その迷宮にハクスラ民は何を求めるか   作:乗っ取られ

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あのご婦人が登場。
2020/11/28:緑髪らしく、文中を修正しました。


71話 箱入り娘

 彼女が経験した物語を聞くか見れば、ある人は素敵な出会いだと称賛するだろう。また、ある人は軽い女だと罵るだろう。客観的視点から見れば、人によって評価は様々だ。

 

 ロマンチスト。この言葉も、人によって程度の差が中々に大きいものがある。

 ただの願望、壮大な夢を見て挑む者、届かないモノに手を伸ばす愚か者。いずれにせよ夢を追う者を指し示す言葉であり、オラリオにおいては種族・性別・年齢を問わずに多数の者が該当するだろう。

 

 ここにもまた、一人の女性が居る。女に生まれたとはいえ王族の家系である彼女は、もちろんそんな幻想を夢見ない。

 

 

――――フフッ、この物語は結末が読めてしまう。だが、心を(くすぐ)られるな。

 

 

 場所はエルフの里、王宮内部。リヴェリア・リヨス・アールヴ、当時14歳。蝶よ花よと可愛がられ、宝石や精巧なガラス細工のごとき扱いをされる王女である。

 幻想を夢見ない、なんてことはなかった。表面こそ堅物で王族としての躾がキッチリとなされている彼女の根はいくらか活発的であり、抱いている夢は少なくない。時折、とある従者との間でも、そんな話で盛り上がる程だ。

 

 幼少の頃に読んだことのある御伽話。英雄に成りたいと切願するヒューマンの青年が、牛人の怪物によって迷宮へと連れ去られたお姫様を迎えに行く、言ってしまえば“よくあるパターン”の英雄記。できすぎた、大人ならば結末がうっすらと分かってしまう物語。

 なんとありきたりだ。と、幼いながらに苦笑した。それでも乙女心をくすぐる物語の続きは気になって仕方なく、1日少しずつ読み進めるのが秘かな日課の愉しみとなっている。

 

 王族ゆえに、自分にこんな出会いがないことは分かっている。恐らくはどこかの貴族から婿養子を取るかして、親族が決めた婚姻を呑むことになるのだろうとも覚悟していた。

 しかし、それでも。女として生まれたからには、この物語における姫の立場は、一度は憧れてしまう光景だ。

 

 運命的としか言えない出会い。英雄と呼んで差し支えない者に焦がれる傾向が強いのが、この年頃の少女が持つ傾向である。

 

 

「――――」

 

 

 場所は黄昏の館。寝間着姿、やや火照った頬を作り自室の机でその本を広げる、一人の女性。埃被っていた懐かしいその一冊は、まるで己の心のようであり、掃ってみれば久方ぶりの一部分を読み返して初々しさがこみ上げる。

 英雄が屠り眠り姫を魔物から救う、そのシーン。己の身体でもって割って入り、まさに姫の盾となるべく物語の英雄は剣を振るう。そして当然のように勝利し、結果として助けるのだ。

 

 連動して脳裏に浮かび上がるは花のモンスターと、24階層での一撃。その時に彼が見せた、まるでこの手の物語によくあるような、姫を守るために前に出る――――

 

 

====

 

 

 驚天動地の結末を迎えた食事会となった翌日、オラリオではない他の場所。馬車を使って4時間ほどかかるこの小さな町は、山の恵みを得て人々が暮らす平和な町だ。

 オラリオと違い、殺伐とした雰囲気はどこにもない。対野盗用ということで村の周囲は柵で囲まれて衛兵もいるが、所詮はその程度である。

 

 そこに住まう、一人のエルフ。もう何十年も前にエルフの里を飛び出し、一人のヒューマンと結婚し、二人の娘を授かった一人のエルフだ。

 今や20歳の一歩手前まで育った娘の片方はオラリオへと出稼ぎに家を出ており、休暇の際に戻ってきて顔を見せる程度である。手紙と仕送りが届くたびに夫と共に申し訳ないと思いながら、エルフの誇りを受け継ぐ立派な娘に育ったことを喜び涙する、そんな月日が流れている。

