Re:前世で怪我して辞めた俺が青道で頂点を目指す話 作:Taipho
あれからさらに1ヶ月が経った。
結論から言うとたった1ヶ月で球速が10㌔上がってコントロールもD(57)になってしまった。
転生特典エグすぎね?
まぁ目標は達成したからクリスさんのとこ行ってスライダーの練習させてもらお。
⚾️
「クリスさん、ちょっといいですか?」
「・・・どうした?・・・高瀬。」
「前からある程度コントロール付いたら投げたかったボールがあるんです。変化球、練習で投げていいですか?」
「球種にもよるな。フォークなんかは早すぎるからな。何を投げたいんだ?」
「スライダーです!」
「スライダー・・・いいだろう。今年は良くても来年は確実に投手不足になるだろうからな。」
「あざっす!クリスさん!早速受けてもらっていいですか?」
「わかった。ブルペンに行こう。」
よっし!これでやっとウイニングショットが練習出来る!
前世の野球知識とか、練習で掴んだ感覚とか、結構引き継がれてるからスライダーがどうなるか楽しみだ!
⚾️
ホントにスライダーを投げるつもりか・・・
俺はカーブじゃなくてスライダーを選んだ後輩投手、高瀬維の事を正直馬鹿だと思っている。
確かにスライダーを投げる投手は多くいるが、大体の投手は最初に比較的簡単に投げられるカーブから練習する。
だが彼奴は最初からスライダーを練習したいと言ってきた。
彼奴のフォーシームはかなり良い球だ。
俺が彼奴ならブレーキのかかるカーブを練習する。
俺には彼奴が何故スライダーを投げたがるのかわからなかった。
⚾️
クリスさんがそんなふうなことを考えていた頃俺は先にブルペンに行って肩を作ってた。
丁度肩がいい感じになってきたタイミングでクリスさんが防具を付け終えてブルペンに入ってきた。
「じゃあ肩はもう出来てるんで座ってもらっていいですか?」
「了解だ。」
クリスさんが座ると俺はウイニングショットだったスライダーの握りをする。
うん、やっぱり流石ウイニングショット。
指にしっくりくる。
俺の投球フォームはこのウイニングショットを最大限に生かすためのフォームだ。
右手の位置から肩の高さのバランスまで、5年掛けて作ったフォームでスライダーを投げる。
俺のスライダーは中指と人差し指の第1関節に縫い目をかけて、親指をその対角の縫い目にそっておき、リリースの瞬間に手首を縦に切って投げる。
リリースの瞬間に手首を縦に切ってリリースされたスライダーは右バッターインコース寄りの真ん中低めから俗に言うスラーブの様な軌道で右バッターのインローギリギリを通ってクリスのミットに収まらなかった。
なぜならクリスさんが予測軌道と俺のスライダーがの軌道が全然違ったからだ。
ティロティロティン♪
お、能力に変化でたかな?
投手能力
球速Max70㌔
コントロールD(57)
スタミナF(38)
変化球
・スライダー2(※上限3)
特殊能力
・牽制〇
・鉄腕
・・・おぉ!前世のウイニングショットだからかわかんないけどいきなり変化量2の状態で手に入ったぞ!
よし!小6になるまでは他の変化球は取らずに、特殊能力と俗に言うスタミナロール、球速を上げることに専念しよう。
あ、でも小5になったらバッティングの方も上げよう!
⚾️
俺は正直彼奴を舐めていた。
彼奴・・・高瀬維のスライダーがこんな変化をするなんて夢にも思っていなかった。
俺は高瀬を舐めていた事を後悔すると同時に、高瀬となら全国優勝も出来ると思った。
高瀬と同学年じゃないのが残念で仕方ないな・・・。
俺は心のそこからそう思った。
MAJORの吾郎くん世代か1個上の千石時代。合わせるならどっち?(吾郎くんが海堂残るかどうかも)
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