HPに極振りの吟遊詩人になったら、別ゲーになりました。   作:涙姫

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基本的にパソコンで投稿をしてるんですけど、前回投稿する時に書いたものを投稿前に間違えて消してしまって絶望しかけました。
履歴があって本当によかった。


HP極振りのイベント3日目

たまに挑んでくるプレイヤーを倒しつつ森を進んで行くと湖があった。

 

「おぉ~!綺麗!

見晴らしもいいし、リアルだったらゆっくりしてたな…」

 

そういってエテルノは湖の近くにまで行き、その水を確認した。

 

「……うん、水も綺麗。

飲み水とかでも良さそう。

ただ見晴らしがいいってのは逆に見つかりやすいってことなんだよね。

……ん?」

 

そうして周りを見ると、近くの木に大きなツリーハウスが建っていた。

 

「お~、すごくおっきいし、洒落てる。

で、こういうとこにあるってことはメダルありの可能性あり。

ということで行ってみますか」

 

 

 

 

ツリーハウスの中に入るとそこには転移ゲートがあった。

 

「転移ゲート…ってことはまたダンジョンとかの可能性ありか。

念のために【銀鱗の鍵盤】に変えておいて…

………よし、行くか。」

 

そうしてエテルノは【銀鱗の鍵盤】に装備を変え、転移ゲートをくぐった。

 

 

 

 

その先にあったのは赤い結晶によってできた広間だった。

 

「綺麗なとこの先は綺麗なとこだったと…」

 

グルルルルルル

 

__いきなり唸り声が聞こえた。

 

「やっぱこういうとこにはいますよね」

 

そういって唸り声が聞こえた方向を見ると(たてがみ)が赤々とした炎ででき、爪やところどころに赤い結晶を纏ったエテルノの数十倍の大きさの獅子がいた。

別名『炎獅子(えんじし)』である。

 

 

「うへぇ…これは本気でヤバそうだぞ~?」

 

「ガアアアアアアアアアアア!!」

 

そういって思ったことをそのまま一言言うと、同時に『炎獅子』は即座にエテルノを襲いかかった。

その爪は鋭く、一撃は恐ろしい威力にことになるのは火を見るよりも明らかだった。

 

 

~♪~♪

 

「【調魔】!」

 

そういって軽く演奏を行い、エテルノは数m先になんとか移動した。

エテルノの立っていた位置には大きな爪痕が残されていた。

 

「ひぃや…待ってあれ絶対痛い!

あんまり食らいたくないんだけど…!」

 

そうしてエテルノは『炎獅子』の猛攻を【調魔】を利用して攻撃がくるタイミングで、なんとか交わしていく。

 

 

しばらくすると『炎獅子』は猛攻を一度やめた。

そして今度は大きな赤い結晶を作り上げていく。

 

「今度はなんだ…?」

 

そうして作り上げられた赤い結晶を『炎獅子』はエテルノに向かって放った。

もちろんエテルノは【調魔】を使用して避ける。

しかし避けた結晶は地面に落ち、その場所は高温によってマグマのように溶けていた。

 

「待って!?え、地面溶けた!?

え、こっわ!待って、こわっ!!」

 

そうしている間にも『炎獅子』は次の赤い結晶を作り上げていて、エテルノを狙っていた。

 

「いやいや待て待て、待ちなさい!

地面落としたら落としたで溶けるって、あれ危険すぎるでしょ…!

流石につっら…!」

 

『炎獅子』は次の結晶をエテルノに向かって放った。

 

「【和音の障壁】!

地面に落ちたら移動できる場所も制限されるし、とりあえず一度受けた方がまだマシ!」

 

そうして【和音の障壁】で受けると命の結晶となって【銀鱗の鍵盤】を飾った。

 

 

「さてさて…これはどうするべきか…」




メイプルたちが遭遇した『銀翼』が氷なら、エテルノちゃんが遭遇するのは真逆の属性にしてみようと思った結果がこれでした。


【今回出てきたセリフの豆知識】
『いやいや待て待て、待ちなさい!』は「戦姫絶唱シンフォギアAXZ」のCMにて、「マリア・カデンツァヴナ・イヴ」が言ったセリフから拝借しました。
シンフォギアの癖の強いCMは2期である「戦姫絶唱シンフォギアG」から始まったのですが、毎回CMの内容が放映されたアニメの内容がとちゃんとリンクしていて、CMというかほぼショートコントなんですけどホントに面白いです。
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