代理人の異常な愛情、または如何にして私は心配するのを止め戦闘を愛するようになったのか。   作:イエローケーキ兵器設計局

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DOLLSとは、
人類が見出した希望。
世に存在しない希望。
…DOLLSとは…
〜回収されたボイスレコーダーより〜



凍りつく記憶-1

 

 

Me410(ホルニッセ)?』

「そう、Me410だ。詳しくは黒十字帝国学連学連(シュバルツクロスライヒ)の担当者と…あの指揮官型DOLLS(コルセア型のアイツ)に聞いてくれ。」

『了解しました。』

 

 私はCity中枢の整備会本部のグレーテルの部屋から出た。ニューマコーニオシス(元教官。)に撃たれて約一ヶ月?くらい寝ていたらしい。私は今、本部から第251(懲罰兼特殊)部隊に異動となった。連れて行くのはたったの一人。

 

「うーん…馴染んでないけど馴染んでいる感じ…すごく違和感がある…」

 T34が唸る。

 星屑連邦学連(スターダストユニオン)の秘密兵器、T34型を装備したT-34…凄く違和感しかないけれど…二人ともつなぎだから人のこと言えなかったり。

 

 私はかつて人間だった。人間だったに違いない。でも、今は?今は…

『DOLLSか…』

「バックアップは取られているそうです。」

『バックアップ取ってあるからセーフ…というのもおかしなもんだと思うけどね。』

 

 廊下を歩いて、施設を出る。移動用の車両に乗って向かうは…

赤色十月同盟(オクチャーブリソユーズ)の端っこ…』

「第251大隊の基地ですね。」

『はぁ…なんで代理人なんかになったんだろう。』

 

 

 一方、第251部隊基地では…

 

「滑走路を開けろ!急げ!」

『現在…対気速度が……』

「降着角度を5度下へ。5秒後に水平に。」

『了解。』

 新型ARMSの試験中です。なんでも極東重鋼学連内の内部資料が新たに発掘されたそうで(なぜこのタイミング?)…名前は『富嶽((山の名前))』。6発の巨人機として開発されていたようだけど…

『出力が足りない…他所から借りてくるか?』

B-36型(Peace maker)も出力が足らなかったらしいですよ。角度を水平に。」

『了解。NK-12(クズネツォフ)とかどうだろう。』

「いいんじゃないですかね?」

『いいのかそれで…高度10m…5,3…降着…』

 滑走路の凍結具合と凹凸による振動で思わず悲鳴が出る。文字に起こし難いレベルの悲鳴故に作者には伏せてもらった。

 

『…へえ…試作機が二人来る…歓迎会か。はぁ…』

「Ⅲ号代理人殿は見つかっていないのですか?」

『明言は避けよう。防諜の為には本来黙っておくべきだしな。』

『…もうそろそろかな?』

「同行します。」

 

 

『もうそろそろ到着だけど…うーむ…』

「そういえば指揮官が…DOLLSと言う事は…」

『ネズミ代理人か…』

「あまり良い記憶が無いですね…」

『だねー』

 

 

『え?着任するのって…まじかよ…』

「どうされました?」

『本日付で着任するのは元ホルニッセ代理人…現Me410"ホルニッセ"と、そしてその部下であるT-34が…T34になってやってくるらしい。撃たれるかも。初手で。』

「死なない程度に撃たれてみては?」

『…もう少し時間があれば説得できたのだろうか?』

 

 

 

 

新しく着任してほしい架空DOLLS募集

  • オイ車(極東重鋼)
  • T-95GMC(星屑連邦)
  • T-35(赤色10月同盟)
  • それ以外で…
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