代理人の異常な愛情、または如何にして私は心配するのを止め戦闘を愛するようになったのか。 作:イエローケーキ兵器設計局
「僕が君で君が僕で二人は…」
『たーまやー!』
「Ⅲ号代理人!」
『…Ⅲ号代理人ってどんな人?戦友?好きな人?それとも単なる同僚?』
声が震えてしまう。ツェッペリンの慌て方が尋常ではないのを見て僕は悟った。注意を引く為に…彼の友人を傷つけてしまったのかも知れない。昔の僕ならそれでも良かった。だけれど……今の僕は?
『あ、あぁ…ぼ、僕は…ただ…』
視界が歪む。「覆水盆に返らず。は…"No use crying over spilt milk."と言います…」という記憶が蘇る。これは誰の記憶だっただろうか?
吐き気、頭痛、恐怖…そして後悔。目眩と共に僕は学んだ。
「Ⅲ号代理人…まだ生きてるかな…死なれては困るんだけど。」
「反省、してる?」
腹部には鋸刃の付いたグレイブが顔を見せている。ツェッペリンに後ろから刺されたんだ。
僕は刺されて当然のことをした。
僕は人を殺したことがある。
初めては僕がまだ、人間だった頃。16歳だった。
いじめに合う同級生を助ける為だった。
だけれども、もしかしたら殺すことをほんの僅かでも楽しんでいたのかも知れない。
僕はあの後、軍に入った。いろんな作戦やいろんな実験をした。
かつての仲間と交戦して勝ったこともあった。
だけれど…誰かの大切な人を殺したという実感は無かった。
確かに人を殺した。
至近距離での発砲、刺殺、爆破…いろんな事をした。
でもそれは人を殺しただけで誰かの大切な人だとは実感できなかった。
そして今、僕はまた殺した。正確には殺しかけたのかもしれない。安否の確認はしていないから。ただ、傷つけた人は……
「わかってます…?橋姫様。」
その声は僕を久しぶりに震わせた。ツェッペリンは昔から怒らせると怖いことが分かっている。最も怒らせたことはなかったけれど…
『僕に…助ける権利はあるかな…?』
「義務ならある。Ⅲ号代理人を助けて。」
僕はツェッペリンの為にならなんだってやろう。まだ息があるのなら…
『さて…と……敵はあれか。またあのお騒がせ隊か。』
『私……僕はニューマではない。僕は橋姫…僕は橋姫…ボクは……ボクハ、ハシヒメ。』
昔、整形手術と自己暗示による完全な変装について研究した書籍を読む機会があったが…まさかここで役に立つとは。
(尻尾が空を切り風切り音を立てる)
『我こそは
あぁ…お尻痛い…尻尾って、後付じゃなくて生えてくるのね…はぁ…パンツ…僕のパンツ…ボクサーブリーフが…(;´д`)トホホ……
「我こそは橋頭堡の守り神!ここは通さぬ!」
僕の代わりにツェッペリンが制空権争いをしてくれるから…急いで救助に…行かなくては。また犠牲が生まれる前に。
「橋姫」の精神的不安定には理由が…
新しく着任してほしい架空DOLLS募集
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オイ車(極東重鋼)
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T-95GMC(星屑連邦)
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それ以外で…