HPに極振りの吟遊詩人になったら、別ゲーになりました。   作:涙姫

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春に始まったアプリがハーフアニバーサリーを迎えてるのを見て、半年もう過ぎたという実感が湧かなかったからビックリした。
時間が過ぎゆくのが早すぎる。


HP極振りとお屋敷1

「お化け屋敷…」

 

「ドシタノ?」

 

「いや、問題はない……と思いたい」

 

「???」

 

 

「とりあえず、行くか」

 

「イクカー」

 

「特に何もなければいいんだけど…」

 

 

 

キィーーー

 

 

 

「扉の開ける音すら不気味に思えてくるんだけど…」

 

「ピィー」ピューン

 

「あ、ちょっと…!

もう……勝手に行っちゃった…

内容によっては苦手なんだけど…」

 

 

ホラーにも様々な種類がある。

一部の要素としてホラーが出てくるもの。

ホラーが主体となったもの。

 

その中にもサバイバルホラーという、アンデッド*1や超自然的な敵などが直接に身を脅かすもの作品が特に苦手なのだ。

 

「ある程度デフォルメしているもの*2ならまだできるけど、あまりにリアリティの高い作品は苦手なんだよね…

特に3D*3でがっつりスプラッタ*4なものは特に無理…

まぁ、別にホラー要素の入ったゲームは嫌いじゃないもん…

ホラー要素の入った乙女ゲームにもいっぱいあるし、好きなのも結構あるもん…

ていうか、バッドエンドがホラーっぽいのは結構あるし…

大丈夫大丈__」

 

 

ゴロゴロガッシャ――――ン

 

 

「ヒッ!?

ただの雷、ただの雷…今のはただの雷。

うん、ホラーじゃない…

それにまだお化け屋敷って決まったわけじゃない…

よし……とりあえずスオーノ探さなきゃ」

 

 

 

 

 

そうしてしっかり踏みしめながら洋館の中を進んで行く。

一歩足を進めるたびにギイギイ、ミシミシと床が音を立てている。

その音にビクビクしながらも足を止めずに進んで行く。

 

「スオーノ~?スオーノ~?

いたら返事して~?」

 

しかし、スオーノの姿は見当たらず返事すらも返ってこない。

部屋をいくつも確認しながら進んで行くがそこにもスオーノの姿はなかった。

 

「どこ行ったんだろ…スオーノ…

できれば1人は嫌なんだけど…」

 

 

 

 

進んでいくうちに、これといってお化け屋敷のようなものはなかったので段々エテルノは落ち着きつつあった。

そうして次にたどり着いたのは灯りを点けていないので真っ暗だったが、コンロのようなものがあったので、キッチンのようだった。

 

「スオーノ…?いる…?」

 

そうしているとガサゴソという物音が聞こえた。

 

「何かいるの…?

真っ暗だから何も見えないから灯り…灯り…あ、あった。」

 

そうして灯りを点けると、そこにはキッチンにあるテーブルで謎にうごめく紙袋があった。

 

「な、なんで紙袋が動いて…?

まさかこの中にスオーノが…?」

 

 

エテルノはそろりそろりと音を立てずにその紙袋に近づき__

 

「えいっ!」

 

一気にその紙袋を剥ぎ取った。

その中には赤い何かにまみれた生き物がこっちを向いていた。

 

「ビィイイイイ!!!」

 

「ぎ……

ぎやぁああああああああああ!!!

*1
かつて生命体であったものが、すでに生命が失われているにもかかわらず活動する、超自然的な存在の総称。

*2
人間や動物の特徴やサイズを誇張したり、変形させたりして描かれているイラストなどのこと。

*3
「3次元の」、あるいは「3次元」を意味する。物体構造などのモデリング、立体視等の用語などに用いられる。「three-dimensional」あるいは「three dimensions」の略語。

*4
猟奇殺人、大量虐殺、血しぶきなどを描いたホラージャンル




乙女ゲームのバッドエンドって主人公が亡くなったり、攻略対象が亡くなったりする場合があるからホントに、「これホラーじゃん」って思う作品があったりします。



ちなみにエテルノちゃんは乙女ゲームで攻略対象が吸血鬼だったり、不死者だったり、バッドエンドでキャラが亡くなったりといったホラー要素の少し入った作品とかはやりますが、ガッツリホラー!スプラッタ!みたいな作品(一例をあげるとすれば「バイオハザード」シリーズ)は避けてます。

なお、作者もこのタイプ。
ホラー映画見た暁には、夜にめっちゃビクビクしながら生活するほどの小心者ですw
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