位階序列十四位のヒーローアカデミア   作:生活常備薬第3類

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 はい、修業タイムです。ですが格闘とかあんまり詳しくない一般ピーポーなのでこういう技術を教わったー位しか書けませんでした。ごめんなさい。

 久々にノゲノラを見たり読んだりしていましたが、やっぱり面白いです。そして記憶との大差がない事と、やっぱ人類種以外のチートっぷりがヤバかったですね。弱体必須です。大戦?読めません。涙で次が書けなくなるので。


第十話:想いを叶える為の修業タイムとロマン武器

 「どんな個性を持っているヒーローでも格闘技の経験はある。特にヒーローランキングに乗る人たちは全員格闘技を達人レベルまで鍛えている」

 

 と言う事で拳や蹴りを行う体の動かし方や着地時の力の分散、相手の攻撃の逸らし方や人間が何処を攻撃されると不味いのか。と言った体を動かす基礎を、お母さんからの紹介で丁度やることが無いからその期間だけなら。と快諾してくれた先生───あの事件でしばらく活動自粛をしていたワイヤード、本名鋼糸(こうし) (たばね)さんから教えてもらった。しかし肝心の型はというと。

 

 「うーん、反応が早いし身軽だな・・・下手に型に囚われるより基礎を鍛えて自分で型を作っちゃった方がいいかもね」

 

 結局のところ、こういった格闘技は個性発現前の人達が使う事を前提としている部分が多く、今回の俺の場合は型を覚えるメリットもあるが逆に型に囚われてその身軽な動きが阻害される事を考慮した先生が先ほど言った基礎だけを教え、後は大怪我を負わせる様な事は禁止以外ルールのない組手が始まった。勿論活動を自粛している為に先生は個性を使えなかったが、最初の方だと通常状態では一切有効打を与えられず、逆にこちらが転がされてばかりであった。しかし一月もすれば徐々に先生に攻撃が掠る事が増え、二月辺りでは先生と組手と言える様な形にはなったところで先生から提案があった。───武器を使った格闘に興味はないか?と。

 

 客観的に見て、俺は身長が低い。・・・しかしその分と言っていいのか、筋肉や骨の密度で太ってはいなく、寧ろちょっと細見なのに体重が重かったりする。少し話がそれたが、身長が低いという事は腕がその分短い、つまりただでさえ格闘戦という狭いリーチが更に狭くなっているのだ。それを危惧した先生が俺の成長性も鑑みて武器の使用を提案してくれたのだ。

 

 ここで武器をハイ決めて終わり。で終わればよかったのだが、そこでなんとお父さんが介入してきた。簡単にまとめると「俺だけ獣狼に何もしてやれてない!!」らしい。なんと個性研究の関係で繋がりのあるサポートアイテムを制作している会社───実際には個性研究とサポートアイテムとコスチューム作成を一緒に行っているらしい、コスト削減とか同じところでやる事で融通しやすくするんだとか───に見学をさせてもらえることになったのだ。勿論この見学には先生もついてきてくれた。・・・ちなみにそこが中学2年の秋に行われた会社見学会でお父さんが案内役でその時に驚かそうとしていた。が、お母さんのうっかりで事前に知ってしまい見事失敗していた。余談だが個性研究所の室長という案外地位が高い事に驚いた。

 

 そこでは個性を色々知っているお父さんが主導でどんな武器がいいか検討されたが中々決まらない。元々の身軽さを生かしたスピードで戦える短刀の様な武器からリーチを補う為の身長位の長さの棒、逆に防御に不安があると押し切られ盾とか他にも様々な色物を使わされた。・・・これ、良いように武器の実験されてない?

 

 そんな先生も含めてあーでもないこーでもないと騒いでる中から抜け出し、何かいいもの無いかと様々な武器やアイテムの数々(悪ふざけの産物)をあさっていると、一番しっくりくる表現がひし形を下だけ伸ばした様な───大体一番長いところで俺の足から胸位の長さで厚さがギリギリ掴めるくらい、横幅は肩くらいか?───金属の物体が鎮座していた。それに手を伸ばし、掴んだ後持ち上げてみると“それなり”に重い。・・・俺は自慢ではないがかなり力がある。人をチビだからと脅そうとする身長が1.5倍近くある異形型ですらやろうと思えば持ち上げられるのだ。その俺がそれなりと思う、つまり異形型や増強系ではない一般人には持ち上げるのすら一苦労だろう。

 

