HPに極振りの吟遊詩人になったら、別ゲーになりました。 作:涙姫
ちなみに「樹皇」との戦いで使用した「フラムミロ―ディア」は「フラム」がドイツ語で「炎」、「ミロ―ディア」はロシア語で「旋律」という意味の単語2つを合わせてます。
そうして無事にクエストを受けた家に戻り、母親が娘さんに「退魔の泉」の水、別名【退魔の聖水】を渡した。
娘さんが「退魔の聖水」を使用すると、水色のオーラに包まれ、しばらくするとそのオーラは消えていった。
「どう?」
「ケホッケホ
うん…ちょっと楽になった
ケホッケホッ!」
「大丈夫ですか!?」
少しは静まったかと思いきやすぐに咳き込み出したため、心配になったエテルノは娘さんの背中を摩る。
「それにしてもすごい咳…
あぁ…どうしたら!」
ピロリン♪
クエスト〔博愛の騎士2〕
「2…?あぁ、これ連続するタイプのクエストなのね。
まぁとりあえず「OK」っと」 ピッ
「騎士様…!
まだ助けてくださるのですか…!」
(今回のクエストだけは、騎士っぽくやってみようかな?)
「いえいえ、困っている方を放っておくことはできませんよ。
次は何をしたら良いのですか?」
「遥か遠くの街に巨大な街があり、身につけただけで体を癒す指輪があると聞きます。
それを探していただけたら…!」
「巨大な街…?まさか第1層の街のこと…?
ってことは、身につけただけで体を癒す指輪って_」
そう言って、手元の【フォレストクインビーの指輪】を見る。
すると__
ピロリン♪
「マジですかい!?」
「騎士様…!見つけてくださったのですね…!
あぁ、なんとお礼を言っていいか…!」
「まさかのはじめから持ってたタイプ…」
「見つけるまでにどれほどの苦難を乗り越えてくださったことでしょう。
本当にありがとうございます…!」
「特にこれといった苦難乗り越えてないぞ…?
というか、これで指輪なくなっちゃうのか。
つまりVIT0…今度もう1つ取りに行こうかな」
現在【VIT 5】(【フォレストクインビーの指輪】の分のみ)
そう思いつつ、クエスト達成のため【フォレストクインビーの指輪】を母親に渡す。
「今付けてあげるからね…」
そう言って母親が娘さんの左手の人差し指に指輪を嵌める。
すると__
「グ……ッ
ガハッ…!」
指輪を嵌めた左手は禍々しいオーラを放ち、娘さんは苦しみだした。
「大丈夫ですか!?」
そう言って近づこうとしたが__
「グッ…!ア”ア”ア”ア”ア”ァァァァァァ」ガタッ
「あ、待って…!」
エテルノの体を押しのけ、苦しそうな声をあげながら娘さんは走り出し、扉の外へ走り去ってしまった。
「あぁ…!なんていうこと…!」
ピロリン♪
クエスト〔博愛の騎士3〕
「ここで次のクエストなのね。
ここはもちろん「OK」でしょ。
流石に続きが気になりすぎる」ピッ
「騎士様…!まだ私達を助けてくれるのですか…!」
「えぇ、もちろん。もうあなた方とは無関係ではないのですから。
次はどうしたらよいのでしょうか?」
「娘は恐らく「常闇の神殿」です」
「待て、なぜそこで見当がついてるんだ。
……補正か。
私が連れ戻してきます」
「案内します!」
「いえ、あなたにまで危険な目に合わせるわけには…!」
「あの子は私の大事な娘なのです。
放ってなどいられません!」
「あ、これ絶対意志曲げないやつ。
ってことは、また母親庇いながらですな。
わかりました。ただし、絶対に無茶はしてはいけませんよ」
「はい!もちろんです!」
「本当にわかっているのだろうか…いやまずNPCだから効果ないか。
では案内をお願いします」
そうして母親を連れて「常闇の神殿」に向かって行く。
セリフを「騎士っぽく」なろうとしても、予想外のこととかだと流石に対応しきれないだろうなと思う。
【今回出てきたセリフの豆知識】
おやすみ_(-ω-_[▓▓]