宇宙戦艦ヤマト2199 白色彗星帝国の逆襲 作:とも2199
ヤマトの艦橋で乗組員が騒然とする中、古代はテレサの像を見つめて、さっきまで見せられた夢のようなやり取りが、実際にあったことなのだと、確信した。
さっきのあれは……。
古代は、次第に、テレサの意図を理解し始めていた。
イスカンダルでの兄、守の決意。
それは、テレサ自身の決意を、彼に分からせようと、間接的に知らせようと意図したものに違いなかった。
そうか……。
君は、それでいいのかい?
テレサの像は、両手を重ねて祈りを捧げるような姿勢のまま動かない。しかし、その表情は、満足気にしているようだった。
デウスーラとフラーケンやゲールの次元潜航艦を含む五隻の次元潜航艦隊は、付近に居たミルンガルやランベアを含むガミラス正規軍の艦艇数隻と、ヤマトとアンドロメダの二隻を、異次元に引き込んでいた。
その後、ガルマン帝国の旗艦や、ミルの乗るガトランティスの船も、これからの議論に必要だと判断して、同じように異次元へと連れられていた。
要塞都市帝国との戦い以降、ばらばらに乗り込んでいたそれぞれの乗組員は、一旦自身の所属する艦へと移乗した。
ヤマトでは、ようやく百合亜と星名は再会を果たし、雪も、美雪と共にヤマトに乗り、古代との再会を果たした。ヤマト航空隊のメンバーや、ガミラス正規軍の戦闘機部隊も、それぞれの艦に戻っていた。
新見と別れを交わした小さなサーシャは、デウスーラに乗り、スターシャとデスラーの元へと戻った。シャルバートも、彼女に同行し、遂にスターシャたちと対面を果たしていた。
しかし、それぞれが再会を喜ぶ暇もあまり無く、彼らにとっては、この事態を解決する方法を議論するのが最優先だった。その間、テレサは、祈りを捧げる姿勢をしたまま、彼らを見守るように、そこに佇んでいた。
そして――。
ヤマトの作戦会議室では、主要な乗組員や、関係者が集まっていた。壁に設置された大スクリーンには、それぞれの艦の代表者の姿も映っている。彼らは、現状を分析した真田の説明を聞いていた。
「……次元潜航艦の潜望鏡で観測した結果、通常空間は現在、あたかも時間が止まったかのような状況となっています。しかし、完全に止まっている訳では無く、少しづつ、時は加速しながら流れているようです。私は、この現象を、時間の超低速化現象と名付けました。この状況は、超巨大戦艦に搭載されたコスモフォワードシステムを起動したことにより引き起こされたと考えて間違いないでしょう。推測しか申し上げられませんが、システムが因果を書き換えようとしていることで、その確定までの間、このような事象が起きていると考えられます。時間の経過と共にこの事象は収まり、やがて、普段通りに時が動き出すでしょう。その頃には、因果が既に確定した状態……つまり、サーダが望んだ世界の並行宇宙の天の川銀河が、次元の綻びから現れると思われます」
土方は、真田に質問した。
「真田。その……因果の確定までに残された時間の猶予が知りたい。君の考えを教えてくれ」
真田は、手に持った端末で、自身の分析した情報を眺めた。
「正確に予想するには、情報が余りに少な過ぎますが、先程、現時点で出来得る限りのシミュレーションをやってみました。まず、過去に次元断層で発生した同様の次元の綻びの調査では、非常に長い時間をかけてゆっくり進行するだろうと予測していましたが、その時と今回とで違うのは、やはりコスモフォワードシステムが使われたことです。あのシステムにより、この事態は大幅に時間が短縮されると推測されます。未知のシステムですから、参考として、コスモリバースシステムによる地球環境の復旧時に経過した時間を、前提として置かせて頂きました。同じ技術をベースに作られたものですので、その時とほぼ同じと仮定しました。これらのパラメータを与えたシミュレーションの結果、残された時間は、せいぜい後、六時間程度です」
