鬼滅の刃~太陽の化身~   作:怪獣馬鹿

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1ヶ月以上遅れて申し訳ありませんでした!

いや、体調は健康でしたけど仕事でちょっと頑張りすぎて睡眠時間が増えて増えての日々を送ってて漸く落ち着けたので載せれました!

本当に申し訳ありませんでした!


芦原轆轤

轆轤が玉壷を粉砕している最中、他の物達もとい明悟達は何をしていたのか、紐解いて行く。

 

 

●●●

明悟と零余子は半天狗の剛力と名乗る分身によって変身能力を奪われた為に生身でやりあっていた。

刀で斬ろうとするが鋼のように硬い体には弾かれて、アギトの力を込めて殴ったり、蹴ったりしても弾かれると言う状況になってしまい、苦戦していた。

 

「貧弱貧弱貧弱貧弱!!この体には誰一人とて傷1つ付けられぬのだ!大人しく死ねぃ!」

 

自信たっぷりに豪語する剛を相手に色んな意味で明悟と零余子はうんざりし始めていた。

 

(鬱陶しい!)

 

(イライラしてきたぞ・・・)

 

明悟が何回目か分からなくなってきたが剛の首目掛けて刀を振るう。

すると最早、金属疲労に耐えきれなくなったようで日輪刀が折れた。

 

「えぇ~・・・・」

 

「フハハハ!そんななまくら刀で殺せると思ったがアホが!」

 

明悟は刀を捨てて、アギトの力を込めて剛の腹を殴るが全く効いてない処か、むしろ殴った手が痛むと云う始末であり、痺れた手を冷ます。

 

「ちょ、ちょっと待て」

 

「飛べ」

 

襟を掴まれて、明悟は刀鍛治の里の中の1つの家にまで投げられる。

 

投げられた明悟は巻き上がる埃でげほげほと咳をして辺りを見回すと、刀鍛治の里の一家の父親が家族を守ろうと刀を持っていた。

 

「光柱様!」

 

明悟に気づいて刀を下ろす。

 

「早く逃げて!ここも危ない!」

 

「は、はい!」

 

去っていく鍛治一家。

明悟は残された工房にある大量の刀を見る。

 

 

 

 

 

 

●●●

零余子もまた明悟のように投げ飛ばされて里に落ちてくる。

まさかの素手でやることになり、本当に嫌であるが倒さないと自分の居場所がないので剛と向き合う。

 

「このまま、我が優れた肉体の前に死ね!」

 

「冗談じゃない!」

 

拳を構えるが差は歴然。

ジリジリと迫る。

そして手を振りかぶる剛力の元に刀が飛んでくる。

非常に硬い筋肉で覆われた体には傷1つ付かず、むしろ刀の方がボキンと折れてしまう。

 

「何だ?」

 

振り向く剛力。

そこには大量の日輪刀を背負った明悟がいた。

 

「津上!」

 

刀を構える明悟。

剛力は警戒するわけではなく、寧ろ自慢の体を見せつけるかのようにポージングをする。

 

「なまくら刀を何本揃えた所でこの美しき肉体には傷1つつけられん」

 

「なら、試してあげるよ」

 

両手に刀を持って切りつける明悟。

ガキン!ガキン!と音をならして刀が折れる。

すかさずに新しい刀を抜いて斬るのではなく刺そうとする明悟。

 

「無駄無駄!」

 

しかし、剛力は拳1発でその刀を粉砕し、明悟の腹を殴る。

ボキボキと肋骨が折れて転がる明悟。

 

「この!」

 

零余子が後ろから蹴りを喰らわすが全く効かず、腹に蹴りを入れられて彼女も肋骨が折れる。

 

「どうした!?その程度か!?」

 

自意識過剰な剛力に対して明悟は起き上がり、蹴りを顔面に入れようとするが避けられる。

剛力は明悟に向かって殴るが明悟は瞬時に体を反転し、腕を取って剛力を背負い投げする。

地面にぶつかりそうになる剛力。

明悟としてはこのまま地面にぶつけて動きを封じようとさせるが、剛力は2本の脚で背中を地面にぶつける前に着けて踏ん張り、逆に明悟を投げ返す。

 

