初投稿なので至らぬ点がございましたら申し訳ございません。
誕生日おめでとうございます。
まさか誕生日にケーキを作るだなんて、
昔の自分に伝えても信じはしないだろう。
誕生日
日菜と私の生まれた日
私と日菜が姉妹になった日
それがこんなにも特別に感じるのは、かつての冷たい思い出のせいだろうか。だとしたらいつか、何気ない日常の一ページになってしまえばいいのに。
そんな物思いにふけりながら、出来上がったいちごのケーキを眺めていると、
元気な声と共に扉が開いた。私の手元を見て、屈託のない笑顔を浮かべる私の妹。
なんだかそれが気恥しいけれど、それよりもこの笑顔がかけがえのないもののようで、私も口角が上がってしまう。
特別で良い。そう思った。
あの関係があったからこそ、今こうして笑い合える。
私は私の音を見つけ、日菜との約束を経てここにいる。
全て無駄でなかったと思うのは、エゴだろうか。
それでもこの笑顔のためならば、一年365日のうち一日くらい、
デコレーションしてもバチは当たらないだろう。
ケーキの上のいちごのように、特別な日には、特別な思い出を。
そんなことを考えながら、ソファの上から手招きしている大切な妹に向けて
「誕生日おめでとう。日菜。」
またひとつ思い出をトッピングした。
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誕生日は大好きだ。色んなひとがお祝いしてくれるし、なにより大好きなおねーちゃんとお揃いだから。
今日だって、パスパレのみんなが誕生日パーティを開いてくれて、
お祝いしてくれた。
りさちーも薫くんもおめでとうって言ってくれた。
やっぱりお祝いってるんと来るよね!
言った人も言われた人も笑顔になれる。サイコーの言葉!
そんなことを考えながら、暖かくなってきたとは言え、まだまだ冷える道を歩いて行く。
去年までは誕生日もあんまりるんと来なかったなんて思いながら。
どんなに祝われても、大好きな人がつらそうだったら意味ないんだな。
でも今は違う。
私もおねーちゃんも笑って今日を迎えられた。
なんだかどうしようもなくるるるんっと来ちゃって、駆け足気味に扉を開け家に入る。
そこにはおねーちゃんが作ってくれたらしいいちごのケーキと、照れくさそうなおねーちゃん。
思わず笑顔が止まらない。そんな私を見て、おねーちゃんも笑ってる。やっぱりあたし、誕生日が大好きだ。
あたしとおねーちゃんが生まれた日,。
おねーちゃんとあたしが、姉妹になれた日。
ソファに座って、手招きしていると
おねーちゃんがあまりにもるんっと来ることを言ってくれたので私も、
「誕生日おめでとう!おねーちゃん!」
大好きな今日にまたひとつ幸せをトッピングした。