私のヒーラーアカデミア   作:鼠日十二

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忘れないうちに文字にして垂れ流しちゃおうね


清潔

▽出久視点▽

 

 

 

 

 

「SMASH!!!!!」

 

 

うわ、あ、あ、落ちる……!高く飛びすぎたんだ!

しかも足が砕けてる……!

このままだと着地もできない!!!

どうしようどうしようあぁ地面近いやばいああああ

 

 

 

ベチンッ

浮いて近づいてきた女子が出久をはたくと、落下が止まった。

「……解除」

 

ドサリ、と。出久は地面に投げ出された。

 

……助かった……のか?いや、助けてくれたんだ!

よかった……助けられた!そしてありがとう!!

 

さぁ、立たなきゃ。まだポイントが……ん?

 

 

出久はこちらに鬼の形相で走ってくる女子を見つけた。

 

「ヒェッ」

 

 

 

 

「貴方!怪我人ですね!治療しますッ!」

 

「待って、まだ僕は休むわけには───」

 

 

ドガッッッ!!!!

 

顔のすぐ横に拳が突き刺さった。

 

「怪 我 人 で す ね ?」

「ハイソウデス」

 

「最初からそう言いなさい。……治療を開始します」

 

そう言って手がかざされた途端、両足と右手が緑色の光に包まれた。

 

「これは……治癒系の個性!?傷が元に戻っていく……!!」

 

数十秒もすれば、傷は完全にふさがっていた。

 

「これで大丈夫です。普段通り動けるはずですよ」

「〜〜!!ありがとうございますッ!!!」

 

そう言って僕は駆け出した。時間がないが、あと一発くらいなら戦えるはず……!!

 

 

「──ただしまた同じような怪我をするようであれば、今度は殺してでも止めますからね」

 

 

 

……後ろから聞こえる声はなかったことにした。

 

 

 

「ふーっ、ふーっ……ふう、思ったより重い怪我でしたね……

 

さて、そこの貴女。こちら、酔い止めです。水がいらないタイプの。口、開けますか?大丈夫です、そのくらいで。どうぞ。噛み砕くか溶かすかしてくださいね。では」

 

 

「あ……ありがとう……うえっぷ」

 

そして。

『終了〜〜!!』

実技試験は終わった。

 

 

 

▽▽▽▽▽▽▽

 

 

数日後。

 

 

「恋ー?雄英から手紙きてるわよー」

「いまいくー」

 

 

自室にて、受け取った小包を開くと、中からリングのようなものが出てきて──

 

 

 

 

『私が投影された!!!』

 

 

オールマイトが映し出された。

 

 

「さて、腑労君。キミ……もしかして、救助活動ポイントの事知ってた?……いやまぁいいんだけどね。とにかく、キミの敵ポイントはわずか3だ。しかし!!!先生方がつけた救助活動ポイント、キミは81点で堂々の一位!合格だ!!ようこそ、雄英高校へ』

 

 

 

ちなみに私はオールマイトがそんなに好きではない。何故か?半分怪我人みたいなもんだからである。そんな体で無理はして欲しくない。

もしできるなら殴ってでも止めているところである。

 

 

「お母さん、受かった」

「あらー!今日はご飯食べに行こうかしら!お父さんにも報告しないと!」

 

 

 

 

両親に報告後。

私は梅雨ちゃんに電話をかけていた。

 

 

 

「もしもし?」

『このタイミングで電話って事は、結果届いたのね』

「うん。………受かった?」

『受かったわ。そっちは?』

「当然合格」

『正直、自分より貴女の不合格を心配したわ』

「なんでよ」

『敵を倒せって言われてずっと怪我人探してる人が受かる方が難しいと思うのよ。貴女なんて呼ばれてるか知ってる?辻医者だって』

「いいセンスだ」

『……ほんとこれでよく受かったと思うわ』

「まぁいいじゃない。じゃ、入学式の日にまた会いましょ」

『そうね。じゃあね』

 

 

 

 

 

 

▽▽▽▽▽▽▽

 

 

初登校日。

 

教室のドアの前にて。

「大きいのは正門だけじゃないのね……」

「にしても大きすぎない……?まぁ、いいか。開けるよ」

「ええ」

 

 

そして私達が教室に入ると────

 

 

 

クラスの半分ほどが私を見て、目を見開いて叫んだ。

 

 

「「「「「辻治療の人!!!!」」」」」

 

 

 

「ほんとだった」

「嘘なんてつかないわよ」

 

 

梅雨ちゃんと話していると、叫んだ中の一人が近づいてきた。

 

「あの時はありがとね!」

「貴女は、酔い止めの」

「麗日 お茶子だよ!よろしく!」

「腑労 恋です。こちらは」

「蛙吹 梅雨よ。梅雨ちゃんって呼んで」

 

「恋ちゃんって、そのバッグいつも持ってるの?」

「ええ。これでノータイムで治療できますから」

「すごい情熱だね……」

「親が医者なので」

「にしてもだよ」

 

 

 

 

 

そうこうしているうちに────

 

 

「お前ら。お友達ごっこしたいなら他所へ行け」

 

先生が来た。正直この人もそんなに好きではない。何故か?食生活が壊滅的だからである。ゼリー飲料で全部摂取できると思ってんのか。野菜食わすぞ。

 

 

ちなみに好きなのはランチラッシュである。理由?聞かなくてもわかるでしょう。

 

 

「ハイ 静かになるまでに8秒かかりました。時間は有限……君達は合理性に欠くな。……………あとそこの女子。担任に向けて殺気飛ばすな」

 

 

指さされた。

「私ですか?先生の食事プログラムを考えていたので殺気要素は無いんですが……」

 

「ヒョッヒョッ笑いながらナイフ片手に迫って来るとこまで想像できたぞ……まぁいい。早速だが、コレ着てグラウンドに出ろ」

 

そうして我らがクラスの担任、相澤 消太は生徒に体操服をてわたした。

 

 

 

 

 

 

▽▽▽▽▽▽

 

「個性把握テストォ!?」

 

「そう。まずは自分の限界を知ることが大事。……爆豪、中学の時のソフトボール投げ何mだった」

 

「67」

 

「じゃあ個性使ってみろ。円の中から出なきゃいい」

 

 

「んじゃまぁ……

 

死ねえ!!!!!!

 

 

 

(((((………死ね?)))))

 

 

 

「成る程。いいですね、あれ」

「どこが!?」

「叫んだり歯をくいしばるのは力を入れる上で重要なことです」

「あ、そっちね……」

 

 

 

 

そんな話をしていると、先生が言った。

 

「……面白そう、か。───ヒーローになる為の三年間、そんな腹づもりで過ごす気でいるのかい?……よし。トータル成績最下位のものは見込みなしと判断し……除籍処分としよう」

 

 

「さあ、ここからが本番だ。Plu Ultra……全力で乗り越えてこい」

 

 

 




そういやヒョッヒョッってどんくらい通じるんですかね?
私は好きですが。


投票ありがとうございました。
というわけでペアは八百万ちゃんです。



そしてお詫びを。芦田って誰やねん。
大変申し訳ございません、正しくは芦戸です
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