りゅうおうのおしごと!RTA 最年少タイトル奪取チャート   作:ぺたんこ

1 / 9
1.キャラクリ

 はい、よーいスタート(棒読み)。

 

 最年少タイトル奪取(プロ棋戦でとは言っていない)RTA、はーじまーるよー。

 

 

 

 計測開始は「はじめから」を選択してから、タイトルを奪取したところで計測終了。プレイヤーキャラは女性にします、理由は後ほど。

 

 キャラクリは年齢を9歳に設定し後はランダム、成長性が晩成なら再走です。名前は入力速度を考慮して本田萌(ほんだもゆ)、つまりはホモちゃんです。

 

 

 ファッ!?

 棋風が怪物くんやん、うせやろ?

 

 驚いて取り乱しましたが、ワンチャンあるのでこのまま続行します。何がどうなのかというと、この棋風は天衣ちゃんとは別ベクトルの変態です。

 

 一手損角換わり、阪田流向かい飛車、または力戦系を指すと、異様なまでに補正が掛かります。こいつすげぇ変態だぜ?

 

 ただ、矢倉や穴熊などは、熟練度を高めていないと序盤中盤終盤ガバるので、注意が必要です。

 

 尤も、これはRTAなので、そんな囲いはフヨウラ!

 

 

 因みに他のステータスはこちら。

 

 名前 本田 萌

 年齢 9歳

 出身 大阪(福島区)

 師匠 なし

 棋風 怪物くん

 指運 ザコ

 成長性 おませさん

 メンタル クソザコナメクジ

 体力 幼女

 

 プロフィール

 将棋が大好きな9歳の少女。独特な棋風のオールラウンダー、相手を翻弄する構想をしている。終盤は、緊張のあまりに王手ラッシュを受けると頓死する事もある。しかし、劣勢の場合に放たれる勝負手は一級品。初恋の将棋は一手損右玉。

 

 

 メンタルがクソザコナメクジなのが気になりますが、これは補えるのでセーフ。成長性がおませさん(早熟)で、怪物くん持ちなのは、本当に運が良かったです。

 ガバが許されないプレイングが必要ですが、こちとらテストプレイでは完走してるんで大丈夫っすよバッチェ取れますよ(タイトル)。

 

 因みに師匠は最初から設定できる人と、出来ない人がいます。今回は九頭竜八一ロリ王に弟子入りしますが、彼は手順を踏まないとロリでも師匠になってくれません。

 

 お前ホモなんだろ?

 俺もソーナノ(ホモちゃん)。

 

 さて、キャラクター作成を終了したら、難易度をHard、開始年月を2015年10月に設定してスタート。

 

 オープニングが始まりましたね。折角なので、OPの内にさっき触れられなかった事について説明します。

 

 男性棋士にしなかったのは、最年少タイトルを取る難易度が異様に高いため。

 特に黒塗りの高飛車(相掛かり)を扱う九頭竜八九三四段や、なんだこのおっさん!? と驚愕する羽目になる棋力を持った名人HB(仮称)と追突し、椚 創多きゅん並みの若さと才能を持っていても敗戦する事になります。

 

 この時期のロリ王は竜王戦において、バグっている実力を発揮しています。どれくらい強いかというと、とある検証動画では、マニュアル操作にしてソフト指しを行っても負けていました。

 

九頭竜四段「カスが効かねぇんだよ(ソフト指し)」

 

 かといって、それよりも前の年度で始めると、全盛期HB(仮称)先生に盤上レイプ! 野獣と化した名人とされて、どれだけ頑張っても挑戦者決定三番勝負で負けます。

 

 開始2年目からは、ステータスの上げ方次第で、そこそこ戦えるのですが、1年目はどうやっても無理でした。もし、1年目で勝てた人がいるなら、動画投稿オナシャス!

