Re:前世で怪我して辞めた俺が青道で頂点を目指す話   作:Taipho

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12話

正真正銘合宿の最終日

 

この日は帝東と広島新響との総当り変則ダブルヘッダーが行われた

 

高瀬は菅原からホームランを放った打撃力を買われ、2番レフトで2試合ともスタメン出場

 

そしてその起用に答えるように2試合で11打数7安打2ホーマーとクリーンナップ並の成績を叩き出した

 

投手陣は帝東戦に丹波、広島新響戦に3年英が先発

 

丹波は強豪帝東打線を失点しながらも粘り強く投げ抜き9イニング完投し6失点と散発的に点を取られ計6失点したものの1イニングで大崩れすることはなくその成長を示した

 

試合は奮闘する丹波の背中を押す5番結城のグランドスラムなどで11点を取り、丹波に勝利をプレゼントした

 

広島新響戦は先発した英が的確なコントロールとスプリットを武器にゴロの山を築き、3イニングをパーフェクトで投げ抜いた

 

しかし、4回に2巡目となった広島新響打線に掴まり3失点

 

だが、3年生の意地とも言える投球で5回を投げ抜き計4失点で試合を作った

 

そしてリリーフした3年北原がアンダースローで打者を惑わし、内野フライを量産

 

しかしこちらもまた2巡目で掴まってしまい4イニング投げて5失点となった

 

試合は2、3、4、5と4者連続ホームランなどで初回から着実に点を重ね、14点を取って乱打戦を打ち勝った

 

青道は合宿終盤の練習試合を3連勝で飾り、夏の大会へ勢いをつけるのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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6月3週目

 

この日は夏の大会の組み合わせ抽選会が行われ結果、順当に行けば宿敵稲城実業が準決勝で、決勝で市大三高と対戦することとなった

 

そして迎える7月───────

 

東東京、西東京の全ての参加校が一堂に会し神宮球場にて開会式が行われた

 

「お、一也じゃん!やっほー」

 

「鳴、お前ベンチ入りできたんだ」

 

「とーぜんじゃん!で!高瀬維ってどれ?」

 

「………俺だよ。俺が高瀬維」

 

「君かァ!今日は君に同じ左投手として宣戦布告しに来たよ」

 

「………背番号18なのに?」

 

「!!」

 

「ウググググ、的確に急所を突いてきやがって……さすが俺のライバルに認めた男だ!!とにかく、ウチと当たるまで絶対にコケないでよね!」

 

「…………あれが未来のKINGか………面白そうだ」

 

これが西東京を代表する2大エースの初会合だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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青道はシード権を持っているため2回戦からの出場となる

 

初戦の相手は基坂野高校

 

この試合の先発を片岡監督は丹波を指名

 

丹波はその期待に答えるように5回を1安打で抑える力投を見せる

 

一方の打線も東が2打席連続でホームランを放つなど計6本のホームランで5回で14点を取ってコールドゲームで快勝した

 

続く3回戦は梶北高校を相手に高瀬維が先発

 

だがこの日高瀬維は決め球であるスライダーを封印し、全打者を打たせてとる投球術で5回を球数28球と言う驚異の球数でパーフェクトに抑え、バッティングでも3ホーマーを放ちチームは前の試合に続いて計8ホーマーを記録し16点を取ってコールドゲームで快勝した

 

2度のコールドゲームで勢いに乗った青道打線は準々決勝となる聖ハウル学園との試合、相手は初のベスト8進出で大いに勢いづいており相手の3年生達の気迫に呑まれ、先発の丹波が4回6失点で降板

 

しかしリリーフした3年英と同じく3年の北原が2イニングずつパーフェクトで抑え、その好投に酬いる用に終盤で打線が爆発、8回に一挙4点を奪ってサヨナラコールドを決めた

 

 

 

 

 

 

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青道が順調に準決勝へ駒を進めた中、宿敵稲城実業は自慢の投手陣達を武器に青道よりも危なげなく勝利を納めでこちらも準決勝へ駒を進めた

 

「明日の稲城実業戦。おそらく相手の先発ピッチャーは背番号18番、左の成宮鳴が登板してくると思われます」

 

「背番号18じゃとぉ!?」

 

「背番号こそ18番ですがこれまでの投球内容を見る限り稲城エースの澤井よりも打ちあぐねるかと思います。変化球はスライダーとフォークの2つだけ。ですがどちらも空振りが取れる、三振が取れる球ですね。そしてこのストレート。このストレートが1番空振りを取っているところを見るにこの球こそがその投手最大のウイニングショットと言えるでしょう。このストレートを捉えられるかが試合の鍵になりそうです」

 

「明日の先発は高瀬!お前で行くぞ」

 

「!!…………ハイ!!!」

 

「おっ、ようやく英語が抜けて日本語になってきたじゃん」

 

「ちょ、一也!!それ今言わなきゃダメ!?」

 

一也の茶化しで成宮鳴の投球に呑まれつつあった雰囲気が笑いで包まれた

 

そして決戦の日───────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

⚾️番外編②:主人公始めて上京する⚾️

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おおお!!!!ここが東京かァ!!!」

 

「栄純うるさい!維くんが新幹線のチケットとか送ってくれたんだからおとなしくしてて!」

 

「でもでも!俺維さんの試合見るの初めてなんだよ!」

 

「そんなの私も一緒でしょ!いいからおとなしくしてる!」

 

「わかったよ……」

 

(楽しみにしてるから、負けないでよね)




次回1話まるまる稲城実業戦です!

MAJORの吾郎くん世代か1個上の千石時代。合わせるならどっち?(吾郎くんが海堂残るかどうかも)

  • 吾郎くん海堂の同い歳ルート
  • 吾郎くん離脱の同い歳ルート
  • 吾郎くん海堂の一個上ルート
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