熱いの嫌なのでINT極振りの氷結特化にしたいと思います   作:ヴィヴィオ

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フェイトキャラは出さない予定でしたが、シトナイと同じく、アバターとして出す事に変更します。具体的にはジャックやアリス、アビゲイルやラヴィニアです。ジャンヌ・リリィも予定。つまり、子供達の遊び場。
アビゲイルとラヴィニアがお姉ちゃん。ジャック、アリス、ジャンヌ、イリヤがその下です。


第6話

 

 

 

 

 毒に染まった井戸から【月の水樹】に捕まって脱出し、井戸の外に居るおばさんに拾った形見の品であろうアイテムを見せて選んでもらう。品物の一つを渡すと喜んでくれる。

 

「ありがとうございます。他の品物は誰の物かわかりませんが、心当たりをお教えしますのでお届けするかどうかはお任せします」

『毒の井戸と形見の品。クエストを達成しました。報酬として毒耐性の腕輪を手に入れました。続いて遺品の返品クエストを行いますか?』

 

 クエストを受けるかどうかを聴かれたので、受けることにして表示されたマップを回って届けていく。それでも何個かのアイテムが残った。そちらには報酬がなかったけれど別に構わない。ただ、残ったアイテムがあるので、こちらが報酬なのかもしれないし、供養だけはしておこう。共同墓地を聴いて、そこに埋めて祈っておく。

 それから、水樹の池で眠る。ただ、普通に寝ても人に見られたり、話しかけられたりするから、月水樹を生み出して、私の周りをしっかりと囲うようにする。前からある水樹に新しく作った月水樹を合わせるようにして、洞みたいなのを作りだしてそこをベッドにするの。入口も閉じたら、暗くて冷たくて気持ちがいいウォーターベッドになる。

 

 

 ◇◇◇

 

 

「ん」

 

 起きたら、メニュー画面を出して時間を確認してみる。今日は水曜日で時刻は朝八時。結構、寝ていたみたい。メッセージを確認してみると、お姉ちゃん達から連絡が来ていたので、返しておく。どうやら、お姉ちゃんは無事に日の水樹を作り出してスキルを手に入れたみたい。

 簡単にスキルの事について書いてあったけれど、【日の水樹】は温かい水を生み出すみたいだけれど、火属性の魔法とは相性が悪くて使いずらいらしい。それに【日の魔力】は呼吸できずに手に入らなかったので、蒸発させたらしい。お姉ちゃんがちょっと怖い。まあ、お姉ちゃんも食べられたみたいで良かった。

 どちらにしろ、詳しい話は会って話す事になった。今日は夕方に集まるから、それまでは自由時間。なので枯れた井戸の方へ行ってみる。流石にこの時間だと空いていると思う。ウサギさんとも決着をつけたいけれど、そっちは後でいいからね。

 

 さて、村の外れにある枯れ井戸にやってきた。予想通り、人は少ない。水樹を作っている人はいないみたい。でも、一部の人は枯れ井戸に飛び込んでいっているみたい。むしろ、枯れ井戸の前に並んでる。その最後列に並んでいる赤い鎧の大楯使いの人が振り返って私に気付いた。

 

「お、嬢ちゃんも()()()()()()()()()()()()()に挑戦か?」

「……たしか、クロムさん……」

「おう。覚えていてくれたんだな。っと、悪い。確か赤は嫌いだったな。ちょっと待ってくれ」

 

 そう言いながら、メニュー画面を開いてアイテムストレージから外套を羽織って、兜の装備も変えて赤色を無くしてくれる。

 

「なんで……」

「一応、イズから話は聞いているからな。変な事はしないから、こっちに来るか。情報を教えてやるぞ」

「ん」

 

 行くか、行かないかで逡巡するけれど、聞き捨てならないことを言われたので、てくてくと歩いて後ろに並ぶ。

 

「あの、()()()()()()()()()()()()()って……」

「ああ、それか。ここで水樹を最初に作ったのは嬢ちゃんだったよな」

「は、はい……」

「どうやっても嬢ちゃんみたいに成長させられなかったんだが、普通の実をつけるぐらいは一部が成功したらしい。泣き声の事もあるし、井戸で試していたらしい。その結果、水樹の水で井戸が溜まったんだ。すると、壁が壊れて一気に排水され、その先にダンジョンがあったらしい」

「っ!?」

 

 わ、私が見つけようとしていたのにっ!? 先越されたぁっ! 悔しい! 凄く悔しい! 人が集まってるのを我慢して行けば……それこそ夜でも行ければ私が見つけられたのに! でも、やっぱり怖いから無理かなぁ……

 

「どうした?」

「なぁっ、にゃんでもないれす……」

「噛んだな」

「か、かんでないもん!」

「そうかそうか。まあ、そんなわけで【潜水】や【水泳】が使える連中はこぞってこのダンジョンを攻略しているんだ」

「その二つがいるんですか?」

「壁が壊れるまでは水中に居ないといけないからな。まあ、無理矢理回復アイテムを使いながら突破することはできる」

「そう、ですか……」

 

