代理人の異常な愛情、または如何にして私は心配するのを止め戦闘を愛するようになったのか。 作:イエローケーキ兵器設計局
サブタイトル
「赤い夢」
赤色十月同盟学連領内のとある基地
窓の外では何やら異様な空気が流れている。猛吹雪の中、微かに見える2つの人影。片方はやや小柄でもう片方は長身。向き合っているのが何とかわかった。
『入れてあげて。』
「わかりました。」
T-34が執務室を出て行った。
「いやーホルニッセ代理人、すまないね。吹雪が酷くなってしまってね。助かったよ。」
「本当にすいません…」
『どなたって…先輩?』
「ははは…よくわかったね。そうだよ。私がネズミ代理人さ。こちらはYA-10AサンダーボルトⅡ。」
「どうも。YA-10Aです。」
『ホルニッセ代理人です。こちらはT-34です。』
「どうも。T-34です…なぜそんな目で見ているのです?」
「あ、ああ…失礼。少し知り合いに似ていてね…喧嘩をしたばかりなんだ。」
『どのようなお方だったんです?』
なんとなく予想がつくが黙っておく。…たぶんSu-25辺りかなと予想はしているが果たして…
「YA-9と言いまして…」
そっちか…
その頃…
某所
「あれで良かったんですか?」
『ああ。あれで良かったんだ。実験は成功。人間の損失も少なかった。それだけだ。』
「そうですが…」
『誰も死にはしなかった、だろ?』
「…ええ。」
『反軍備団体を扇動して注意を引いてもらい災獣信仰カルト教団に壁の爆破を支援…ここまでは完璧だった。』
「しかし、4本線部隊に、応援に駆けつけた部隊の妨害が入った。」
『なんとか起爆できたのが幸いだったがね。』
「人間への影響は微小…」
『いや、微小じゃないよ。正体不明のDOLLSへの恐怖心を煽ることはできた。それに、応援に駆けつけた部隊と4本線部隊は関係が悪化したようだし、危険な方は懲罰部隊送りにできた。想定以上の成果だったよ。』
このあとは…燃料気化爆弾の調整をしないとね。もっと高威力でもっと広範囲を焼き尽くす…核とは違うクリーンな範囲攻撃が実現できれば…
『例え1,000人死んだとしても10,000人が生き残れれば良い。災獣との戦いで旧式の兵器を使い続ければ10,000人は死ぬ。しかし、この兵器が完成すれば…1,000人の犠牲さえあれば…』
あとは笑うだけだった。
再びホルニッセ代理人の基地
『それでは、お邪魔しました。』
「本当にすいませんでした。」
「いえいえ…」
「…」
「…ネズミ代理人。」
『どうなさいました?』
「話があるのですが…」
『…はて?何でしょうか…?』
「少し、お時間よろしいでしょうか。すぐ済みますから…」
時間が思ったよりもかかってしまった…
新しく着任してほしい架空DOLLS募集
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オイ車(極東重鋼)
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T-95GMC(星屑連邦)
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T-35(赤色10月同盟)
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それ以外で…