まどか☆マギカ交差伝 宇宙一馬鹿な侍   作:二道 無限

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 はい、前回はまどマギサイドのエピローグでした。

 そして、銀魂サイドのエピローグをお楽しみに!

 


プロローグ2 坂田銀時

             万事屋銀ちゃん 寝室  

 

 

 

 ふと、銀時は天井を見上げていた。

 

 「・・・・・・・・・・・」

 

 その天井は久々に感じている感覚に見舞われていた。

 

 その時、けたたましい目覚まし時計が鳴っていた。

 そして、柄にもなくそのけたたましい目覚まし時計を静かに止めていた。

 いつもなら、ぶっ壊すような勢いで止めていたのに、柄にもなかった。

 

 するとふすまを開ける音がした。

 

 「銀さーん、ってあれ?」

 ふすまを開けたのは眼鏡をかけた少年、志村新八だった。

 新八は、怪訝な表情で銀時を見ていた。

 

 「めずらしいですね、銀さんが早起きなんて」

 新八のリアクションは銀時にとっても、正しい反応だった。

 

 「あぁ・・・・・・そうだな」

 銀時にとっても、どうして早く目覚めたのか、分からなかった。

 

 ただーー。

 

 「なあぱっつぁん、もしお前魔法が使えたらどうするよ?」

 ふと、新八にそう尋ねていた。

 「何ですか魔法って・・・・・・でも・・・・・・そうだな、多分最初はありきたりなことからやると思いますよ? 空を飛んだりとか」

 新八の平凡な答えに銀時はーー。

 「だったらアレだ、あと二十年後彼女作らねェでムラムラしながら過ごせば魔法使いになれるから、頑張れよ」

 そうぞんざいな言葉を新八に投げかけた。

 「しばき倒しますよアンタ」

 新八はそう銀時にキレ気味で突っ込んだ。

 

 

                 ***

 

 

 

 それからしばらくして、新八の幼馴染、タカチンこと高屋八兵衛が万事屋に尋ねてきていた。

 

 新八にあずかっていた、DVDーboxの隠し場所が見つかったため、取りに来ていた。

 

 「悪いな新ちゃん、DVD預けっぱなしにして」

 「タカチンも、僕の所も厳しいから隠し場所には気を付けてね」

 そう言って、タカチンは新八からDVDーboxを受け取った。

 

 そんな時、銀時はDVDの表紙に描かれているキャラクターに驚いていた。

 

 「オイ、その拍子に描かれている魔法少女・・・・・・」

 銀時のリアクションに、タカチンと新八は驚いていた。

 

 「ど、どうしたんすか?」

 「まどマギに興味があるんですか?」

 

 二人は銀時に対して、それぞれの質問をした。

 

 「誰が、魔法少女に興味あるっつった。 そんなことより、まどマギって何?」

 銀時ははぐらかしつつも、まどマギに関して質問していた。

 

 タカチンは銀時がどうしてそんな質問をしたのかは聞かなかった。

 新八も、どういうわけか聞きづらい空気を感じたのか、それ以上は聞かなかった。

 

 「じゃあ、まどマギに関してなんすけどーー」

 

 タカチンから聞いた、まどマギの物語は希望と絶望を繰り返す物語だった。

 

 ーー主人公の少女は、ある日自分が通う学校に転校生が来たところから始まったこと。

 

 ーー不思議な声に導かれ、魔法少女の世界に踏み込んだこと、転校生も魔法少女であったこと。

 

 ーー憧れた魔法少女が戦死したこと、その後で親友が魔法少女になったこと。

 

 ーーその魔法少女は、いずれ人間の敵に変わってしまう事や、転校生が主人公を救うために戦っていたこと。

 

 ーーそして、主人公は世界と魔法少女を救うために神となってしまい、転校生は主人公が作り替えた世界で戦い続けるという結末だった。

 

 銀時はまどマギの話の流れを聞き終えた後にーー。

 

 「おいおい、魔法少女思いっきりツミってんじゃん、東映世代や五歳児の少女が泣くぞ・・・・・・」

 

 そう感想を述べた。

 

 「なに言ってんですか銀さん、まどマギの話題なんてこの漫画の第三百六十一訓に出てますからね」

 

 そう言って、新八は銀時に漫画版銀魂を手渡した。

 

 ーーあ、ホントだ。

 

 内容を確認すると、確かにゴリラ原作者の回で『まどマギ』の単語が出ているコマがあった。

 

  

 そのコマを確認し終えたあとにーー。

 

 「悪りーな変なこと聞いてよ、あー甘いもん食いて―」

 

 そう言いながら銀時ははぐらかすように玄関に向かった。

 

 「あ、ちょっと銀さんどこに?」

 

 「甘いモン喰ってくる」

 

 新八にそう単発的に答えて、銀時は外に出た。

 

 

 

                  ***

 

 

 

 

 銀時は甘味処でパフェを食べ終えたと、かぶき町をふらついていた。

 

 不思議と、かぶき町から離れていた気分を感じていたため、ふらりと、コンビ二に立ち寄って、愛読書である週刊少年ジャンプを立ち読みしていた。

 

 この行為ですら、懐かしく感じていた。

 

 

 そう、銀時はまどマギの世界の記憶があったからだ。

 

 だが、もしそうなら、DVDの内要なんて変わっているはずだ。

 

 タカチンから聞いた限り、おそらくはーー。

 

 「まぁ、少なくともジャンプがない世界はこりごりだな」

 

 夢見気分での体験だと思いながら、そう言いながらふらついていた時だった。

 

 『ありがとう』

 

 銀時は後ろを振り返り、声の主を探した。

 

 確かに、聞き覚えのある少女の声がした。

 

 銀時はあたりを見渡しても声の主は見つからなかった。

 

 「何で、ほむらの声が・・・・・・」

 

 銀時は何故、ここにいないはずの少女(ほむら)の声が聞こえたのか分からなかった。

 

 ただ分かっていたのはーー。

 

 ほむらの声が明るく穏やかな声であったことは、たしかだった。

 

 そう悟って、銀時は万事屋へと帰っていった。

 

 少し、微笑みながら見えない明日へと向かって。

 

 それがたとえ、長い夜明け前の夜の時代だったとしてもーー。

 

 

                  ***

 

 

 

        まどか☆マギカ交差伝 宇宙一馬鹿な侍  終

 

                

 




 はい、まどか☆マギカ交差伝 宇宙一馬鹿な侍がようやく終わりました。

 皆様、銀魂とまどマギの三次コラボ小説にお付き合いいただきありがとうございました。

 最後の最後まで、エレファント速報に自己解釈で書いただけですが。

 出来るだけ、銀時とまどか達の長い日々を書けたと感じました。

 またいつか、銀魂とまどマギのコラボを書くならーー。

 なんて、考えていますが、いつかまたお会いしましょう。

 それでは、ご意見ご感想お待ちしております。
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