宇宙戦艦ヤマト2199 白色彗星帝国の逆襲   作:とも2199

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宇宙戦艦ヤマト2202とは別の世界線を歩んだ宇宙戦艦ヤマト2199の続編二次創作小説「白色彗星帝国の逆襲」です。「白色彗星帝国編」、「大使の憂鬱」、「孤独な戦争」、「妄執の亡霊」、「連邦の危機」、「ギャラクシー」の続編になります。


白色彗星帝国の逆襲60 大帝の決意

 ボラー連邦領内、要塞都市帝国――。

 

 早朝、要塞都市帝国の中央制御室を訪れたミルは、慌ただしく部下たちが行動しているのを、ぼんやりと眺めた。カミラとゲーザリーは、静かに指示を時折出している。ミルは、彼らの元にゆっくりと近づいた。

「おはようございます、大帝」

 カミラは、近づいて来たミルに、敢えて大帝と呼んだ。

「何の騒ぎなのか?」

 ゲーザリーも、そこへ近づいて、うやうやしく礼をすると、頭を上げて言った。

「残りのイスカンダル人……イスガルマン人捜索の為、ガルマン帝国領内へ、偵察部隊を複数編成して送り出そうとしています。ボラー連邦軍は、もはや戦意を喪失したも同然で、我々を恐れて、どこかに逃げ出しているようです。艦隊の戦力を多少偵察に振り分けても大きな問題は無いでしょう。現在、白色彗星四基を放って、ボラー連邦領内の進路上の障害を取り除いています。障害の排除を確認した後、我々はガルマン帝国領内を目指して発進します。しかし、国境付近に送り出した偵察部隊からの報告では、ボラー連邦とガルマン帝国は停戦しているとの情報があります。中立地帯に、ガミラスと地球連邦も集まっているという情報もあり、恐らく、我々に対抗するために、彼らは手を組んだのでしょう。それでも、大勢に影響はありません」 

 ミルは、白色彗星を使った虐殺行為が、あれからずっと続いていることに、心を痛めた。そして、敵対していた勢力が協力しているという事実に、自分たちが、銀河の悪として扱われているであろうことが、容易に想像できた。

 どうすれば、これを止めることが出来るのだろうか。

 答えはまだ無い。

 そこで、試しに、ゲーザリーにそっと尋ねてみる。

「こんな面倒な作戦を行うより、ここを離れて、どこかイスカンダル人のいない適当な銀河に移動した方が手っ取り早いのでは無いか?」

 それには、カミラが答えた。

「いいえ、大帝。ここで我々にとっての脅威である、イスカンダル人を絶滅させる方が優先です。後顧の憂いを、ここで断つ為です。長年かけて進めてきたこの作戦を、今さら止めることは出来ません。それに……」

 ミルは、母が何を言うのか少し興味を持って続きを待った。

「……私たちは、イスカンダル人が、何か未知の複数のテクノロジーを隠していると考えています。前の大帝ズォーダーも、ガミラス戦争でイスカンダル星を探しに行きましたが、イスカンダルの物理的な反撃はまるで無かったと生存者からもたらされた情報があります。もしかしたら、イスカンダル人は、ガルマン帝国建国で移民した時に、そういった物は持ち出してしまったのかも知れません。今回送り出す偵察部隊は、その調査と発見も目的の一つとしています。もし、イスカンダル人の科学者を発見した場合は、科学奴隷として連れてくることになるでしょう。仮に、何も見つからなければ、もう一度マゼラン銀河に戻り、ガミラスを滅ぼしてイスカンダル星を調べます」

 

 イスカンダルの未知のテクノロジー。

 ミルは、その話を頭の中で考えた。

 

 前の大帝、そして父でもあるズォーダーは、ガミラス戦争でそれを目的として戦った。それがもし、ガルマン帝国領内で発見され、我がガトランティスが奪取することになり、その上イスカンダル人を絶滅することが出来れば、確かに帝国の趨勢は、更に盤石なものとなるだろう。

 恐らく、どんな言葉を使っても、これを止めさせるのは、容易では無いとミルは結論づけた。何か、違う方法を探す必要がある。

 

「そのテクノロジーが、確かに実在すると仮定して、いったい、それはどのようなものだと?」

 それには、カミラに代わってゲーザリーが答えた。

「まだはっきりとは。それをこれから捜索させるのです」

 

 その後、ミルは自然と地下最深部区画へと足を運んでいた。サーシャやスターシャが眠るあの場所だ。途中、科学奴隷の研究所を進んでいると、サーダが何やら科学者たちに指示をしているのが目についた。

