HPに極振りの吟遊詩人になったら、別ゲーになりました。   作:涙姫

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コロナの影響で謎の物欲が上がってネット通販をめっちゃ見まくっている気がする。お財布の紐がゆるっゆるになりそうで怖い(´・ω・`)


HP極振りと初クエスト7

「あなた歌は好き?」

 

「え、まぁ、はい、好きですよ…?」

 

「そう、そうなのね」

 

(……マジで一体誰?)

 

 

「私ね、舞台の前で歌えないの。

怖くなってしまったの。

人の目が、何故か恐ろしくなってしまって」

 

「なるほど…」

 

「でも何故かしら。

あなたからは何かを感じるの。

ねぇ、もし良かったら、私に協力してくれないかしら?」

 

 

ピロリン♪

 

クエスト〔紡がれる詩〕

 

現在行っているクエスト〔願いの歌姫〕を中止し、切り替えますか?

 

 

「え、まさかのクエスト発生!?

ただ私、クエスト攻略中だしな…

……ちょっと、ごめんなさい」

 

そうして選択肢にある〔NO〕を押す。

 

「そう…残念だわ。

でも、また来てくれると嬉しいわ」

 

「はい」

 

そうして【失われた舞台】を出た。

 

 

・・・

 

出てしばらくし、建物が見えなくなった後、エテルノはしゃがみ込み__

 

「__めっちゃ申し訳なかった」

 

軽く落ち込んでいた。

 

「何あのイベント*1

めっちゃ内容気になるし、そしてなんでクエスト中に来るの…!

もう今のクエストが終わったら、すぐ行こう」

 

 

 

 

 

そうして母親の待つ家に着き、取得した【大天使の欠片】を取り出す。

 

「騎士様、それは…?」

 

「私もよくわからないのですが、きっと役立つに違いありません」

(だって、きっとこういうクエストだもん)

 

「大丈夫でしょうか…」

 

「試す価値はありますよ」

(だって、きっとこういうクエストだもん(2回目))

 

そうして持っている【大天使の欠片】の瓶を割る。

すると瓶から光がこぼれ、眠っている娘さんの方からも光がこぼれだした。

それは段々人型のようになり、羽衣を纏ったまさに「大天使」となった。

 

「わお、べっぴんさん」

「騎士様、これは!」

 

「ありがとう。

私は悪魔からこの子を守っていたのですが、力を奪われ、逆にこの子から離れられずにいたのです」

 

「ほえぇ…」

 

「危うくこの子の命を奪ってしまうところでした」

 

「それは流石にまずいでしょ、もうちょい頑張れ大天使様」

 

「お礼にあなたに私の力の一部を差し上げます」

 

そういうと大天使はいくつもの光の粒となって消えていった。

そして大天使が消えたと同時に眠っていた娘さんが目を覚ます。

 

 

「…あれ…おかあさん…?」

 

「あぁ…!良かったぁ…!」

 

「まぁこれでクエスト終了。一件落着ってことかな…?」

 

 

ピロリン♪

<SKILL>

〔願いの歌姫〕を取得しました。

 

 

「これがこのクエストのクリア報酬でいいのかな?

とりあえず、娘さんとお母さんに話聞いておこう」

 

そうして近づき、話しかける。

 

 

「お母さん、良かったですね。

娘さんが助かって」

 

「これもすべて騎士様のおかげです…!

本当にありがとうございました!」

 

「娘さんも大丈夫ですか?」

 

「はい、騎士様。

ありがとうございます、この御恩一生忘れません」

 

 

「うむうむ、これで一件落着だね。

これ以上クエストが続く様子もないし。

じゃあ__

 

 

__行きますか、あの女性のところへ」

*1
ここでは、ストーリー(ゲーム展開)に変化を生じる事象を指すゲーム用語




やっと長かった親子クエスト終わった…!
めっちゃ話数が多くなってしまった。
ただ、また新しいクエスト開始ですw

【今回出てきたセリフの豆知識】
働きたくないでござる _(-ω-`_)⌒)_
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