 

 次に年度。

 2015年なのは、あいちゃんや天衣ちゃんがまだ弟子入りしておらず、独占できるからです。八一はロリ王なので、四段時代でも将棋を指して気に入ってもらえたら弟子にしてもらえます。

 

 ロリ王は早熟系の人物に成長補正を掛けてくれるロリ専属調教師なので、その手腕で口(序盤)胸(中盤)お尻(終盤)全てを徹底的に調教してもらう予定です。

 

 最後にチャート。

 今回構築しているチャートは、ロリ王に調教されながらマイナビ女王戦を戦います。この棋戦はアマチュアでも参加可能で、連続で4回勝てれば女流棋士になれます。

 

 今回はRTAなのでこのまま姉弟子に挑戦する予定ですが、一般プレイだとそこから女流玉将や山城桜花、女流名跡を狙う方が難易度は低いです(勝てるとは言っていない)。

 

 

 

 さてと、オープニングが終わったので、ようやくスタート。

 ホモちゃんは小学生なので、昼間は学校に通わないといけません。なので、実質的に行動できるのは、午後からのみです。

 

 何か条件を満たしていれば学校をサボれますが、今回は何もなくそのまま学校へ。すると、自動的に放課後になるので、そのまま将棋会館へGO is GOD。

 

 ロリ王に会えるまで、何日もひたすらこれを繰り返します。2階の将棋会館道場に上がると、普通に将棋を指す羽目になるので、ひたすら一階の売店で何か買う素振りを見せながら待ち伏せします(将棋指しの屑)。

 

 現実のプロ棋士の先生に行うと、警察だ!(インパルス板倉)案件なので、気を付けましょう。

 

 因みに、会館道場には8月1日には80%の確率でロリ王が指導対局を行っています(奨励会員の場合でも)。その日に居ないと、8月10日に居ることが多いです。

 

 8月10日、つまりはロリ王は野獣先輩だった?

 

 申し訳程度に、10月8日にも居る事はありますが、あまり期待できない確率なので、お祈りしながら待ち伏せしましょう。

 

 ………………

 …………

 ……

 

 すぅいませ~ん、ホーモなんですけど、まーだ時間掛かりそうですかね~?(3時間経過)

 

 さっきから店員の、あのさぁ、という視線が刺さり、クソザコメンタルのホモちゃんは臨界点を迎えつつあります。

 

 このままでは、もう待ちきれないよ!早く出してくれ!(将棋会館から)と、ホモちゃんが敵前逃亡する恐れがあります。ですので、それを避けるために売店の人に話しかけましょう。

 

「はいはい、やっと買いたいものが決まったのかい?」

 

 無論、買いたいものなんてないので、差し当たってはロリ王の扇子が売ってないか尋ねます。勿論、プロ棋士になりたてなので、販売してる筈ないのですが、入荷したら一声掛けてもらえる様になります。

 

「君、八一君のファンなのかい?」

 

 お、どうやらこの店員は、ロリ王と顔見知りの様です。折角なので、このままお話を続けましょう。頷くと、勝手にホモちゃんが話を続けます。

 

 何でも、奨励会員ワンコインチャレンジとかいうので、対局経験があるとか。それで、もしプロ棋士になったら、弟子にしてもらうと約束してるとか。

 

 ……ん?

 

 ”八一お兄ちゃん、私にいっぱい将棋を教えてくれるって言ってくれたんです”

 

 やめろォ(建前)ナイスゥ(本音)

 

 加速確定、皆様万雷の拍手を持ってお迎えください。にっこり笑顔で話すホモちゃんに、店員も思わずにっこり。ついでに走者もにっこり、みんなを笑顔にするホモちゃんは人間の鏡。

 

 折角なので、11月の将棋世界を予約しておきましょう。ロリ王の昇段の記が乗っていますので、ホモちゃんのロリ王に対する好感度が上るようになります。

 

「おや、噂をすればというやつかな」

 

 店員が指を指しているので、振り向けばそこには我らがクズ竜ロリ王の姿が。勝ったな(確信)。

 店員さんにお礼を言って、直ぐに追いかけましょう。

 

 あっ、おい待てぃ(江戸っ子)

 

「え、あ、も、萌ちゃん?」

 

 会館玄関口のロリ王は、驚いた風にこっちを見てます。が、気にせずに話しかけましょう。ここでは、躊躇なくさっき手にした弟子にして♡ という選択肢を提示しましょう。

 

「えっとさ、萌ちゃん。その話なんだけど……やっぱり考え直してくれないかな?」

 

 なんで?(殺意)

 約束を違える人間の屑がこの野郎……。

 