キーリングとグスタフは、その話に青ざめていた。
「たった、それだけの時間しかないのかね……?」
真田は、彼らの方を見ながら、冷静に話した。
「いいえ。むしろ、時間の超低速化現象が起きたことで、このような議論をする猶予が生まれたのは、不幸中の幸いと言っていいでしょう。残された時間は、通常空間の観測をこの後も続けることで、もっと正確に予測出来るでしょう。その後は、次元の綻びが爆発的に広がって、広範囲に銀河の出現による影響を及ぼすでしょう。しかし、それにどの程度の時間がかかるかまでは、現時点では、情報が不足していて予想出来ません。我々の銀河系だけで収まるのか、はたまた、マゼラン銀河などの他の銀河にまで、影響が波及するのか……」
ネレディアは、目を細めて真田を見た。
「そうか……。我々も、他人事では済まない可能性があるのだな」
今度は、山南が口を開いた。
「とにかく、もう時間が無いってことは俺にも理解出来た。早くこの事態を止める方法をみつけないと、地球だってやばいんじゃないか?」
真田は、その質問には、熟考してから口を開いた。
「そうですね。但し、地球に影響が波及するまでには、ある程度の猶予はあると思います。それでも、このガルマン星系よりは遅いだろう、と言うだけに過ぎません。しかし、幸いにも、ここには科学実験艦ムサシがいます。私は、一つの可能性として、ムサシに搭載されているコスモリバースシステムで、この状況を覆せないかを考察してみました。コスモリバースシステムは、コスモフォワードシステムとは逆に、過去のある時点の状態を再現するものですから」
同じくスクリーンに映っていたタランは、興味深くその話を聞いていた。
「なるほど……。コスモリバースシステムは、理論上、惑星だけでなく、宇宙空間の綻びでも、復元出来るというのかね?」
真田は、頷いた。
「はい、理論上は可能なはずです。ガルマン帝国は、我々よりもはるか昔に、宇宙に進出した民族ですので、宇宙空間にも、過去の記憶の波動は残っているはずです。しかしながら、そもそもムサシに搭載されたコスモリバースシステムは、地球人の為に調整された物です。ヤマトがイスカンダルへと旅をし、その地球人の思いを宿したヤマトという船そのものが、コスモリバースシステムなのです。ご存知のように、イスカンダルへ旅したヤマトを改装した際に、取り外された艦体部品を再利用してムサシは建造されました。以前、その状態でもコスモリバースシステムが稼働させられるかは、火星での実証実験で証明されています」
キーリングは、その話に飛びついた。
「そ、そんな装置があるのか? ならば、その方法を、早く試してみたらどうなんだ?」
真田は、手を上げて期待するキーリングを制した。
「お待ち下さい。これには、二点、課題があります。一つは、コスモリバースシステムを稼働させるには、そのコアとなる誰かの犠牲が必要だということ。そして、もう一つは、この場所です。ここは、地球とは何の縁もゆかりも無い、我々の思い入れがほとんど無いと言っていい、ガルマン星系という遠く離れた地です。ここで、我々が所有しているコスモリバースシステムを起動しても、期待するような効果はほとんど無いと、私は考えています。これについては、是非ともスターシャ女王や、イスカンダルの方々のご意見も伺いたい所です」
スクリーンに映っていたスターシャは、静かに頷いた。
「真田さんのおっしゃる通りです。コスモリバースシステムには、星の思いを宿したエレメント、つまり、強く故郷を救おうと願う人々が乗った、船その物が必要なのです。残念ながら、この地では地球の皆さんが関わった時間が短過ぎて、ほとんど効果を上げられないのではないでしょうか」
真田は、その話に、推測通りと考えていた。
「やはり、そうでしたか……」