 どうしよう。このまま帰るか、それともこのままクエストを進むか。ううん、考えるまでもないよね。別にダンジョンを最初に攻略したいわけでもないしね。

 

「あ~なんだ。現状、わかっていることを教えようか?」

「お願い、します……」

「まず、前提条件として難易度がかなり高い。トッププレイヤーでもなんとか攻略できる難易度になっている」

「そんなに……」

「ああ。というか、ほぼ即死系の罠が最初からあってかなり強いモンスターが居るんだ。どちらも一撃を受けたらタンク以外は死ぬ。それほど理不尽なものだ。それと出てくるモンスターは魔法系が多いから、物理攻撃があんまり効かない」

「うわぁ……」

「何処かに弱体化する手段があるんじゃないかって話だが、まだみつかっていない。それに変なカウンターもあるんだよ。まあ、行ってみるといい。入口は問題ないし、妖精も見えるしな」

「妖精……」

 

 もしかして、雪の妖精? それなら行ってみたい。

 

Спасибо(すぱしーば)。行ってみるよ」

「ああ。そうしてみるといい。っと、順番だな」

「みたい。それじゃあ、頑張ってね」

「ああ、そっちもな」

 

 クロムさん達が飛び込んでいき、魔法使いが水を出して溜めていく。しばらくすると水が完全に溜まると、下の一部が開き、そこから全てが吸い込まれていく。

 すぐに水位が無くなり、誰もいなくなった。なので、枯れ井戸の中に入って【月の水樹】で水樹を生み出して、水を放出させる。MPが結構減っていくのでマジックポーションを使って回復していく。

 水がいっぱいになり、水中で待っていると壁が開いて吸い込まれていく。水流で流されていくと、壁に色々な文字や壁画が見えてくる。どうやら妖精語みたいだけど、ほぼ読めないし欠けていたりしているから、意味が分からない。

 そんな状態で流されていくと、何処かの水中に出た。上の方に光が見えるので、そちらに行ったらいいのだと思う。でもその前に水中が気になる。さっきの欠けた壁画とかもあるかもしれない。ただ、底は真っ暗な上にかなり深いみたいなので何があるかはわからない。

 でも、だからこそワクワクする。そんなわけで、底に向かって泳いでいく。いや、AGIとDEXがないから落ちていくというのが正しい。私はほぼ泳げず歩くのが基本になる。手足を動かしたら、一応はゆっくりと、それはもうゆっくりと空中でも進むことはできる。戦闘なんて無理だけどね。

 さて、ゆっくりと底を歩いて色々と調べていく。【暗視】スキルがあるので光源がなくても問題ないし、【水中適応】のお陰でいくら潜っていても大丈夫。

 しばらく探していると、宝箱を見つけることができた。()()()()()()()()()()()()。つまり、中身は存在していないんだよね。もう誰かに取られているのかも。

 他にも色々と探してみるけれど、残念ながら宝箱は全部取られていた。後は錆びた剣や槍、鎧などが放置されていたりもしたけれど、使えないみたいで拾えない。でも、他にもあるかもしれないし、そもそも見たいのは壁画とかの方だしね。そんなわけで、頑張って探索してみると何個かの壁画が見つかった。中には倒れていたので持ち上げて裏返したりする必要もあったけれど、なんとかなったよ。それらをスクリーンショットに納めて、繋ぎ合わせることで解析していく。

 ほとんど意味が分からないけれど、ここには何かの力を封印されているというのが妖精語で書いているのがわかった。ただ、肝心の事はわからなかった。

 それとなんだか大きな生物の骨もあった。首がいっぱいある生物の骨。それが何なのかはわからないけれど、生きていたら強そう。死んでいるからわからないけれど。

 

 

 

 粗方探索が終わったので、上にある光に向かう。端っこまで移動して手で登っていく。でも、流石に距離があったので、【月の水樹】を使って登ることにする。

 枝を掴んで水中から出ると、そこは洞窟だった。天井には無数の大きな木の根があり、所々に光る物があり、照らされている。ただ、暗い場所にも何かがあるみたい。

 

「うぅ……女王様……」

 

 水樹の育つ方向を操作してから陸地に降り立ち、ノコギリで斬り落としてアイテムストレージに仕舞う。勿体ないからね、

 

「あ、あのぉ……」

 

 声が聞こえてそちらを見ると、氷で出来た四枚の翼を持つ掌サイズの小さな男性。その先に根の部分に作られた扉があり、その上にカウンターが配置されている。その数字はすでに125を表示されている。

 

「初めての人ですよね?」

 

 確かにここに来たのは初めてなので、勉強しているロシア語で返事をする。

 

Да(だー)