 MUR先輩並みにすっとボケ始めたロリ屑王相手に、躊躇なく泣いてお願いするを選択し、なりふり構わず懇願します。弟子にしてくれよな~頼むよ~。

 

「ご、ごめん、萌ちゃん! でも、俺なんかより、他に良い人沢山いるからさ。なんだったら、俺の師匠紹介するし」

 

 えっ、そんなん関係無いでしょ(正論)

 ロリ王じゃないとチャートがガバるんだよ、あくしろよ。

 

「わ、分かった、萌ちゃん。ここじゃ何だから、俺の家に来て話そうか。ほら、あそこのマンション、直ぐ近くだろ?」

 

 何とか拒否は免れましたね。ホモちゃんがロリ王の家にハイエースされる事が決まった、というところで今回はここまでです。

 

 ご視聴ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 本田萌という女の子を始めて見たのは、関西将棋会館の道場でだった。500円玉を握りしめて、お願いしますと震える声で俺の席の前に座った小柄な少女。

 

 恐らくは親に貰ったお小遣いを片手に、ショートボブの黒髪を揺らして不安そうにこちらを覗く瞳。一人で来たのだろう、親の姿はどこにも見当たらない。一回やってみたかったけれど、それでも緊張してしまっているといったところか。

 

 この娘を見ていると、ふと姉弟子とのあちこちを巡った冒険を思い出した。大人はおらず、子供だけで歩いた道のりを。この娘も、もしかしたら今日がその日だったのかもしれない。

 

 だったら、と俺は笑いかけていた。この娘が、楽しく将棋ができる様に。昔、師匠が俺と指してくれた将棋の時の様に。

 

「落ち着いて、軽く深呼吸。

 うん、そう。……それじゃ、指そうか。手合いはどうする?」

 

あ、の。……平手で、お願い、します

 

 小声だったけれど、その要求は中々に大胆で。思わず、君もそう来るかと、昔の師匠との一局を思い出し、笑みが浮かんでしまった。

 

「良いよ、手番はそっちからで」

 

よろしく、お願いします

 

「はい、お願いします」

 

 そっと角筋を開けた彼女に合わせる様に、3四歩と突き返す。飛車先を伸ばした彼女に、角交換を行った。

 

 それが、俺と彼女の出会い。この一手損角換わりこそが、俺と萌ちゃんとの初めの符号だった。

 

 でも、それだけなら、俺はこの娘の事を可愛い女の子としか記憶していなかっただろう。しかし、彼女は俺の右玉に合わせる様に、相右玉に組んでいた。

 

 真っ直ぐとした目で、なんだか楽し気に盤を見つめて。

 

 右玉を指すのはアマチュアくらい、なんて風説が流れていた時があった。プロでは、そんなゲテモノ誰も食いやしない、と。

 

 得意戦法の一つであったそれを、そういう風に扱き下ろされるのは、何も分かってない癖にと、心がざわつく事が多々あった。

 

 でも、彼女はそんな事は知らないと、どこ吹く風で。ただ、自分が好きな戦法だからこそ、こうして指しているという幼さが溢れる、けれども純粋な気持ちがそこにはあって。

 

 この対局は、俺の一方的な攻めが通って勝った勝負だったけれど、それでもこの娘のお陰で三段リーグの真っ最中にも関わらず、将棋が楽しいという気持ちを、思い出すことが出来たのだ。

 

「あ、の」

 

「うん、何かな?」

 

 だから、だろう。

 対局後、負けたのに、彼女は眼を煌めかせていて。ギュッと、俺の手を握られた時に、この運命は定まっていたのかもしれない。

 

「こんなに、上手に服(守り駒)を脱がされて、裸(玉)にされたのは初めて、です。九頭竜先生、が初めてなんです」

 

「あ、あの、君? 誤解を招く言い方はやめようか。あと俺はまだ奨励会員だから、先生じゃないよ」

 

「ううん、先生、です。

 凄く、凄く、激しくて、鮮やかで、格好良かったから。

 あ、の、その、先生の将棋、凄く好き、です」

 

 声は、緊張が解けたからか、普通の声量で、キラキラと目を輝かせて俺の事を見ていた。それが嬉しくて、照れて、この少女の事が自然と気に入っている自分がいた。

 

「俺も、君と将棋を指せて良かった。右玉指してる人、周りにいないからさ」

 

