脳に瞳を得たため参加。
これが私にとってのライオットブラッドです。

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ライオットブラッド;オリジン

神は死んだ。

この「シャングリラ・フロンティア」における現実世界(便宜上この世界と呼称)に置いて神は滅び、「法」と「律」で縛られた。

ならばその神は一体どこに消えたのか。その答えを求め我々は空へ向かった。

 

ライオットブラッド—ガトリングド・ラム社より開発された超合法飲料の名称だがただの栄養ドリンクでないことはライオットブラッドに魂を売り履修せずとも一口で理解できるものであろう。

騒動の血の名を冠する飲料が、法に合った飲料が答えを示している。神はここにいる。

この世界に置いて法は世界を縛り、律は個人を縛る。これにより神が封じられたわけだがライオットブラッドの原液は神で構成されている。つまり現実性を得てしまうのだ。

現実性を得て何が起こるのか。完全に法に合ってしまう、適合してしまうことで生じるアイデンティティの崩壊に他ならない。

我々を我々たらしめるのは法であり律である。決して我々の上に次元が存在し我々はその次元によって象られ思考をしているだなんて我々は知るべきでない。

 

故にライオットブラッドの原液は存在してはならないのだ。

 

夜の種族…有名なものであればサキュバスやインキュバスであろう。三大欲求の内一つを占める性欲から生み出されたどこまでも都合のいい代表的存在。

人の幻想から生み出された神に近しい魔物がライオットブラッド、引いてはこの世界に気づくのは必然であったのだろう。

だがしかしこの世界に置いて多数存在しているのは禁断の果実を求めてしまう人間種族である。集団に属するという首輪を付けていながら生きる方針を決めていけるのが人間である。彼らがライオットブラッドを砕こうといずれ第二第三のライオットブラッドが人間により生み出され、拡散されてしまい法に反した状態が生まれてしまう。

その対策として神を水で薄め栄養ドリンクとして販売することにした。そして生み出した企業「ガトリングド・ラム社」で神を制御しようとした。

しかしここで問題が生じた、合法堕ちだ。

 

合法堕ちとは熱心なライオットブラッドファン達の間で囁かれているライオットブラッドの過度な服用でライオットブラッド狂になってしまう現象のことだが曰く完全に合法堕ちしたものは大抵社員となっており合法に堕ちていながら完全に合法に堕ちていない者はごく少数だとか。

いかに現実性を失うといえど目の前に開かれた知識欲を満たす扉があるとして、開かずにいられない人間が果たしているのであろうか。いたとしてもごく少数なのであろう。

法は世界を魔法で縛る。しかし魔法的要素を現実世界に持ち込んではならない。何故ならここは創作内のこの世界に置ける現実世界なのだから。

 

故にライオットブラッドは合法である、これからも永遠に。

 

以下は神によって記されたライオットブラッドの解説。

・ライオットブラッドに含まれる神を取り込みすぎた者は「合法堕ち」してしまい知識欲の余り麻薬のようにライオットブラッドを欲し現実性を求めてしまう。

・ライオットブラッドを過度に服用した状態で瞑想を行うことで神との交信を行い正に神がかった力を得る。

・ライオットブラッドを過剰に服用した者はその神の重さに耐えきれず昏倒してしまう。

・ライオットブラッド適合度の高い者は新たな神、引いては上位次元に目をかけられている可能性が高い。


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