HPに極振りの吟遊詩人になったら、別ゲーになりました。   作:涙姫

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ついに開幕、第一回イベント開幕なり~!


HP極振りと第一回イベント

その調子で過ごし__

そして「第一回イベント」当日がやって来た。

 

「お兄ちゃん!」

 

「お、それが新装備か?」

 

「そう!めっちゃ可愛いでしょ~!」

 

「そうだな。でも楽器はどうした?」

 

「ふっふっふっ…!それはイベント始まってからのお楽しみ~!」

 

「なんだよそれw」

 

 

『がお~!』

 

「ほぇ?あ、何か飛んでる~!」

 

『それでは「『New World Online』第一回イベント」を開始するどら~!

制限時間は3時間!ステージはイベント専用マップ!

ちなみに僕はこのゲームのマスコット「ドラぞう」!

初めての方は以後よろしくどら~!』

 

「ドラぞう可愛い!マスコットつくろっかな…?」

 

「ははは…」

 

 

『それではカウントダウン!』

 

『3!』

 

「お兄ちゃん、敵になったら容赦しないよ!」

 

「お手柔らかにな」

 

『2!』

 

(とりあえず頑張ってみて)

 

『1!』

 

(できることなら上位入賞!)

 

『0~!』

『みんな頑張って!がお~!』

 

 

<STATUS>

エテルノ

Lv:22

HP 3145/3145(+500)

MP 10/10(+10)

 

【STR】0

【VIT】0(+5)

【AGI】0

【DEX】0(+25)

【INT】0

 

装備

【頭】旋律のヘッドホン【独奏夜想曲】

【体】羽翼の衣装

【右手】銀鱗の鍵盤【和音の障壁】

【左手】詠唱水晶【調魔楽聖】

【足】羽翼の衣装

【装飾品】フォレストクインビーの指輪

     ―――

     ―――

 

スキル

【人間観察】【大物喰らい】【奏者の鉄槌】

【調魔楽聖】【調魔】【独奏夜想曲】

【楽器の心得 IX】【弓の心得 IX】【挑発】

【奏者の行進】【和音の障壁】【魅惑の旋律】

【毒耐性・中】

 

 

 

 

 

 

そうして飛ばされた所はとある森の中

 

「あ~あ、お兄ちゃんとは別行動か~…

まぁ、その方が気楽かも?

でも周りにだ~れもいな~い。

最初からバッチバチの戦闘ってわけでもないんだ~。

じゃあ、ちょっと肩慣らしに軽い演奏しよ~っと。

『開演』!」

(あ、念のため【旋律のヘッドホン】はちゃんとはめて、よし!)

 

 

~♪~♪

 

「ねこ ふんじゃった ねこ ふんじゃった

ねこ ふんづけちゃったら ひっかいた

ねこ ひっかいた ねこ ひっかいた

ねこ びっくりしてひっかいた」

 

「はじめに見つけたプレイヤーがまさか楽器使いとはこれは幸運だ…!

大人しく俺の糧になりやがれ!」

 

(あ、プレイヤーいた。

う~ん、物理攻撃なら、まぁまだ気にしなくっていいや。

それに【独奏夜想曲】で、何言ってるか聞こえないし)

 

「わるい ねこめ つめを きれ」

「おらぁ!………え」

「やねを おりて ひげを それ」

 

(ありゃりゃ【和音の障壁】に吸い込まれちゃった。

名前も知らないプレイヤーさん、バイバーイ)

「ねこ ニャーゴ ニャーゴ ねこかぶる

ねこなでごえ あまえてる」

 

「ふっふっふ…!

近接がダメなら今度は魔法ならどうだ!ファイアーボール!」

 

(あ、2人目はっけ~ん。

しかも魔法攻撃来るみたいだな~。えい【調魔楽聖】)

 

「ってえ、効いてない!?それどころか、同時に攻撃返ってきた!?きゃぁああ」

 

(2人目さんもばいば~い)

 

「ねこ ごめんなさい ねこ ごめんなさい

ねこ おどかしちゃって ごめんなさい

ねこ よっといで ねこ よっといで

ねこ かつぶしやるから よっといで」

 

~♪~♪

 

 

「ふぃ~!うん、準備運動終了!