「僕は雪の妖精(スノーフェアリー)。どうか、僕を助けてください」

「助ける?」

「はい。僕は愛する女王様を助けるために妖精界からやってきて旅をしていたんだけれど、悪い妖精追ってきて、僕の力を封じたんだ。そのせいで僕はここから出ることもできない。どうか、僕に力を貸して欲しい。僕の力はこの扉の奥に封印されているから……お願い! もちろん、お礼は用意しているよ」

 

 私の視界に青いスクリーンが現れて『雪の妖精からのお願い』というクエストが発生した。雪の妖精と冬の女王というクエストではないみたい。

 

「わかった。でも、待っていて」

 

 悪い妖精は良い妖精で、本当に悪いのはこちらの妖精と冬の女王? とりあえず、ここはダンジョンみたいだから、まずこの部屋を探索してみる。特に暗闇になっている場所に何があるか、気になる。

 

「あ、そっちには何もないよ」

「気にしないで」

 

 妖精さんが色々と言ってくるけれど、気にせずに木々に隠れて暗闇になっている方に移動する。

 

「『ちっ、気付かれないか……いや、気付かれても大丈夫か』」

「? 何か言った?」

 

 妖精語で話したみたいで、聞こえていたけれど聞こえていなかったふうに聞いてみる。

 

「なんでもないよ。それよりも何もないから、あの扉から……『人間風情が、僕の言う事をさっさと聞けよ』」

 

 あの子達が言っていたように悪い妖精さんみたい。あ、何かある。暗闇のところを探してみると、小さな子供用の鞄が見つかった。それには血がついている。他にも服の切れ端とかが木の根に挟まったりしている。そちらに視線を軽くやると、すぐに妖精さんが私の視界を遮ってくる。

 

「さあさあ、こっちだよ。そこにはゴミしかないよ」

「鞄とかあるけど……」

「ここに迷い込んできた物だよ。たまに流れてくるからね。それよりも、早く早く」

 

 髪の毛を引っ張られて木にある扉の方へと連れていかれる。痛い。髪の毛が引っ張られて痛い。思わず妖精さんを掴む。

 

「何をするんだ!」

「それはこっちのセリフだよ! 痛いじゃない!」

「あ、ごめんよ。悪かった」

「わかればいい」

「『人間風情が今に見てろよ! 力さえ戻れば……』それで、手を離してくれないかな?」

「ん。わかった。でも、その前にお仕置き」

「え?」

「【月の水樹】」

 

 お仕置きのために両手で握りしめ、掌から最大MP240を使って【月の水樹】を生み出す。複数の枝が妖精さんを貫く。そして、妖精さんのMPをどんどん吸っていく。そのMPを水樹を成長させるのに使う。

 

「かはっ!? な、何を……」

「妖精さんは悪い妖精さんだよね。知ってるよ。殺された子供達が教えてくれたもん」

「ち、違う! 僕は良い妖精だ! 子供達なんて知らない!」

「ねえ、妖精さん。ちゃんと白状したら助けてあげる。子供達をどうしたの?」

「だから……」

「私、妖精語は理解できるよ? それにこのままだと干からびるけれどいいの?」

「『わ、わかった! 言うから助けて!』」

「『教えて?』」

「『ぼ、僕は復活するために身体や生命力を欲していたんだ。だから、ここの川を通って井戸から出たりして誘い込んだり、声をかけて呼び寄せたりしたんだ』」

「『操ったりしたの?』」

「『妖精ならそれもできるから……』」

「『つまり、食べたのかな?』」

「『ち、違う、食べたりはしていない。ただ、身体を借りただけで……』」

 

 借りるだけで返していないんだね。それにいっぱい殺した。

 

「『自分の物にしたんだね』」

「「うっ……そ、それは……」」

чувство вины(有罪)

 

 処刑方法をどうしようかと考える。妖精さんは暴れるけれど、私の水樹からは逃れられていないし、チクチクと私のヒットポイントゲージが削られる。でも、それよりも妖精さんを水樹で覆って檻を作る方が早い。檻ができたら、四方八方から突き刺してMPを吸い取る。

 

「『やめ、やめろぉぉぉぉぉっ!』」

 

 どうやって倒そう。試しに攻撃してみよう。せっかく、闇属性の魔法が手に入ったんだしね。

 

「【怨霊の御手】」

 

 地面に赤黒い光を発する魔法陣が現れて、中から黒い小さな手のような物が無数に伸びてきて、妖精さんを掴んで引きずり込もうとする。でも、妖精さんには一切ダメージが発生しなかった。

 

「『む、無駄な足掻きだ! お前に僕の防御力は抜けない!』」

 

 本当みたいで、私の魔法じゃINTが足りないみたいで妖精さんにダメージを与えられない。まあ、レベル1だし、スキルを合わせて200ちょっとじゃ駄目みたい。なら、ノコギリでギコギコしてみるけれど、こっちも駄目だった。STRも全然足りない。