「わかり、ます。だから、先生と指せて私もうれしい、です。

 それと……私の名前、萌です。名前で呼んで、ください」

 

「うん、萌ちゃん」

 

 単に名前で呼んだだけで、彼女は蕾が花開く様にはにかんだ。思わず見とれてしまうくらいに、幸せそうに。

 

「あの、先生」

 

「だから、先生じゃないよ」

 

 そう言っても、彼女は聞かなくて。ずっと先生を呼ばれる事に、何だか居心地の悪さを覚えた俺は、しまいにこんな事を口走っていた。

 

「それならさ、俺が萌ちゃんの師匠になってあげるから。

 それまで、先生は禁止」

 

 そう告げると、彼女は眼を瞬かせ、ぱぁっと笑顔を浮かべた。まるで、夕暮れの帰り道に、父親が迎えに来た様に。

 

「本当? ……すごく嬉しい、です。

 でも、それなら何て呼べば?」

 

「そうだね、差し当たっては八一お兄ちゃんで良いんじゃないかな?」

 

 

 

 そこからだった、彼女と交流が始まったのは。

 

 三段リーグの翌日、将棋会館に顔を出せば、勝った時にはおめでとうと自分の事の様に喜んでくれて、負けた時には何も言わずにそっと手作りのクッキーを差し入れてくれた。

 

 将棋について教えてあげると、それをノートに書き取って、宝物の様に胸に抱いてくれた。萌ちゃんと出会ったことで、三段リーグに前向きに走り抜けることが出来た。

 

 ……だからこそ、彼女には将棋で幸せになって欲しかったのだ。未熟な俺よりも、他の人にと口にしたのは。

 

「泣かせる気なんて、なかったんだけどなぁ」

 

 目の前にいる、兎みたいに真っ赤な目で泣きはらした少女を前に、俺はどうしようもなく悩んでいた。

 

 俺は彼女を、将棋で幸せにできるのだろうか、と。




解説(ゲームや描写について違和感があるとのご指摘を受けましたので、追記致しました)

一手損角換わり:八一とホモちゃんの得意戦法。二人のおもひで。

一手損右玉:”迫真将棋部 後手番の裏技”に登場する羽生善治九段の戦型。八一も使う時がある(独自設定)。

師匠システム:清滝師匠や山刀伐八段に始まり、原作に登場しない棋士も多数登場。誰を師匠にするかで、上がる能力値も変わってくる。

棋風システム:手動では、受け棋風、攻め棋風、序盤派、終盤派くらいしか設定できないが、プレイする中で経験値が溜まったら鋼鉄流、恋愛流、終盤のファンタジスタなど、キャラクターの独自色が出てくる。ランダムだと、最初から独自色を持っている可能性がある。

成長度システム:男性や女性の場合は、早熟・普通・晩成と表記されるが、中学生以下の少女に限って、おませさん(早熟)・年相応(普通)・ロリ(晩成)と表記される。制作陣ご自慢のシステム。

観戦モード(オートモード):難易度がeasy(級位者)・normal(段位者)・hard(プロ並み)と分かれており、マニュアル操作にしているとhardで地獄を見る。
しかし、hardモードでは、オート操作にする事で、自分のキャラがどこまで成長してどこまでプロと遣り合えているのかという観戦試合が楽しいとの事(公式見解)。ネット対戦で、自分が育てた棋士と、他プレイヤーが育てた棋士の対戦は熱いと評判。
難易度調整パッチで、もう少し細かな調整が可能。easyでのプレイヤーとAIの相ガバリ将棋は人気コンテンツの一つ。

搭載AI:easyとnormalはウォーズに居るボナンザ先生が、hardでは登場人物に合わせて調整されたAIが指してくれる。神鍋流1五香を受けたい方は、歩夢きゅんとの対局で矢倉に組んでどうぞ。



姉弟子:ラスボス。棋力は化け物な上、番外戦術に弱いホモちゃんだと相性が悪い。対策必須。
獲得タイトル:女王2期、女流玉座2期

九頭竜八一:りゅうおうのおしごと!世界の淫夢民には、九頭竜八九三四段とよばれている(独自設定)。ロリコン!

ホモちゃん:供御飯万智2世、こちらは積極的にアプローチをする攻撃的棋風。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。