代理人の異常な愛情、または如何にして私は心配するのを止め戦闘を愛するようになったのか。 作:イエローケーキ兵器設計局
現在時刻、1150。作戦10分前。
「代理人くん、もう大丈夫なの?」
「ンぁ、スツーカか。あぁ、もう大丈夫だ。心配するほどじゃなかったし。疲れてただけさ」
「…嘘ついてるわね、代理人君。別に嘘をつかなくていいのよ?」
「ないを言ってるんだ?別に俺は嘘なんてついてないぞ?」
「…まあいいわ、何か嫌なことだったり邪魔なものがあったら教えてね。死刑にするから」
(心地良いエンジンの駆動音と共にJu-87Gが離陸。)
「それじゃあファル・ゲルプ作戦開始!」
現在時刻、1200。『作業』開始時間。
「まずは災獣共に空からの贈り物爆弾をくれてやってくれ!ニューマコーニオシスさん!」
『了解。V-1を切り離す。』
『これは家を失った人の分、そして傷ついた者の痛みだ!』
(ガコッという鈍い音を残してV-1が外れ、パルスジェットエンジンが駆動、聞き慣れた音と共に飛んでいく。)
『お釣りも受け取ってね!』
ついでで
「快速戦車部隊突撃!敵をかく乱しろ!」
「ヤヴォール!突撃します!」(Ⅲ号戦車)
「シャーー、敵、倒す」(レオパルド)
「任せてください!」(チャーフィー)
Ⅲ号戦車とレオパルド、チャーフィーが突撃している。機動力を活かした機動戦であり、航空と戦車、砲兵の精密な指揮が重要となる戦術だ。
「次!駆逐戦車型、自走砲型、それ以外のDOLLSと戦車部隊全車砲撃開始!味方に当てるなよ!」
どんどん災獣が消し飛んでいく。地上の連中は中々の腕のようだ。
「マウス、Ⅳ号、前へ!敵を吹き飛ばせ!」
「蹂躙してくれる!』
「距離を詰めます!」
二人のDOLLSが並んで突っ込んでいく。マウスが主に盾となり弾を受け、Ⅳ号が近寄ってきた災獣をねじ伏せる。防衛線を無理やり突破するのだろう。
「快速戦車部隊、敵の防衛線に穴を広げろ。それ以外はそこの援護を!」
快速戦車は歩兵の代わりなんだろうか?いずれにせよDOLLSは通常戦車よりは小さい。そういった戦術にも向くといえる。
「勝てますね、
「あぁ、そうだな通信手。だがまだ終わったわけじゃあない。まだ油断できるときじゃない」
「たしかにその通りですね、すいません」
「謝るところじゃない、仕事に集中してくれればいい」
「わかりました」
地上は楽そうで良いな。こっち側はというと…
『狙撃に気をつけろ!止まるな!』
ひたすら避けています。一番の的は私、
「目標下方、判決は…」
共生種が対空攻撃を地上そっちのけで行っているせいで近づけない…おい、避けろ!
地上攻撃に夢中になっていたのか
(ベキョン!という大きな音が左耳の近くで鳴り、機体が右側に傾く。)
左腕が熱い。振り返ると左翼が1/3を残して消滅、炎上。右翼で補給していたハリケーンは運良く無事脱出できたようだ。そして錐揉みするように私は地上へ堕ちていった。
戦略的価値を考えるとスツーカを犠牲にすれば良かったのですが、代理人は犠牲を出さない事を信念にしていました。きっとあやつも仲間を守れて良かったと思ってるでしょう。まだ逝かせませんが。
地上側へ連絡が行っていないのは無線機が故障したからだと考えています。
新しく着任してほしい架空DOLLS募集
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オイ車(極東重鋼)
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T-95GMC(星屑連邦)
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T-35(赤色10月同盟)
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それ以外で…