 こうなると丸かじりしてみたらいいかもしれない。けど、やっぱり食べるのは嫌かな。よし、このまま様子をみよう。とりあえず、MPが吸収できなくなるまでは放置したらいいかな。

 

 

 

 ◇◇◇

 

 

 

 24時間が経った。そろそろ一度ログアウトしないといけない。でも、妖精さんのMPはまだ消えない。私は木の根を椅子にしてロシア語の勉強をしたり、周りの探索をしたりしていた。

 水樹自体はここに水脈があるし、魔力は妖精さんから貰ってそれをそのまま使っているので私の水樹がどんどん育っていっている。そのおかげで【育樹Ⅹ】も育った。

 出来た実も水樹の実以外にも妖精の実とかもあって、それを食べて過ごしたりした。後、枝でツンツンしたりしながら観察日記をつけたりもしてみたよ。

 

「『いやだぁぁぁっ! 死にたくないぃぃっ! 僕は女王様とっ、一緒にいたいだけなのにっ! おのれっ、おのれっ、人間! この恨み晴らさずべきか!』」

 

 あ、妖精さんが光の粒子になっていった。なんでだろ? 【月の水樹】にはHPダメージを与える方法なんてないのにおかしい。それに殺したくなかった。雪の妖精さんなら、氷魔法とか教えてくれたかもしれないし、好きな人ともう逢えないのは可哀想だから。

 

『レベルが12に上昇しました。スキル【妖精の呪い(フェアリー・カース)】を習得しました。このスキルにより左右、どちらかの目が呪いが解除されるまで見えなくなります』

 

 急に選択画面が現れたので、左目を選択してみる。すると左目が一切見えなくなった。【暗視】スキルも一切使えない。一応、消せるみたいだけど、消さない方がいい。これは妖精さんを殺した呪いだし。

 

『スキル【大物殺し(ジャイアントキリング)】を習得しました』

 

妖精の呪い(フェアリー・カース)

 身体の何処かが呪われて使えなくなる。腕が動かなかったりなど様々なデメリットを与えられる。このスキルは一度除去すると手に入れる事ができません。

 習得条件

 妖精をMP吸収で倒す。

 

大物殺し(ジャイアントキリング)

【STR】【VIT】【AGI】【DEX】【INT】のうち、4つ以上のステータスが相手よりも低い値のとき、HPとMP以外のステータスが2倍になる。

 取得条件

【STR】【VIT】【AGI】【DEX】【INT】のうち、4つ以上のステータスが相手モンスターの半分以下の値の状態で、かつ単独で対象のモンスターを討伐すること。

 

 二つの内、一つは完全にバッドステータスだけど構わない。【大物殺し(ジャイアントキリング)】の方はパッシブスキルだから、私の意思とは無関係にステータスが上下するみたい。感覚のズレが生じるかもしれないけど、私の場合は基本的に発動するし、INTという身体能力にはあまり影響しない。精々が火力が変化するぐらい。以外に大きいかも。相手のステータスがわからないしね。まあ、極振りなら関係ないよね。次にレベルが上がったのでステータスポイントが35点。これを全部INTに振ってみる。

 

 スノー

 Lv12

 HP 40/40

 MP 120/120〈+40*2〉

 

【STR 0〈+30*2〉】

【VIT 0〈*2〉】

【AGI 0〈-50%*2〉】

【DEX 10*2】

【INT 135〈+40+30*4〉】

 

 装備

 頭 【空欄】

 体 【空欄】

 右手 【初心者の杖〈INT+20〉】

 左手 【空欄】

 足 【空欄】

 靴 【空欄】

 装飾品 【妖精の髪飾り〈INT+10〉】

【空欄】

【空欄】

 

 スキル

 

【のんびりな日常】

【古代語】

【妖精語】

【水中適応】

【育樹Ⅹ】

【登攀】

【魔力体質】

【月の水樹】

【禁断の叡智】

【伐採Ⅷ】

【HP増加Ⅰ】

【MP増加Ⅱ】

【INT強化Ⅳ】

【STR強化Ⅱ】

【暗視】

妖精の呪い(フェアリー・カース)

大物殺し(ジャイアントキリング)

 

 

 INTが結構伸びて来た。基礎135と装備で30の合計165。【INT増強Ⅳ】でINT+40で205。ここから【禁断の叡智】と【大物殺し(ジャイアントキリング)】で4倍されて820になる。MPは160が倍になって320。STRはスキルの合計で30が60になる。あれ、こう見ると結構強いかもしれない。

 

「さて、どうしよう?」

 

 ステータスの確認が終わったので、周りを確認してみる。妖精さんが居た場所にはドロップアイテムみたいな結晶があった。そのアイテムを拾ってアイテムストレージに入れて確認してみる。

 

 雪妖精の結晶:魔力(MP)を全て奪われて休眠状態になった雪妖精が眠る結晶体。

 

