少しだけサプライズもあるので楽しみにしてください!
刀鍛冶の里での一件が終わって鬼の出現が少なくなってきた。時期を調べて鬼殺隊が今まで得てきた情報を重ねると、禰豆子の太陽克服と重なっていた。
途中で柱の2人が血鬼術のドツボに嵌まると云う珍事にあったがそのような事も1度だけで止んだ。
回復した明悟は起きてまだ少しボロボロな轆轤と零余子と一緒に柱会議に出る事になった。
「何でお前らも要るんだよ?」
「協力者だから・・・」
「クソ・・・・しかし、何で俺は上弦とかち合わねぇんだ?羨ましい限りだぜ」
「此ばかりは運が無いとしか言いようがない。甘露寺に時透も体は大丈夫か?」
「あ、うん。ありがとう随分良くなったよ」
「僕も、毒がまだ抜けきって居ないけど・・・芦原さんはどう?」
「まだ気分が悪いが回復はしてるはず」
「凄い寝てたからね」
「イビキが煩かった。隣で寝てて結構寝にくかったぞ」
「悪かったな」
「しかし、芦原も時透も甘露寺も津上も氷川も皆、大事がなくて安心したぞ!氷川は何処か血色も良くなったな!」
「ありがとよ。煉獄の方はどうなんだ?」
「うむ、体は快調だ!」
「甘露寺さんと時透君と炭治郎君は何故か今回、治りが異常に早いのですが心当たりはありますか?・・・あと、アホのお2人も翌日には殆ど治ってましたね」
「「面目ない」」
「おい、何か派手に面白そうな話題だな。教えろ」
「・・・実は・・」
「冨岡さん、話したらまたやりますよ」
「・・・・何もなかった」
「地味に嘘つけ!」
「宇髄止めてくれ。思い出したくねぇ、一生の恥だ」
「一体、何があったの?」
「俺は寝てたから知らねぇ。教えろ、暇潰しにはもってこいだ」
前回の柱2人による大暴走を知らない天元と無一郎、杏寿郎に轆轤、そして行冥まで興味心身である。
「津上、何があったのだ?柱2人も怪我するとは聴いとかねばならん」
「止めてあげて、しのぶちゃんだけじゃなくて当事者の義勇君と実弥君の精神も壊れそう」
「おいおい、派手に興味を引かせてくれるじゃねぇか」
「天元君、俺は絶対に言わないよ。2人が・・・」
口が滑りそうになる明悟を蜜璃と零余子が塞ぐ。
「だからダメだって言ってんじゃん!」
「絶対にダメ!」
「・・・すみません」
「しかし、これから似たような事にならぬとも限らん。出来れば教えてほしい」
「わかりました。では私から説明させて頂きます」
・・・・しのぶ説明中・・・・
しのぶが先日の義勇と実弥の大暴走を話す。
すると案の定、天元と轆轤が爆笑する。
「お前ら、それで怪我したのか!?こんな笑える事はないぞ!?しかも不死川は車に冨岡は馬って・・・」
「うるせ!!はっ倒すぞ宇髄!・・・不死川実弥、一生の恥だ」
「・・・・(返す言葉がない)・・・」
「しかし、人の感情を操る鬼とは何と卑劣な鬼だ。退治できて良かった!」
「そうですよね、煉獄さん!?私が快調だったらこの手で退治したのに!」
「私もよ!」
「零余子ちゃん、あんな最低な鬼は女の敵よね!?」
「勿論!」
「派手に面白いな・・・車と馬はどうしたんだ?」
「あんなの売り返したわ!」
「・・・・・家にいる・・・」
「え?義勇君、飼うことにしたのあれ?」
「うむ・・・」
「・・・・てか、そんなのに車買ったり、馬を飼ったりバカなの?」
「無一郎君も後数年したら分かるかもよ?」
「そうだ、時透」
「伊黒さんまで・・・なら伊黒さんはいるの?」
「な!?」
無一郎の純粋な一言に場が固まる。
「(え!?今聞くの!?)」
「(こいつ、地味に気づいていなかったのか!?)」
「(うむ、これはバレると拗れるな!)」
「(口は災いの元だ、悲しい・・・)」
「(言わないで起きましょう)」
「(黙っとこう、後でネチネチ言われる!)」
「(伊黒の好きな人か・・・誰だ?)」
「(言わないでおこうっと)」
「(一体誰だ?)」
小芭内とそこまで接点がない轆轤と人付き合いの下手な義勇には分からなかった。
「伊黒さん、私も気になるわ!」
「え!?」
蜜璃もそれにのった事により、場が更に混沌になる。
「(うわぁ、1番困るやつ)」
「(派手に面白くなってきたな!)」
「(これは、よもやよもや・・・予想外だな!)」
「(伊黒さん・・・固まってますね)」
「(あぁ、想いがすれ違うのは何と悲しい事だ)」