 

 しかし飛び出した彼女はエルフの森の外の空気が合わないらしく、いくらか体調は万全ではない。私生活に支障が出る程のものではないが、軽い咳や倦怠感などの症状が目立っていた。

 娘の仕送りも、この病気を治すための薬代が主な目的である。もっとも咳止めがある程度で症状の原因も全く分からず、騙し騙しの生活が続いているのも現状だ。娘のエイナ・チュールが同じ症状を発していないだけでも幸いである。

 

 

「あら、誰かしら」

 

 

 昼食の片付けも丁度終わり、少し休憩したのちに掃除の用意に掛かろうとしたところ。随分と規律の良いノックで玄関ドアが叩かれ、屋内に居たエルフ、娘とは違って翡翠より薄い色のヘアーを持つ“アイナ・チュール”は、「今出ます」との言葉と共にパタパタとした足取りで玄関へ足を運んだ。

 この時間帯に訪れる者は、月に1度あるかどうか。全くもって誰だか見当がつかないものの、鍵を開け、扉を開くと――――

 

 

「はい、どちらさま――――」

「……私だ」

 

 

 そこには、彼女が最も見慣れた緑髪のハイエルフ。ここに居るはずのない姿を目にして瞳は見開くも、見開いた理由は違う所へとシフトする。

 神に負けない美貌と同じほどに格式高い凛とした気高さは、まさに崩壊寸前の様相だ。目の下には薄っすらとクマが浮かんでおり、隠そうとしているもののロクに寝ていないことが一目瞭然である。

 

 実はこの二人は顔見知りの仲であり、かつての王女と従者という関係だ。揃いに揃ってエルフの里を抜け出した仲であり、道中の旅路も相まって絆は深まり、リヴェリアが親友と断言する数少ない人物である。そう言った意味では、最もリヴェリアに近い人物だろう。

 そのような過去もあり、エルフのなかでリヴェリアを相手に敬語を使わない珍しい存在だ。もっとも名前を呼ぶ際に様を付けるのは彼女の中で1つの線引きになっているらしく、娘からも不思議がられた過去がある。

 

 

「り、リヴェリア様!?」

「突然すまない。私もまさか、このような格好でお前のもとを訪れることになろうとは……。どうだ、身体の調子は」

「お陰様で悪化の気配もないわ。でも、貴女こそどうしたの……。とりあえず、中に入って」

 

 

 今ではもう二人分しか使われていない、小傷が目立つ4人掛けの椅子と小さなリビングテーブル。とても王族に腰掛けさせるような代物でないことはアイナも承知しているが、彼女にとってのリヴェリアとは王族ではなく親友だ。

 リヴェリアも特に問題視しておらず、むしろ仰々しく接される方を嫌っている。事前準備ができなかったために現在進行形でお湯が沸かされており、もう少しすれば紅茶が淹れられることになるだろう。二人分の為に少量で済むこともあり、沸くまでにも時間はかからない。

 

 お互いの世間話で場を繋いでいるうちにお湯が沸き、リヴェリアにとっては慣れ親しんだアイナの紅茶が出されている。茶菓子については間に合わせが無くお茶のみの状況だが、それでもリヴェリアにとっては活力になる昔懐かしい味わいだ。

 そしてアイナは相手の懐にズバっと踏み込み、なぜ突然やってきたのかと本題を口にする。するとリヴェリアの顔に微かに残っていた笑みの表情も姿を消し、眉は力なく伏せられた。

 

 

「……頼れる者が、お前しか居ないんだ。笑わずに聞いてくれ……」

 

 