飛ばされた明悟はまたゴロゴロと転がるが体勢を立て直して刀を抜いて斬りかかる。

剛力は避けて殴る。

明悟もまたそれを避ける。

避けては殴り、避けては斬るを何回も続ける。

何十回もした所で遂に拮抗が破られ、明悟は剛力に腹を蹴られてまた転がる。

 

「所詮は人間!鬼の力の前には無力なり!」

 

勝ち誇ってる剛力に対して持ってる最後の刀で斬りかかる明悟。

だが、それすらも回し蹴りによって折られる。

流石の明悟と零余子に冷や汗が出てくるが、2人はとある気配を感じとり、剛力に掴み掛かるが剛力は2人を殴り飛ばす。

あまりの苦痛に動けなくなる2人と勝ち誇る剛力。

 

「勝った!《鬼滅の刃~太陽の化身~》完!」

 

こうして、全ての戦いが終わり、明悟は死んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アホか・・・お前、俺が死んだら誰が主役やるんだよ?・・・・取り敢えず、やれ蜜璃ちゃん!」

 

「恋の呼吸 壱の型 初恋のわななき」

 

勿論、そんなわけなく明悟と零余子はアギトの超能力で蜜璃が向かってるのを知ってたので2人は勝てないし刃が通らないならば、通せる人に任すの精神で蜜璃に任す。

蜜璃は常人の8倍の力を出せる特殊体質。

豪腕な杏寿郎や義勇や実弥と為を張れるくらいに豪腕。

勿論、明悟も負けてはいないが、刀が違う。

蜜璃の日輪刀は鉄珍が鍛え上げた傑作の一本であり、布のようにしなやかな刀身からは想像できないほどに鋭くそして強大な斬撃を出せる。

その一撃は行冥の攻撃とほぼ同等である。

 

鬼殺隊でも一二を争う斬撃を物の見事に喰らう剛力。

流石の超人的な肉体も《本物の超人的な肉体を持つ》蜜璃の前には刃が立たず、バラバラにされる。

 

「な!?」

 

細切れになった剛力はすかさずに再生を始める。

明悟と零余子は再生にかまけて無防備になってる剛力にアギトの力を込めて顔面と腹を挟み込むように蹴る。

今までは剛力の体と筋肉の前に効かなかったが再生中だと違ったようだ。

おまけにベルトのヒビが先程よりもマシになるほどに回復した為に剛力は光の力、そのものによって消滅した。

 

「あぁ~、疲れた」

 

「痛い・・・体が痛い・・・」

 

明悟と零余子は流石に鬱陶しかった剛力を消滅させる事が出来てほっとしてる。

 

「津上さん、零余子ちゃん。遅くなってごめんなさい」

 

「いや、こっちこそ役に立たなくてごめん。・・・てか本当に危なかった」

 

「もうやだ、隠居したい」

 

「私はこのまま炭治郎君達を探して来ます!」

 

蜜璃は流石の柱と云わんばかりの体力で炭治郎達を探しに行き、明悟と零余子はヘロヘロになりながらも里の人の安全確認と避難誘導をし始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●●●

轆轤は幻を見ていた。

最愛で死んでしまった妻の幻がボロボロの自分の手を止めていた。

 

「放してくれ・・・頼むよ・・・お願いだ」

 

仮面の下で涙を流しながら懇願する轆轤。

普段の彼からは想像もつかないほどに声が掠れていた。

 

「止めて、もういいの。もう充分だから」

 

「お願いだ・・・死なせてくれ・・・もう疲れたんだ」

 

「止めて・・・あの頃の貴方に戻って・・・」

 

「無理だ・・・人を殺しまくったんだ・・・もう戻れない・・・・・」

 

「大丈夫・・・大丈夫だから・・・」

 

「頼むよ・・・」

 

「私は生きてて欲しい。また貴方の信楽焼が見たい。日本一の信楽焼が見たいの」

 

