HPに極振りの吟遊詩人になったら、別ゲーになりました。 作:涙姫
運動するゲーム買おうかな…
話し合いの数日後、私は__
「兄者、いろいろやばいんだけど…!」
「混乱で呼び方変わってんぞ?」
またお兄ちゃんにつっかかっていた。
「だって~!スキル調整が来るのは予想してたよ」
「【和音の障壁】や【悪食】の回数制限は、多分第2のお前とメイプル対策だろうな」
「便利だったから結構使ってたし、10回までっていうならまだできるよ?
スキル調整とかは仕方ないよ?そこはね?」
「そこは問題ないんだな…」
「最悪、【調魔楽聖】でなんとかなるもん」
「このハイスペックめ」
「って、問題そこじゃないの。
なんで提供した楽曲が結構大々的に発表されてるの!?」
「そこは俺に言われてもな…
ていっても、楽曲提供の一例として出ただけだろ?」
「いや、結構小さめで載ってもすみっこくらいだと思ってたんだけど…もしくは掲載はないとも思ってた」
「それはないな」
「なんで断言できるの!
それに!こんな有名になるとは思ってなかったんだが?
ていうか、楽曲提供もやらなければ良かったのか…?
どうにか消せないかな…」
「それは無理だな。
お前が作った『戦乱ストラグル』って曲、もう大量に『歌ってみた』*1とか出てるぞ?」
「え、それマジ?なんてこった…」
「それにお前が提案したんだろ?
音楽提供や演奏ができる場所について」
「うん、『音楽堂』って形になって、まさか採用されるとは思ってなかったけどね」
「第1層にあるから、新人でも楽しめるのがいいな」
「位置が私が運営と話し合った場所だからわかるけど、結構始まりの街に近いよ。
まぁ戦場で楽器が使えるのは、初期装備に楽器を選んだ人だけのままなんだけどね」
「普通はそれくらいで十分なんだよ」
「そうなもんかねぇ…若いもんのことはあたしゃわからんよ」
「なんでいきなりおばあちゃん化してるんだよ」
「後は第2層実装。
俺はすぐダンジョン攻略やるつもりだが、お前はどうするんだ?」
「う~ん、私もすぐかな。
新武器の試しもしたいし」
「新武器?もしかして楽器か?」
「そう!
初期装備が楽器で、楽曲提供をした人には1回限定で希望した楽器の専用武器がもらえるんだって。
で、とりあえずギター希望してみた」
「なるほどな。
でもなんでギターなんだ?
他にいろんな楽器があっただろ?」
「だって動きやすそうだし~、最悪近づかれたらネック持って殴れそうだし~、何よりかっこいい!」
「なるほど。あんまり考えてないことがわかった」
「失礼な!ギターでないと合わない楽曲もあるんだぞ?
あれ、結構完成度かかわってくるんだぞ!」
「そうかよ」
(んなこと、知ってるよ)
「じゃあダンジョン、攻略一緒にやるか?」
「お、やろやろ!」
「一方的な戦いになりそうだがな」
「え~っと…最後は第2回イベントだね」
「頻度が上がるとは言ってたが、結構早かったな」
「しかも今回はパーティーありなんだよね」
「そうだな。
俺はそっちは友人と組む予定だが、まずパーティー組めるのか?」
「パーティー組んだことはあるにはあるよ?」
「誰とだ?」
「メイプルさんと~」
「へぇ…メイプル…メイプル!?
どこで接点があったんだよ…」
「え~っと、初日に遭遇して、さらにリアルで知り合った」
「どうなってんだよ…」
「パーティーはイベントまでにはなんとかなるでしょ、多分」
「そうかよ…」
「うん!なんとかなる!なんとかしてみせる!」
「じゃあとりあえず第2層のダンジョン行くか」
「レッツゴ―!」
4/25 楽器発表の点について訂正
4/27 誤字訂正
ちなみに『戦乱ストラグル』は存在しない楽曲です。
私がオリジナルで考えた楽曲のため、どのような楽曲かは読者の想像におまかせします。
次回新たな楽器、ギター登場
【今回出てきたセリフの豆知識】
『兄者』という呼び方は「あんさんぶるスターズ」の「朔間凛月」や「刀剣乱舞」の「膝丸」の呼び方から失礼いたしました。
呼び方は一緒なのですが、兄への対応の差は激しいですね。
まぁどっちもそれぞれいいところがあるので、調べてみてはどうでしょう。