代理人の異常な愛情、または如何にして私は心配するのを止め戦闘を愛するようになったのか。 作:イエローケーキ兵器設計局
後編
『ふー…決戦兵器か…それとも…』
用を足しながら呟く。出撃コストがラーテ型ARMSだとバカにならず…マウス型ARMSだと比較的安くなるがそれでもマウス3体分が私1体分に相当する…装甲強度や攻撃力、図体に見合わない脅威度(※1)は利点ではあるけれど…コストと機動性は最悪、回避訓練では文字通り弾に当たりに行ったほうが安全と言えるほどだった。
いっそのこと司令船に引きこもるべきか。出撃しなければコストはかからない。今のところ一回しか出撃していないし…いや、一応これでも作戦中(※2)だし…うーむ…
「そろそろ出てきてはどうじゃ?」
…!起きてたのか?急いで時計を確認する。午前2時10分。となると…おそらくあの時点で起きていたのだろう。
『…わかりました。』
「よろしい。」
トイレのドアをゆっくりと開けようとするとドアノブを掴まれたのかドアを強く引く力がかかる。
『…どうされました?』
一応警戒しながら力を込めてゆっくりと開かせる。私から見てヒンジは右側。右手でドアノブを掴んでいるから左手はお留守。嫌な予感しかしないので片手には自衛用の対DOOLS用のライフル(※3)を握らせる。もちろん自分が正気である根拠は無い。
『今開けますね。』
おそらくは
「なぜドアを開けない?」
『うーん…そうですね…お尻を拭いていたからですかね。この世界の
「理由になってないぞ?ラーテ。」
『そうですかね?』
「そうじゃ。だいたい…」
ドアノブを離し、容赦なく
「ラーテ、何をするのじゃ!」
『あらごめんなさい。ライフルが暴発しちゃって。』
次弾を送弾して左膝を撃つ。うん、予想は当たりだ。
『ラーテ?そうでしたね。私はラーテです。でもね、
「お主らそういう関係だったのか!」
『え?嘘だよ?』
頭を撃ち抜く。ボルトハンドルを握って次弾を送弾すると今度は胸に。計4発撃ち込んで蹴り倒す。姉のフリをした敵だとわかっていてもこれは辛い。警報装置を鳴らし、マウスの胸あたりを撃つと災獣が機能を停止したのか真っ赤な液体に塗れた姉の姿は消え石の塊が現れる。はあ…こんな奴に振り回されていたのか…
やってきた衛兵(確認したが異常は見られなかった)の付き添いのもと資料を制作する。ちなみに本物のマウスは屋上の物陰で拘束され、伸びていた。カラダが冷えていたのでたまたま着ていたコートを着せて部屋に寝かせに行ったが…起きなかった。
偽物との見分け方はシンプル。よく見ると複製ミスがある。事件後、周辺を漁ると衛兵の中に
※1
『脅威度』と教育段階で教えられた数値。高いほうが基本は優先して狙われる。
※2
忘れがちだが作戦中である。なかなか出撃する機会が無いのだが本当に作戦中なのか?
※3
トイレには緊急時に破壊槌や自衛武器等を生成する用に3Dプリンターが備え付けられている。本来、ライフルは
全然出撃していないですね…最前線のはずなのですが…
マウスファンの方…すいません。こうするしかなかったんです…
だから、許してね?(BAN!)
次回…は少しお待ちください…
イベントが…バクが…トホホ…
新しく着任してほしい架空DOLLS募集
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オイ車(極東重鋼)
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T-95GMC(星屑連邦)
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T-35(赤色10月同盟)
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それ以外で…