彼女の言葉に轆轤は手を見せる。

玉壺だけではない自分の血も含めて血塗れになり、ボロボロの手だ。

 

「見ろよ・・・よく見てくれよ!こんな手で作れるか!?こんな怪物の手で作れるか!?腕が落ちてるだけじゃない・・・血塗れなんだ・・・こんな手で作っても美しい信楽焼なんて出来ない・・・」

 

「出来るよ・・・だって貴方は優しい人だから・・・」

 

「優しくなんかない、怪物なんだ・・・」

 

「違う・・・私を助けてくれた見ず知らずの私を・・・一緒に居させてくれた・・・充分優しいじゃない・・・出来るよ・・・絶対に出来る・・・何十年もやってないから下手くそで不恰好な物かもしれないけどきっと出来るよ・・・」

 

その言葉は轆轤の中に響く。

彼女は別に特別な事をやってるわけではない。ただ、彼を信じ続けてるだけだ。

死んでもなお信じ続けてるだけなのだ。

この幻が彼女本人なのか自分の妄想なのかは大きな問題ではない。

この幻によって彼は漸く手を下ろし、泣いた。

声を上げてみっともなく、大の男ならやらない程大声で・・・もしも“仮面ライダー“が静かに涙を流す人間にだけに当てはまるならば彼は違うのだろう。

だが、彼は“仮面ライダー“だ。

涙を流せる人間だ。

 

この行為は最も“仮面ライダー“らしくなく、“仮面ライダー“らしい。

 

こうして彼の復讐が終わり、次に進むことが出来た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●●●

轆轤が救われて、明悟と零余子もなんとかなったがまだもう一人の上弦である半天狗について何もやってなかったので説明する。

 

半天狗は厄介な分身の能力を使って炭治郎、禰豆子、玄弥の3人と奮戦していたが、本体が見つかった事で分身達は1つに集結し、本体を樹の中に隠していた。

 

1つになった分身は憎珀天となり、炭治郎達を極悪人と罵っていたが、炭治郎がそれにぶちギレていた。

 

自分の血鬼術で3人を殺そうとするがそこに明悟と零余子を助け終わった蜜璃が参戦し、場は混乱するも炭治郎と玄弥と禰豆子は憎珀天の相手を蜜璃に任して、本体が入ってる樹を切り、終わらせようとしたが本体は消えていた。

 

どこに行ったのか持ち前の嗅覚ですぐに見つける炭治郎。すると本体は非常に小さい状態で走って逃げてた。

 

「逃げるな貴様!責任から・・・罪から逃げるな!」

 

炭治郎の罵倒を聴いてもなお逃げる程に往生際が悪い半天狗。そしてそんなゴキブリのような鬼に玄弥がそこら辺の大木を引っこ抜いて投げる。

 

「いい加減にしろ!」

 

直撃して木の下に埋まる半天狗。

 

「空気読んでとっととくたばれ!」

 

木を投げまくる玄弥。

しかし、頑丈な半天狗はまだ抜け出そうとする。

すかさず禰豆子が自分の爪で攻撃するが恐ろしいくらいの速さで逃げる。

そんな半天狗に炭治郎は全身の細胞の全てを完全に使った全集中の呼吸による速さで先に周り、首を斬ろうとするも半天狗は巨大になり、首に刀を食い込ませたまま炭治郎を握り潰そうとする。

だが、漸く追い付いた玄弥がそれを食い止め、腕を引きちぎり、禰豆子が自らの血鬼術の『爆血』で半天狗を燃やす。

鬼を燃やし続ける禰豆子の血鬼術に半天狗と鬼を食って鬼に近い体質になる玄弥はたまらずに離れる。

 

崖から転がり落ちる半天狗、禰豆子、炭治郎。

3人とも満身創痍である。

 

両腕を失い、首に刀を食い込ませた半天狗がフラフラとまだ逃げる。

 

「逃がすか、地獄の果てまでも追いかけてやる」

 

