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あの後、刑事さんと細身の医者が部屋から退出すると、残った快心さんは二言三言会話し帰って行った。どうやら本当にお見舞いに来てくれただけらしい。妖目は回復系の個性を使われたが一度で回復し過ぎるのも危険らしく、今日また回復してもらったらしい。・・・どうやら体力を酷く使うらしく、痛みはなくなったがかなり疲れたとのこと。部屋でのんびりとだべっていると扉がノックされる。俺が出ようとする前に妖目が返事をしたところ。
「あら?妖目くん?」
「お久しぶりです、荷物持ちますね」
「ありがとう。丁度お腹空かせてると思って沢山持ってきちゃったから助かるわぁ」
お母さんがやってきた、大き目の荷物袋に匂いと発言的に食べ物を持ってきてくれたのだろう。・・・持ち込んで大丈夫なのだろうか?一応病院食は栄養面で考えられている食事だ。下手に栄養が偏れば体にもよくないはず・・・。
「持ち込み、ありなの?」
「ちゃーんと許可は取ってあるわ、大丈夫よ。それに、まだ食べたりないんでしょ?」
「そう、だけどさ・・・」
何だかんだ13年・・・そろそろ14年か、家族一緒に暮らしていれば言わなくても伝わるもの、か・・・。うろ覚えだが一応転生者、もうそんなに今世を過ごしているんだなぁ。と考えているとお母さんは妖目を手招きしていた。
「どうしました?」
「ごめんなさいねぇ、お小遣い上げるから飲み物買ってきてくれないかしら?忘れちゃったのよ」
「・・・えぇ、わかりました。俺もまだ診察費の支払いとかがあるので病院外には行けませんが」
「ありがとうね、お茶でいいわよね?妖目くんの分もそれで足りるでしょう?」
「はい、ありがとうございます。じゃ、行ってくるから大人しくしてろよ?」
・・・聞いたんだから一応返答くらい待ってほしい。妖目の言葉をスルーしつつ、お母さんには
「さて、獣狼ちゃん。色々聞きたい事があるんでしょう?」
「・・・うん、お母さん。この、小人、何?」
「・・・やっぱり、見える様になったのね・・・。大分姿が私の知ってるのと違うけど、簡単に言っちゃえばその子たちは精霊よ」
「お母さん、の個性、の?」
「ううん、違うわよ?」
「・・・え?」
・・・違うの?お母さんの精霊の個性の何かだと思っていたがあっさりと否定。どうやらそれなりに間抜け面を晒していたらしい。お母さんが素早くスマホのシャッターを切り、しょうがないと言う顔で教えてくれる。・・・ツッコまない、ツッコまないぞ・・・。
「まずはお母さんの個性から説明しなきゃいけないわね。精霊っぽい事が出来るところまでは覚えてる?」
「うん、小さい、時に、聞いた」
「じゃあ・・・精霊っぽい事が出来るって言ってもどこまでできると思う?」
「・・・?どこまで・・・?魔法、っぽい、事とか?」
「うーん、半分正解!答えは他の精霊にお願いして色々出来る、よ」
「色々?わから、ないの?」
「出来る事が多すぎるのよねぇ・・・例えば・・・〈その荷物をこの机の上に運んで〉」
〈はーい!〉
「うわっ!?」
お母さんが荷物袋を指さして机の上に運んで、と言うと複数の子供の声が聞こえると同時に
「こーら、物は大事に扱いなさい。それにその中身は食べ物なのよ?」
〈おもいー〉〈ちょっときびしいー〉〈おなかすいたー〉
「もう・・・はい、ありがとうね。今回の報酬よ」
〈おかしー〉〈これすきー〉〈ばいばーい〉
お母さんが手のひらサイズのお菓子を光の塊に渡すとお菓子を光の塊がお菓子に近づき持ち上げる。すると一斉に光の塊がお菓子を囲みお菓子が光に包まれたと思うと、次の瞬間お菓子ごと光の塊が消える。・・・13、4年過ごしている中で上位にランクインする程の驚きが襲う。
「これが私の個性の真骨頂って訳ね。色々条件があるけど今みたいにお願いして、精霊が出来る事は出来るってわけ」
「・・・チート、おつ」
「そんなわけないでしょう。まず第一に精霊に好かれないと手伝いすらしてくれないのよ?しかも好かれる条件がその人の雰囲気なのよ?お陰でおばあちゃんはあんまり好かれてなくて荷物持ちすら一苦労なのよ?」
「じゃあ、お母さん、モテモテ?」
「モテモテって・・・まぁそうだけどね・・・後は今みたいに精霊の好きな物を対価に渡さないと手を貸してもらえなくなっちゃうわ。例外はあるけど・・・まぁ大体そんな感じね」
うわぁ、すごいこせいだぁ。・・・え?じゃあ俺の目の前で浮いてるのって・・・。・・・これ、よく見たら寝てない・・・?