 マグカップがギュッと握られ、アイナはゴクリと唾を飲み込んだ。世間話をしに来たわけではないとは分かっていたが、これ程となると余程の事だろうと考える。

 相手は言いにくそうにしているものの、お茶に一度口を付け、勇気を貰っているように見て取れる。彼女ほどの人物をこうにもさせる内容とは何事かと、アイナは冷汗と共に言葉を待った。

 

 

「……最近、一人の男のヒューマンと知り合った」

「!?」

 

 

 覚悟していたものの、のっけからアイナにとっては驚天動地の発言である。リヴェリアの口からよりにもよって他種族の男の事が出てくるなど、まずもってあり得ないからこそ猶更だ。

 思わず驚愕の言葉が出そうになるも一瞬の表情変化だけに留め、喉元で押さえつけた。あのリヴェリアがこのような理由で、かつ深刻な顔をして馬を走らせるなどのっぴきならぬ程であり、ここで不真面目な対応を見せるのは親友として失礼どころの騒ぎではないと、再び覚悟を決めている。とにかく、今は聞き入ることが優先だ。

 

 数秒の沈黙ののちに、言葉が出てくる。最近、その青年と一緒にいる時間が多いこと。互いに煽るような言い回しこそあれど、基本として一緒に居て楽しいと思える時間が増えた事。本能的に避けていた男でも、彼に対しては全く何も思わない事。

 事務的な処理とはいえ、類稀(たぐいまれ)な計算能力の高さで会計処理を手伝ってもらったこと。頼られることばかりの中で初めて誰かを頼り、そつなく熟す上で言われたこと以上に気を配る姿に感心し、目を向けた事。その後、悩みごとで困っている姿を目にしたならば、どうにかして解決できないかと、己も手を差し伸べてしまいたくなった事。

 

 途中途中で言いどもったところをアイナに絞り出されるなどして、話の場面は先日の修羅場に到達する。今までの話でリヴェリアと男性の相性がいいことを感じ取っていたアイナは、リヴェリアが輪をかけて言いどもった内容をほじくり返し――――

 

 

 そして一連の青年の台詞を耳にし、同じ女性エルフとして盛大に赤面した。彼女もまたヒューマンからすればソコソコの年齢であり、今の夫と付き合う際に確認したところ「何才だろうと君が良い、自分に年齢は関係ない!」と目を見てキッパリと言われたために花の笑みで返事をしている過去がある。もっとも、それだけが理由でないことを付け加えておこう。

 とはいえその文言だけでも結構悶えたというのに、今回の場合は輪をかけて物凄いことになっている。発信元のリヴェリアは当時の口調まで思い出して頭から湯気が昇っており、両肘をテーブルにつけて頭を抱えている始末。

 

 聞き手であるアイナとて、気持ちは分からなくもない。親しい者に先のセリフを言われたならば、相手を意識するなという方に無理がある。

 結婚をしたとは言え、そんな彼女もまた乙女。先のような言葉を貰えるリヴェリアが羨ましいと、心のどこかで思いつつ。

 

 そんな言葉をくれた彼の事を今現在はどう思うのかとアイナが尋ねてみるも、返答はまさに初心な乙女。思い返すだけで鼓動が強くなるだの思考回路がマトモに働かないだの、程度はどうあれ、かつてのアイナも抱いたものだ。

 更に誘導尋問をしてみれば、滅多に見せない柔らかな表情をもっと見せて欲しいだの特別な目で見てほしいだの自分自身を気にかけて欲しいなどを、困り果てた赤面の表情で口にする。頭を抱えていたはずの腕はいつの間にか自分自身を抱きしめて身悶えしており、アイナを相手にしても目線を合わせることができない程。

 

 ということで、従者による答え合わせはすぐに終了。アイナは、リヴェリアの心が堕ちるところまで堕ちているのだと確信した。

 恐らくは知らないだろうなと捉えているアイナは、リヴェリアが抱いている感情の名称と共に言葉で諭す。リヴェリアを様付けする彼女が未だ従者でもあるならば、それも仕事の1つだろう。

