はじまりの罪を背負う者達は…魔王達と共にあり 作:五月雨☆。.:*・゜
プロローグ
「………ここは、どこだ?」
黒いコート、黒いズボン、黒いネクタイ、真っ赤なワイシャツを身につけた黒髪赤のメッシュ黒目の青年、闇の王子は周りを見て、そう呟いた。そこは、豊かな草原と澄みきった青空が広がっていた。
「俺は、闇の王を倒して…彼女と共に数万年の眠りについた筈なのに…」
そんなときに闇の王子は何かに気づいた。
闇の王子は目を細めて、遠くを見た。
「……何か、いるな」
そこには誰かの人影があった。
しかし、そこからでははっきりとした姿が見えなかった。
「………仕方ない。今はその人聞いてみるか……」
闇の王子は他にすることが無いと思い、人影のほうに黒い翼を出して飛んで行った。
膝裏までありそうな長い銀髪に青目のきれいな女性が立っていた。
彼女の側には白い2脚の椅子と小さなテーブルがあった。
さらにテーブルの上にティーセットと付け合わせの菓子が置いてあった。
それは、まるで来客の準備をしているかのようだった。
すると、女性は闇の王子に声をかけた。
「お待ちしておりました。黒の国の闇の王子様」
「!?………あんたは誰だ?それと、なぜ、俺の名前を知っている?」
「申し遅れました。私は時の神、クロノスと言います。」
「時の神が俺に何の用だ?」
「あなた達に第二の人生を歩んで欲しいと願い此処にお呼びいたしました。」
「あなた達?まさか!!彼女も!?」
「そうです。彼女もいます。なのでちりじりになっていた七つのルーンのうちの3つはあなたが持っていて欲しいと彼女から預かっていますので受け取ってください。慈愛のルーン、破壊のルーン、運命のルーン」
「あぁ、わかった。彼女から預かったルーンは責任を持って必ず転生した異世界で彼女に渡そう。」
「了承してくれてありがとうございます。闇の王子様。では、あの穴に飛び込めば転生する世界に行けますが数年は彼女とは会えないことと貴方様の力を一時的に封印いたします。時が来れば解けますのでよろしいでしょうか?闇の王子様。その覚悟はありますか?」
「勿論だ。ありがとう…時の神、クロノスだが、あんたが転生した先での世界で俺の何を試そうとしてるのか知らないが… 俺は誰かの操り人形になる気もないし、彼女と一緒に入れればそれでいい。あとは自由にさせてもらう。……それだけだ……それだけでいいんだ…」
闇の王子は…そう言うと、時の神クロノスの言葉を待たずに穴へと飛び降りた。
「(君と再会出来ることを楽しみにしているよ)…アイリス」
闇野楓君の追加して欲しい技能
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夜目
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バッドステータスを受け付けない(呪い等)
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戦い度に少しずつ攻撃力が上がる
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闇の憤怒、掌に赤黒い炎で全て灰にする力