ輸送隊はグアンタナモから最短距離となる東側ではなく、南側や西側から接近した。東側にはUボートが海中に潜んでいるだろうと予測していたのだ。

 

 さらに、西からグランドケイマン島、ケイマンブラック島、リトルケイマン島と三つ並ぶ島のうち、どの島に着岸するかを到着直前まで現地住人に教えなかったそうだ。情報が漏れるのを防ぐ目的だという。

 

 それだけではなく、Uボートを欺く手段も考え抜かれたものである。

 

 ある時は、囮として一隻の戦車揚陸艦を空荷のままで出撃させたことがある。その揚陸艦は駆逐艦一隻の護衛を受けながら、最東端にあるリトルケイマン島に到着した。

 

 当然ながら、その付近で潜伏中のUボートは揚陸作業中だと認識し、この揚陸艦に雷撃するために忍び寄っていく。

 

 その結果、Uボートは元々の潜伏位置から移動するので、Uボートによる哨戒網に穴が空く。彼女は、その穴を突くように輸送隊本隊を突入させ、最西端にあるグランドケイマン島へ到着したのだ。

 

 そして、速やかに揚陸作業を進め、夜明け前に島から離脱した。結果として、リトルケイマン島にいる戦車揚陸艦は雷撃を受けて大破着底したが、乗組員は全員退避しており人的損害は無し。ねずみ輸送作戦は成功したのである。

 

 それ以外にも、彼女の気まぐれで考えた作戦があったようだが、結果としてUボートを翻弄させている。

 

 しかしながら、すべてのUボートを思いのままに操れた訳ではない。揚陸作業中にUボートを接近させてしまった時もあったという。

 

 その時は、明乃が指揮する<晴風>が本領を発揮する瞬間でもある。

 

 度重なる死線を潜り抜けてきた異端の甲型駆逐艦は、その使命を果たすために深海の猟犬と戦ったのだ。

 

「戦車揚陸艦が揚陸作業中、<晴風>は沖合を周回しながら半速(九ノット)で警戒していました。これより速く走ってしまうと、水中聴音機へ航走音が入ってしまうからです。一方、<晴風>のマストはUボートの艦橋より高い位置にあります。だから、Uボートより探索範囲が広いのです。こんな有利な状況を生かすため、<晴風>は常に電探や赤外線探知機を作動させていました。逆探も作動させています。だから、Uボートが少しでも動いたり電探を作動させたりすれば、すぐに探知出来ました」

 

「そこまで万全なら、Uボートの雷撃を受けずに済みそうですが?」

 

「探知と雷撃阻止は別物です。事前に探知しても、雷撃される前にUボートを制圧するのは難しかったのです」

 

 明乃はそのように語るが、実際に被雷したのは片手で数えられる回数しかない。

 

 その理由は単純である。人間が作り上げた物体は、人間によって壊したり無力化したりすることが可能だからだ。

 

 当時、Uボートが使用していた魚雷は何種類かあるが、<晴風>への雷撃には通常魚雷と対艦攻撃用の音響追尾式魚雷が使われたという。

 

 音響追尾式魚雷とは、騒音の発生源に向けて自動的に変針する魚雷だ。その音源とは、艦艇を推進させるプロペラの駆動音である。これが艦艇にとって最も騒々しい音になる。

 

 ドイツ海軍がこの魚雷を戦場に投入した時、日英海軍は恐慌状態に陥った。駆逐艦を含めた艦艇が魚雷を振り切れずに追尾され続け、被雷するのを覚悟することしかできなかったからだ。

 

 だが、日英同盟は知恵を絞り、魚雷の対抗手段を生み出したのだ。具体的には船舶の騒音源より大音量で、プロペラ音に似せた欺瞞音を発生させる欺瞞装置を開発したのである。

 

 音響追尾式魚雷は、この装置から流される音源の真偽が区別出来ない。そのため、プロペラ音より大音量を出す欺瞞装置へ針路を逸らされてしまったのだ。

 

 <晴風>も、この装置を曳航音響体(ドルフィン)として装備している。目的地の沖合を警戒しながら航行している時には、それを艦尾から降ろして曳いていたという。

 

 なお、音響追尾式魚雷について戦時中に起きた逸話がある。

 

 あるUボートが発射した音響追尾式魚雷が、Uボートのプロペラ音を敵駆逐艦として探知してしまったのだ。その魚雷は音響を探知すると大きく旋回し、Uボートの艦尾に向けて海中を突き進んで命中した。

 

 Uボートは自ら発射した魚雷で自らを破壊してしまったのである。

 

 それくらい、音響追尾式魚雷の音源識別能力は精度が低かった。磁気信管と同様に、一〇〇パーセント確実に機能するものでは無かったのだ。

 

 <晴風>はそれらの魚雷以外にも、自走式機雷やUボートから発射する対艦多連装ロケット弾(ディープ・マウシェン)による攻撃を受けている。だが、ことごとく回避に成功していたのだ。

 

 Uボートによる先制攻撃を受けた後は、<晴風>や僚艦による反撃が始まる。

 