 

 

「いい?リヴェリア様。それが“恋”。貴女は、その殿方のことが好きなのよ」

 

 

 鯉?故意?何が濃い?物乞?誰も来いなどとは――――と考える、答えを受け取ったリヴェリア・リヨス・アールヴ。やはり考えが崩壊しており、最後の最後に“恋心”と言う二文字に行き着いた。

 文字程度は、彼女も何度か耳にしたことがある。ロキ・ファミリアの女性陣がその手の話で盛り上がる“恋バナ”とやらも参加したことはなけれど概要程度は知っているし、当然ながら恋心の意味も知っている。

 

 しかしながら経験となれば欠片もなく、エルフ、特に王族である自分には無縁であると決めつけていた、その感情。容姿目当てで寄ってきた不埒者は居たものの脈がある相手がいるわけでもなく、彼女にとっての男とは、その程度の認識に他ならない。

 更には彼女も自覚しているが、積み重ねた年齢が年齢だ。弟子であるレフィーヤならば相応であるために理解できるが、己がそんな感情を抱くことになるとは、これっぽっちも思っていなかった。

 

 試しに、己がそんな感情を抱いているわけがないと決めつけてみる。そして例の青年が自分を案じてくれていた時の姿を思い浮かべると、頬と口元はだらしなく緩みかけ、たとえアイナが相手でも見せられそうにない。しかし姿が脳裏から消えず表情変化も止められない故に、腕を組んで机に突っ伏した。

 耳まで真っ赤に染めたリヴェリアは、少しだけ顔を上げて「お前の場合はどうなのだ」とアイナに問いを投げる。咳払いをした彼女は相手に貰った先の言葉を口にし、そのまま続けて馴れそめを語り始めた。

 

 

「アタシもね~、最初は“なーんか頼りないなー”なんて思っちゃってたのよ。どこかヘコヘコしてるし、当時のアタシって結構、奔放(ほんぽう)してたからさ。余計にそう思っちゃったのかもね」

 

 

 昔懐かしく、しかしどこか恥ずかしげに語る親友の表情に、腕に隠れたリヴェリアの口元も釣られて少し緩んでくる。

 

 当時、エルフである上に同じエルフの中でも美貌に優れるアイナに寄ってくる男は多かった。その中で今の彼女の旦那は少々特殊な存在であり、確かに頼りがいがあるかと言われれば今でも首を傾げてしまうものがある。

 しかし常に気を使って接してくれており、エルフの作法も学んで取り入れようと必死な姿を彼女は秘かに知っている。そんな努力が実を結んだこともあり、彼女は一緒に居て「楽しい」と感じたのだ。故に、二人はお付き合いへと至ったわけである。

 

 

 ロキ・ファミリアという括りを除けば、彼女を王族扱いしない非常に少ない特殊な存在。身振り手振りを見るに、今までの男のように容姿が目的というわけでもなさそうだ。

 ひねくれた性格がちょくちょく顔を出すが、昔話で答えをくれた時のように、根では自分を心配してくれているのだと分かった彼の気遣い。どこか身近な青年の姿を、リヴェリアはアイナの夫に重ねていた。

 

 親友が既に通った道に、自分を重ねて眺めてみる。必要なパズルのピース、もっともいくつか歯抜けになっているが、既に存在している項目が徐々に静かに集まり出す。

 やがて、自分の考えはまるで方程式へと成り上がる数式のように姿を現し――――

 

 

「なるほど。だからアイナは、かのヒューマンと縁定めとなったのだな」

 

 

 ハイエルフ流の方程式は無事に間違った方向に組み上がり、ここに回答を記載した。

 

 

「……ん?」

「ん?」

 

 