 妖精さんをMP吸収で倒すと手に入るアイテムみたい。これは何かに使えるかもしれないし、このまま残しておこう。それよりも、雪の妖精さんを倒しても何も変わらない。お姉ちゃんから聞いた、ダンジョンの外に出る魔法陣もでない。これはもしかして、攻略したことになっていないのかもしれない。入口も見つからないし、多分、きっとそう。

 

「ということは……やっぱり、アレかな」

 

 木の扉から進むしかない。いや、もうちょっと探索してみよう。そうすれば何か変化があるのかもしれない。そう思って探してみると、スイッチがあって入って来た場所とは違う場所の穴が天井に空いて沢山の水が落ちてきた。それも二つで、どれも空を飛ばないと入れない。いや、水樹を育てればそっちまで移動できるかもしれない。幸い、今は育った水樹がある。

 というわけで、実際に登ってみた。マジックポーションをいっぱい使って進んだ穴の先はあの毒の井戸みたい。見える形状は私が浄化した井戸の物と同じだし、メニュー画面のマップを見たらだいたい同じ位置みたいだし、間違いないと思う。下から見える空も同じ。

 このまま登れば外に出ることができるかもしれない。でも、ステータスが引くい私じゃジャンプしても絶対に届かない。脱出できる方法は水樹を更に伸ばす事だけれど、マジックポーションがもうない。つまり、脱出はできないので戻るしかないってことだね。うん、やっぱりMPが自然回復しないのは辛いや。

 スルスルと木を滑り降りて元の場所まで戻り、木の根にある扉を開く。もうここしか脱出できる場所がない。そう思って一歩踏み出す。

 木の根で出来たトンネルが続く道へ記念すべき一歩目を踏み出し、一メートルぐらい進むと床が抜けてこけそうになり、慌てて後ろに倒れるようにして回避する。ふっふっふ、私はこの程度の罠でやられるようなどんくさい子じゃないのだよ! 

 そう思った瞬間、()b()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()/()b()》。

 

「え?」

 

 不思議に思う暇もなく、私の身体を通過して通るのは振り子の巨大な刃。たぶん、アレにやれたのだと思う。

 

『ヒットポイントゲージが無くなり、全滅しました。セーブ地点へと戻ります』

 

 

 

 ◇◇◇

 

 

 

 

 水樹の池前に戻り、わなわなと震える。だって、凄く恥ずかしいし! むしろアレって何! 罠を回避したら即座に次の罠で即死ダメージって殺す気か! いや、殺す気だったね! 

 

「スノー」

「あ、お姉ちゃん……」

 

 振り返るとお姉ちゃんがいたので、思わず抱き着いてしまう。それにお姉ちゃんが少し慌てだした。不思議がっていると、お姉ちゃんが私の頭に手をおいて撫でてくれる。それに目を細めると、お姉ちゃんの周りに誰かがやってきた。

 

「ミィ、その子は?」

「私の妹だ」

「へぇ、その子が聞いていたミィの妹なんだね」

 

 お姉ちゃんの周りにやってきた人は金色の髪の毛をした胸の大きなえっちぃ服装をしたお姉さんと、白黒の変な外套をかぶったお兄さん。

 

「痴女さんと不審者さん?」

「ぷっ」

 

 私の言葉にお姉ちゃんが吹き出した。

 

「「ちょっ」」

「た、確かに露出が多い、な」

「ち、痴女じゃありません! これは装備のステータスがいいから着ているだけで、本当は着たくありません!」

「あははは、不審者……そうだよね、うん。僕なんか不審者だよね……」

「ミィ!」

「ああ、悪かった。スノー、彼女達は私の友達だ。痴女でも不審者でもない。ただ、性能がいいから着ているだけだ」

「後、スキルの関係もありますね。この恰好をしていると、回復魔法のスキル効果が上がりますから……」

「まあ、運営の悪意だよね、うん」

「恥ずかしくない服装はステータスが低いですし、グラフィックだけ変えると効果が一部消えてしまいますし……」

「士気にも影響するしね」

「とにかく、この二人は大丈夫だ。何かあったら、助けてもらうといい」

Да(だー)。よろしくお願いします」

 

 はいっとロシア語で伝えてから、フレンド登録をする。それから、お姉ちゃんに誘われてカフェでお茶をする事になった。

 

 

 

 

「それで復活したみたいだが、どうした?」

「えっと、殺されたの」

「誰にやられた?」

 

 お店の席で隣に座ったお姉ちゃんに聞かれたので、素直に答える。

 

「運営?」

「モンスターですか?」

「ううん」

「ふむ。モンスターでないなら、MPK、モンスターを使ったプレイヤーキルでもないな」

 

 不思議そうにしたら、お姉ちゃんが詳しく教えてくれた。MPKはモンスターを使ったプレイヤーキルなんだね。覚えた。ゲームの専門用語とかも勉強しないとね。

 

