Re:前世で怪我して辞めた俺が青道で頂点を目指す話 作:Taipho
学年が変わって俺達が最上級生となってから初めての公式戦
クリスさんがシニアに移り、学年が変わった最初の大会での前評価は昨年の公式戦では全てクリスさんがマスクを被っていたのでキャッチャーが弱いという悠一にはキツい評価だったが、周りの人達が知らないだけで元々クリスさんが認めるほど悠一の実力は高く、春は全国ベスト4まで勝ち進んだが準決勝で9対7で負けてしまった。
理由は、俺がその前の準々決勝で完封しているため次の試合は投げることが出来なかったからだ。
そして結局乱打戦の末にサヨナラ逆転3ランで負けてしまった。
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夏の県大会は順調に突破し全国大会の決勝まで駒を進め、春負けた北海道のチームとの雪辱戦を見事5対2で完投勝利を収め、昨年のクリスさんと同じようにMVPに輝いた。
そして小学校卒業時の能力は
・投手基本ステータス
球速:106㌔
コントロール:S(92)
スタミナ:B(76)
・変化球
スライダー(3)
スローカーブ(1)
・特殊能力
牽制〇
鉄腕
クイック〇
リリース
ノビ〇
キレ〇
・野手基本ステータス
弾道:3
ミート:S(92)
パワー:A(81)
走力:S(94)
肩力:S(95)
守備力:S(98)
捕球:S(96)
・特殊能力
鉄人
アベレージヒッター
走塁◎
盗塁〇
外野手〇
レーザービーム
去年と比べると球速が9㌔とコントロールが1段階(10)、スタミナは(3)で新たな変化球としてスローカーブを取得した。特殊能力はキレ〇が付いた。野手能力に関してはパワーと走力と肩力が1段階ずつ上がった。
しかし、満を持して中学野球の仲間入りをしようとしていた俺に両親から重大発表があった。
なんと、父親の海外転勤である。
そのため俺はアメリカのジュニアスクールに通うことになった。
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ー3年後ー
『Hey、もう行くのか?』
「あぁ、今までありがとう。コンラッド」
『次会うとしたら国際試合かメジャーでだな』
「そうだね、じゃあもう行くよ」
『goodbye、ユイ!!!』
「goodbye、コンラッド!!!」
俺とコンラッドは拳を合わせてから別れた。
俺は中学の3年間偶に長野に帰りながらアメリカで過ごし、アメリカのベースボールを体験したり、元メジャーリーガーに指導して貰えたりと充分高校野球で一流を貼れるくらいに育ててもらった。
そして、今度こそ満を持して青道高校の一般入試に合格して青道高校の野球部に入部した。
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「では、新入生は右の奴から自己紹介をしろ」
青道高校野球部監督の片岡鉄心監督の指示で新入生が自己紹介を始め、俺の番になる。
「高瀬維です!中学はアメリカに居てウインドユースアカデミーで野球してました!希望ポジションは投手です!今年から3年間甲子園優勝エースになるつもりなのでよろしくお願いします!」
俺がエース宣言すると先輩に睨まれるが正直な所事前に集めた情報だとエースを取られる心配は今のところはないって知ってて言ってるから気にしない。
そうして、最後に他の遅刻者を身代わりにして紛れ込んだ御幸一也が自己紹介でクリスさんに宣戦布告して終わった。
てか、クリスさん俺のこと覚えててくれてるかな?
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一般入部の人達よりも先に野球部に入った者達を含めて能力テストをする事になった。
50m走、遠投といった具合に能力テストが行われていく。
最初に行われた50m走では、俺の他に1人だけズバ抜けて速いやつがいた。
近くのヤツらの話してるの聞いたらボーイズリーグ出身の倉持洋一と言うらしい。ポジションは遊撃手で、スイッチヒッターの様だ。
その他は目につく様な選手はいなかったけど思ってたより皆の身体能力は高そうだ。アメリカで感覚狂ったかな?
因みに俺のタイムは5秒8で倉持に0.2秒差で負けた
50m走が終わり、遠投が始まった。
遠投は凄そうなやつらがそこそこ居た。
御幸一也、白州健二郎と俺の3人が100メートル越えを記録した。
100メートル届いていないとはいえ皆大体80メートル程は飛んでるから日本の選手の評価を改めた。
どうやら、これからはポジション毎にわかれて能力テストをしていくみたいだ。
というわけで、投手である俺は、他の投手希望の同級生達とブルペンに移動した。
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ブルペンには、投手希望の者達のボールを受ける為に、クリスさんと宮内って先輩が防具を付けてスタンバってた。
それと、片岡監督も投手の能力テストを見るらしい。
片岡監督は現役時代は投手だから当然か…
高島先生が投げる人を指名して行く
投手の能力テストの内容なのだが、持ち球をキャッチャーに数球投げ込んでいくだけだ。
それで、球速、制球、変化やキレといったモノを見ていくらしい。
投手の能力テストをしていく人達の表情は、あまり良いものではない。
見ていると、コントロールが定まらないみたいだ。
さっきはちょっと見直したけど所詮中学上がりたてか…
「次、川上くん。」
「はい!」
川上と呼ばれたリスみたいな顔した奴が、肩慣らしをしていく。
その投げ方に俺は驚いた。
なんと、川上はサイドスローだったのだ。
俺はサイドスローを中学で投げるやつが居ないという先入観から驚いたのだ。
更に俺を驚かせたのが他の奴らとは比べ物にならないコントロールの良さだった。
それにサイドスローで前のやつらと同じくらいの球速が出てるんだから期待出来る。
川上は数球程フォーシームを投げると、今度はスライダーを投げ始めた。
このスライダーを見た俺はコンラッドを思い出し、顔がニヤけた。
スライダーを見て感心したのか片岡監督が1年生投手に初めて声をかけた。
「川上、他に変化球はあるか?」
「あります。でも、まだ練習中で…。」
「構わん。投げてみろ。」
これまで黙してテストを見守っていた片岡監督が話した事で、能力テストを受けている同級生達がざわめいた。
「シンカーいきます!」
川上のシンカー宣言に、ボールを受けている宮内さんが、ミットを叩いて応える。
川上がサイドスローでボールを投げた。
ボールは利き腕方向に変化しながら沈んでいく。
だが、スライダー程コントロールが良くないのか、ワンバウンドしてしまう。
宮内さんはボールをしっかりとブロッキングして、前に落とした。
「すいません!」
「ンフー、気にするな!」
その後も川上はシンカーを投げていくが、やはり練習中な為か、フォーシームや
スライダーの様にコントロールは定まらないままだった。
「はい、川上くん。そこまでよ。」
高島先生の言葉で川上の能力テストが終わった。
「それじゃ、最後に高瀬くん準備して」
「はい!」
いよいよ俺の番だ。
待ちくたびれたね!
さぁド肝を抜いてやるとしようか!
MAJORの吾郎くん世代か1個上の千石時代。合わせるならどっち?(吾郎くんが海堂残るかどうかも)
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