 ミルは、どこに行ってもまとわりついてくる護衛たちを制して、サーダの元へと近寄った。

「どうかしたのか?」

 サーダは、ミルの姿を確認すると、手を休めて会釈した。

「これはこれは、大帝。お見苦しい所を」

 ミルは、科学奴隷の筆頭であるサーダの姿を眺めたが、彼女はあくまで冷静だった。

「実は、要塞都市帝国の白色彗星化には成功しましたが、少々問題が発生しています」

 ミルは、頷いて先を話すように促した。

「要塞都市帝国の中心には、ガミラスの科学者が発明した人工太陽を改良したものが設置されています。その人工太陽のプラズマエネルギーを、外殻まで循環させることで、白色彗星化を実現しています。その循環には、中心部から、上下に抜ける循環路が存在します。あそこに見える大きな支柱がそうです」

 ミルは、研究所の端の方に、とても太い支柱のようなものが床から天井まで伸びているのを確認した。

「その支柱の一部が、破損していることが分かったのです。恐らく、先日初めて白色彗星化した際に、破損したのでしょう。現在、支柱の内部を覆う保護フィールドの性能を改善し、同じ問題が二度と発生しないか検証しています」

 ミルは、人工太陽などというものが、足元に存在していることを恐れると共に、もしものことが起きた場合、どうなるのか疑問に思った。

「もし、支柱の一部が完全に破損したらどうなるのだ?」

 サーダは、冷静にそれに返答した。

「そのようなことになれば、この要塞都市帝国の内部にプラズマエネルギーが漏れ出し、内部はあっという間に炎に包まれ、溶けてしまうでしょう。ですので、その時は、人工太陽を緊急停止して対応します」

 白色彗星化は、かなりリスクが伴うものだったのを、ミルはそこで初めて知った。

「……ならば、しっかりと検証してくれ」

「仰せのままに」

 ミルは、そう言い残すと、サーダから離れようとした。

「大帝、どちらへ?」

「捕虜の様子の確認だ」

 サーダは、無表情のまま、ミルのことを見送った。

 

 ミルは、捕虜を閉じ込めた部屋に入ると、護衛を外で待たせて、一人になった。中央にスターシャ、そして左右にユリーシャとサーシャがそれぞれ椅子に腰掛けたまま眠っている。頭部に装着した装置が、彼女たちを目覚めさせまいとしているようだ。

 ミルは、それを見ると申し訳ないという気持ちでいっぱいになっていた。

 そして、スターシャの前に、ひざまずいて、小さな声で彼女にそっと語りかけた。

「スターシャ様。このような無礼をどうぞお許しください。私は、どうすればこのような、残虐な行為を続ける帝国を止められるか、悩み続けています」

 

 本当にどうすれば良いのか……。

 恐らく、大帝の命令だと、戦闘行為の中止や、イスカンダル人の解放を指示しても、カミラやゲーザリーにすぐに止められてしまうだろう。私は、お飾りの指導者で、実質的な権限は、あの二人が握っている。

 それに、仮にその指示を無理やり通したとしても、血気盛んなガトランティスの将校、士官らが、素直に受け入れるとは、到底思えなかった。恐らく、腰抜けの大帝は不要だと、倒閣運動に発展し、私は大帝の座から引きずり降ろされ、それこそ無力になってしまうだろう。

 ミルは、自嘲して小さく嗤った。

 結局、何も出来はしないのか……。

 国も、母上も捨て、もう一度ここから出ていこうか? 彼女は、もはや私が知っている母上では無い。どんな言葉も、通じそうも無い。しかし、ここを出て、自分の居場所が何処かにあるだろうか? いや……、どこにもガトランティス人を受け入れるような場所は無いだろう。それだけのことを仕出かしたのだから。

 それに……。

 

 ミルは、目の前のスターシャを、そしてサーシャを見つめた。

 

 私は、その居場所を、自分の手で無くしてしまった……。

 

 ミルは、その後少しして、そっと部屋を出た。

 護衛は、部屋の扉の周囲に控えていた。彼が歩くと、護衛は黙ってついてくる。

 ミルは、彼らが本当に護衛なのか、ふと疑問に思った。これは、もしかしたら、監視されているのかも知れない。

 ため息をついた彼は、厳重に閉鎖されているその区画から出ようとした。

 しかし、地球人を閉じ込めた部屋から、またも怒号が聞こえてきた。

「おい! てめえ、ここから出せ!」

「隊長、よせ。止めておこう」

「星名、止めるな! おい、無視すんな! こっちを見やがれ!」

 ミルは、声のする拘禁室を眺めた。そして、扉の方へ歩み寄った。

「大帝、危険です。扉の近くには寄ってはいけません」

 護衛が、ミルを止めようと声をかけているが、彼は無視して扉についている小さな窓から、中を覗き込んだ。

 ミルは、怒りに震える大きな身体の男と、それを抑えようとしている細身の男の様子を眺めた。

「イスカンダル人たちは、無事なんだろうな!?」

 斉藤は、ミルのことを睨みつけている。

「今、私がこの目で確認した。何も問題は無い」

 斉藤は、反応があった事に気を良くして、更に大声で言った。

「今すぐ、イスカンダル人と俺たちを解放しろ! 地球艦隊が来たら、こんな要塞なんて、あっという間に破壊しちまうぞ! そうされたくなければ、俺たちを解放して、俺たちの銀河系から出ていきやがれ!」