炭治郎の折れない気迫に半天狗はビビり、逃げる為に偶々そこに避難していた刀鍛治の里の職人を食おうと歩く。

日が上る直前であるが、食って回復し逃げる為だろう。

 

炭治郎がボロボロの体で立ち上がり、呼吸を使おうとする。すると上から刀が落ちてきた。

投げた方を見ると無一郎と蛍が言い合いをしていた。

 

「炭治郎!それを使え!」

 

「使うな!まだ終わってないんだ!殺すぞ!」

 

夜明けが近く、早くしないと逃げられる。

炭治郎は最後の力を振り絞って全力で刀を持って走り、半天狗の首を斬った。

因みにこの蛍と無一郎の2人は暴走してる轆轤をガン無視してここに飛んできた。

 

これで終わりだと炭治郎は一息着こうとしたがなんと首なし半天狗は動き始めて鍛人の元へ行こうとしていた。

炭治郎は一瞬混乱するがすぐに匂いと記憶を思い出してわかった。

 

 

本体はあの体の中にいること。

 

 

すぐに本体を斬ろうとするが最早動けなかった。

朝日が昇って来る中で禰豆子は炭治郎に近づく。

 

「禰豆子、隠れるんだ!日が!」

 

残酷にも日の光が禰豆子の体を焼く。

皮膚が焼けて灰になってしまう。

炭治郎は何とかして禰豆子を助けようとするが禰豆子は炭治郎を見て笑った。

 

その笑顔に炭治郎は悟った。

 

禰豆子は炭治郎を半天狗の方に投げ飛ばす。

その覚悟に炭治郎は涙を流しながら、半天狗の元へ行き、本体を斬る。

 

「命を持って償え!」

 

これは大勢の人の罪に対してかそれとも禰豆子が死んでしまった事に対する元凶への怒りかはわからない。

 

怒りの剣が本体の首を斬り、半天狗は走馬灯を見る。

 

 

・・・・・あまりにも救いが無さすぎるので強制的に割愛させてもらう。

 

 

半天狗は死に炭治郎は日の照らされてる中で泣く。

助けられた鍛人が炭治郎の肩を揺する。

 

「竈門殿、あれ、あれ!」

 

鍛人に言われた方を見る炭治郎。

 

そこには“禰豆子が立っていた“。

 

日の光を浴びてるなか、火傷もせずに立っていたのだ。

 

「お、おはよう」

 

人間に戻ったわけではない。

目も牙もまだ鬼の頃のままだ。

だが、鬼とは違う。

 

「禰豆子、良かった・・・良かった!」

 

禰豆子を抱き締める炭治郎。

何かが変わり始めていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

●●●

刀鍛治の事件が一段落し、明悟と零余子は手に包帯を巻いて鋼蔵の近くにいた轆轤に近づく。

 

「轆轤、大丈夫?」

 

「あぁ、大丈夫だ」

 

今までとは違った優しい雰囲気に零余子と明悟は驚くがすぐに似たような雰囲気を出す。

 

「蹴りは着いたのか?」

 

「あぁ・・・ちゃんとな」

 

短く、しかし彼らの中では確りと繋がってる会話。

3人とも満身創痍ではあるが何とか切り抜けられた事に喜ぶ。

 

「明悟さーん!」

 

炭治郎達がやってくる。

3人ともそっちの方を見ると、炭治郎、玄弥、蜜璃、無一郎、そして禰豆子が歩いてきた。

 

「「「何で出てんの(んだ)!?」」」

 

禰豆子に対する3人の驚きの声がボロボロの里に響き渡った。




というわけで無事に今回で轆轤編は終わりです。
尻切れトンボ的になってしまいましたが、もう書きたいことは書ききってるので轆轤に関してはこれ以上は何も出せないですw

次回は笑い中心の話にします!
因みにリアルおままごとではありません!

ネタバレを言うなら、義勇と実弥が戦います。

では次回「富岡義勇VS不死川実弥」を楽しみにして下さい。

絶対に絶対に絶対に1週間でだしてやる(決意)!
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