「(同情するぜ、伊黒)」
「(伊黒・・・一体誰だろう?)」
「(こんな修羅場は嫌だなぁ)」
「(固まってるなぁ~)」
固まってる小芭内に蜜璃が尋ねる。
「私も気になります。相手が誰でも応援してますよ!友達ですし大切な仲間ですもの!」
「甘露寺さん、そろそろ本題に戻りましょう(義兄さん、伊黒さんは頼みますよ!)」
「(任せろ!)」
目で会話をする明悟としのぶ。
明悟は合図通りに小芭内を見る。
真っ白に燃え尽きていた。
「・・・・生きてる?」
「いっそのこと、一思いにやってくれ」
明悟は肩を叩いて小芭内を慰める。
和気あいあいとしてる中で頭に包帯を巻いた耀哉がひなき達に連れられてやって来る。
呪いのせいか、部屋に入った瞬間に血へドを吐く。
「耀哉!」
「お館様!」
明悟が慌てて耀哉に近づき、背中を擦る。
「ありがと・・・明悟」
「喋るな。とにかく、今は休んで・・・」
「休んでられない・・・上弦を倒し、禰豆子にも変化が現れた・・・もうあいつを逃がさない為にも・・・座れてくれ」
「わかった」
明悟はひなき達に変わって肩で耀哉を支えて座らせる。
「皆も命を喪わずにここまで来た事に私は嬉しい」
「お館様、ありがとうございます。しかし、肝心の無惨を討伐出来ねば我らにいる意味などありません」
「行冥は相変わらず厳しいね・・・今回、皆に言いたいのは2つ。1つは義勇、実弥、蜜璃、無一郎の痣について・・・そしてこれからについてだ・・・まずは痣がどうやって出てきたのか思い出して欲しい」
耀哉の言葉に痣が出てきた4人が身構える。
・・・・痣の説明中・・・・
4人が痣の各々の説明のを終わらせる。
「うむ、今の話を纏めると心拍が200以上で体温が39度以上が痣の条件のようだな!」
杏寿郎が今までの話を纏める。
概ね、全員の見解が一致していた。
「4人ともありがとう。痣については文献があまり無いこともあって分からない事が多い・・・ただ、痣を発現には皆に知って貰わないといけない事がある」
「何でしょうか?」
「痣を発現した者は誰も例外なしに齢25までしか生きられない・・・それを皆の頭に入れて欲しい」
耀哉からの言葉を受けて部屋が静かになる。
血へドをまた吐く耀哉。
「耀哉!?もう休め!」
耀哉を立たせる明悟。
「明悟、君にも言わないといけない事がある」
「・・・何だよ」
「無惨をここに誘き寄せる」
耀哉の案にその場にいた全員に緊張が走る。
「お館様、それは一体どういう・・・」
天元が叫ぶが行冥がそれを止める。
「どうする気だ?」
「・・・この命と引き換えにアイツを止める・・・鉱山の報告を聞いて、恐らく無惨は太陽でないと倒せないだろう・・・だから太陽が出てくるまでにアイツを抑えないといけない。あの逃げるが取り柄のアイツを・・・無惨はその自尊心でここの居場所が分かったら必ずここに来る。そこでアイツに・・・」
「爆弾かなんかで一緒に爆発して少しでも足止めるってか?」
耀哉は当ててきた明悟に笑う。
「流石、明悟だね。そうだ」
耀哉は笑うが明悟は普通とは思えないくらいに低い声で話す。
「俺が今、お前を殴ってないのは殴ると死ぬかも知れないからだ・・・もしも殴れるならお前をボコボコしてるぞ」
「・・・やっぱり君はそうすると思ったよ」
「生きろ、生きてくれ・・・俺は友達が死ぬのを見たくない・・・」
「頼むよ・・・アイツを殺さないと・・・アイツの呪いが暴挙が永遠に続く・・・こんな苦しみはもう終わらせたいんだ・・・」
明悟は絶対に止めない。
人の意思を尊重するから絶対にそれが死を意味してても止めない。
「・・・わかった・・・」
明悟は隠に後は任せて耀哉を部屋から出す。
静かに何も言わない明悟だが、握りしめた拳から血が出て、畳に染みる。
「津上、お館様の意思を・・・」
「黙れ!」
行冥の言葉に明悟は睨みと怒号で返す。
行冥もまた手を叩き、場を沈める。
「痣の発現そして、無惨をここに誘き寄せる為。私に1つ提案がある」
●●●
行冥の提案とは、柱達による隊士達への強化訓練を行うと云う案だった。
隊士達は柱との訓練で基礎を鍛え上げられるし、柱は柱で痣を出すための訓練にもなる。
