の精神で3話投稿!
「デートだぁ!?」
3唱目.雪音クリスin放課後デート
「お、おま……いきなり何を……」
「いや、ここら辺で交流の意味を込めて二課のみんなでお出かけをだな」
放課後、ちょうど翼がこの後なにもないということで、みんなでどこか遊びに行こうという話になった。
ちなみに今日も二課での仕事があったが、クリス護衛の任務だと理由付けて逃げてきた。減給覚悟だとも。
「ただのお出かけならそうと言いやがれ」
「クリスの驚く顔が見たくってついな」
「ほんとばか……」
「こほん」
甘い空気。そこに翼の一閃が入る。
「雪音の反応は確かに可愛いですが、程々にしてくださいよ春風さん」
「すまん」
「かわっ────」
どうやらクリスには、翼の何気ない一言が効いたようだ。
「(ねぇ響……)」
「(ん? どうしたの未来)」
「(本当に私も付いてきて良かったのかな?)」
「(勿論だよ! それに拓真さんも来てくれって言ってたんだからさ)」
なにやらコソコソと話している響と未来。おおよそ二課の交流だという言葉を聞いて未来が遠慮しているのだろう。
否!
「よし、じゃあ未来!」
「は、はい!?」
「ここら辺で美味しいスイーツ店はどこ!?」
一秒、二秒、三秒……。
少しばかりの空白が流れた。
「え?」
「未来なら女友達も沢山いるだろうし、おしゃれな店とか行き慣れてるかなーっと思ってたんだが……」
「え、えと……」
「おい。まさかとは思うが、ノープランだったとは言わせねぇぞ?」
「……(ぷいっ)」
クリスの尋問に俺は可愛く無言を徹底した。
「……ふんっ!」
「ぐぼぉ!」
クリスの無言の腹パン。
未来! どうして未来がここに! 逃げたのか! 自力で脱出を! 未来!
……もしかして、このネタってもう古い?
「ふぅ……このバカは放っておいて、スイーツか……どうする?」
「私としては賛成だな。たまには甘いものも良いだろう」
翼は賛成派だ。
「はいはーい! 勿論私も賛成!」
「私も……」
響、未来共に賛成派。
「よっっし! 満場一致だな「おい」ん、どうしたクリス」
なにやら一人不満気なお方がおられました。
「……あたしの意見は無視かよ」
拗ねていらっしゃいました。可愛いね。
「クリスが来るのは絶対だ。もちろん拒否権は無し。というか俺がクリスと放課後デートしたいんだよ」
「……ばか」
「諦めろ雪音。春風さんはああいう人だ」
「もちろん、わかってるさ……しょうがねぇな」
なにやら笑みを浮かべるクリス。
よく分からんが、クリスの機嫌も治ったようだ。
しかし、未だに目的地が決まらない。
どうしたものかと悩んでいたところ、未来が提案した。
「クラスの子たちが駅の近くに美味しいクレープの屋台が来てるって言ってました!」
「それだァ! それにしよう!」
その日は、五人仲良くクレープの食べ歩きをしましたとさ。
「クリスちゃーん! ひとくちちょーだい!」
「だぁー! もうくっつくなこのバカ! ……ほら、ひとくちだけだぞ」
「「「クリス(雪音)可愛いな……」」」
弦十郎「さて、拓真。言い訳を聞こうか?」
拓真「きゅ、急遽クリスの護衛任務が入ってしまい……仕方なく」
弦十郎「ほう……つまりはこちらでの仕事よりも建前の仕事方が大事だと? なら、より一層護衛が務まるよう俺が鍛えてやるッ!」
拓真「( 'ω')ギャァァァァァァ」
朔也「あーあ、拓真のやつ良くやるよな」
あおい「ん! 拓真君の買ってきてくれたクレープ美味しいわね」
朔也「え……よくこの場で食えるなー……」
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