 互いに、疑問符が顔を出す。片や正解を言ったつもりであるハイエルフと、片や単に付き合いはじめのシチュエーションを思い出に浸りながら紹介している、かつての従者。

 いや、まさか、そんなことはあり得ない。いくら王族直結の箱入り娘とはいえ、その2つの違いぐらいは知っているはずだと、真顔に戻ったアイナは額に冷や汗を滲ませる。

 

 

「えーっと、リヴェリア様?貴女、お付き合いと結婚、婚約あたりを同じに思ってたりする?」

「……」

 

 

 たった今、考えを改めた。そう言いたげながらも口に出せないハイエルフは、誤魔化すように目の前の紅茶に手を伸ばす。

 その姿を見て肘をつき、アイナは右手で頭を抱えて溜息を吐いた。蛇足だがリヴェリアの前で本人の失態に対してこんな反応ができるのは、それこそ彼女ぐらいのものだろう。

 

 

「だけどリヴェリア様。話を聞く限りだけど、その男の方とはまだ仲が良い友達程度だよね?貴女がそんな気持ちを抱いちゃうほどの男なら、早くしないと他の女に取られちゃうよ?」

 

 

 そして間髪入れずに、盛大な爆弾を投下した。

 

 ピシャリと、紅茶に逃げていた一名が化石のように固まり紅茶の水面が大きく揺れる。なんで?と言いたげなその瞳からはハイライトが消えており、視線の先に居る大親友は、再び大きなため息を吐くこととなった。

 

 

「……アイナ?何故だ?私とタカヒロは、そ、その、こ、恋仲というやつではないのか?」

 

 

 再び顔を真っ赤にして勇気を出して言ったのだろうけれど、まったくもって違います。この筋金入の箱どころかブラックボックスにでも入っていたのかと思えるぐらいの純潔箱入りハイエルフ、例を挙げれば野球をしようというのに相変らずストライクとボールの違いも分かっていない。真水に漬けても治らないだろう。

 タカヒロが口にした言葉は確かにそれっぽい口説き文句だが、結果だけ言えば単にリヴェリアを褒めただけ。本人も微かにその気を抱いているもののまだ表にしておらず、少なくともリヴェリアは、その口説き文句らしき一文に対して答えていない。故に、現状では何も進展していないという結末なのだ。

 

 

「そんなワケないでしょうに……。っていうか、タカヒロって名前なのね。それはさておくとして、恋仲ってのは互いの気持ちを伝えて、合致して初めて成るものなんだから」

「そんなことを口にせねばならないのか!?」

 

 

 そりゃ言わなきゃ始まらないでしょ……と、箱入り具合の深刻さを実感してため息が漏れかけるエルフの親友。「大丈夫かこれ」と某アラフォー(フィン・ディムナ)と似た感情を抱きつつ、そのタカヒロという人物に賭けるしかない状況だ。せめて相手が恋愛事情について真人間であってくれと、密かに“樹の精霊”に祈っている。

 恥ずかしくて口に出せないという意味で「そんなこと」と表現しているハイエルフは、机に肘をついて頭を抱えている。正直なところ男から言ってもらうパターンが多いそのシチュエーションなのだが、悶えるリヴェリアの表情とアタフタした様相がカワイイために、アイナはしばらく黙っていた。

 

 

「わかった?今のその彼とリヴェリア様は、ただの仲が良い友達程度の関係で」

「ど、どどうすればいいのだアイナ!」

「大丈夫、いいリヴェリア様!?まずは、お付き合いのところにまで――――」

 

 

 ここぞとばかりにドヤる、かつてリヴェリアの世話をしていた、翡翠の瞳と髪を持つ大親友。お金で買えない大事なレクチャーが、今ここに幕を開けた。

 




アイナ「お夕飯はレバノン料理でいいかしら?」


娘に膝枕をアドバイスした者がコレですよ……。

でもアンケで2つ目に投稿した皆様はこういうの大好きなんでしょ?私は詳しいのだ。

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