戦姫絶唱シンフォギア 聖遺物試験運用部隊の元隊員達   作:のうち

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第22話

翼さんとのあの一件から一ヶ月、私はあの時のことを思い出していた。ここ一ヶ月はそのことばかり考えている。自分の目の前に置かれたまだ大分、余白が残ったレポート用紙があるのに、それに手をつける気にはならずに眠気が収まらない。

 

未来「響、寝たら間に合わないよ。」

 

響「・・・うん。」

 

未来「そのレポートさえ提出すれば追試免除なんだからさ。」

ビリッ。消しゴムで消していたら破いてしまいました。

 

響「だはー・・・。」

とそれをみた途端眠気が

 

未来「だから、寝ちゃダメなんだって。」

 

響「寝てないよ~・・・、起きてるよ~、ちょっと目を瞑ってるだけ。」

 

未来「最近なんか疲れてるみたいだけど・・・。」

 

響「平気・・・へっちゃら・・・。」

 

未来「へっちゃらじゃないよ。」

 

響「ふぁ・・・。」

 

響side end

 

 一方その頃、奏は1ヶ月近く経っても戦いの息が揃わないことに少しの不安を憶えていた。

 

 奏「はぁー」

 

 エクセレン「どうしたの?、奏ちゃん、幸せ逃げてっちゃうわよ。」

 

 奏「いや、翼と響、合わねえなってまるで水と油だ。」

 

 エクセレン「まあ、纏っているギアがギアだしね。」

 

奏(でも、本当に響がああなったのは私のせいでもあるからな。だけどそう考えることってギアを纏えない私が考える資格があるのか。)

 

  

 一方その頃、翼はゼルマと鍛錬を行なっていた。

 

 ゼルマ「翼、最近はなにか、鍛錬に集中できていないようだ。」

 

 翼「師匠、それは・・・・・」

 

 ゼルマ「お前が立花を認められずにいることは知っている。だが、」

 

 翼「師匠、私は立花を認めることは出来ません。」

 

 ゼルマ「・・・・・」

 

 翼は退室した。

 

 ゼルマ「翼・・・・」

 

 そして視点は再び響達に戻り、響もレポートに取り組んでいると、響の携帯電話が鳴る。携帯を確認すると

 

 響「あ・・」

 [二課で定例ミーティング

  17時30分〜  ]

という内容の文が綴られていた。

 

 響「うへぇ・・・。」

 

 未来「何、まさか朝と夜間違えてアラームセットした?」

 

響「いや~、えっと・・・。」

 

未来「こんな時間に用事?」

 

響「あははは・・・。」

 

未来「夜間外出とか門限とかは私で何とかするけれど・・・。」

 

響「うん・・・ごめんね。」

 

未来「でも、こっちの方はなんとかしてよね。」と自分の端末の画面を見せてくる。

 そこには近々、こと座流星群が見れるという記事が書かれていた。

 

未来「一緒に流れ星見ようって約束したの覚えてる?、山みたいにレポート抱えてちゃ、それも出来ないでしょう。」

 

 響「うん、何とかするから」と響は申し訳なさそうな顔をして未来にいう。

 

 未来「もう・・・・、ほら、バンザイして」と未来は響の身支度を手伝う。

 

 服を脱ぎながら響は言葉をこぼす。

 

 響「私、このままじゃダメだよね。」

 

 未来「ん?」

 

 響「しっかりしないといけないよね・・・。今よりもきっと、ずっと、もっと・・・」

 

  未来「・・・・?」と未来は響の発言に?を浮かべる。

 

 響「それじゃ、行ってきます。」と響は制服に着替えて

 リディアンへと急ぐのだった。




今回も最後まで読んでくれてありがとうございました。
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