位階序列十四位のヒーローアカデミア   作:生活常備薬第3類

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 感想に返信したいけれど、いちいち返信するのも鬱陶しいかなと思い自粛しています。でも感想はとっても嬉しいです。

 鉄扇は某鬼畜獣狩りフレンズなゲームの武器をイメージにしたり、カッコいいですよね。ガチャンガチャン変形させてるだけでも楽しんでました。


第十七話:訓練の終わりと次の始まり

 『屋内戦闘訓練、ヒーローチームWIN!!』

 

 オールマイトの勝利宣言と共に左手に持った鉄扇を帯に差し込み、穴を飛び越え切島くんの近くに着地した。・・・麗日さんは飯田くんが看病してくれてるので大丈夫、なら。

 

 「ごめん、鉄扇、当たって、ない?」

 「気にすんなよ!例え当たったってこれくらいなら俺の個性で防げるからよ!」

 「ありがと。それじゃ、ちょっと、下に、行くね」

 「お?おう、行ってらぁぁぁあああああああ!?」

 

 切島くんに謝罪しつつ、鉄扇を回収そして分解しパーツを帯に装着する。その後白衣に鉄扇を差し込むと共に部屋の中央の大穴から飛び降りる。切島くんの叫びが聞こえるがこれくらいなら大丈夫だ。落下しつつ緑谷くんを発見、左腕は爆風を防いだのか火傷が凄い事になっており、右腕に関しては腕から手にかけて変色しており見るだけでも痛々しい。着地と同時に緑谷くんに駆け寄り意識の確認を行う。呼びかけにはギリギリ反応してくれる、恐らく両腕の痛みで意識が断続的だ。命に別状はなさそうだが、かといって放置していいものでもない。

 

 「オール、マイト、先生。緑谷、くんは、痛みで、動けない、ようです。搬送、準備、を」

 『わかった、ありがとう回精少年。今すぐ向かうので君はモニタールームに移ってくれ』

 

 オールマイト先生に従いモニタールームに向かう。・・・爆豪くんは付き合いの短い俺から見ても放心している、緑谷くんに何かするという不安は無いだろう。オールマイト先生も彼に何か言う為にも俺をこの場から引き離したいのかもしれない。

 モニタールームに向かう間に切島くんと飯田くんに急に飛び降りた事で心配されたが問題ない、小さく見えても異形型である。と伝えたら納得してくれた。・・・微妙に、自分で小さい言ってて渋い顔になりそうだが・・・。

 

 モニタールームで講評が始まる。オールマイト先生曰くベストは接戦だったが飯田くんとの事、時点で切島くんらしい。俺は中々いい線行ってたと思うんだけどなぁ・・・。周りのクラスメイトたちも勝ったAチームではなく何故とオールマイト先生に聞いていた、しかしオールマイト先生は他のクラスメイトにどうして勝ったのにベストではないか聞いていた。・・・自分で考える力を養う為なんだろうけど、聞き方がちょっとウザいと思ってしまった・・・。

 

 それに答えたのは八百万さん、爆豪くんは戦闘に私怨丸出しで建物破壊、緑谷くんも建物破壊に作戦が無謀すぎる、麗日さんは訓練中なのに気が緩んでいる事、最後の攻撃(彗星ホームラン)が乱暴と指摘した後、飯田くんは今回ヴィランとしてベストな行動をしていた事、切島くんもベストだったが飯田くんが主体で動いていた為にと好評。最後に俺は。

 

 「回精さんは途中まではヒーローとして理想的な動きだったと思います。しかし最後の最後に壊れかけのビルで鉄扇を投げるという被害が広がりかねない行動をしていました。それが減点となったと推測します」

 「あ、そっか、最悪、穴が、広がる、ね」

 「そういう事ですわ。幾ら切島さんを止める為とは言え核兵器ごと皆さんが落ちかねません」

 

 八百万さんが今回の良い点悪い点を全て言ってしまったため、オールマイト先生が八百万さんを褒める事で締めくくったが本人曰くトップを目指すなら当然との事。

 

 気を取り直してオールマイト先生が次の訓練の組み合わせを発表する。その後、ビル全体を凍らせるという速攻の離れ業ですぐに終わってしまった。尾白くんに葉隠さん、知り合いだからって贔屓するのはあまり褒められた事ではないんだろうけど、二人が何も出来なかった事に少し悔しい思いをした。・・・みんなに集られながら。一応キツネだけどさぁ・・・!体温高いけどさぁ・・・!でも梅雨ちゃんに関しては流石に個性の影響で冬眠しそうだった為に何も言えなかったが・・・。

 

 その後は特にビルが大きく壊れるでもなく、モニタールームにも被害が発生するなどの事態は発生せずに無事終了した。・・・オールマイト先生、爆豪くんのフォローをちゃんと出来るかな・・・。新人教師だからか、微妙に授業でもぎこちなさが出ていた為に不安だ・・・。

 