概ね、それをやる事が決まったが義勇としのぶが不参加を表明した。しのぶの場合は怪我や体調不良の際の手当てに奔放する為であり理に叶っていたが、義勇はそういう技能もないのでまた一悶着あったが延々に平行線を辿っていて時間の無駄なのでそのまま放って置く事になった。
明悟は多分、耀哉が何らかの助言をするだろうと思ったので放置して、自分の強化に当たる。
「本当にやるのか?」
「あんた、体を壊すよ?」
回復した轆轤と零余子がベルトを出した状態で明悟と対峙する。明悟は柱ではあるが今回の訓練・・・柱稽古には轆轤や零余子共々参加しないつもりである。
理由として、まず力の根源が違うので助言も何も出来ない。
故に体力を上げるとか柔軟になるとか組手とか基礎的な事しか出来ないのだが、それよりも明悟はシャイニングを轆轤はミラージュを物にする方が早いし、理に叶っている。
実際にシャイニングは太陽が出てないと変身出来ないので夜戦専用の鬼との戦いでは確実に鬼を殺せるのに使えない。
「頼む、時間が無いんだ。でないとあのバカを止められない」
明悟の目は本気だった。
それを受けた轆轤や零余子も覚悟を決める。
「よし、やるか!」
「後で体を壊しても知らないわよ!」
「上等だよ」
3人がベルトを出現させる。
「変身!」
「変・・・身!」
「変身」
アギトになる3人。
明悟と轆轤はそこから、シャイニングフォームとミラージュに変身する。
「行くぞ・・・」
「おう・・・」
明悟は轆轤と零余子の2人相手に組手を始める。
火花が飛び、急所の攻撃もありと云うかなり荒い組手だが時間がなかった。
轆轤の左拳をいなす明悟。
そのまま突っ込んで来ている零余子の腹を右脚で蹴るがしかし零余子にその脚を掴まれる。
一瞬固まる明悟に轆轤が右拳を頬に叩き込む。
明悟も負けじと左拳を轆轤の頬に叩き込み、軸足にしていた左脚で零余子を蹴り飛ばし、右脚を解放する。
「もっとだ!」
明悟の前に紋章が宙に浮かび上がる。
「しょうがねぇなぁ、死ぬなよ!」
「本当に死なないでよね!」
「俺が死ぬか!」
轆轤の目の前にも赤い紋章が浮かび上がり、零余子の足下にも紋章が浮かび上がる。
零余子の下の紋章が右足に収束されると零余子が飛び上がり、轆轤も飛び上がる。
明悟も飛ぶ。
そして3人とも右足を突き出し、明悟と轆轤は其々の紋章を通過する。
3人のライダーキックがぶつかり合う。
巨大な力の激突で辺りに衝撃が走り、眩い光が3人を包む。
数秒後、光は収まると地面に着地出来たのは轆轤と零余子だけだった。
明悟は何処にも居なかった。
●●●
変身が解除された明悟は光が収まると何故か1人だけ、さっきまでとは違う夜の森にいた。
「(ここは何処だ?)」
辺りを見回しても轆轤や零余子はいない。
一先ず、我が家に帰ろうと脚を進めると不意に明悟は鬼の気配を感じとる。
明悟は走ってそこに向かう。
「変身!」
アギトに変身してそこに向かう。
全力で向かうとそこには鬼がいた。
ただし、黒い戦士がそこにいた。
見たこともない戦士だ。
赤い目に緑の体をしていた。
「リボルケイン!」
戦士はそう叫び、ベルトから閃光を放つ剣を出す。
そして、叫びながら鬼の腹に刺した。
何故か分からないが鬼の背中から火花が飛び巻くる。
戦士が剣を抜くと鬼は叫びながら大爆発を起こした。
「(・・・・・何あれ?)」
明悟は戦士の闘い方に少しだけ引いていた。
「そこにいるのは誰だ!?」
戦士が明悟の方を向いて叫んだので明悟も戦士に見えるように姿を見せる。
「お前は仮面ライダーアギト・・・なぜここに!?」
「あー、貴方は何者だ?」
「俺は太陽の子、仮面ライダーブラックRX!」
異次元にやって来た明悟。
そして現れた仮面ライダーブラックRX。
明悟は元の世界に帰れるのだろうか?
続く!
はい!次回はサンバガラス様の作品『鬼滅のRX』とのコラボ回になります!
と言っても出すのは光太郎とあのキャラだけになると思います。
全員を出す・・・もとい耀哉を出すと明悟が嫉妬で狂いそうなので・・・サンバガラス様とコラボでございますが互いの作品に影響はありません。(そっちの方が自由で面白いですし)
因みにRXの時系列は無限城前で近い時系列とさせて頂きます!
それでは次回『アギト対RX』をお楽しみ下さい。
・・・・戦わなければ生き残れない的なルートでは無いですよ・・・戦闘はしますけど・・・