いや、本当にね。久しぶりに書こうとしたらこの後の展開どうするだっけ…と思い幾星霜(一日)。
書けなさすぎて『王のヒーローアカデミア』の方に手をつけてしまったら、すごいスラスラ書けた。
ホントびっくりするぐらい書けた。
というわけで、これからは『王』と『花束を』の話が出来たやつから上げていくことにします。たぶん、『花束を』の方はだいぶ掛かると思います。てへっ☆
今回は苦し紛れの小ネタ集です。
時間軸とか、お前それどうなん?というやつは、スルーしてください。ほんと、パッと思いついた話しかないからね。
それじゃ、どうぞ。
①作れるの?
「そういえば、花成の個性ってなんなんだ?」
「え、心操くん知らなかったの?」
「…ごめん。今まで聞く機会とかなかったから…」
「いいよー。えっとね…『花の博士』。直感的にその花がどんな特性を持ってるか分かったり、強くイメージすることで出したい花を体から生成したりすることが出来ます。今なら大体の植物は出せるよ!」
「へー…木とかは作れるの?」
「樹木系はねー。そのまま木をボンッ!、て出すことは出来ないけど種から育てて生やすことなら出来るよ。お婆ちゃんのおかげで植物なら大抵のものは簡単に出せるようになったんだ」
「へー…じゃあさ。逆に、これ作りにくいのある?」
「うーん…ユグドラシルとか?」
「ちょっとまって」
②冗談やて
「実は自分、豚の丸焼きとかやってみたいんや」
「やめてください」
③おまえ…
「俺は職業柄、万象儀で触れたものを識別して操るんだが…」
「おぉ、急にどうした?」
「色々な場面でお前に触れて分かったんだが、お前、その髪そめて(無言の
④イメージの話
「八戒くんが未だにちょっと怖い時があるんだけど、どうすればいいと思う?」
「それ本人の前で聞くか、お前」
「……オデの顔面凶器が非常に申し訳ない…」
「いいか緑谷。人っていうのは顔が怖くて、怖いイメージがあったとしても、ソイツのかわいい一面とか意外な秘密を知れば、怖いイメージは自然と払拭するもんだ」
「えーっと、ヤンキーが雨の日に子猫を拾う的な?」
「そうそう。つまり、お前が八戒の意外な一面を知ればコイツを怖いと思わなくなるだろ」
「なるほど…」
「と、言うわけでバラすが、コイツは中々にむっつりスケベだ。パツパツスーツヒーロー大好き系の」
「エッ」
「項羽ッ!!!」
嘘です。
⑤初の真実…
「…イイかい死柄木クン。一旦、落ち着いて聞いてくれ、もう一度言うからネ…」
「よせ…!やめろ、それ以上言うな……!」
「現実から目を逸らさないで!これが真実なんだヨ!!」
「そんな…ホントに…」
「…キミが悪いと言いたいわけじゃなイ。ただ、認識を改めなくちゃいけないだけなんだヨ…」
「聞きたくない…!」
「イイかい…」
「やめろ…!!」
「プールの水は塩水じゃないんだ…!」
「うわあああぁっ!!」
⑥3になると思ったのに…
「い、飯田くん!」
「ム、なんだい花成君!」
「飯田くんは…どのくらい目が悪いの?」
「そうだな…そこまで悪くはないんだが、俺の家系は生まれつき目が悪くてな、殆どの家族は、眼鏡をかけているよ!」
「へ、へー…。取ってみてもらっても良いかな?」
「ああ、いいぞ!」
「…あれ?」
「へ?」
「………項羽の嘘つき」
「…取り敢えず彼に騙されたと言うことは分かったよ」
⑦「ありがとう」
夢みたいな夢を見た。
俺は、真っ白い空間の中に一人佇んで、ゆったりと流れ、廻り変わっていく景色を眺めていた。
ノイマンとヒトラーが小難しい顔をしながら駒を動かして、その傍でポルポドが紅茶を淹れながら柔らかな表情でその様子を見ていた。
ダルモンとピカソとアインが楽しそうに互いの絵を描いていた。
その周りでカエサルが、頭が林檎になっている男と、愉快そうに白熱した議論を繰り広げていて。
ルーデルと日本の軍服を着た男が旧知の友人のように話をしていた。
ハスコックとホイットマンが白いフードを被った男?女?とお互いの得物を見せ合ってはなにかを強く語り合っていた。
その周りにも見知った顔や知らない廻り者が、偉人も、罪人も、誰も彼もが打ち解けあって親しみを持っていた。
皆、幸せそうな笑みを浮かべていた。
本当に夢のような景色で、自然と涙が流れていた。
するといつの間にか、隣で西耶が何時のように微笑んで、俺と同じように、満足そうにその景色を眺めていた。
あわてて目元を拭い平然を装い話しかけた。
久しぶり、あれを見ろよ、楽しそうだ、どうしてここに、お前はどうしてる、弟には会えたか、俺はいろいろあったぜ、話したいことが山ほどある。
…すまなかった。
だけど、西耶はそれらに応えずに俺の肩に手を乗せると、微笑んだまま何かを語りかけた。
たった一言。けれどそれを聞いた瞬間、俺はポロポロと涙を溢して笑いながら感謝と謝罪を繰り返していた。
西耶は背中をさすって、前を向かせると、あの景色を忘れないように、と注意するように言った。
俺は頷き、その景色を涙が溢れる重瞳で愛おしく眺め、目に焼き付けた。
そこで夢は終わって、目が覚めると真っ暗な部屋の中でベットに横たわっていた。
体を起こして朧げで断片的な記憶から、西耶がなんと言ったか思い出そうとしたが、思い出せなくて、どうしようもない気持ちが押し寄せてくる。
湿り気の残る目元を拭う。
日はまだ昇ってはいなかった。
それを確認すると、俺は、再び、布団を被った。
「二度寝するか…」
自由の身って素晴らしいね(((((圧!!