キーリングは、それでも諦めずに言った。
「そういうことなら、我々ガルマン帝国の船を使えばいい。我々に、そのシステムを引き渡してくれ。それに、犠牲が必要と言ったな? この有事だ。我々は、どんな協力でも惜しまない」
グスタフは、疑問に思って質問した。
「参謀長、お待ち下さい。その犠牲とは、いったいどういう意味なのか、説明してくれないか?」
真田は、答えに躊躇した。余りに必死な彼らに、絶望的な条件を告げることに。その沈黙を破ったのは、スターシャだった。
「それは……命です」
それまで、活路を見いだせたと勢いづいていたキーリングは、それを聞いて硬直した。
「命……?」
スターシャは、頷いた。
「コスモリバースシステムを動かすには、コアとなる強い思いを秘めた生命の記憶が必要です。それを触媒として、周囲の記憶の波動を集め、その人物の記憶の中で、大切だったある時点の状態を復元します。その為には、命を捧げる覚悟が必要なのです」
キーリングは、わなわなと震えていたが、やがて決意したように、顔を上げた。
「ならば、国民を救う責任は、私にある。その役目、私が引き受けてもいい」
「参謀長……」
「お二人とも、落ち着いて下さい。まだ、その判断は必要ありません」
真田は、再び話し始めた。
「コスモリバースシステムを、仮に今からガルマン帝国の船に移設したとしましょう。コスモリバースシステムは、設置してから数日をかけて、船全体にニューラルネットワークを構築します。コスモリバースシステムをその船に定着させるには、船全体を作り変える為の、ある一定の時間が必要です。つまり、残された時間では、時間が不足しているということです」
作戦会議室は、しんと静まり返った。
「……真田。では、他に方法はないのか?」
土方の鋭い眼光に怯むことなく、真田は冷静に話を続けた。
「はい、あります。この宙域には、もう一つの可能性があります」
真田は、スクリーンの映像を切り替えた。
「あれです。超巨大戦艦」
一同は、その発言を驚きをもって聞いていた。
「ば、馬鹿な……」とは、ネレディア。
「敵の戦艦を利用するってのか? いくら何でも出来る訳ねえだろう」と、バーガーも苦言を呈した。
真田は、特に意に介さず、再び説明を始めた。
「この、超巨大戦艦は、既に、コスモフォワードシステムの起動に成功しました。これが、成功した理由は、サーダ自身が説明していたように、彼らの故郷がこの宙域にかつて存在していたからです。コスモリバースシステムと同じ技術で作られているものだと仮定すれば、船全体に、既に構築されたニューラルネットワークが張り巡らされているでしょう。私は、この超巨大戦艦と、ムサシを繋ぎ合わせることで、短時間でネットワークを構築出来ると踏んでいます。技術的には、ムサシのネットワークを構成するシナプスの先端から、向こうの船のシナプスの先端に接続すれば、容易にネットワークを結合可能だと考えています。そうすることで、星のエレメントとして融合させれば……」
スターシャは、真田の発想に驚いていた。
「真田さん……。私としても、そのようなことが可能かどうか判断が出来ません……」
真田は、システムを譲渡してくれたスターシャに対して、少し申し訳ないという気持ちになっていた。
「コスモリバースシステムのような、まるで魔法のような機能を働かす仕組みについては、未だに解析中で、残念ながら私も全貌は明らかに出来ておりません。本来なら、本当に問題が無いか、イスカンダルの技師に相談出来れば良いのですが」
シャルバートは、スターシャのそばで震えていた。
「ごめんなさい。蘇らせた科学者のダルメシアを、ここに連れて来れば、あなたの考えに問題が無いか、お答え出来たでしょうが……」
真田は、それには興味津々に反応した。