 その重さに逆に面白いと色々観察してると軽い金属音と共にひし形が中央から真っ二つに分かれる。一瞬で毛が逆立ち落としそうになるものの何とか落とさずに済む。壊しちゃったか?と断面を確認していると、どうやら元々二つの物を一つにしていたらしい。更に観察していると何か見覚えがある形をしている。ひし形だった時の下の部分にかなり頑丈そうな留め具、横からよーく見ると何枚も金属の板を合わせたようで、前面と背面の間の板は少し小さめであった。なんだったろうか・・・と考えていると後ろから誰かが近づいてきた。

 

 「おー、それ、気になるッスか?」

 「これ、知ってる、の?」

 「知ってるも何もそれの製作者ッスよ、どうです?やっぱり重いッスか?」

 「二つ、一緒、は、それなり。一つ、は、そんなに」

 「おぉ・・・まじッスか・・・じゃあそれ、使ってみたくないッスか?」

 

 瓶底眼鏡を付け、口には飴を舐めているのだろう。みかん系の甘い匂いがする髪の毛を全部後ろで縛っている作業着を着ている男性に話しかけられたと思ったら製作者で使わせてくれるそうだ。しかし。

 

 「これ、何か、わかん、ない」

 「あぁ!確かにそれじゃわかんないッスね。元にした物より大きさも重さも段違いッスから」

 

 そこを親指と小指で挟んで、掴んだまま小指を下に、親指を上に力を加えるとわかるッス。反対側も同じようにするッス。と言われた通りにまずは右手でやってみる。すると金属音と共に二つに分かれた金属の物体の片割れが()()()()。その様子に驚いて作業着の男性を見ると、流石に金属音で気づいたのか先生やお父さん、他のアイテム作成者の人々が驚愕の目でこちらを見ている。その驚きが伝わったのだろう。作業着の男性は悪戯に成功した子供の様に笑うと答える。

 

 「そう、それが僕の作った色んな状況に対応出来る万能()()ッス」

 

 名前はまだないんッスけどね。と苦笑いする男性。しかし俺はその言葉に納得と今世ではあまり感じなかった胸の高鳴りを感じた。これはそうだ、前世の子供のころ誕生日前になるとワクワクで落ち着かなくなるような。遠足や遠出の前日に眠れなくなるような。そんな気持ちのままもう片方も開き、そして両方を閉じる。

 

 「これ、使って、いい?」

 「勿論良いッスよ。最近の増強系の人たちは殴る蹴るが多くなって全然そういうのに興味を示してくれないんッスよ。試験場に行くッス、そいつの機能やその使い方。知りたいッスよね?」

 

 その言葉を待っていたと笑顔で返し、そのまま試験場に向かう。あぁ、まさかロマン武器の鉄扇に出会えるとは・・・!しかも色々機能がある?頬が緩む、口角が上がるのを抑えようとするも抑えきれていないだろう。鉄扇を抱きかかえながら作業着の男性の後に付いていくとポカンとした表情の人たちを目にするが、今はそれよりもこっちがいいとスルーして試験場に向かった。

 

 「・・・大きい武器を抱きかかえて満面の笑み作ってるのに必死に隠そうとするけど隠せてないし尻尾で完全にモロばれしてるケモミミっ子がめっちゃエモい」

 「わかる」

 

 その後、4()()()()()を確認した後これにすることを決めた。これなら俺の抱えている問題点や逆に利点を伸ばせると判断したからだ。決してロマンに惹かれたわけではない、決して。ちなみにこの後、俺の身長から見て大きい武器を持たされ、動画に残しておくと改善点などが分かって便利だ。と言われ撮影されたり、部屋の中で何故か稼働していたカメラに満面の笑顔を動画で撮られ、お父さん経由でお母さんに渡った。・・・年齢的には間違いではないのだろうけど・・・恥ずかしい・・・。




 獣狼の筋力は障子が体育祭で幾ら小さい身長とは言え同級生を二人も背中に乗せて普通に行動できている事から、増強系ならいけるのではないかという考えです。ただまぁ未血壊時だと腕力は“複製腕”込みだと普通に障子に負けます。逆に障子よりスピードがある感じですね。

 ・・・はい、ごめんなさい。武器とかかなり優遇してますよね・・・。でも雄英に入ってからだと扱えずに純粋に殴る蹴るだけになって単調になっちゃうのでは?と思った次第です。一応他にも理由を考えて居たりと、考えなしではないです。

獣狼のコスチュームはどうします?

  • 和風
  • 中華風
  • 両方を合わせたものに
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