一応怒られそうなので前もって保険の為に、割とお遊び的な要素があるので微キャラ崩壊です?
指摘されたので内容変更しました。ノリと勢いだけでもダメですね、もう少し考えねば。
第二種目終了と同時に荷物置き場に急ぐ、流石に一瞬とは言え血壊を使ったのは不味かったらしい。
〈エマージェンシー〉〈備蓄が危ないー〉〈お前・・・消えるのかー・・・?〉
(ごめんね?今すぐ何か食べるから。何がいい?)
〈肉ー!〉〈魚肉ー!〉〈えーとえーと・・・畑の肉ー!〉
(無理に肉繋がりで揃えなくてもいいよ、今回に限っては食堂とお弁当のコンボだからね)
〈そー言えばそうだったー?〉〈なら色々沢山ー?〉〈ここが我らの戦場だー!〉
結局食べれるのならオッケーらしい、お弁当を回収後食堂へと向かう。食堂ではサラダに汁物とデザートのパフェを注文し受け取ってそこからお弁当のお肉と白米コンボ。更に飲料はジュースと言ったカロリーが多めのものにしている。・・・流石にお弁当にトレーに乗った様々コンボに他クラスから物凄く注目され周りの人たちはたまったもんじゃない、とそそくさと別の席に移動する。お陰で本来なら混むはずなのに空白地帯が出来上がってしまった。
「罪悪、感が、凄い」
「いいんじゃねぇの?お陰で俺たちが席に座りやすいわ」
「そうだぜ!気にすんなって!誰かが座っちまえば関係ねぇしよ!」
「瀬呂、くん。切島、くん」
「切島さんの言う通りですわ。それにクラスメイトで集まれると思えばいいのではないでしょうか?」
「そうね、回精ちゃんのお陰ですぐにご飯を食べられるのは助かるわ」
「・・・うん、みんな、ありがと」
この流れに釣られたのかどんどん周りにA組のみんなが集まってくる、そうなると当然俺の食事量に注目が行く。
「ごちそう、さま」
〈美味であったー〉〈やっぱり甘いものは別腹ねー〉〈お肉うまうまー〉
「前から気になってはいたのだけど回精ちゃんって沢山食べるのね」
「うん、個性、の、燃費が、悪くて」
「へぇー、でも流石に食いすぎじゃねぇか?」
「だいじょぶ、食べ過ぎ、ても、備蓄・・・やべっ」
「ねぇ回精、今食べ過ぎても大丈夫って、備蓄って聞こえたんだけどさぁ」
「私も気になるなー、気になるなー!?」
「けろ、回精ちゃんごめんなさいね。今回は手助け出来そうにないわ」
俺のばかぁ!女子の前じゃこの手の話題はダメって前もって知ってただろうにぃ!芦戸さんと葉隠さんの包囲網からじりじりと後ろに追い詰められる。とそこへ救いの手がやってきた。
「おっ、丁度女子が全員いんのか?」
「八百万はクラス委員だから知ってると思うがよォ」
「・・・本当ですの?回精さんは何か聞いていませんか?」
「さぁ・・・?でも、本当、なら、クラス、不参加、で、不味い、んじゃない?」
「・・・それもそうですわね」
こうして俺はこの場を女子全員が離れるように誘導する事でこの危機を脱したのだった。
~~~~~
『どぉぉぉぉしたA組ィ!!どんなサービスだぁぁぁ!!??』
「騙しましたわね!峰田さん!上鳴さん!!」
「アホだろアイツらァ!!」
「・・・あれ?なら回精なんであの時否定しなかったの?」
「・・・俺も、知らな、かった、な」
「あれれぇ~?ダメじゃないか獣狼、ウソついちゃ」
「妖目、ウソ、じゃない」
「全くも~、獣狼は嘘つくとすーぐ耳に出るの、知らないの?」
マジか!?慌てて耳を触るも特にこれと言って変化がない。妖目にしてやられたっ!妖目を睨む、アイツ人の嘘を暴いて笑ってやがるぅ・・・!とっちめてやると歩き出すと肩を掴まれる。
「回精さん・・・あなた嘘をつきましたのね・・・!」
「えっ、あの、いや」
「ちょーっとクラスメイトを騙すのってウチよくないと思うんだよね」
「え、あの、まって」
「うーん、これちょっとお仕置きが必要だとアタシ思うなー」
「うん、うちも逃げる為とは言え騙すのってよくないと思うんよ」
「とりあえずお仕置き決定だね、回精くんたちのせいで恥ずかしい思いしちゃったし」
「あの、その、ごめん、なさい」
「そうだよ、回精にお仕置きすんならあいつ等もお仕置きが必要じゃね?」
「だね、上鳴と峰田ちょっと捕まえてくるわ」
『回精お前押しに弱すぎじゃね!?ウケルゥ!!』
何されるんだろう、とどんよりした思いの中上鳴くんと峰田くんも捕まり、最終種目の内容が説明される。騎馬戦の上位16名によるトーナメント方式の1対1の対決というシンプルなもの。ミッドナイト先生により組み合わせ決めとこの後のレクリエーションに上位16名は参加するもしないも自由とのこと。クジで決めようとした矢先に。
「あの!すいません、俺・・・辞退します」
「すんません、俺も辞退します」
尾白くんと砂藤くんの二人が手を上げ辞退すると宣言した。飯田くんが二人を止めようとするも尾白くんは騎馬戦の記憶がほぼなく、そんなみんなが全力を出しているところで何もない俺たちが出ていいものじゃない、と。周りは本選で成果を出せばいいと言うが尾白くんはプライドが許さず、砂藤くんは尾白が辞退したのに同じ状況の俺が出るなんて自分が許せないと返した。その言葉に更にB組の庄田くんも何もしていない自分が出ていいわけがない。と辞退を宣言した。