 緑谷くん不在のまま、午後の授業が終わりみんなで放課後の反省会をしようとしていたところ。訓練の後ずっと大人しかった爆豪くんが無言で立ち上がり、帰ろうとしていた。みんなは止めたものの、それに対して何も反応せずに帰っていく。・・・心配ではあるが、付き合いの短い俺じゃ何も力になれないな・・・。自分に出来ることは無い、と割り切りつつチャットアプリで妖目と快心さんに訓練の反省会があるから別々に帰ろう。と提案すると二人とも了承する内容が来た。恐らく二人もクラスメイトと親睦を深めているのだろう。

 

 その後緑谷くんが戻り、すぐさま爆豪くんのところに行ったという事があったがどうやら爆豪くんのフォローに行ったらしく、戻ってきたところで先ほど緑谷くんに一部の人が訓練を褒め称えてたところで気づいた事を言う。

 

 「ねぇ、みんな、は、自己、紹介。何時した、の?」

 「え?アタシ達は個性把握テストをした日に教室に入った人からしてったかな?」

 「あぁ、俺もそう記憶している。何せ来た時には他に誰もいなかったからな」

 (((真面目!!)))

 「うん、でさ。俺、途中で、時間、切れして・・・」

 「「「「あっ」」」」

 

 そう、俺は一部の人たちは名前を知っているが一部だけだ。他は全く知らない。そして緑谷くんや麗日さんの自己紹介も含めた全員の自己紹介が始まった。・・・上鳴くんに峰田くんは快心さんを紹介してくれ、は無いと思う。彼女は友人だし、何より下心満載の人に紹介するつもりはない。そうしてやっとクラスメイトの名前を教えてもらえ、一部の生徒(常闇くんに)鉄扇について沢山聞かれた後、解散した。

 

