戦姫絶唱シンフォギア 聖遺物試験運用部隊の元隊員達   作:のうち

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第11話

  ゼルマが現場に向かってから数分、ノイズが発生した現場では、現場に到着した翼が戦線に加わることによって今まで戦線を維持し続けた一課が退避を開始する。

 

 そしてその隊員達を庇いながら、ノイズを倒していく。

そんな時、弦十郎から通信が入る。

 

 弦十郎『副司令がそちらに向かっている。見つけたらそれとなく援護をしてやってくれ。』とその言葉のあと、翼のはるか後方から、剣を振る音と歌が聞こえた。そしてその歌声と共に竜巻が起こる。

  

 

 翼「了解」(あれが師匠の歌、すごい!)

 

 そして視点はミヤコと共に退避を開始した奏を連れたミヤコに移る。

 

 ミヤコ「まったく。さっきから逃げても逃げてもノイズが」とミヤコはノイズに攻撃される瞬間を見極めて弾丸を叩き込んで消滅させていく。

  だが簡単にやっているように見えてこれはかなり集中力を要する技術なのだ。これはそもそもが零科が解散となり、一課に配属するにあたって、シンフォギア以外の方法でノイズを倒すことを主眼に置いてミヤコが長年の研究と経験の掛け合わせによって確立された技術だその為か他の人のために使いやすくなどということはすることは出来ず、この技術を確立したミヤコでさえ、それほど安定した挙動を出来るわけではないのを短時間とはいえ継続してすることが出来るようになったが、流石に予想をしているものより、数が多く、ミヤコが予想していたよりも早く、集中力の途切れがあるのを感じていた。

  

  そしてミヤコの放った弾丸が遂に外れてしまった。

 

  ミヤコ「しまった。」ミヤコとかなでひだがそのとき、スパンッ!と風を切る音が聞こえた。

 

  ミヤコ「ゼルマ隊長!」

 

 奏side

 

 女の人(ミヤコ)に手を引かれながら、私はノイズから逃げている。

私の手を引く女の人は銃で応戦して、ノイズを倒していった。

 

 後から考えればなんでこの人が銃でノイズを倒せていたかは疑問に思っていなかったのは復讐の対象が目の前にいて守られながら、逃げるしかないという状況に心底、悔しさを感じていたからだろう。

 

 そして逃げていたが、等々ノイズに囲まれ、女の人が何回かノイズを撃退するも、女の人が銃を外してしまった。

 

  私は死んだと思った。とっさに目をつぶってしまった。

 まぶたの裏に浮かぶのはノイズに殺された家族のこともそうだけど、だけど、あの部屋で一緒に食卓を囲む、翼とゼルマさんの顔が浮かぶ。もう会えなくなるのか、ちくしょう、なんで

 

  ん、おかしいな。いつまで経っても、何も起きない、私が目を開けるとそこには赤い軍服に大剣を持っているゼルマの姿があった。

 

  ミヤコ「ゼルマ隊長!」

 

  奏「ゼルマ、さん」

 

  ゼルマ「奏、どうやら大事ないようでよかった。言いたいことは山ほどあるが、今はそこで見ていろ。ミヤコ、奏を頼むぞ。」

 

  ミヤコ「了解です。隊長」とここでようやく、この女の人の名前がまだミヤコであると言うことが発覚した。

 

ゼルマ「奏、よく見ておけ!

  我が名はゼルマ!、ゼルマ・ゾンボルト !、悪を経つ剣なり!」

と高らかに名乗ると大剣を横に構え、歌を歌う。

そして歌と共に剣の峰の部分にブースターが展開、そして

 

  ゼルマ「奥義、竜巻斬艦刀!」と横薙ぎに剣を払うと剣を振る速さとブースターによる爆発的な加速が竜巻を生み出し風を極限にまで研ぎ澄まされた刃と変えて周囲のノイズを切り裂き、その斬撃の竜巻というべき一撃はノイズを全て一方的に蹂躙して見せた。

そしてゼルマは普段のスーツ姿に戻る。

 

 ゼルマ「ミヤコ、済まなかったな。」

 

 ミヤコ「いえ、隊長こそご無事で何よりです。」

とミヤコさんは、ゼルマさんに敬礼する。どうやらこの2人知り合いみたいだ。

 

  ゼルマ「奏」

 

  奏「ゼルマさん、私」

と言葉を紡ぎ出そうとした時、ゼルマさんに抱きしめられていた。

 

 ゼルマ「奏、済まなかったな。私はお前を巻き込みたくないあまり、

お前の気持ちを考えていなかった。こんなことでは私はお前の保護者としてあまりに情けない。すまない。すまない」と泣いている。

 

  奏「やめてくれよ。ゼルマさん私なんかの為に泣かないでくれよ。

頼むよ。お願いだから」と泣かせてしまった普段の強いというこの人のイメージからあまりにもかけ離れていた光景に私は本当に情けなかった

 

なんでだよ。

私はあんたにあんなにひどいことを言ったのになんで

 

  ゼルマ「奏、よく生きていてくれた。」

 

  奏「ゼルマさん」

 

  ゼルマ「お前が奏者になろうと言うなら何も止めはしない。だが適合係数の低いお前が奏者となるにはこれから死んだ方がマシとも思えるような苦痛を味わうことになるやもしれぬ。辛い時は私、いや翼だって構わない。お前が肩を預けられる存在がいることは忘れないでほしい。」

  ああ、やっぱこの1ヶ月、で思ったんだけとやっぱりこの人には敵わないとしんそこ思ったのだった。




今回も、最後まで読んでくださり。ありがとうございました。
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 ゼルマのシンフォギアの曲について

1、剣魂一擲

2、悪を経つ剣

3、時を越えて

4、鋼のレジスタンス

5、鋼の魂
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