HPに極振りの吟遊詩人になったら、別ゲーになりました。 作:涙姫
そして前回登場した音楽堂のイメージはちょっと大きめなホールです。
ステージの他に、いくつかの練習スタジオなども用意され、使用人数は1人から何人でもOK。
練習スタジオの広さは1度に一緒に演奏プレイヤーの人数によって自動で広さが変わる特殊設定になっています。
ステージは自由にデザインできますが、ある程度の広さは固定となっています。
「で、2層に続くダンジョンを攻略にしに来てみたが…
……なんでいるんだ、イズ」
「私が誘ってみました~!」
「ふふふ、誘われちゃいました~」
「お前ら結構似てるんじゃないか…?」
「そうかもしれないわね〜」
「ね〜」
「でも正直助かったわ。
私、そこまで生産職だからしっかりした戦闘には向いてないから」
「確かに、生産職ができないことも結構あるからな」
「こういう時の助け合いは大事!」
「でも、ある程度のサポートはできるから任せてね」
「お願いします!」
「それで、その持ってるギターが新武器か?」
「うん!」
【弾奏のギター】
〔STR +25〕〔HP +100〕〔破壊不可〕
スキルスロット空欄
「ハンマーのような攻撃方法もできるよ!」ブンブン
「わかったがお前はAGI低いんだから、むやみやたらに振り回すなよ?」
「わかってる!それに【和音の障壁】は【銀鱗の鍵盤】に積んでるから使えないもん!
あと、今日は協力プレイだから【旋律のヘッドホン】の【独奏夜想曲】は使えないし」
「仲間の声も聞こえなくなるのが難点だからな」
「本当に兄妹みたいね。これで従兄妹なのがちょっと驚きだわ」
「そうですかね」
「まぁ確かに言われたこともあったな」
「さてさて全員準備できたし、早速行ってみよ~!」
「今日はずっと新武器なのか?」
「ううん、一応どっちも使いたい。
【和音の障壁】が1日10回限定になっちゃったから無駄遣いはしないようにして、多分来るであろうボス戦のために残すつもりなだけ~。
それに攻撃来たら【調魔楽聖】で反撃してやる!」
「ふふふ、頼もしいわね」
「じゃあ演奏始めるよ!」
「あぁ、頼むぞ」
「生きる居場所も選べぬなら
せめて君と愛を
枯れる記憶
「どうやら早速お出ましのようだな…!」
「ブヒィィィイイイイ」
(今回のはイノシシに似てる。演奏でも特に止まってくれる様子はないね)
「親も国も時代も選べるとして
本当に今を
決められた運命のレールを壊しても
生きれないよ君を失っては」
(【調魔楽聖】…!)
「はぁああ!!」
「えいっ!」
エテルノが演奏を行い攻撃のタイミングを一定にしながら攻撃、クロムが味方を【カバー】などを使って守り、イズがサポートを行うという構図が即座に組まれ、攻略はスムーズにすすんで行く。
「誰が世界を狂わせた?
誰がエゴを望んだ?
We Cry, We Pray to God for Miracle!!
ボクらは」
「イノシシの次はクマか…!」
(あの熊、現実でいたら種類はヒグマかな…)
「《
No Doubt!! 《
「ガァアアアアア」
(さっきよりおっきいし、多分この感じなら…!)
熊型モンスターがこちらに一気に攻め込むのを予測し、【詠唱結晶】を一点に集め__
「
闇を
(__【調魔楽聖】!)
熊型モンスターが攻撃を行うタイミングに合わせて一気に解き放った。
「
藍の華」
(『演奏は静かに聞くものよ…!』ってね!)
「ガァアアアアア!!!!!」
熊型モンスターがプレイヤーに与えるはずだった攻撃は【調魔楽聖】によって倍になって跳ね返され、全弾が命中。
それに耐えきれるはずもなく、熊型モンスターはいくつもの光になって消えていった。
「さすが2位だな…」
「もしかしたら私達、必要なかったかもしれないわね」
「えっへん!」ドヤッ
「にしても演奏しながらよく攻撃ができるな…」
「それに演奏も上手だから驚きだわ」
「?これ以上褒められても何も出ないよ?」
6/13 誤字訂正
【今回出てきたセリフの豆知識】
『演奏は静かに聞くものよ…!』は「#コンパス」より「ヴィオレッタ・ノワール」のセリフです。
「ヴィオレッタ・ノワール」も音楽家で、このセリフは遠距離攻撃時に出てくるので演奏と遠距離攻撃という共通点があったので使用しました。
ちなみに彼女が演奏をしている間、一定範囲内の敵のスキルを封じるということができるアクションがあり、個人的に厄介に感じてます。
【今回使用した楽曲】
HIMEHINA「藍の華」
関係ないですが、HIMEHINAの1stアルバム発売、1人のジョジ民としてお祝いさせていただきます。(なお、発売から結構経ってる)
これからもHIMEHINAの2人にさちあらんことを。