 その対潜戦闘で活躍するのは七式散布爆雷投射機という。対潜迫撃砲を二四発も同時に発射出来る兵装だ。戦果が乏しい対潜攻撃を効果的にさせた、革命的な兵装でもある。

 

 従来の九一式爆雷は設定深度に達すると、自動的に爆発する仕組みになっていた。これでは、爆発前にUボートが深度を変えてしまうと、それがいない深度で爆発するので目標に被害を与えられないのだ。

 

 それだけではなく、構造上の都合により艦尾に装備しなければならない。だから、Uボートの針路を予測しながら艦艇の針路を、随時修正しなければならなかった。

 

 当然ながら、Uボートが変針したり予想針路を誤ったりすれば、絶対に目標へ命中しない。

 

 それに比べて、七式散布爆雷はUボートに直撃した時だけ爆発するので、戦果確認が容易なのだ。さらに、艦艇の前方海面へ多数の砲弾を撃ち出せるので、Uボートの予想針路へばら撒くように発射できる。

 

 こうして、ねずみ輸送隊はUボートへ果敢に反撃していったのだ。

 

 明乃はそこまで証言すると一呼吸した。そして、力を籠めるように話をまとめる。

 

「揚陸作業中にUボートの雷撃を受けましたし、敵機の爆撃も受けています。それでも、ねずみ輸送隊はUボートが音を上げるまで粘り強く、確実に民需物資を送り届けました。それが成功した理由は一つだけ、ナチスが<晴風>を敵に回したからです」

 

 そのように語る明乃の表情は、かつて<晴風>の艦橋で対潜戦闘を指揮した彼女を彷彿させた。

 

 

 

        ◇◆◇◆◇

 

 

 

 ここで明乃への取材は一旦休憩し、隣で座っていたましろへ取材しようとする。

 

 それまで彼女は、わたしたちの話に耳を傾けつつ明乃が用意した写真を見ていた。そして、わたしが彼女に顔を向けた丁度その時、ましろは静々と話し始めたのだ。

 

「ミケちゃんの子供の話で思い出したけれど、もかちゃんが暴走気味になったのは、この子に出会ってからだったよね」

 

「どの子? そうそう、この子だった。この子の名前は……、えーと、スーちゃんと呼んでいたのは覚えているけれど、本名は忘れちゃった」

 

「確か、スーザン・レジェスだったと思う」

 

「そうよ。スーザン・レジェスだわ」

 

 わたしは二人の会話に戸惑いながら聞き続けるが、ましろが気を利かせて、写真を見せてくれた。

 

 それは、先程見せてもらった例の食堂の写真だ。彼女は、そこに写る人物のうち一人の子供を指さした。

 

「この子がスーザン・レジェス。もかちゃんが本気になるトリガーを引いた子だったのよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 RSBCの愛読者ならば既にお気づきかと思われますが、作中の編集長は菅沼卓三氏をイメージして書きました。

 本当は小説本文に彼の名前を書きたいのですが、ここである問題にぶつかります。

 実は肖像権に抵触しそうなのです。

 RSBCでは実在の政治家や官僚だけではなく、佐藤御大の身近にいる実在人物をそのまま小説の登場させているからです。

 その人物たちのうち日本海軍の将兵として登場するのは、作者が把握している限りで清水中尉、加藤中尉、森井中尉、大島中佐、下村少尉、高梨法務大佐、そして菅沼中尉です。

 さて、本小説はRSBCの二次創作なので、ここの登場人物をそのまま登場させたいのです。しかしながら、解釈によっては実在人物を無許可で登場させることにもなります。

 WEB小説投稿サイト「ハーメルン」の利用規約では、「芸能人などの実在する人物が登場する作品の投稿」を禁止しているので、規約に基づいて氏名を書かないようにするか、苗字を変えなければなりません。

 小説の作中人物だと言い切ってしまうことも出来ますが、どうしましょう?

 それとも、大サトー学会に参加する(かもしれない)ご本人にお会いして、了承を頂いてからにしましょうか?

 だって、ご本人から作者へ直接メッセージが届くような奇跡は、有り得ませんからねえ。

 そういう訳で、様々な面から検討中です(;一_一)

 なお、カリブ艦隊司令長官の春崎大将は、フィリップ・K・ディック著の「高い城の男」に登場する春沢提督と手崎将軍を組み合わせており、本作のオリキャラです。

 平田大尉もオリキャラです。そして、名前を伏せますが現役の漫画家がモデルです。

 正直に言うと、今でもヒヤヒヤしています。Twitterから、どんなお叱りの言葉が飛んでくるのか想像つかないので……。

 しかしながら、RSBSが連載し続けていれば佐藤御大による遊び心によって、しれっと作中に登場したと思われます。実際のところ、「学園○○○」にサブキャラとして登場していますし。

 そもそも、本作は未完となったRSBCにおける「贖罪作戦以後の世界」を、作者なりに再現しようとしています。そのため、小説の再現性を高めるために、この人物も登場させました。

 念のために書きますが、本人に敬意を示すために雑魚キャラではなく、サブキャラにしていますよ! 

 大事な事なので繰り返しますが、サブキャラにしていますからね!



 さて、次回投稿は2/14(日)になりますので、宜しくお願い致します。
 




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