「なら、トラップかな」

「落とし穴を避けたら、後ろから大きな刃が降って来て真っ二つになった」

「その罠って、もしかしてあの井戸から行けるダンジョンか?」

Да(だー)。妖精さんは倒したけれど、罠にやられた」

「え、妖精を倒したの?」

「アレは悪い妖精さんだったから、可哀想ではあったけど水樹で閉じ込めてたら死んだ」

「おかしいですね」

「そうだな。私達はあの妖精を攻撃できなかった。しても無駄だった」

「う、嘘はついてないよ……?」

「それはわかっている。大丈夫だ」

 

 お姉ちゃんが私を抱き寄せて頭を撫でてくれるので安心する。だから、そのまま胸に頭を預けるけれど、鎧が硬い。

 

「システム的に攻撃不可能な存在なんだよ。でも、その、君は攻撃できた」

「ですね。それにダンジョンの奥深くまではまだ誰も到達できていませんし、入口で死んだのなら他のプレイヤー、検証組が調べているはずです」

「つまり、スノーにだけある特殊性、スキルが関係しているはずだ。スノーのスキルから考えるに、おそらく妖精語が関係しているのであろうな」

 

 お姉ちゃんが普段よりもキリっとした口調で話している。ゲームの外だとふにゃふにゃな時はあるけど、ゲーム内で私と一緒だともうちょっと柔らかい。これがロールプレイなのかな? 

 

「妖精語ですか。確かに関係がありそうですね」

「その妖精語って何処で手に入るのかな?」

「スノー、教えていいか?」

Да(だー)。お姉ちゃんの友達ならいいよ」

「だそうだ。なら、教えるが……無料(ただ)というのは駄目だな。何かスノーに上げてくれ」

「そうですね……スノーさんはどのようなタイプですか?」

「魔法タイプ。INT特化」

「特化というか、極振りだな。今、INTはいくつだ?」

「410から820だよ」

「「「820!」」」

 

 ドヤ顔で教えてあげると、凄く驚かれた。やっぱり高いみたい。お姉ちゃんは何故か呆然としていた。

 

は、820……私よりも高い、だと……わ、私だって640はあるけど……お、お姉ちゃんとしての威厳が……

「お、お姉ちゃん、大丈夫? 頭が痛いの?」

「だ、大丈夫だ。それより、何を取ったんだ? 【禁断の叡智】だけじゃないよな?」

「うん。えっとね、【大物殺し(ジャイアントキリング)】ってスキルがあるの。これでINTが倍になってるんだよ」

「それの習得条件を教えてくれ。代わりに欲しいのを買ってあげるから」

「お姉ちゃんなら教えるよ?」

「まあ、それでも後で何かで返す」

 

 お姉ちゃんにそう言われたので、教えてあげる。

 

「なるほど。私では取れないわけだ」

「そうですね。ミィは基本的にパーティーですものね。しかし、これはかなり便利な情報です」

「そうだね。【HP】と【MP】以外のステータスが相手よりも高い時は無効化されるけれど、ある程度特化させていればだいたいは発動する」

「影響があるのはAGI型だろう。それ以外はほぼデメリットがないな」

「攻撃力などに調整は必要でしょうが、そちらは最初から計算に入れて使えばいいだけですからね」

「そうなの?」

「最初は発動しない状態で計算し、プランAの作戦を立てる。次に効果が発動する状態でプランBの作戦を立てればほぼデメリットは無くなる」

「プレイヤー同士の戦いでもなければ、モンスター側のステータスは固定化されていますからね」

「……事前情報をしっかりと調べておけばどうにかなる……その方が安心だし……」

「しかし、これに値する情報というのは何がいいでしょうか?」

「私に良い案がある。スノーには【炎帝】の習得条件を教える」

「え、いらない」

「なんで! 【炎帝】だよ!」

 

 真顔で告げると、マルクスさんが凄く驚いている。ミザリーさんも同じみたい。でも、仕方がないよね。でも、お姉ちゃんはなんで私にそれを教えようとしたのかな? 嫌いだって知ってるのに。

 

「炎、嫌い。大っ嫌い」

「ミィ?」

「詳しくは聞かないでくれ。トラウマがあるんだ。だから、一緒に冒険もできないし、私達のパーティーにも入れられない」

「それでミィが【風魔法】なんて取ったんですね」

「まだレベルが低いが、スノーと一緒に冒険できるようにな」

「お姉ちゃん……」

「あの、トラウマがわかっているのに、なんでミィは【炎帝】を教えようとしたの?」

「ああ、それは簡単だ。【炎帝】があるなら、他の属性にもあるだろう。つまり、火や炎、以外の方法で同じ事をすれば習得できる可能性がある」

 

