代理人の異常な愛情、または如何にして私は心配するのを止め戦闘を愛するようになったのか。 作:イエローケーキ兵器設計局
「あなたが
『そうだ。お主が地上部隊の代理人か?』
「あぁ、その通りだ。よろしく頼む」
『うむ、よろしく頼む』
「まあ、それはそれとして…こっちも無線傍受して良いかな?傍受は続けてていいからさぁ」
構いませんよ。邪魔をするのなら代理人そのものを排除しますが。私、
「代理人さん!無事ですか!」
ほー…元気一杯じゃな。可愛い子には旅をさせよとはこの事か…
「あぁ、無事だ!もうつくのか?」
「はい。もうつきます!」
「わかった。しっかりやっつけてくれ!」
「Jawohl!」
電撃戦です、とか言わなくなったねぇ…
「パンツァーファウスト貸して」
車長席に居た代理人が装填手に対戦車火器を借りたようだ。
「うーんと…そこだ!」
(発射音)
ビームを撃とうとしていた災獣に向かってパンツァーファウストの弾頭が飛んでいく。こんなに遅かったかのう?
(爆発音)
着弾確認。きれいに吹き飛ばしたね。さすがね、XXXXX。…ニューマ?何言ってるの?
「あのときもこうやって災獣を倒したっけ…」
思わず驚いた顔で代理人を見る。多分この顔は勘違いしてそうだな。私は君に驚いてるんじゃない。君と妹の関係性に疑問を抱いているのだよ。
「こちらコマンダー22、ノルマンディー424、ノルマンディー401、バルバロッサ221は俺の車両と一緒にDOLLSの援護を…コールサインで呼ぶのめんどいなぁ…残りのⅣ号はパンター部隊より後ろから援護を行うように、以上。DOLLSには到着してから命令を出す」
…ニューマ、後で話がある。大事な話だ。いや、我慢できない。代理人が指示を出しているようだが私の名前は無いようだから今のうちに。
『ニューマ、お主は何者じゃ?』
「ニューマ、お主は何者じゃ?」
小声で囁かれた言葉は補給作戦を実行中の私に少しだけダメージを与えた。私は何者か。…今のところの真実を言ったらマウスは、コルセアは、インベーダーは…わからないが離れていくだろう。みんな散り散りになる。それは嫌だ。だから私は誤魔化すしかない。
『私は…私は…私は貴女の妹です…』
そうとしか答えようがない。でも何故私が触れたARMSが変質するのかの説明はつかない。説明がつく仮説もあるが、もしそれが真実だとしたら私は姉や部下たちとは一緒に居られない。
「そんなことはわかっておる。お主は、何者じゃ?」
『私は…』
「………」
言葉に詰まる。真実を告げてすぐにでも消え去るべきか。それとも騙し続けるか。とても長い時間(3秒。戦闘中なら死んでる。)考えた。考えた結果、マウスにだけ告げることにする。嘲笑ってくれ姉さん。この愚かな妹を。
『私は…〇〇〇〇なの。』
「………」
沈黙が怖い。姉さん、どうか殺して。
「…そうか。そうだったのか…道理で。」
心中も考えた。こういう時ほど心理状態は可笑しくなる。
「…今更、何馬鹿なことで悩んでおる痴れ者が。そんなこと黙らずに話せ。普段の傍若無人で振り回してくる妹以外妾は妹と認めん。」
え?えーと?
「ニューマ、一つだけ言っておく。お主が何であれ妾は付いていく。行き先が災獣の巣だろうと、最終的には辿り着くであろう溶鉱炉だろうと。だからそんなしょうもない事で心配するな。」
新しく着任してほしい架空DOLLS募集
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オイ車(極東重鋼)
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それ以外で…