「そうですね。この一件が、無事に解決出来たとしたら、是非ともお話しする機会を頂戴したいものです。ただ、私の先ほどのアイデアは単純なもので、上手く行く確率は、非常に高いと考えています」
それまで黙って聞いていたデスラーは、タランの顔色を伺った。
「タラン、彼の案だが、君はどう思うんだね?」
タランは、腕組みして考え込んでいる。
「残念ながら、コスモリバースシステムについて、私には知識がありません。しかし、先ほどの説明は、単純な電気回路の接続の話で、何も問題ありません。それに、今我々が出来る最善の策だと私も思いました。私が反対する理由はありません」
デスラーは、ふむと頷いた。
「ならば、それで行こう。もう時間も残り少ない。最後の課題、コアの問題はどうするのかね?」
真田は、真面目な表情で言った。
「はい。それが一番の問題点です。この方法では、コスモリバースシステムを働かせるベースになるのは、ムサシでは無く、超巨大戦艦の方になります。つまり、サーダ、もしくは彼女の国、暗黒星団帝国の誰かに、コアになってもらう必要があります」
その瞬間、議論は紛糾した。
「おい、馬鹿なこと言ってんじゃねえ!」
「サーダに、我々の為に、命を捧げろと頼むのか?」
「真田さん、いくら何でも、そりゃあないな。不可能だよ」
土方は、真剣な顔をして、真田に尋ねた。
「真田。他に方法は無いのか? 地球人でも良いのであれば、俺が喜んでなってやるが……」
真田は、暫く黙って考えている。そして、口を開いた。
「先ほどもご説明したように、地球人では駄目なのです。我々は、真摯にサーダと話し合うべきです。可能性はゼロではありません」
その時、デウスーラに移乗していたシャルバートは、涙ながらに皆に話をした。
「全部、私のせいです……。私が、早く波動砲艦隊を破棄していれば……。コスモフォワードシステムなど、作らせなければ……。あの時、私たちは、生き延びようとせず、運命に従って滅びてしまえばよかったんです。そうすれば、こんなことにはならなかった……」
その時、誰にも、彼女を慰める言葉が見当たらなかった。彼女に寄り添っていたのは、小さなサーシャだけであった。サーシャは、そっと彼女の手を握った。
「シャルバートのせいじゃないよ。そんなに、泣かないで」
大勢が集まったその場には、更に大きくなった彼女の泣き声だけが響いていた。
美雪を抱いて、作戦会議室で議論を見守っていた雪は、不安気な表情で、黙って話を聞いていた。
このまま、銀河系に悲劇が訪れるのを待つしか無いのか。それに、例え今回の銀河系の重なり合いを生き延びても、暗黒星団帝国は、生き残った人々を放っておくとは思えない。その後も、悲劇は続いて行くだろう。
雪は、美雪の顔を眺めた。無邪気な小さな娘は、やっと言葉を解して喋れるようになり、これからの将来の成長を楽しみにしていた。その未来が、こんなにもあっさりと崩れ去るなど、つい先程までは、思いもよらないことだった。
雪の横に立っている古代は、難しい表情で、何かを懸命に考えている。その顔は、決断を迷っている時のものだった。
「……古代くん、大丈夫?」
古代は、はっとして雪の方を向いた。
「……さっきから、何か考えがあるんじゃない? そんな顔してた。何か、考えていることがあるんだったら、皆に話してみたら?」
古代は、雪と美雪に視線を合わせた。
「……」
古代は、眉間にしわを寄せて、先程のテレサの話を考えていた。
「雪……。僕は、テレサと会っていたんだ」
雪は、驚いて古代の顔を見返した。
「……信じるよ。テレサは、何をあなたに話したの?」
「……まるで、夢を見ているみたいだった。でも、確かに、彼女と会って話をした。彼女は、僕の言葉が、サーダに届いていたと言っていた」
雪も、先程のサーダと古代のやり取りは、通信を傍受して聞いていた。