 なるほど。確かに炎があるなら、氷だってあってもおかしくない。習得条件を教えてもらえば別の属性で同じ事をやれば習得できる可能性が高いかも。それにお姉ちゃんと一緒のスキルじゃないけれど、同系統のスキルは嬉しいかも。

 

「頑張ってみるね。でも、その前に【水魔法】を覚えないと駄目だけれど」

「水魔法ですか。あ、それでしたらこれ、入りますか?」

 

 そう言ってミザリーさんが取り出したのは何かのスキルスクロールだった。

 

「もしかして、それは【水魔法】のスキルスクロールか?」

「はい。お手伝いをしたいという皆さんに配るために纏めて購入しておきました」

「それが原因か!」

「え? 私、何かしちゃいましたか?」

「いや、ただ私と知り合いが【水魔法】をスノーにあげようとして探していたんだが、売り切れていてな……」

「そうだったのですね。でも、私も皆さんと四時間ほど並んで買ったんですよ? 毎日100枚ずつ補充されるので、頑張って夜から並びました」

「すまない。この頃、ずっと店を回っていても、見つからなくてな。というか、補充される時間はわかるのか?」

「0時の日付が変わる時ですね」

「確か、設置用の罠(トラップ)もそのタイミングで補充されているよ」

「つまり、欲しいアイテムは0時に並ばないといけないのか」

「流石にポーションとかは6時間ごとに補充されているみたいだけどね」

「そうか。良い事を聞いた。それでミザリー、スノーに渡してくれるのか?」

「ええ、構いませんよ。私の分ですが、皆さんが覚えられているので必要はありませんから。スノーさんも、これでいいですか?」

Да(だー)。大歓迎です。Спасибо(すぱしーば)です」

「はい、どうぞ」

「わ~!」

 

 貰ったスキルスクロールをすぐに読み込んで【水魔法】を習得する。これで【氷魔法】に近付けた。

 

「僕からは何をあげようか……」

「あの、罠について教えて欲しいのです。トラップを見破ったり、解除したりする方法と氷結系統の罠ってあったり……」

「【罠探知】と【罠解除】のスキルはあるけれど、氷結系統はないかな。それと探知系を覚えても、すぐには役に立たないよ。あそこのダンジョンは高レベルの罠が仕掛けられているから、基本的に低レベルのスキルじゃ見破れないんだ……」

「それでも、教えて欲しいのです」

「わかった。僕が知ってる限りの罠をリスト化してあげるよ」

Спасибо(すぱしーば)

「情報交換はこれぐらいでいいだろう。ここからは個人的な事になるが、スノー」

「なに?」

「今日中には連絡が来ると思うが、これから平日昼間のログインは基本的にできないと思ってくれ」

「え? それは何時もの事じゃ……」

「ああ、私じゃない。スノーが、だ」

「ど、どういうこと! 嫌だよ、また暗くて動けないところに閉じ込められるのなんて!」

 

 せっかく自由に身体が動かせて、色々と見られるようになったのに、またあそこにずっと居るのは嫌だ。ここに居たい! 

 

「違う。落ち着け。閉じ込めたりもしないし、暗くもない。むしろ明るいんじゃないかな?」

「ど、どういうこと……?」

「なんというかだな、スノー。端的に言ってしまえばログイン時間がやばい。先生と教育委員会、文部科学省の職員、カウンセラーの人達と母さん達が話し合った。その結果、まず問題点として先に言った長時間のログイン状態。これ自体はまあ、そこまで問題ではなかったらしいのだが……ログインしているのが、ゲームという事がまずいと判断された。VRゲームでは長時間のログイン後、リアルに戻ったら感覚のズレなどが多少はあるし、色々とやらかしてしまうことがある。一週間程度なら、注意すればすぐに感覚が戻ってくる。だが、スノーのように日常的に平均20時間以上もログインし、数ヶ月単位をこちらで過ごせばそれはもう、リアルの生活に戻るのは無理ではないか、という事が問題になった」

「はうっ!?」

「流石にそれは私も母さん達も困る。何より、おばさん達に申し訳が立たない」

「あうっ!?」

「というわけで、ある程度は落ち着いてゲームをプレイできるスノーにはVR空間で作られた教室に行ってもらう事になった。そこにはスノーと同い年や近い子達が居るみたいだから、一人じゃないし友達もできるはずだ」

「うぅ……わかった。何時になるの?」

「色々と手続きがあるから、本格的な開始には一週間から二週間ぐらいはかかるらしい。事前に登校して色々と試してもらう予定みたいだから、数時間はいかないといけない。本格的な開始はだいたい、こちらでのイベントが終わって少しした時だ」

「イベント?」

「バトルロワイアルが開催されるらしい」

 

 バトルロワイアルか~私が出てもたいしたことはできなさそう。それよりも、学校は少し楽しみ。友達ができるといいけれど、どうなんだろう? ちゃんとできるかな? 

 まあ、まずはダンジョンの攻略を頑張ろう。大丈夫、死に戻りしながら頑張ればどうにかできるはず! 