まぁ、準備運動で2人プレイヤーが来ちゃったのは想定外だったけど。

もっと演奏を楽しみたいよね!

まぁ何があってもHPいっぱいだし、大丈夫でしょ!」

 

 

「さぁさぁ歌って踊って奏でよう、おれだけのアンサンブルをっ☆」

 

 

 

 

~イベント閲覧場所 side~

 

「なぁ、アイツやばくね?」

 

「あ、メイプル?それはわかったけど__」

 

「そっちじゃねぇよ!ほらあそこで演奏してる!」

 

「演奏?そんなことしてるヤツが、どこに__ってマジでいるじゃねぇかよ。」

 

「あ~軽い気持ちで俺、さっき近づいちゃったけど即死したわ。」

 

「それ、逃げなかったの?」

 

「いや、逃げれなかったに近いかもしれん。」

 

「は?どういうこと?」

 

「実は__」

 

 

・・・

 

「あんなのやべぇよ!逃げ__」

 

「【魅惑(みわく)旋律(せんりつ)】」

 

「は…?なんで一気に遅くなって…!?」

 

「おにいさんばいば~い♪」

 

・・・

 

 

「__てなことがあった。」

 

「んな馬鹿な…」

 

 

 

『そぉおおりゃ!!!』

 

『最前線飛ばせ僕たちは

星もない夜 ただ東を目指して行く』

 

『ぎゃぁああ!!!』

 

『13秒先もわかんなくたって

精一杯僕を生きていく

何も後悔なんてないさ 前を向け』

 

『なんなんだよ、アイツ!!』

 

『止まらないさ きっと光の待つ方へ』

 

 

「てか普通に上手いんだよな、演奏。」

 

「わかる。ここがイベントじゃなく、そして悲鳴がなければ普通に聞き入ってた。」

 

「聞き入った瞬間、待つのは死だけどな。」

 

「楽器使い…あんな感じもできたんだな。」

 

「いや、多分あれは異常だ。」

 

「てか全員攻撃放つタイミング、リズムに乗ってね?」

 

「あ~…多分BGMとかあったらさ、ノッちゃうときってあるじゃん?

あれの状態なんだと思う」

 

「あ~なんかわかるわ。

それのせいなのか、余計にあの子ノッてるな」

 

「もはや感覚が音ゲーなんじゃね?」

 

「演奏しながら音ゲーって、やばいな。」

 

「あの子の被ダメ今いくつよ?」

 

「多分0だと思う。」

 

「うぇ…今回のイベントどうなってんだよ…」

 

 

 

 

 

【魅惑の旋律】

指定した位置の一定範囲内にいる敵のAGIを半分まで下げる。

〔取得条件〕24時間連続して演奏(歌唱を含む)を行う。




5/1 所持スキルの訂正
5/25 所持スキルの訂正

【今回出てきたセリフの豆知識】
『さぁさぁ歌って踊って奏でよう、おれだけのアンサンブルをっ☆』は「あんさんぶるスターズ!」より「月永レオ」のセリフです。
前に使用した『戦を仕掛けるぞ』と同じキャラです。
個人的にある程度平和で「曲」と「戦」といえば浮かぶのが彼なので、彼のセリフはよく使用すると思います。


【今回使用した楽曲】
童謡「ねこふんじゃった」
Orangestar「DAYBREAK FRONTLINE」




全く小説には関係なく、自己満足なのですが失礼します。
志村けんさん、今までいろんな思い出をありがとうございました。
「カラスの勝手でしょ」や「ヒゲダンス」、「バカ殿」だったりどれも本当に面白かったです。さらにじゃんけんの掛け声である「最初はグー」を作りあげたのが志村けんさんだった、ということを死後初めて知りました。人だけでなく動物にまで愛され、笑顔をくれていた方が亡くなってしまったという事実を私は未だに受け止め切れていません。
テレビを付ければ、また笑顔でいろんな話をして、皆を笑顔にしているあなたがいるんじゃないか、って信じたくない気持ちがあって、コロナに感染したってニュースを知った時も「まだ生きてる!大丈夫大丈夫!志村園長頑張って!」と軽く思っていました。
こんなニュースが、嘘であってほしかったです。
ご冥福をお祈り申し上げます。
そして皆さん、コロナには十分に気をつけてください。
これは本当にただの病気と軽く考えてはいけません。
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