 ミルは、息を小さく吐き出すと、ガトランティスらしい言葉を選んで投げかけた。

「だからこそ、汝らを解放する訳にはいかない。地球も、ガミラスも、汝ら人質を見殺しには出来ないだろう?」

 斉藤は、歯ぎしりして、今にもミルに襲いかかろうとせんばかりに全身に力を込めた。そして、星名を振り切ると、拳を握りしめた両腕を、扉に打ち付けた。

「てめえ……!」

 星名は、斉藤の隣に立つと、努めて冷静に扉の窓の外のガトランティス人に話しかけた。

「君が、新たな大帝ズォーダーだったね……。君の言うとおり、ユリーシャたちが無事だと言うのは本当だね?」

「ユリーシャ……か。君は確か、星名と言ったな……。そうだ。大事な人質だからな」

 星名は、暗い表情で、斉藤と同じように彼を睨んだ。

「……斉藤隊長の言うとおり、地球もガミラスも、我々の救出が上手く行かず、地球やガミラスへの直接的な被害が及ぶと判断したら、例えイスカンダル人だろうと、地球人だろうと、人質の人命よりも、国家の安全を優先するだろう。地球は、君たちが考えているよりずっと大きな力を持っている。例え、あの白色彗星を使ったとしても、我々の艦隊の前には、無力に等しい」

 ミルは、彼の自信に満ちた瞳を見つめた。

「その力とは、君たちの艦が持っているという、波動砲のことか?」

「知っているなら話が早い。あの兵器は、星すら死に至らしめるものだ」

 ミルは、そこではたと気がついた。

 地球艦隊なら、本当にガトランティスを止められるかも知れない。だが、今のままでは、手も足も出ないだろう。それには、人質をここから脱出する手筈を自分が整えれば良いのだ。

 自らの仲間たちの命を奪うようなことが、自分に出来るのか、ミルは自問自答した。

 そういえば、仲間と呼べるような者は、ここにいただろうか……?

 考えてみれば、心残りがあるとすれば、母親のことぐらいだった。

 ミルは、周囲を取り囲む、護衛たちの姿をちらと確認した。

 明らかに監視されている。恐らくは、カミラとゲーザリーが、余計なことをしないか目を光らせているのだ。人質をここから脱出させるのは、そう簡単なことでは無いだろう。

 

 よほど、要塞内部が混乱している時でも無い限り……。

 

 その時、突然ミルははっとした。ふと案が浮かんだのだ。

 それには、まずは、ここから抜け出す必要があった。

 ミルは、ふと笑みをこぼしていた。

 その様子を、地球人たちも、ぽかんと眺めている。彼は、小さく咳払いすると、星名に話しかけた。

「ところで、君は、何かと、彼女たちのことを言う時に、ユリーシャというイスカンダル人の名を出すようだ。彼女とどのような関わりがあるのだ?」

 その質問には、星名は、思わず目を丸くした。知らず知らずのうちに、彼女のことばかり心配していたのが、他の人間にも分かってしまっていたらしい。

「……彼女とは、イスカンダルへ初めて行った時から、最も長い関わりがある。ただそれだけだ」

 ミルは、彼が特別な感情を彼女に対して持っているような気がした。そうして、同じようにサーシャを思う自分と重ね、親近感を持った。

「我々は、残りのすべてのイスカンダル人を、これから絶滅させる戦いに向かう。我々は、この戦いが終わったら、この銀河を後にするだろう。だが、彼女たちイスカンダル人の王族は、命まで奪うつもりは無い。どこか、我々に危害を及ぼすことの無い場所で、ひっそりと解放するつもりだ。大帝として、私が保証する」

 そう言って、ミルは、戸惑う星名たちを置いて、その場を去って行った。

 

 ゼール中佐は、ガルマン帝国に向かう、イスガルマン人捜索の偵察部隊の一つを任され、艦隊旗艦であるラスコー級の艦船に今まさに乗り込もうとしていた。

 そして、部下たちが艦に乗り込むのを、ハッチを前にして自ら迎えていた。

「ご苦労。頼むぞ、みんな」

 そんな彼のそばに、桂木透子がいた。

「あなた、変わっているわ」

 ゼールは、部下たちに敬礼しながら、透子に答えた。

「そうかね?」

 透子は、笑みを浮かべて彼の横顔を覗いた。

「だって、そうでしょう? ガトランティスに、あなたみたいな部下思いの指揮官なんて他にいるのかしら? 私は、てっきり隙きを見つけたら、上官の命を狙うような兵ばかりだと思っていたのだけれど」