「精霊、って言っても色々あるのよ。恐らくだけど獣狼ちゃんのイメージに引っ張られちゃったんじゃないかしら?おばあちゃんも精霊っていうより、妖精みたいな感じだし」
「曖昧、なんだね・・・」
「個性なんてそんなものよ。親から子へ受け継がれるもの、でも親と全く同じなんて実際は滅多にないのよ?」
「詳しい、んだね」
「私も何だかんだ個性で苦労したからねぇ。それに、今の言葉はなんと個性研究者のお父さんの受け売りなのです」
「あ、お父さん、個性の、研究、してる、んだね」
「・・・もしかして言われなかった?」
うん。そういうとお母さんがあっちゃーと額に手のひらを当てる・・・あ、精霊出てきた。
「あぁ、うん、大丈夫大丈夫、気にしなくて大丈夫よ」
〈ほんとー?〉〈だいじょうぶー?〉〈ならいいかなー〉
「・・・今の、って?」
「・・・さっき言った例外、というかデメリットね・・・。好かれ過ぎると精霊が良かれと思って色々やっちゃうのよ・・・」
「・・・それって、もしかして」
「多分、想像通りよ。普通なら個性の不正使用でしょっ引かれちゃうわ・・・」
「・・・普通、なら?」
「そう、普通なら。何故ならしょっ引かれない為に一応ヒーロー免許持っているのです。まぁ、ヒーロー活動というより個性使ってもしょっ引かれない理由と時々のお小遣い稼ぎ。ってところだけどね」
驚いた、お母さんがヒーローだったとは・・・予想外の幸運により少しうれしくなる。これならお願いが通るかもしれない。お母さんが手を叩き雰囲気を切り替える。
「とまぁ、色々話が脱線したけど獣狼ちゃんの前に居る子たちは精霊で、これからのパートナーでありそして私の個性を一部とは言え獣狼ちゃんがちゃんと受け継いでいる証・・・と言ったら変だけど、そんなところよ」
「証・・・」
・・・この人たちの子供でよかったと、今更ながらに思う。嬉しいさで心がいっぱいになる。・・・そして、ちゃんと勇気を出して伝えなければいけない。この想いを、俺がやりたいことを。
「お母さん、言いたい、事が、あるの」
「・・・うん、なに?」
お母さんが俺の雰囲気が変わったことに気づいたのかちゃんと話を聞く姿勢を取ってくれる。深呼吸、心を落ち着かせて告げる。今回の事件の事を、もし今回と同じような事が起きても人を助けたい、もう目を逸らすことは出来ないと。そして。
「お母さん、ヒーローに、なりたい」
お母さんはじっと俺の目を見つめる。俺もそれを見つめ続けるとお母さんがため息を吐いた。
「もう・・・獣狼ちゃんの事だからよく考えて決めたんでしょ?なら止められないじゃない」
「!じゃあ・・・」
「いいわよ、ヒーローになっちゃいなさい。でも、あんまり怪我とかして心配をかけちゃだめだからね?」
「うん!!」
「でも、その前にやることが色々とあるわよ?」
「やる、こと?」
「獣狼ちゃんの個性よ、ちゃんと調べて更新しなきゃいけないじゃない。今になって精霊が見えるってことは恐らく獣狼ちゃんの個性にはまだ不明な部分があるみたいだしね?」
「あ」
・・・忘れてた。そうだ、更新しなくちゃいけないし。考えれば前世の知識にある獣人種とやれる事が同じだから個性は獣人。と気にしていなかったが、お母さんの話からするともしかしたら獣人種と同じではなく
「それじゃあ、早めに退院しちゃわないとね?やる事いっぱいよ~?」
「うん。でも、その前、に。お腹、空いた」
「・・・もう、しょうがないんだから・・・」
ごめんなさい、お母さん。この後すぐに妖目がやってきて食事をとった後、退院手続きをして思ったより早く退院できた。細身の医者曰く「ベッドだって数は有限だ、お前みたいに元気な奴はさっさと退院しろ」だそうだ。
前のアンケートがここに反映されるわけですね、83件も来るとは思いませんでした・・・!
まぁ獣人種より出来る事があるからと言ってメリットだけなわけがないんですが。時間があればキャラ設定も更新しますが、気長にお待ちください。
そして急ですが、次のアンケートです。獣狼のヒーローコスチュームを和風にするべきか中華風にするべきかで悩んでいます。一応サポートアイテムはもう既に考えてあるのでコスチュームだけのアンケートです。一応2日位を予定しております。
獣狼のコスチュームはどうします?
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和風
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中華風
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両方を合わせたものに