「……異星人とも分かり合えるって、あれね。あなたのその気持ち、前にメルダとも仲良くなって、皆がガミラスの人たちと、ちゃんと向き合えるようになった。私も、そんなあなたの影響を受けて来た。相手が誰だってあなたのその思いは決して変わらない。それって素敵なことだと思ってるよ?」
雪は、古代に微笑んだ。古代は、少しづつ、自分の考えを話した。
「サーダだって、僕らと同じメンタリティを持った人間だ。僕の言葉が届いているのなら、彼女とも、僕らは分かり合える。そう、僕は信じている。そしてそれは……。テレサも同じなんだ。彼女も、かつては血の通った、僕らと同じ人間だった」
そこまで話した古代は、雪に微笑みを返した。
「ありがとう、雪。僕の話を信じてくれて」
雪は、古代の背を叩いた。
「じゃあ、頑張って。私は、あなたの味方だから」
古代は、頷いて皆の方を向いた。
その場の雰囲気は暗く、絶望的な状況を解決する手段は、誰の口からも出てこなかった。
古代はもう一度考えた。テレサとの会話の意味。そして、兄守が、コスモリバースシステムのコアになると決意した時の様子を、何故彼女は見せたのか。
先程見せられた、別の宇宙の自身に寄り添って、最後の戦い共に向かってくれたテレサ。命を投げ出すことを厭わなかった彼女の意思。それは、この宇宙でも同じだったのだ。
答えは、既に示されていた。
彼女のその決意を無駄にしない為に、古代は行動を起こさねばならなかった。
……やっと、気付いてくれたんですね?
古代の脳裏には、再びテレサの言葉が響いていた。
君は……。本当に、それでいいのかい?
その答えは無かったが、彼女の温かい安らいだ心は、古代にも届いていた。
古代は、大きく息を吸って、声を上げた。
「皆さん」
集まった人々は、古代の方に注目した。
「僕から、提案があります」
土方は、いつもの鋭い眼光で古代を睨んだ。
「言ってみろ、古代」
古代は、集まった一同のそれぞれの顔を見回した。先ほどまで、諦めの雰囲気が漂っていたが、良いアイデアが発せられるか期待しているようにも見える。
古代は、出来るだけ分かりやすく説明しようと心がけた。
「……私は、先ほど通常空間で、不思議な夢のようなものを見ました。あれは、他の宇宙に存在している、もう一人の自分や、友人や家族の、様々な人生だったのだと思います。多分、別の並行宇宙との接点が生まれたことにより、他の宇宙の記憶が流れ込んで来たせいだと思います。ある世界では、私はヤマトに乗らず、兄がイスカンダルへ行っていました。またある世界では、私は、ガトランティスとの戦争に敗北し、悲惨な運命を辿っていました。そんな体験をいくつかしたあと、私は、不思議な場所で目を覚ましました。そこを訪れたのは、今回が二回目ですが、そこは、静かな波の音が響く海岸でした。その砂浜で目覚めた私は、そこで彼女に会ったのです」
デスラーは、その話を聞いて、あの場所のことを言っていると気が付いた。そして、真田も、古代の言わんとしていることを悟った。
「ま、まさか古代……」
古代は、それを口にしていいのか、少し迷った。しかし、彼は信じることに決めた。
「はい、テレサです」
一同は、驚きを持ってその話を聞いた。
「先程、私はその場所で、テレサと会話をしました。彼女は、我々のこの世界に存在を残しながらも、高次元と繋がった存在であり、この宇宙の過去と未来のすべてを知っています。ある意味、この世に留まる霊のような存在だと言えば、分かりやすいでしょうか……。彼女なら、暗黒星団帝国でも、ガルマン帝国でも、ガミラスやイスカンダルでも、そして地球でも、この世界のあらゆることを知る存在です。その彼女は、コスモリバースシステムのコアになる意思を示してくれています」
続く…
注)pixivとハーメルン、及びブログにて同一作品を公開、または公開を予定しています。
注)ヤマト2202の登場人物は、役割を変更して登場しています。