 

~~~~~

 

 

 次の日、何時も通りの三人で登校していると校門の前に人だかりができている。話し声からマスコミらしい、オールマイトが教師をしているという事で群がっているようだ。・・・流石にこの数は迷惑だなぁ・・・。どうやら他の二人もマスコミだと気づいたらしく、快心さんはどうしようかと悩んでいるが、妖目は口角が僅かに吊り上がっていた。・・・この顔してる妖目って見た目はイケメンだからバレてないけど、悪だくみしてる顔だな・・・。

 

 「快心、さん。妖目、に、任せよ」

 「え?いいの?」

 「さっすが親友~、以心伝心で僕嬉しいよ~」

 「はいはい、親友、親友。・・・悪い、顔、してるぞ?」

 「だって、ねぇ?・・・嫌な連中を一斉に恐怖で引きつらせる。最高だろ?」

 「そうかい。その顔、じゃ、ヴィラン、として、捕まえ、なきゃね?」

 「おぉっと誤解だよ親友~。ただちょぉーっと、ね?」

 「・・・はぁ・・・先生、に、咎め、られても、助け、ないぞ」

 

 快心さんが久々に妖目の本性を見たせいで微妙に口を引きつらせてるものの、慣れたのかそれとも最適だと判断したのか特に口を挟まずついてくる。そしてマスコミたちにもロックオンされる。

 

 「あ!そこの青と白髪の君!オールマイトが教師をすることについてどう思いますか!?」

 「あぁ、オールマイト先生についてですか?」

 「!えぇ!何かお話を!!」

 「はい、オールマイト先生ですが・・・」

 

 マスコミの目が妖目に注目されている。あぁ、この人たちもこの性悪の餌食かぁ。

 ころり、と。転がり落ち、そのまま待ち構えていた両手───人によっては説明の際にろくろを回す人の手に見える。───に収まり。

 

 「あ、興奮しちゃって落ちちゃいました」

 「「「「ぎゃああああああああああああああ!!??」」」」

 「よし、今のうちに行こうか。親友」

 「・・・ご冥、福を、お祈り、いたし、ます」

 「あはははは・・・」

 

 ・・・久々に、大人数の絶叫を聞けて喜んでいる妖目。生放送だったら絶対事故になってるよなぁと遠い目の俺。苦笑する快心さん。カオスな状況で大人しく校舎に向かう。なおその叫び声で相澤先生がマスコミの相手をすることになっていた。

 

 朝のホームルームで相澤先生が訓練の事で爆豪くんと緑谷くんに釘を刺す。・・・しかし、ちゃんと二人のフォローしたりと厳しいがちゃんと向き合うタイプなのだろう、見た目で損しているが。

 相澤先生が言葉を続ける、今日は何をされるのかクラスに緊張が走った。

 

 「学級委員長を決めてもらう」

 

 一瞬で緊張が解けた。その後全員が一斉に立候補するが、飯田くんの案で投票に。相澤先生は時間内で終わるならそれでいいと投げ、投票が始まる。・・・人柄的に、この人かなぁ。そして緑谷くん3票、八百万さん2票で委員長と副委員長が決まったのだった。・・・自分で票入れないのか・・・。

 

 食堂では先日のメンバーに加え。

 

 「いやぁ~お邪魔しちゃって悪いねぇ~」

 「別の科だけど、よろしくね」

 

 妖目と快心さんの二人も来た。たまには一緒に食べようという事で他三人に聞いたところ、それを快諾。1年ながらヒーロー科と経営科が一緒に食事をとるという珍しい形になっていた。緑谷くんが委員長の職を不安がってはいるが、飯田くんは理由付けと共に問題ないと励まし、自ら緑谷くんに投票したと告げた。

 

 「え?何々~?そっちじゃ委員長決めしてたの~?こっちは入学初日でだよ~」

 「入学、初日、は、個性、把握、テスト。だった、から」

 「あ、そういえばそう言ってたね。だからこのタイミングかぁ」

 「そっちの、委員、長は?」

 「僕たちじゃないよ~、面倒だしね」

 

 そっか、と返したところで二人の重なる声。そして麗日さんの飯田くんって坊ちゃん発言。隣の緑谷くんに話を聞くと、何時もは一人称が俺なのに僕になっていたからとのこと。飯田くんが二人の眼力に負け、自分の家の出自がヒーロー一家という事を教えてくれた。・・・緑谷くんがいきなり興奮気味に喋りだしたのはビックリしたが・・・。それに対し飯田くんは胸を張って自慢する。しかし飯田くんは自分より上手の緑谷くんがなるべきと判断しているようだ。

 

 「ねーねー、実技試験の構造って?」

 「仮想、ヴィラン、倒す、以外に、助ける、採点、があった」

 「すごい、如何にもヒーローっぽい採点だね」

 「うん、でも、助ける、採点、は、説明、されない」

 「あー・・・だから実技試験の構造って事かー」

 

 飯田くんが笑顔で話している事に二人がやっと笑ったとうれしそうにして緑谷くんが何かを決めたと思ったところで耳障りな警報が鳴る。妖目が隣の上級生らしき生徒に話を聞くと侵入者の警報と教えてくれ、俺たちにも早く逃げろと告げた後走り出す。・・・でも、みんな出入口に集まってるから動けなくなるだろうなぁ。そう思い食事を続けていると妖目の笑い声と他の面子が呆れている気配がする。

 

 「回精くん!何をしている!早く避難しないと!!」

 「今、人が、一か所、に、向かって、る。今、行ったら、動け、無い」

 

 その言葉に緑谷くん、麗日さん、飯田くん、快心さんが入口を見て動けなくなると悟ったのか、どうするべきか考え始めた。

 

 「妖目、首、飛ばして、窓の、外、見れる?」

 「ひぃ~・・・ん?出来るよ~、今見れる範囲での状況確認ってやつだね~」

 

 どんだけ笑ってたんだコイツ・・・。首を外したところで緑谷くんと麗日さんが叫び、飯田くんが固まった。・・・おい、はよやれ。目線で訴えるとしぶしぶ頭を上に放り投げて窓の外を確認する。そしてキャッチ、その辺りで3人とも再起動が完了したのか妖目の発言を待つ。

 

 「あー・・・よくテレビ撮影で使う長ーい棒の先にマイクついてるのあるでしょ?アレ、見えたから恐らく今朝のマスコミじゃないかなぁ」

 「な!?では早くこの混乱を止めねばけが人も出るぞ!」

 「話、聞ける、と、思う?」

 「くっ・・・!何か、何かいい案は・・・あれだ!麗日くん!俺を浮かしてくれ、そして回精くん!あそこまで投げてくれ!!」

 「・・・うん、行ける。いいよ、痛、かったら、ごめんね?」

 「大丈夫だ!やってくれ!」

 「うん、じゃぁ、そーれ!」

 

 軽い掛け声とともに思ったより遅く飯田くんが出口の上に飛んでいく、そして壁に張り付き出口の僅かなでっぱりと天井付近のパイプを掴み非常口のマーク、ピクトグラムのポーズをとった後、大声で演説を行う。そのインパクトにより混乱は収束した。

 この件で緑谷くんが委員長を飯田くんに譲る事に、八百万さんの文句はあったものの他クラスメイトからの否定はないようだ。




 駆け足ですね、でもあんまり変更点が無かったのです・・・。一応獣狼ならこうするかなーと行動はさせてます。

 今回なんとアンケートがあります。ただ今回のアンケートは読者アンケートみたいな感じなのでこれに答えたからと言って必ず変わるってわけじゃないです。色々オリキャラの設定や個性に読み返したりしてたら「これってこうなのでは?」とか色々見つかって獣狼の強化案がちらほらと出てきてしまい・・・。

 まぁ完結した際に覚えて居たらあとがきとかネタとして書くかも

獣狼の個性ですが、強化できるとしたらします?

  • このまま他と一緒に強くなる
  • もっと強くてもいいんじゃない?
  • 寧ろ弱くした方がいいんじゃ?
  • 原作キャラが不当に扱われなきゃいい
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