「そういう青臭い話はサァ・・・好み!!」
(((好みで決めるんだ・・・)))
「尾白、くん」
「回精・・・すまない・・・」
「いい、尾白、くんの、代わりに、頑張る、よ?」
「回精・・・ありがとう・・・。でもなんでお前もだけど上鳴と峰田もプラカードを首から下げてんの」
「尾白、くん。たすけて」
「尾白ォ!オイラ達このままじゃ何されるかわっかんねぇ!頼む!!」
「尾白!俺とお前の仲だろ?頼む!」
「尾白くん、外しちゃだめだよ?三人は組み合わせ決まったらお仕置きするから」
「・・・すまない、回精・・・。でもお前たちは自業自得だろ」
『私たちは私利私欲のために人を騙しました。』を首から下げた二人と『私は自分が逃げる為に人が騙されるように誘導しました。』と首から下げた俺。周囲の視線が他二人よりも柔らかいとは言え少し痛い。
ミッドナイト先生はこちらを見て満足し、3人分の繰上りを決めなくてはいけないので拳藤チームに決めさせるが拳藤は鉄哲チームに譲る。ほぼ動いてない自分より上位キープしたあっちが適任と。しかし鉄哲チームも二人決め後一人と言うところで残り二人が物間チームに譲った。拳藤と似た理由で俺たちは二人のお陰で何とかなっていたが、上位チームの爆豪からハチマキを奪って上位チーム入りした物間チームを差し置ける程じゃない。という事で物間チームから一人出てトーナメントの順番が決まっていった。
『さぁ!気になるトーナメントの組み合わせはこちら!!』
第一試合:心操 対 緑谷
第二試合:轟 対 瀬呂
第三試合:塩崎 対 八百万
第四試合:上鳴 対 発目
第五試合:回精 対 物間
第六試合:常闇 対 切島
第七試合:鉄哲 対 飯田
第八試合:麗日 対 爆豪
俺の試合は第五試合。よりにもよって物間くんか・・・。
〈獣狼ー〉〈大丈夫ー?〉〈ホアチャァー〉
(大丈夫だよ、後何処で
嫌いな相手だが油断は出来ない、何せ爆豪くんが言った通り個性をコピーしてくる。異形型はどうなるかはわからないが下手にコピーされると不味いからな。そろりそろりと会場を後にしようとするが。
「ぎゃうん・・・」
「どこに行こうというのですか?」
「さぁーて、幾ら重くてもこの人数なら運べるでしょ」
「腕がなるよー!」
「あ、うちが浮かそうか?」
「いいのいいの!麗日は本選の為に休んでおいて!」
「あの、俺も、本選・・・」
麗日さんが本選で休ませるのなら俺だって休ませてほしかったなー!しかしここでも神は俺を見放さなかったようだ。
「みんな、あんまり回精ちゃんで遊ぶのはよくないと思うわ」
「おい回精ずるいぞ!お前だけ逃げる気かぁ!!」
「そーだそーだ!お前もオイラ達と一緒だァ!!」
「梅雨、ちゃん・・・!」
「でも、私も今回の事は反省すべきだと思うわ。だから程々にね?」
「神は、死んだ・・・」
この後、厳正な(女子たちだけの)協議の結果、三人ともコスプレをすることに。上鳴くんは頭に桃を被った桃太郎、峰田くんは体操服の上から茶色い服タイツの様なものを着させられ猿の耳も付ければお供の猿、俺も尻尾と耳は自前で峰田くんと同じタイプの服を着てお供の犬をやらされた、しかし色が白で少し作りが雑だったのだろう。下の体操服の模様が若干見えているので峰田くんよりはマシかな・・・。・・・八百万さんこの後本選だけど大丈夫?あ、所々手を抜いてるから大丈夫なのね・・・。
『おいおいA組上鳴は頭に桃被って桃太郎ってかァ!?雑ゥ!!同じくA組峰田とA組回精はその色的にお供の猿と犬ってかァ!?キジ何処行ったよ!!ってか上鳴と峰田はまだプラカード首から下げてるしウケルゥ!!』
「常闇ィ!こうなりゃお前も道連れだァ!!」
「ふざけるな!誰が好き好んで恥を晒すというのだ!お前たちの自業自得だろう!!ダークシャドウ!!」
〈アイヨ!〉
「ゲフゥ!」
『おぉっと!A組峰田ァ!道連れを増やそうとするも迎撃されるゥ!!』
『こんな茶番で実況しなくてもいいだろ』
見世物ってこんな気分だろうなーってでも撮影会とどっちがマシかなーとか考えるがどっちもだなーと気分が落ち込む。レクリエーションも参加させられ借りもの競争では動物。という判断に困るものを引いてしまい苦汁の選択で両手でキツネを作り顔の横に持ってきて笑顔で「コンコン♪」と言ったら通過出来た。撮影会の経験が生きるとは思わなかったが俺の心は死んだ。
峰田は八百万のヘイト稼いでますからね、信じてた人が理由ありきとはいえそれに手を貸したら普通に怒るんじゃないかなと。
騙されるように誘導した者も、騙した者も同罪という事で始まるコスプレです。
相澤先生的には変な茶番で頭が痛いけどそのノリの良さはヒーローの人気につながるので大目に見る事に、でないとチアリーダーの時点でお叱りが飛んでくるはずですから。