HPに極振りの吟遊詩人になったら、別ゲーになりました。 作:涙姫
皆さんちゃんと運動した方がいいです。さもないと筋肉痛に苦しむことになります。
(現在進行形で筋肉痛)
さあIt's lesson time
流星のようミサイルParty
さあ教えてくれ愛ヲ×5
幸せとか どんな味なんだ…?」
そうして【詠唱水晶】の遠隔攻撃と【弾奏のギター】の近接攻撃によって、なんとか『キマイラ』のHPは3分の1までに削られていた。
すると『キマイラ』の動きが止まる。
『キマイラ』の口が光り出し、何かを溜めだした。
「何かを溜めだしたぞ…!」
「エテルノちゃん!」
だったら涙なんて…邪魔なだけなのに…」
『キマイラ』が溜めていたエネルギーを口から炎のように放出する。
エテルノはそれを間一髪で避ける。
(あっぶな…!
これぞマジの『かえんほうしゃ』ってやつ?
でも間奏部分で良かった。
歌ってる時に来てたら、避けるの辛かった)
「エテルノちゃん!気を付けて!」
「見てるだけなの、めっちゃもどかしいわ…!」
さあIt's show time
火山のよう殺伐Rain
さあお前等の全部×5
否定してやる そう…否定してやる」
そうして演奏していた曲が終わる。
「ふぅ…さて、招かれざるお客様には退場してもらわないと」
そう告げると同時にいくつもの水の粒が集まり出す。
「水面の曲よ貫け!【ムジークヴァッサー】」
水の粒はいくつもの槍に形を変え、『キマイラ』を貫く。
その数は200本を超えていた。
槍の雨によって残っていた『キマイラ』のHPは0となり『何か』を落として、光となって消え去る。
そして__
「泡沫よ癒せ」
槍となっていた水がエテルノを包み、自身のHPを回復させる。
HPが回復すると水は前に使用した時と同様に消えていった。
「ふぃ~…一丁上がり~」
「え…なにあれ」
「こっわ…」
「あれ、次イベントで使われるわけ…?」
「俺終わった自信ある」
「エテルノちゃんすっご~い!」
「攻撃プラス回復って強い」
「前回使ってたものとは、違うけれど同じスキルかしら?
でもすごいわ…創作意欲が湧いてきた!」
「何とか倒せてよかったぁ……ん?…なにか落ちてる。
これって…リボンタイ?宝石ついてて綺麗だな」
ピロリン♪
<EQUIP>
【
「ドロップアイテムキタコレ!
まぁ確認は後回しでいいや」
「大丈夫?」
(あ、依頼者の…)
「はい、大丈夫です」
「まさかあの魔物を倒してしまうなんて…」
「でもこれで安心して舞台に立てますね」
「えぇ、本当にありがとう」
「さてっと…
皆さん邪魔が入りましたが、ここからまた演奏をしたいと思います!」
「よっしゃー!」
「やったー!」
「エテルノちゃん無理しないでね~!」
「ありがとうございます!
皆さん目に焼き付けてください!なんだったら動画に撮って共有してもOK!
では行きますよ!
「今度はデュエット曲!
パートナーはこの人です!」
そうしてエテルノが指したのは依頼者のNPCだった
「え…」
「魔物もいなくなった。
それに私もいますから。
一人じゃないから、大丈夫です」
「でも…」
「いざとなればフォローします。
それにずっと歌いたかったんでしょう?
その衣装、普段着とは思えませんし」
「気づいていたのね。
……わかったわ」
その返事を聞くとエテルノは装備していた【弾奏のギター】を【銀鱗の鍵盤】に変えた。
「さぁ!いきますよ!【開演】!
では聞いてください!『星天ギャラクシィクロス』」
「遺伝子レベルの」
「インディペンデント」
「絶望も希望も」
「抱いて」
「「足掻け命尽きるまで」」
合わせるのが初めてなのか疑われる程の相性の良さに、観客は釘付けになる。
「光と飛沫のKiss」
「恋のような」「虹のバースデイ」
「どんな美しき日も」
「何か生まれ」「何かが死ぬ」
歌を続けると今までなにも演出がなかったのに光の階段が出来上がり、彼女らはそれを駆け上がっていく。階段は上で1つの舞台となっており、そこから滑り台のような道が観客席の近くまで行くように繋がっていた。
「せめて唄おう」
「「I love you」」
「世界が酷い地獄だとしても
せめて伝えよう」
「「I love you」」
「解放の 時は来た」
「星降る」「天へと」
「「響き飛べ!リバディソング
Stardust!!」」
滑り台のような道を立った状態で滑ると、どこからか水が舞い彼女らをさらに演出していく。
「「そして奇跡は待つモノじゃなくて
その手で創るものと・・・吠えろ!」」
「涙した過去の苦みを」
「レクイエムにして」
「「生ある全のチカラで」」
エテルノが観客席にファンサをすると、観客席からは黄色い声援が響き、観客の中には泣いてる人までいた。
「輝けFuture world」「信じ照らせ」
「「星天ギャラクシィクロス」」
(やっぱり歌うのって楽しい!)
歌っている二人の表情はとても晴れやかでキラキラと輝いていた。
歌を聞きつけた人々によって途中で会場がキャパオーバーを起こすなどのハプニングはありつつも、ライブは途中でトークタイムを挟んだりしつつ1時間程続いた。
後にこのライブは幻の初ライブとなり、こっそりと動画サイトに上がったライブ映像の再生数ももの凄いものとなった。
おかげでファンクラブ会員の人数ももの凄いことになっていることは容易に想像できるだろう。
ただそうなっていることなど本人は知らないのであった。
6/6 文章の1部訂正
6/9 誤字訂正
動画撮影ありのライブは意外にも存在してまして、私もたまにYouTubeとかで見たりします。まさかあるとは思っていなくて、知った時はビックリしました。
ちなみに撮影禁止なライブももちろんありますから、ルールはちゃんと守りましょう。
そして歌詞の位置がなかなかまとまっていなくて申し訳ないです。
読みやすいようにするならどのように配置するか決まっていなくて、とりあえず今は戦闘中は右寄りに、普通の時はそのままの状態にさせていただいています。良かったらご意見ください。
【今回出てきたセリフの豆知識】
『かえんほうしゃ』は「ポケットモンスター」で出てくる技名を思い浮かべ、使用しました。
ちなみに『かえんほうしゃ』はゲームの初代の頃からあり、他にも「ポケモンカードゲーム」やアニメ「ポケットモンスター」シリーズなど様々なところで使用されています。
個人的に一番印象があるのはアニメのサトシのリザードンですね。めっちゃサトシのこと燃やしてたんでw
【今回使用した楽曲】
「戦姫絶唱シンフォギア」から「魔弓・イチイバル」
「戦姫絶唱シンフォギアGX」から「星天ギャラクシィクロス」