 

「あ、お姉ちゃん。お願いがあるの……」

「なんだ?」

 

 お姉ちゃんにお願いすると、一緒にいたミザリーさんやマルクスさんも強力してくれるらしい。それにお姉ちゃんの他の人達も。

 

「本当にできるのかな? 不安だけど……」

「やってみればいい。お金は私が出す」

「いえ、皆で出しましょう。それに私達にも有効ですからね。まさか、私達が反対属性を覚えているとは思わないでしょうし」

「対策を取ってきたと思ったら、弱点で攻撃される。考えただけでも恐ろしいね」

「ええ、楽しみです。それにちょっとやってみたいじゃないですか」

「まあ、幼い頃に考えたことはある。実現してみたいな。リアルじゃ絶対にできないが」

「ですね」

 

 というわけで、お姉ちゃんが友達をいっぱい呼んでくれて、皆で外にある外に連れていってもらった。皆、事情を聴いて白い服を着てきてくれているので安心だね! 

 

 

 

 

 

 

 ◇◇◇

 

 

 

 

 

 

「準備できました」

「ご苦労様です」

 

 用意してもらったのは、倒れた木。その中はくり貫かれていて、何も入っていない。その周りを石やとりもちなどの接着剤でしっかりと固め、水が出ないようにされている。そこに沢山の()()()()()()()()()()()を入れる。たっぷりと氷も入っていて、その中に入りながら水魔法をひたすら使うだけ。

 

「しゅわしゅわする~」

「なにこれ、結構気持ちいいな」

「そうですね。炭酸風呂ですね。リアルじゃべとべとになるのでできませんが」

「ミィ様! 虫系モンスターがよってきます!」

「滅ぼせ。ただし、炎は離れた位置で南側だけで使え。それ以外の方角は禁止だ。シン、攻撃部隊の指揮を任せる。マルクスは防衛部隊だ」

「怪我人は下がってきてくださいね」

「了解」

「わかった」

「これは私の妹の我が儘でもあるが、我等にも利益がある。これから必ず、炎が効かない完全耐性を持つような敵が現れる。そうなれば我々は炎以外で対処しなくてはいけない。故にこれはその時の訓練でもある。また、古代語について調べたのだが、【複合魔法】というスキルがある事が判明した。詳細はまだわからないが、それを手に入れた時の事を考えると、これらの行為に無駄はない。以上。これより集団戦闘の訓練を開始する。護衛対象は私の妹だ。絶対に敵を数体以外は近づけるな」

「「「はい!」」」

 

 お姉ちゃんがテキパキ支持をして、凄くカッコイイ。そう思いながら、メロンソーダの中に入って、身体をキンキンに冷やしながら、護衛の人達がターゲットを取って連れてきたモンスターを水魔法で攻撃していく。温かくなってきたら、メロンソーダを追加する。正確にはそこに入っている氷だけど。もちろん、口にも入れて、手にも握っている。

 

 

 

 

 ◇◇◇

 

 

 

「【氷魔法Ⅰ】のスキルを習得しました」

「【甘露体質】のスキルを習得しました」

 

 3時間後、大量のメロンソーダとマジックポーションを消費して、【水魔法Ⅴ】になり無事に【氷魔法】を習得できた。でも、想定外のスキルも手に入ってしまった。

 

【甘露体質】

 このスキルの所有者は虫系モンスターや動物系モンスターからのヘイト値が常に80%以上の状態になり、索敵範囲が上昇する。また、体液がHPとMPを回復するアイテムとなり、効果量は【HP】と【MP】を合計した半分になる。自分で舐めても回復しない。

 甘い匂いを周りに振りまき、虫系や動物系モンスターを呼び寄せる。虫や動物達にとってこのスキルの所有者は最高の食料である。

 習得条件

 甘い物をモンスターに襲撃されながら2時間以上浴び続ける。

 

 どう考えてもデメリットスキルだよね! だって、虫や動物にたかられたら延々と回復され続けるんだからね! 

 それに動物はともかく、虫にたかられてペロペロされるなんて嫌だよ。特に黒いアレとかムカデとか、絶対にやだ。まあ、欲しかった魔法は手に入ったからいいかな。

 

【氷魔法Ⅰ】

 このスキルの所有者は【MP】を消費して自由な形の氷を生み出す事ができる。生み出した氷は事前に設定した通りに動く。生み出す場所はスキルレベル×1メートルの範囲内となり、ダメージはINT×スキルレベルとなる。

 習得条件

 温度が低い場所で【水魔法】を100回以上使用する。

 

事前に色々と設定しないといけないけれど、これはこれで便利。それに移動手段としても使えるし、とっても楽しみ。だって、アイススケートができるしね!

 

 

 

 

 

 




氷魔法を簡単に習得させました。これ以上伸ばすとタイトル詐欺になりますしね。
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