キネクリ先輩の〇〇   作:イチゴ侍

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次からGXの後日談入れそうな気がする……多分
K2の下方修正まであと1話()


嫉妬2

「……なんであたしこんなムカついてんだよ」

 

 

 

 13唱目.雪音クリス嫉妬2

 

 

 

 それは檻の中で生活中のFIS組に会いに行った時の事だ。

 

 

「二人とも初めましてだな。二課で雑務担当してる春風拓真だ。よろし────」

 

「あー!! 恥ずかしげもなく愛の告白をしてたお兄さんデスよ! 調!」

 

「あ……あの時の大胆なお兄さん」

 

「なんだ? お前ら知り合いだったのか」

 

「う……うん? 会ったことあったか……てか愛の告白してたって俺が? 誰に?」

 

 すると金髪の暁切歌と黒髪ツインテの月読調は、ある一点に向けて指を指した。

 その先にいたのは、

 

 

「……は? あたし?」

 

 クリスだった。

 

 

「確かお祭りの時デスよ」

 

「大声で叫んでました。愛の告白」

 

「お祭り……お祭り……あ!」

 

「「「「「あの時か!」」」」」

 

 その場に居合わせていた俺とクリスは勿論のこと、翼や響、未来も思い出したようだ。

 

 

「な、なんの話なの……?」

 

「マリア、このお兄さんはプレイボーイというやつデスよ!」

 

「あら、見かけによらず大胆ね」

 

「全裸中継してた歌姫にだけは言われたくない……」

 

「なっ────!」

 

 月の遺跡を動かすために力を貸してほしいと全世界に歌を届けるために中継し始めたマリア。しかし、ウェル博士が色々とやらかし全てが失敗に終わる。激昴したマリアはガングニールを纏いウェルを殺そうとするが、すんでのところで響が乱入。

 

 "いっちゃえ、響! ハートの全部で! "

 

 未来が突然叫ぶからついにおかしくなったかと思いきや、響がマリアのガングニールを聖詠で寝取るという偉業を成し遂げてしまった。

 

 シンフォギア纏う瞬間なんて意外とあっという間なのだが、その時だけはバッチリ見えた。光に包まれたガングニールの処女達の裸体が……。

 

 

「裸で言葉責めもしてたし。確か……あなたの歌って何!? なんな────」

 

「……あなた、それ以上思い出すのなら切歌のイガリマで切り刻んで貰うわよ」

 

「マリア……私のイガリマは没収されてるデスよ」

 

「……」

 

 一同「……」

 

「……もういっそ私を殺してぇ……マム……セレナぁ……」

 

 クールな大人だと思ってたが、案外顔を真っ赤っかにするわ突然泣き出すわで表情豊かな人なんだな……。

 

 

「あーあ、拓真さん泣かせた」

 

「……」

 

「春風さん……流石に傷を抉りすぎです」

 

「拓真さん言い過ぎですよ……あと、何か私に関して何か思い出しませんでした?」

 

 一同が俺を見る目は完全に人を見る目ではなかった。女の敵というグループにぶち込まれてしまったようだ。

 あと未来さん察しが良すぎない……? 

 

 

「あーえっと……その、すまん。誰にだって黒歴史はあるもんな」

 

「黒……歴史……うぅ……」

 

 どうやらこれも地雷らしい。

 いや、思えばここにいるメンツみんな黒歴史持ってるわ。

 

 

「言葉選ぶべきだったな。少し……いやかなりからかい過ぎた。ほんっとごめん!」

 

「……嫁入り前の裸を見たんでしょ……責任を取りなさい」

 

「せ、責任!?」

 

「マリア!? いくら二十歳を過ぎて焦ってるからといってそれは早まりすぎデスよ!!」

 

「マリアお願いだから落ち着いて。あと切ちゃん、それは言ったらダメだよ」

 

 マリアって二十代だったの……。シンフォギアって大人でも纏えるんだ。

 思いっきりバラした暁はマリアの鉄拳を見事に食らっていた。

 

 

「もう嫌よ……あんな醜態晒して今更澄まし顔で社会になんて出れないわよぉ……なら誰かの奥さんになって主婦として生きた方がマシだわ!」

 

「マリアがおかしくなったデス……」

 

「……お兄さん何とかしてください」

 

 俺はそっと誰か協力者を得ようとした……が、どいつもこいつも他人顔で離れていきやがった。

 

 

「あ、あの……マリアさん?」

 

「……なに」

 

「俺は────」

 

「待てよ」

 

 クリスの声だ。

 

 

「……こいつは、あたしの……あたしのか、家族だ! 絶対に渡さねぇからな!」

 

 

 これまで黙っていたクリスの大胆な家族宣言。俺は歓喜し、二課一同は開いた口が塞がらず、暁と月読は何やら真っ赤だ。

 

 

「クリスぅ……」

 

「……っもういいだろ……とりあえず、これからあたしの後輩になるってんなら厳しく指導してやるから覚悟しておけよなー!」

 

 俺はそのままクリスに腕を掴まれて、その場を退場する事となった。

 

 

「先輩……クリス先輩! かっこいいデス!」

 

「うん……かっこよかった」

 

 こうしてキネクリ先輩は、新たな後輩二人にめちゃくちゃ尊敬されることとなった。

 

 

「……ふぅ、偶像を演じるのも辛いわね」

 

 一同「(絶対本音ちょっと混ざってた……(デース))」

 

 




if物語 カザナリ先輩の○○

翼「ただいま戻りました」
拓真「おう、翼おかえり。お風呂にするかご飯にするか、俺にするか?」
翼「……/// さ、先にお風呂にします!」
拓真「ちぇー、風呂は湧いてるからすぐ入れるからな」
翼「いつもありがとうございます拓真さん」
拓真「ところで今なら背中を流すプランも付いてくるんだけど……」
翼「もうっ……なら、お願いできますか……?」
拓真「え゛」
翼「冗談ですよ……ふふっ」
拓真「我が家の防人、可愛くない!」
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