 ゼールは、少し表情を緩めて、横目で透子の方を見た。

「確かに、そうかもな。前の指揮官のガレンなど、まさにそうやって指揮官まで上り詰めた奴だった。脳筋のあいつは、俺も含めてみんなに嫌われていた。俺は、そうはなりたくなかったのさ」

 透子は、彼と目を離さずに、黙って聞いている。 

「そういう奴は多いが、皆がみんな、そうと言う訳ではないってことさ」

 透子は、にっこりと笑顔を向けた。

「だとすると、私はあなたに捕まって、幸運だったと言うことかしらね。……あら?」

 その時、艦に乗り込む兵士が、明らかに人間ではないものが乗り込み始めた。

「ああ……。俺たちの軍のオートマタ、機械人形だよ。俺たちは、多くの星々を侵略しているから、資源は豊富にあり、それによって非常に多くの艦艇を抱えている。だが、前のガミラスとの戦争で、かなりの人員が亡くなるか行方不明になってしまった。だから、こいつらがいないと、船はあっても、満足に動かすことも出来んのだ」

 透子は、その兵士の一人を立ち止まらせると、しげしげと機械の体を眺めた。

「ガミラスでも、イスカンダルでも、同じような機械人形はいるけど、それに比べても、人の身体に凄く近いわ。良くできている。これも、あなたたちの科学奴隷が造ったのかしら?」

「ああ。地下区画の研究所で生産されている。科学奴隷の筆頭であるサーダ自身が、頭部以外は全身サイボーグの身体を持っている。こんな物を造るのは、造作もないことらしい」

「そう……。ふうん」

 透子は、妖艶に笑い、機械人形の身体を離した。彼は、無言で艦に乗り込んで行った。

「む……!? 大帝!?」

 透子は、驚くゼールの顔を見て、その目の向く方へと視線を向けた。そこには、護衛を連れたミルの姿があった。ゼールたちの方へと近づいて来る。敬礼して、直立不動の姿勢になったゼールの目の前に、ミルは立ち止まった。

「ご苦労。ゼール中佐、少し、話がしたいのだが」

「どのような、ご用件でしょうか?」

 ミルは、取り囲む護衛に言った。

「少し、君たちは離れたまえ。そのまま、そこで待機してくれ」

 護衛たちは、少し後ろに下がって立ち止まった。

「ゼール中佐。少し、君と話しがしたい」

「は、はあ」

 ミルは、ゼールを手招きして、ハッチの内部へと移動した。そして、護衛に聞こえないように、小さな声を出した。

「乗組員は、全員乗ったか?」

「はい。もうこれで、全員になります」

 その時、透子もゼールのそばに移動して、ハッチの内部にいた。ミルは、護衛がハッチの外にいるのを確認すると、彼に耳打ちした。

「直ちにハッチを閉じてくれ。私も、君の船で行く。あの護衛たちを置いてな」

 ゼールは当惑している。

「し、しかし……」

「君は、大帝の命令を聞けないのか?」

 その時、透子は、ハッチの扉の横のレバーを上げた。途端に、ハッチは急に閉じ始めた。護衛が慌てて、ハッチに駆け寄って来るが、挟まれる恐れがあり、それ以上近寄れなかった。そうしている間にも、ハッチは完全に閉じてしまった。

「君、助かる。よし、ゼール中佐。直ちに、艦隊を発進させたまえ」

 ゼールは、ミルの行動に目を白黒させていたが、決意して言った。

「……しょ、承知しました。では、急ぎ艦橋に向かいましょう」

「よろしく頼む」

 透子は、そんなやり取りを、不思議そうに眺めていた。

 

 数分後、ゼール率いる艦隊は、要塞都市帝国の艦艇格納庫から発進して行った。それを、要塞都市帝国の中央制御室から、監視カメラの映像を見つめる目があった。

「良いのかね? あのまま行かせても」 

 ゲーザリーは、カミラに問いかけるように言った。

「別に、構わないわ。イスガルマン人の捜索を行って、大帝自らそれを発見した……。勇敢な行為だと皆言うでしょう。それに、今は彼がいなくても問題は無いし。でも、彼の身に何かあっても困ります。密かに護衛艦隊を差し向けましょう。くれぐれも、気づかれないように。直ちに、手配して頂戴」

「承知した」

 カミラは、監視カメラの映像を見ながら、ほくそ笑んでいた。

 

続く…




注)pixivとハーメルン、及びブログにて同一作品を公開、または公開を予定しています。
注)ヤマト2202の登場人物は、役割を変更して登場しています。
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